山梨百名山の中でもアクセスが難しい山々が数多くありますが、その中でも筆頭に挙げることが出来るのではないかと思われる山が「貫ヶ岳」になります。
都内からアクセスの場合、登山口に辿り着くまで時間が掛かり、日帰り登山が難しい1座になるもので、マイカーを利用して登る事が多い1座かと思っております。
今回は、登るのに苦労が絶えない山梨百名山である貫ヶ岳について解説したいと思います!
- 貫ヶ岳へ登山した経緯と名前の読み方について
- 貫ヶ岳登山で利用した駐車場とトイレについて
- 貫ヶ岳登山!中沢公民館から山頂までの登山ルート詳細
- 平治の段へ登山と登山ルート詳細
- 貫ヶ岳への登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
貫ヶ岳へ登山した経緯と名前の読み方について
前回の高ドッキョウへの登山と同じタイミングで登った貫ヶ岳になるのですが、かなり山奥に登山口がある関係で、前から登ろうと考えていたものの中々行動に映せない感じでした。
山梨百名山も残り2座になるタイミングで貫ヶ岳へ登る事になったのですが、本来なら山梨百名山四天王と呼ばれている「笊ケ岳」、「笹山」、「鶏冠山」、「鋸岳」が最後に残りがちですが、私は辺境の地にある低山が残ってしまいました。
そもそも山梨百名山を集めなければ貫ヶ岳の存在を知る事もなく、むしろ初めて知った時は「なんて読むんだ!?」っと無知を曝け出していた状態でした。
ちなみに「貫ヶ岳」の読み方になりますが、「かんがたけ」になります。
もう少し変化球な感じの名前かな~っと思ったのですが、私と一緒で素直な読み方でちょっとドキドキしてしまいました(?)
そんな99座目に登った貫ヶ岳ですが、最後の方に残ってしまったのがよく分かる地味地味なお山だったのですが、個人的にはコンサバ系の山が好きなので、妙にツボに入る時間となりました♡
展望がよくメジャーな山も好きですが、地味地味だけど味わい深い時間が流れる貫ヶ岳の様な低山も悪くないな~っと思った登山の時間になりました。
そんな感じで今回は、山梨百名山である貫ヶ岳への登山について書いていきたいと思います!
特に気になるのが駐車場やトイレ、登山ルートになるかと思いますので、その辺を触れながら書いていきたいと思います!
まずは貫ヶ岳と絡めて登山をした山梨百名山である高ドッキョウの登山について書いた記事がこちらになります。
そして貫ヶ岳へ登山中に撮影した登山動画がこちらがになります!
上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、貫ヶ岳の登山ルートの様子と美しい景色を堪能していただけたらと思います!
貫ヶ岳登山で利用した駐車場とトイレについて
こちらが今回の貫ヶ岳への登山で利用した駐車場、トイレがある中沢公民館周辺の地図になります。
非常に山深い所にありまして、貫ヶ岳のアクセスの悪さを物語っておりますよね。
中沢公民館の直ぐ近くには、ヘリポートがあるのですが、その付近に駐車場が整備されております。
こちらが中沢ヘリポートの所にあります駐車場になります。
無料で利用できるのですが、平地の野っぱらな感じで特に「駐車場」と言う訳ではないみたいです。
中沢ドクターヘリの離着場にもなっているのですが、かなり広いので駐車しても問題ないみたいです。
そしてこちらが中沢公民館に併設されているトイレになります。
綺麗に管理されているトイレになりまして、紙もモリモリありました。
地元の方が管理しているトイレですので、綺麗に使いたいものですよね。
貫ヶ岳登山!中沢公民館から山頂までの登山ルート詳細
中沢公民館から直ぐの所に「貫ヶ岳登山道案内板」が設置されております。
今回のお目当てである貫ヶ岳山頂までのコースタイムは、約2時間30分になります。
往復4時間位の行程になるのですが、今回は貫ヶ岳の山頂から平治の段まで足を延ばしたいと思います!
現在、中沢峠から平治の段の登山ルートは、通行止めになっているので注意して下さい!
当初、平治の段を経由し周回したかったので残念無念でございます・・・。
それでは早速、中沢登山口から貫ヶ岳の山頂を目指して登山スタートしたいと思います!
前日の高ドッキョウへの登山に引き続き、貫ヶ岳もクニさんと一緒に登ることになりました!
中々雰囲気の良い登山ルートをひたすら登って行きます。
結構急な登山ルートをこなすと貫ヶ岳山頂と平治の段の分岐に到着しました。
とりあえず、貫ヶ岳の山頂を目指したいと思います。
貫ヶ岳の山頂へのルートも、中々ヤンチャな登り道が続きました。
しかしながら、山梨百名山であるのが影響してか、登山ルートはシッカリと整備されていて驚いてしまいました。
やはり私みたいに山梨百名山巡りをしている登山者が多いんでしょうね~
そんな感じで山梨百名山である貫ヶ岳の山頂に到着です!
貫ヶ岳の標高は、897mになります。
貫ヶ岳の山頂の様子になります。
山頂は結構広く、休憩しやすい平地が広がっているのですが、周囲は樹林帯の為展望はありません。
南アルプスでお馴染みの団子標識?っぽい感じの山頂プレートが設置されておりました。
山梨百名山99座目を登れたので、貫ヶ岳の山頂で軽く昼食にしました。
キャンプ中に作成したホットサンドになるのですが、見た目は悪いですが、冷めても美味しかったです!
やっぱり自炊が一番安上がりで腹も膨れて良いですよね~
平治の段へ登山と登山ルート詳細
そんな感じで貫ヶ岳の山頂を満喫したところで、時間もあるので計画通り平治の段へ登ってみる事にしました!
時代劇の見過ぎなのか、ついつい「平治の乱」と読んでしまう誰かさんでした(笑)
こちらが平治の段への途中にあります晴海展望台からの景色になります!
天気がいまいちでしたが、晴海展望台からの眺めが素晴らしいので、貫ヶ岳の登山と絡めて寄っていただけたらなと思います。
雄大な景色ですよね~
雲が多いものの、景色が見れただけラッキーでした!
きっと今なら空も飛べるはず!っと、変なテンションになった瞬間でした☆彡
貫ヶ岳だけ登るのは勿体ないので、是非、平治の段も絡めて登って欲しいですね!
平治の段を目指して更に進むと、今度は「十国展望台」になりました。
確かに十国な感じの展望台でした(?)
十国展望台から少し進むと平治の段と中河内峠の分岐になりました。
ここで注意が必要なのが、平治の段は右側(樽峠)の方に進め!ってな感じに読み取れてしまいますが、実際は左(中河内峠)の方に進みます。
道標が間違ってますので、この分岐は要注意です!
先ほどの分岐を少し登ると平治の段に到着しました!
平治の段の標高は937mになりまして、貫ヶ岳よりも高いです。
平治の段からの景色になるのですが・・・。
なんとなく「すすきの段」の方が合っているような・・・(笑)
不思議な時間が流れた平治の段でしたが、長居は無用かな!?っと思い、貫ヶ岳への登山ルートへ戻り、とっとと下山する事にしました。
中沢登山口から眺める貫ヶ岳への景色になります!
展望のない山ではありますが、平治の段と絡めると楽しさ倍増になりますね!
山梨百名山でなければ貫ヶ岳へ登る事はなかったどうな~っが率直な感想になるのですが、山深い山域なだけあって登山者も皆無で静かな山歩きが出来たのが収穫でした!
静かな山歩きをしたい場におすすめな貫ヶ岳になりますが、今回の登山の登山の詳細に移りたいと思います。
貫ヶ岳への登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした貫ヶ岳登山のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、11月4日なりまして、標高が低いこともありまして、丁度良い気候で登りやすい1日になりました。
なお、貫ヶ岳周辺も山ビルが生息してますので、気温が高い時期は登山に適しませんのでその点も注意して下さい。
また、標高差の地図の通り、中沢登山口から貫ヶ岳山頂までは、結構キツイ急登が続きますので、低山と思って舐めて掛かると痛い目に遭います。
そしてこちらが今回登山をした貫ヶ岳のコースタイムになります!
中沢公民館 10:16 → 11:29 焼山峠 → 11:59 貫ヶ岳 12:13 → 12:31 晴海展望台 → 12:51 十国展望台 → 12:57 平治の段 → 14:29 中沢公民館 14:30
上述の通り、登山口である中沢登山口から貫ヶ岳山頂までのコースタイムが約2時間ほどでした。
貫ヶ岳と平治の段を絡めましても、4時間ほどの行程になりますので、登山初心におすすめな登山ルートだと思います!
まとめ
初めて登る貫ヶ岳ですが、山頂からの展望なくてガッカリしたものの、オマケで登った平治の段までの展望が素晴らしく、思いのほか楽しめる時間になりました。
また、雰囲気の良い天然林の尾根道が続くので、新緑や紅葉の時期は綺麗だ労な~っと感じました。
アクセスが悪いので中々出没することが難しい山域になりますが、まだまだ未踏なお山が多いので、キャンプを絡めながら再訪したいな~っと考えております!