アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山登山!広沢寺温泉から大山マイナールート(前編)

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鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山大山マイナルート登山した登山者

 

 

 

広沢寺温泉から鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山大山マイナルート登山について

前回の大山登山のマイナールートである「大山ネクタイ尾根」に引き続きまして、今回は鐘ヶ岳登山と、宝尾根という大山三峰山付近に至るコースについて書いてみたいと思います!

 

「鐘」、「宝」と聞くと、なんだか縁起の良いお金の匂いがしてしまいますよね(笑)

 

鐘ヶ岳は、大山の東側にあります低山になるのですが、標高561.1mと登りやすく、また、登山口の近くに広沢寺温泉がありまして、日帰り入浴が可能です。

 

鐘ヶ岳登山口付近に無料の駐車場とトイレがあり、また、広沢寺温泉バス停が近くにあるのでバスでのアクセスも可能です。

 

下山後の温泉を目当てに訪れるハイカーが多いのが鐘ヶ岳の1つの特徴かな~と思うのです。

 

今回は、広沢寺温泉から鐘ヶ岳へ登り、谷太郎川へ下りたのち宝尾根を使って再度大山三峰山へ登るルートでグルっと周回してみました。

 

宝尾根もあまり聞かないルートになるのですが、人間嫌いでバリエーションルートが好きな登山者にヒッソリと人気のあるコースになっております。

 

宝尾根ルートは、前回の大山ネクタイ尾根よりも少し難易度が上がるかな~と思われます。

 

また、丹沢山塊の一般登山ルートの中でも、険路であると言われている大山三峰山ですが、宝尾根は、そのすぐ近くに出れるルートになりますので、それなりにヤンチャな部分もあったりします。

 

そんな感じで今回は、鐘ヶ岳登山と宝尾根の登山の様子について書いてみたいと思います!

 

広沢寺温泉から鐘ヶ岳登山の様子

広沢寺温泉周辺無料駐車場

こちらが広沢寺温泉周辺にあります無料駐車場になります!

直ぐ近くにトイレもあるので登山するのに便利でございます。

駐車場とトイレは、玉翠楼(ホテル)の近くにあります。

ホテルと聞くと、登山どころではないですよね(笑)

 

 

鐘ヶ岳登山口

駐車場から少し歩くと、鐘ヶ岳登山口が見えてきます。

大山と同様に、鐘ヶ岳も信仰の山になりまして、立派な石段があったりします。

さ~ここから鐘ヶ岳の山頂まで、ひたすら急登が続きます。

 

 

鐘ヶ岳登山口付近の鳥居

鐘ヶ岳登山口付近の鳥居も立派で清々しい空間でした!

後ろ姿のGさんも絵になりますね~

 

 

広沢寺温泉から直登出来る道の分岐

鐘ヶ岳へ登っていくと、昔使われていた広沢寺温泉から直登出来る道の分岐?がありました。

最近は踏み跡が薄いみたいですが、利用可能な感じでした。

ただ、山ビルの時期になりますと凄そうですね~・・・。

 

 

鐘ヶ岳丁目石

鐘ヶ岳の登山道には、大山と同じように丁目石があります。

しかし、非常に間隔が短いので、有ってもなくても良いような・・・

丁目石がある山は、やはり信仰のお山なんでしょうね。

 

 

鐘ヶ岳の拾二丁目

白目になりながら登っていくと、鐘ヶ岳の拾二丁目になります。

石仏もあったりと、雰囲気の良い登山道でございます。

 

 

鐘ヶ岳景色が開けて眺望が良い

こんな感じの岩もあったりと、変化に富んでおります!

この付近は、景色が開けて眺望が良いです!!

も~このまま飛び立ってしまいたい衝動に駆られてしまいました。

 

 

鐘ヶ岳周辺からの大山方面の景色

「ガスモヤ男」に相応しいモヤモヤでさま~ずな天気でした!

鐘ヶ岳周辺からの大山方面の景色になります。

都心から近い山とは思えない山深さですよね~

 

 

鐘ヶ岳の山頂直下石段

鐘ヶ岳の山頂直下は目玉がこぼれるような急な石段になります。

かなり長いので、この階段で撤退もあり得ますね(笑)

 

 

昭和5年に出征像になった小嶋

像になった小嶋さんは、昭和5年に出征されたそうです。

お国の為にありがとうございます。

今の日本の現状をみたら小嶋さんはどのように思いますかね。

 

 

鐘ヶ岳の社殿

石段を登っていくと、やっと鐘ヶ岳の社殿が見えてきました。

ここまで来ると山頂は近いです!

 

 

鐘ヶ岳の社殿改修中

私たちが鐘ヶ岳へ登った時は、社殿の改修中でした。

ついつい「ジャングルジムプレイ」をやりたくなってしまった誰かさんです!

 

 

鐘ヶ岳山頂周囲は樹林に囲まれ展望はありません

社殿から直ぐの所に鐘ヶ岳山頂があります。

写真のとおり、周囲は樹林に囲まれ展望はありません。

 

 

突然鐘ヶ岳の山頂で叫びだした登山者

「天上天下唯我独尊 !」と、突然鐘ヶ岳の山頂で叫びだしたGさんです。

かなりシンクロしてましたので、遠くから優しく微笑むことに致しました(笑)

 

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鐘ヶ岳山頂から谷太郎川・宝尾根入口までのルートの様子

鐘ヶ岳の山頂から宝尾根を目指し

コスプレ?の時間が過ぎ去り、鐘ヶ岳の山頂から宝尾根を目指したいと思います!

鐘ヶ岳の山頂から宝尾根のある谷太郎川へのルートは、立ち木にリボン付いてますので、そちらが目印になります。

山頂の東側にあります。

 

 

谷太郎川への下り道

谷太郎川への下り道には、踏み跡があるような、ないようなモザイクな感じでした。

鐘ヶ岳直下周辺のルートが非常に分かり難いので、地形図・コンパスを忘れずに!

 

 

谷太郎川へのルートの痕跡

一応、谷太郎川へのルートの痕跡はあるので、目印になります。

鐘ヶ岳周辺の作業道として整備したのかも知れません。

 

 

宝尾根を目指して更に下ると鹿柵のゲート

谷太郎川へ下っていくと、鹿柵のゲートが見えてきます。

ゲートを潜って宝尾根を目指して更に下っていきます。

 

 

迷彩な感じに風景に溶け込んでいた登山者

なんだか、迷彩な感じに風景に溶け込んでいたGさんです!

「天上天下唯我独尊 !」と呪文を唱えたのは、この技を出すためだったみたいです。

 

私は口の周りが青く、自己主張が強くて直ぐに見つかり、サバイバルゲームで勝てる要素がまったくございません。

 

 

境界尾根の760m峰が見えた

谷太郎川を目指して下っていくと、境界尾根の760m峰が見えてきました。

中々迫力のあるピークですよね!

 

 

境界尾根も中々の急登

境界尾根も中々の急登になります。

大山に限らず、丹沢山塊は、本当に急登が多いです。

Mで変態登山者にとっては、最高のフィールドですよね♡

 

 

谷太郎川の林道

よ~やく谷太郎川の林道に出ました。

予想よりも鱒釣り場に近い所に出てビックリしました。

もう少し東側に出ると思ったんですけどね。

 

 

谷太郎川の林道鐘ヶ岳への登山道入口

谷太郎川の林道から鐘ヶ岳への登山道入口になります。

奥にテープが見えますが、ここが鐘ヶ岳への登山道口だとは想像できませんよね。

ただ、車を停めれるスペースがあるので、林業関係者にとってはメジャーなんでしょうね。

 

 

宝尾根の取り付き地点

林道から煤ヶ谷方面に進むと左手に宝尾根の取り付きがあります。

宝尾根の入口も、気づかないですよね~・・・。

 

 

宝尾根の入口の目印カーブミラー

宝尾根の入口の目印になるのが、カーブミラーになります。

カーブミラーが見えてきたらキョロキョロしてみてください。

 

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宝尾根から大山三峰山への登山の様子

宝尾根の入口から急登が始まり尾根に乗る

宝尾根の入口から急登が始まり尾根に乗ると、かなり雰囲気の良いところになります。

ここまで来るのに白目泡吹きの刑となり、打ち首獄門寸前になりました。

いや~きついです・・・。

 

 

宝尾根も自然が豊富木々の様子

宝尾根も自然が豊富で景色に溶け込んでいたGさんです!

「天上天下唯我独尊!」の呪文の破壊力を見せ付けられました!

 

 

宝尾根静かな尾根

宝尾根は、本当に静かな尾根でございます!

とても静かで登山者が多い丹沢とは思えない時間でした。

 

 

宝尾根から大山三峰山に近づく

大山三峰山に近づくにつれ、段々と道が険しくなってきます。

 

 

宝尾根尾根が痩せている箇所

尾根が痩せている部分もありまして、ブクブク太ってきた私にとっては耳の痛い時間帯でした。

 

 

宝尾根尾根尾根が痩せているカ箇所お助けロープが設置

意外にも、宝尾根はそこそこ整備されてまして、危ないところにはお助けロープが設置されてたりします。

 

 

宝尾根とざんしゃ

写真ではうまく表現できてませんが、そこそこ急で、そこそこ良い男です♡

 

 

宝尾根開放的なところ

開放的なところに出ると、ついつい服を脱ぎだしたくなる誰かさんです!

 

 

崖沿いに登山ルート歩いてる登山者

結構痺れる崖沿いに登山ルートがあったりと、宝尾根も気が抜けません。

 

 

変化に富んでいてる尾根道

アクロバティックな体位になりながら登るルートもあるので、変化に富んでいて楽しい尾根道になります!

雪がある時期はチョッと微妙だと思います。

 

 

滑落して、人生のどん底へ落ちている登山者

あ~~~助けてケロ~~~♪

滑落して、人生のどん底へ落ちている図になります(笑)

 

 

宝尾根の終了地点

こちらが宝尾根の終了地点になります。
危ない箇所もありますので、下りで使うのはお勧めしませんが、左側の木にある黄色いテープが降下店の目印です。

 

 

宝尾根から大山三峰山への縦走路

宝尾根から大山三峰山への縦走路には、鎖が整備されているので悪路でありながらも安全に配慮されております。

 

 

宝尾根から大山三峰山への縦走路危ない登山道

助けてケロ~~!!

 

 

大山三峰山登山道の様子

オジサンのお尻のアップも中々良い景色ですよね!

実とガスが漏れなければそれで良いのです!(?)

 

 

大山三峰山

よっ!大山三峰山!

三峰山は展望がありませんが、宝尾根から登れて、いつもの登山よりも刺激的な時間になりました!

腹も減ったので、大山三峰山で「貧乏タイム」をすることにしました。

1月上旬に、大山三峰山から相州アルプスを縦走しているので、直近の登山道の様子を知りたい方は、こちらの記事をご確認ください!

www.aohigetozan.com

 梅ノ木尾根から大山三峰山・相州アルプスを縦走した記事になります。

 

そんな感じで鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山登山はここまでになりまして、次回は大山のマイナールートの1つである弁天御髪尾根の縦走について書きたいと思います!

 

今回の登山の詳細は、下記の通りになっております!

 

鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山登山のルート・標高差・コースタイムの詳細

登山日程:3月5日[日帰り]

天  候:快晴

メンバー:Gさん、私の2名

 

鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山登山へのルート、標高差の地図

広沢寺温泉から入山し、鐘ヶ岳・宝尾根か大山三峰山の山頂登山ルート

こちらが今回の鐘ヶ岳・宝尾根で大山三峰山登山へのルート、標高差の地図になります!

 

地図の通り、広沢寺温泉から入山し、鐘ヶ岳・宝尾根か大山三峰山の山頂を踏んでおります。

 

広沢寺温泉 6:55 → 6:59 河鹿ノ沢 → 7:03 鐘ヶ嶽BS → 8:01 鐘ヶ嶽 8:15 → 9:49 512m圏峰(宝尾根) → 10:47 777m圏峰(宝尾根) → 11:15 七沢山 11:16 → 11:30 大山三峰山

 

そしてこちらが今回の登山のコースタイムになります!

 

鐘ヶ岳から宝尾根入口までのコースタイムは約1時間見ておけば大丈夫だと思います。

 

大山登山マイナールートの詳細

広沢寺から鐘ヶ岳へのルートの詳細

広沢寺の駐車場(登山口)から鐘ヶ岳までは一般登山道ですので危ない箇所はありません。

ルート上に案内も多いので、迷わず鐘ヶ岳まで行けれると思います。

登山道は問題ないのですが、強いて言うならヤマビルが生息してますので、4月~11月頃までは注意が必要です。

特に雨の降った翌日の蒸し暑い日は、活動が活発になりますので危険です。

 

鐘ヶ岳から谷太郎林道への下降ルートの詳細

鐘ヶ岳山頂から北側にある踏み跡から尾根に入り、急な下りになる手前にテープのマーキングがモリモリあります。

そちらから谷太郎林道へ下りていきます。

踏み跡やマーキングを探しながら尾根を下りて行くと、階段の痕跡があったり、作業道の薄い踏み跡がありますので、そちらを辿りなら進んでいきます。

尾根の最後は枯沢になりまして、そこから直ぐの所が林道となります。

 

宝尾根の入口から大山三峰山への登山ルートの詳細

宝尾根の入口は、林道が尾根を巻く屈曲点にカーブミラーが2つほどあるのですが、その近くに小さなマーキングと尾根の斜面に踏み跡があります。

尾根に乗ってからは、しばらく踏み跡が不明瞭な急登が続きますが、基本尾根筋を辿れば大丈夫です。

宝尾根777m峰を越えると尾根が痩せてきて、歩き難くなります。

ザラザラで滑りやすい急登が続くので、滑落等に注意が必要です。

大山三峰山周辺のルートも、狭いザラザラ道が続くので、転倒からの滑落に要注意です!

 

まとめ

今回歩いていませんが、鐘ヶ岳山頂から西側に延びる尾根を使って、梅ノ木尾根と合流し、そのまま大山へ縦走することも出来ます。

 

今回登った鐘ヶ岳ですが、とても歴史の古い山になりまして、それが影響してか、周辺には心霊現象が起こるトンネル(山の神トンネル)もあったりと、色々な噂が絶えない山域になっております。

 

少し書きますと、昔鐘ヶ岳周辺が大干ばつとなり、村人が雨乞いの為お坊さんを呼び寄せたそうです。

 

祈祷も虚しく雨が降らず、それに怒った村人によってお坊さんが殺されてしまったそうです。

 

その現場付近が山の神トンネルになるそうで、夜な夜なトンネル内から誰もいないのにお経が聞こえるという心霊現象が起こるようになったみたいです。

 

信じるかどうかはアレですが、そんな歴史があったとされる鐘ヶ岳ですが、次回後編に続きます!

 

www.aohigetozan.com

鐘ヶ岳・宝尾根・大山三峰山から弁天御髪尾根・弁天岩ルートで登山した後編の記事になります!

 

www.aohigetozan.com

 神奈川県の有名な心霊スポットである山の神トンネル付近で体験した心霊現象?について書いた記事になります。

ゼロ磁場が影響したかのかな?と思っているのですが、とても怖い登山の時間になりました。