先日、久しぶりに中央アルプスの方に登山で出没してきました!
久しぶりに中央アルプスへの登山だったのですが、経ヶ岳は未踏だったもので、前から楽しみにしておりました!
中々タフな登山ルートだったのですが、今回は仲仙寺ルートから経ヶ岳山頂迄についてか書いていきたいと思います!
- 経ヶ岳登山と仲仙寺登山口から登った経緯について
- 経ヶ岳登山で利用した駐車場(みはらしの湯・仲仙寺)と温泉・混雑詳細
- 仲仙寺登山ルートから経ヶ岳登山!4合目までのコースの詳細
- 経ヶ岳登山!7合目までの登山ルートの詳細
- 経ヶ岳山頂までの景色とルートの詳細
- 経ヶ岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細(仲仙寺登山ルート)
- まとめ
経ヶ岳登山と仲仙寺登山口から登った経緯について
冒頭でも記載した通り、今回は仲仙寺から経ヶ岳へ登山をしました!
神奈川県に住む私にとっては、経ヶ岳周辺は、非常に遠くアクセスに難があることから、登山だけではなく、興味のある神社仏閣も絡めて伊奈を楽しみたいと思い、仲仙寺を登山ルートに組み込んだ感じです。
仲仙寺は、非常に古くからある名刹になるのですが、規模も大きくとても綺麗なお寺であることから、前から気になっておりました。
経ヶ岳へ登山する際は、必ず絡めて登ろうと思っていたのですが、実際に訪れてみると、この計画は大当たりであることに気が付きました!
登山者にとっては、仲仙寺は「経ヶ岳登山の駐車場」位にしか思っていないかも知れませんが、心が洗われるような雰囲気がモリモリですので、少しだけ早く到着し、お寺周辺を散策して欲しいなと思ってしまいました!
また、今回登山をした経ヶ岳は、日本二百名山の1つに選ばれている中央アルプスの名峰になりますので、山頂はかなり混雑しておりました。
スタート時点の標高が高い「権兵衛峠ルート」が出来た事による影響だと思っているのですが、そちらについては少し長くなってしまったので、次回詳しく書いていきたいと思います!
そして経ヶ岳へ登山するにあたり、気になるのが登山ルートの様子や駐車場、トイレ、水場になるかと思いますので、そちらについても触れていきたいと思います!
まずは、今回登山をした経ヶ岳周辺の様子や登山ルート、仲仙寺の様子を撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと短い登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、経ヶ岳の登山ルートからの中央アルプスの景色や、キャンプをした小黒川渓谷キャンプ場の様子を楽しんでいただければ幸いです!
経ヶ岳登山で利用した駐車場(みはらしの湯・仲仙寺)と温泉・混雑詳細
こちらが今回経ヶ岳登山で利用した、みはらしの湯周辺の地図になります!
名前の通り温泉施設になりまして、経ヶ岳からの下山後に、のんびりと堪能致しました!
料金も安く、泉質も良いのでおすすめの日帰り温泉施設になります!
姉妹サイトの方で、みはらしの湯について詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
そんなみはらしの湯の駐車場には、バス停もありますので、公共交通でアクセスする事も可能です。
しかしながら、バスの本数がかなり少ないので、その点注意が必要ですね。
みはらしの湯の駐車場は、24時間開放されておりまして、かなり広いので満車で駐車できない事はなさそうです!
登山の駐車場として使うのは、マナー違反だと思いますので、必ず入浴はしないとですよね。
お礼も兼ねて、入浴料以外にもお金を落として経営に貢献いたしました。
登山を開始した時点では、人は皆無だったのですが、下山して利用すると大混雑でビックリ致しました!!
週末の時間帯によっては、かなり混雑しますので、そのつもりで臨んだ方が良いかもしれません。
そしてこちらがみはらしの湯から歩いてもアクセスできる仲仙寺周辺の地図になります!
杉の木を利用した仲仙寺の鳥居になるのですが、一気に空気が変わる感じになりました!!
鳥居を過ぎると右手にバス専用の広い駐車場がありまして、その隣にトイレがあります。
非常に綺麗なトイレでして、よく管理されておりました!
このトイレ以外はありませんし、駐車場は更に上の方になりますので、先に寄った方が楽だと思います。
トイレから結構な急斜面を登ると左手に仲仙寺の無料駐車場が見えてきます。
そこそこ広い駐車場になりまして、20台前後は駐車する事が出来ると思います!
仲仙寺登山ルートから経ヶ岳登山!4合目までのコースの詳細
それでは早速、仲仙寺登山口から経ヶ岳を目指して登山スタートでございます!
何故か仲仙寺の境内は紅葉で真っ赤でした!
季節感が良く分からなくなってきた登山の時間になりました(笑)
そしてこちらが仲仙寺の本堂になります!
交通安全にご利益があるみたいなので、スピード狂の方は祈りを捧げてくださいね☆彡
仲仙寺の本堂を見て右側に経ヶ岳への登山ルートが続きます。
登山口の案内も随所にありましたので、迷うことはないと思います。
仲仙寺登山ルートを登っていくと、ヤマツツジが綺麗に咲いておりました!
も~ツツジが咲く季節になったのですね~
仲仙寺登山ルートは、ひたすら樹林帯歩きだと思っていたのですが、時々お花が咲いているので目の保養になりました!
数が少ないながら、ミツバツツジもルート上で咲き乱れておりました!
それにしても登山者が全然いません。
日本二百名山に数えられている名峰なので、もっと登山者が多く混雑しているのかな?と思ったのですが、結局、山頂まで5人位しか会いませんでした。
モリモリ山頂を目指して登っていくと経ヶ岳4合目に辿り着けました!
10合目が山頂になりますので、1つの目安になりますね。
また、コースタイムも記載されているので、ペース配分にも役立つかと思います!
経ヶ岳4合目は、大泉ダム登山ルートと合流いたします。
破線ルートである大泉登山ルートですが、藪が多く獣道なのかな~っと妄想していたのですが、実際は登山道と変わらないくらい踏み跡が明瞭で驚きました。
経ヶ岳登山!7合目までの登山ルートの詳細
4合目に引き続きまして、こちらが5合目になります。
展望はありませんが、休憩できるようフラットなスペースと木のベンチ?がありました。
そんな感じでこちらが経ヶ岳6合目になります。
5合目から6合目の登山ルートは、結構急斜面が長いので体力の消耗に注意が必要です。
経ヶ岳の山頂を目指して登っていくと、7合目に到着しました!
1合目から6合目までとは打って変わり、7合目は好展望になりますので休憩におすすめです!
7合目からの南アルプスの景色になります!!
7合目からの伊那市街と南アルプスの景色が素晴らしく、独りでウットリ♡してしまいました♡
こちらは南アルプスの荒川岳ですかね!?
残雪が絵になりますね~
南アルプスの甲斐駒ヶ岳ですかね!?
景色が素晴らしく脚が止まってしまいます!!
ず~~~っと見ていられる景色ですよね!!
経ヶ岳は展望が悪いという噂は、ガスネタですね・・・。
南アルプスから経ヶ岳を眺めている登山者もいるんでしょうね~~
アッチは更に寒そうですね・・。
そんな感じで経ヶ岳7合目にいた「まっくん」になります!
最初は「キモ!」と思ったのですが、登るにつれてテンションが上がってきたのか、妙に「可愛い♡」となってしまいました!
私も「キモ!」と言われ続けた人生なので、その気持ち、痛いほど良く分かります!(?)
経ヶ岳山頂までの景色とルートの詳細
経ヶ岳7合目から先は再度樹林帯歩きになります。
とろろ昆布の様なモヤモヤが印象的なルートでした。
時々平坦なルートもあるので、体のリフレッシュに貢献してくれました!!
ただ、7合目から山頂までは、地味な登りが続くので、今から怖いですね~~
8合目に近づくと、中央アルプスの景色が見れる箇所がありました!
中央アルプスから経ヶ岳を眺めている登山者も多いでしょうね~~
アッチは、ロープウェイで一気に高度を稼げるので入山しやすいですからね。
8合目付近から振り返っての一枚になります!
だいぶ上がってきましたね~~
ここまで来るとだいぶ寒くなってきました。
あれは御嶽山ですね!
いや~こんなに近くで山頂を見れるのですね!!
少し登ればそこは経ヶ岳8合目でした!
7合目と同じような構図ながら、8合目も展望が抜群で休憩するのに最高な場所になります!!
日影がなく、風もよく抜けるので地味に寒かったです。
8合目から見る経ヶ岳山頂方向の景色になります。
見えているピークが経ヶ岳かと思ってしまったのですが、残念ながらあちらは偽ピークで、ここから山頂は見えておりません。
それにしても御嶽山の景色が素晴らしく、アッチも登ってみたくなってしまいました。
噴火が怖いな~っと思い、ためらっているのですが、ボチボチ何処か機会を作って出没したいですね!
御嶽山の山頂から経ヶ岳を眺めている登山者はいるのでしょうかね!?
また、経ヶ岳の山頂に近づくと、乗鞍岳方面も見えてきました!
乗鞍岳は、今年の秋に登る予定なので、今から楽しみでございます♡
忘れちゃいけない南アルプスの山並みになります!
今年のお盆は、南アルプスへ出没しようかな~っと薄っすら考えております。
それにしても、8合目からは急登のコースになりまして、写真以上に辛い時間になりました・・・。
雪があると、この辺は怖いでしょうね~
先ほどまでいた8合目を振り返っての1枚になります!
仲仙寺登山ルートは、展望も良く、起伏に富んでいて中々面白いです!!
いや~~中央アルプスの景色が素晴らしですね!!
そんな感じで経ヶ岳と黒沢山との分岐になりました。
道が崩れていて、黒沢山方面は通行止めと聞いていたのですが、問題なく歩けそうでした。
黒沢山への分岐から少し登ると経ヶ岳9合目に到着となりました!
仏像が素敵ですよね!!
ゴールデンウイークでも経ヶ岳9合目付近は雪が多かったです。
アイゼンは不要でしたが、年によってはルートの状況が変わってきますので、注意が必要ですね。
仲仙寺登山ルートから、よ~やくお目当ての経ヶ岳山頂に辿り着けました!
経ヶ岳の標高は、2,296.3mになりまして、見ての通り山頂は樹林に囲まれております。
写っておりませんが、経ヶ岳の山頂は登山者でお祭り状態で凄い混雑でした!!
そんな感じで今回の経ヶ岳登山はここまでとし、登ったルートやコースタイムの詳細について触れていきたいと思います!
経ヶ岳登山ルート・標高差・コースタイム詳細(仲仙寺登山ルート)
こちらが今回登山をした経ヶ岳のルート(仲仙寺登山ルート)と標高差の地図になります。
登山をした日は、5月2日なりまして、上述の通り経ヶ岳山頂周辺には雪があったものの、ルート上には積雪、凍結はありませんでした。
標高差の地図の通り、1km地点にあります仲仙寺からは、急な坂道の連続になります。
経ヶ岳山頂までの約9kmは、標高差も1,200m前後ありますので、結構ハードに感じると思います。
今回利用した「みはらしの湯」を起点に経ヶ岳へ登山すれば、約25kmほどの道のりで周回出来ますので、少し長く歩きたい方におすすめになります!
そしてこちらが今回の経ヶ岳登山のコースタイムになります!
羽広温泉みはらしの湯 7:16 → 7:32 仲仙寺 7:35 → 8:27 経ヶ岳四合目分岐 8:29 → 9:26 経ヶ岳七合目 9:36 → 9:36 蔵鹿ノ峰 → 10:03 経ヶ岳八合目 10:09 → 10:17 露岩の頭 10:20 → 10:20 経ヶ岳九合目 10:24 → 10:32 大泉山 → 10:43 経ヶ岳
スタートした羽広温泉みはらしの湯駐車場から仲仙寺まで約20分、経ヶ岳山頂までは約4時間弱のコースタイムになりました。
駐車場がある仲仙寺からの経ヶ岳ピストンならば、6時間前後のコースタイムになりますので、時間がない方は周回せずに同じ道を戻った方が良いかもしれません。
まとめ
今回初めて登った経ヶ岳でしたが、天気にも恵まれ最高の景色を堪能する事が出来ました!
中央アルプスとの相性が良いみたいで、前日に登った守屋山からも綺麗な景色を観ることが出来たので、非常に足取りが軽い1日になりました!
当初、経ヶ岳は展望が悪い山!っと言った噂を聞いていたのですが、それは誤りであることが良く分かりました。
山頂の景色は確かに微妙ですが、仲仙寺登山ルートを使えば、絶景を見る事が出来ますので、おすすめになります!
そんな感じで、次回は経ヶ岳権兵衛登山ルートについて書いていきたいと思います!
仲仙寺登山ルートからの経ヶ岳登山の続きになります、権兵衛峠登山ルートについて書いた記事になります!
旧道の「米の道権兵衛峠ルート」についても触れてますので、良かったら参考にしてみて下さい!