- 大島三原山へ登山した経緯と標高について
- 大島地層大切断面から表砂漠までの登山ルート詳細
- 三原神社までの登山とトイレの詳細
- 三原山お鉢巡りと火口、裏砂漠の景色について
- 三原山の山頂から大島温泉ホテルまでの登山ルート詳細
- 三原山登山ルートの標高差・コースタイム詳細
- まとめ
大島三原山へ登山した経緯と標高について
前回のトウシキキャンプ場(野営場)でのキャンプに引き続き、今回はメインディッシュであります大島三原山への登山について書いていきたいと思います!
大島の三原山と聞くと、噴火のイメージが色濃く残る誰かさんになります。
私が小学生の頃、三原山が噴火したのですが、当時は神奈川県の海の方に住んでいたこともありまして、あの時の騒乱は今でも忘れられない感じになります。
特に印象に残っているのが、夜中、湘南海岸から見た三原山の真っ赤な溶岩や噴石の光景になります。
自然の力の前には人間は無力だな~っと、子供ながらに感じた一場面だったのですが、今回の三原山登山においても当時の記憶が蘇る景色が広がり、感慨深い時間になりました!
そんな感じで今回は、ナミちゃん、ミキさんと一緒に登った大島三原山登山について書いていきたいと思います!
三原山の標高は、764mと低山になりますが、それでも海岸線に登山口がある関係で累積標高が高く、数字以上にきつい登山になります。
天候やよっては長丁場になりますので、そんな特に気になるのがトイレや、活火山である火口の安全性についてになるかな~っと思いますので、そちらについても触れていきたいと思います!
本題に入る前に、大島の無料キャンプ場でありますトウシキキャンプ場(野営場について書いた記事がこちらになります!
今回の三原山登山の拠点にしたキャンプ場になります。
そして三原山への登山で撮影した登山動画がこちらになります!
そして上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、三原山への登山ルートの様子や、噴煙が出ている火口や日本唯一の砂漠についても撮ってますので、参考になれば幸いです!
大島地層大切断面から表砂漠までの登山ルート詳細
トウシキキャンプ場からモリモリ進むと「大島のバームクーヘン」と呼ばれている大島地層大切断面に到着いたしました!
地層に興味はないのですが、大島地層大切断面には圧倒されてしまいました!!
大島地層大切断面は、たまたま道路の工事で発見されたみたいですが、大島の歴史を帆も解くことが出来る世紀の発見でございます!
そしてこちらが大島地層大切断面の近くにあります三原山の登山口になります。
三原山の登山口を表す看板などはなかったので、要注意になります。
登山口から少し登ると舗装路と交差します。
トウシキキャンプ場から引き続きまして、ナミちゃん(左)とミキさん(右)の3名で三原山山頂を目指します!
大島地層大切断面の登山口から標高が上がっていくにつれて砂礫な登山道になってきました。
なんとなく富士山の登山道に似たようなズルズル滑る感じの道が続いていきます。
この辺でミキさんの吐息が激しくなり、夜の大運動会をイメージしてしまいました♡(?)
モリモリ登っていくと、コンクリートの基礎?の様な所がありました。
この辺が「表砂漠」と言われているところになりまして、日本で唯一の砂漠が大島にあります。
大島地層大切断面からの登山ルートを振り替えると、伊豆七島の残りを眺める事が出来ました!
なんだかデビルが降臨しそうな天気ですが、景色が見れて大満足でした!
周辺には祠がありまして、定期的にお参りに来ている方がいる感じでした。
表砂漠に感動しているナミちゃんになります!
普段の登山では味わえない砂漠の景色にウットリが止まりませんでした!
砂漠と言われないとピン♪と来ませんが、正真正銘「日本の砂漠」になります!
とりあえず急登が終わり、足取りが軽い3人でした(笑)
砂漠なので歩きにくく、砂が靴の中に入ってくるので、スパッツがあると便利だと思います。
表砂漠にあったオアシスになります!
ここ数日の雨で池が形成されておりました。
表砂漠の登山ルート上にあった神社になります。
こちらも定期的に参拝する方がいるみたいでした。
登山道を振り返っての大島の砂漠になります!
全く木が生えておらず、遠くに目をやると海もあって、なんだか不思議な景色でした。
表砂漠から三原山への登山道は、急な登り坂になりまして、一気に体力を奪っていきます。
遮る物がないので、夏の登山はかなりキツイと思います。
登山道から振り返っての表砂漠の全景になります!
いや~~解放感モッコリでございます!
歌手になったら表砂漠でPV撮影したいものですね~(笑)
坂を登とサイレンと湯けむり?が立ち込めておりました。!
なんでサイレンがあるんだろう!?っと思ってしまったのですが、三原山は活火山ですので、いつ噴火してもおかしくない状況です。
噴火する前兆を捉えたら、サイレンとスピーカーを使って登山者へ避難を促す算段になっております。
三原神社までの登山とトイレの詳細
表砂漠コースから、次は三原神社を目指して進みたいと思います!
三原神社までの登山ルートは、三原山の外輪山?内輪山?になりますので、アップダウンが小さく、噴火でできた造形美をモリモリ見せてくれます!
三原神社を目指して進んで行くと大きな建物が見えてきました。
アレはなんざんすかね!?
展望台とトイレがになります!
三原山の登山に使える貴重なトイレでございます。
こちらは火口展望所方面の景色になります。
私が来たことが知られてしまったのか、アチコチで狼煙が上がってますね~
三原山に緊張が走っておりますね~(笑)
それにしても雄大な三原山でございます!
海原雄山を彷彿させる山容ですよね!!(?)
そしてこちらがトイレになります!
非常に綺麗なトイレで良く管理されておりました。
トイレの横の階段を昇ると展望台があります!
そして展望台の直ぐ近くに大きな鳥居があります。
ここから少し下ると三原神社があります。
三原神社に到着し喜びを爆発させているナミちゃん、ミキさんになります!
参拝されている方が地味に多く、大賑わいでした。
三原神社の由来について書かれているみたいですが、一行読んだら強烈な眠気が襲い全部読むことが出来ませんでした(笑)
三原神社の由来とマグマのしぶきについての説明書きがありました。
読み進めていくと、私のクシャミのしぶきがあまりにもちっぽけな存在に感じてしまい、敗北感に包まれた時間になりました(笑)
こちらは三原山のおはち巡り、火口展望所、大島温泉ホテルへのルート図になります。
折角の三原山なので、お鉢巡りをしつつ大島温泉ホテルを目指して進みたいと思います!
三原山お鉢巡りと火口、裏砂漠の景色について
三原神社から三原山外輪山歩きのスタートでございます!
あのモッコリが三原山最高峰でしょうかね!?
三原山の外輪山を歩いていると、幻想的な景色が広がっておりました!
いや~~滅茶苦茶綺麗ですね!!
私の笑顔といい勝負ですね~(笑)
青空も出てきて3人のテンションもマックスになってきました!
解放感モリモリで足取りも軽くなってきました!
そしてお目当ての三原山の火口になります!
ここまで登らないと見れない景色ですよね!
三原山の火口は、いつ噴火してもおかしくない状態なだけに、噴気が上がっているとドキドキしちゃいます!!
岩盤浴したいな~~っと思ってしまった三原山の火口でございます!
三原山は、30年周期で噴火を繰り返しているそうです。
前回の噴火からぼちぼち30年が経ちますので、三原山へ登ってみたい方は急いだほうが良いかもです!
そして三原山登山のお目当ての1つである裏砂漠の景色になります!
表砂漠と同じくらい雄大な景色でございます!!
裏砂漠も登山ルートがありまして、歩くことが出来ます!
若い頃から「裏物」に目がないので、次回、三原山へ登山する時は裏砂漠を歩きたいですね~
裏砂漠にある、あのピークも気になりますね~
PV撮影は、あっちにしようかな!?(笑)
三原山の最後の急登に悶絶していた3人になります。
いや~~標高が低いのにこの疲労感はなんざんすかね!?
そんな感じで三原山の山頂に到着です!
目潰し頑張ります!っと叫んでいたミキさん(左)と、ムーンウォーク頑張ります!っと妖艶な踊りを披露していたナミちゃん(右)でした!
僕はどうしたら良いのでしょうか!?
それにしても三原山の火口の迫力が凄いです!!
噴火に備えて、所々にスピーカーが建っておりました。
噴煙がアチコチに上がっていて凄い世界でした
三原山の山頂は、普段から登っているとは違った魅力がモッコリでした!
そしてこちらが1986年に噴火した火口になります!
こちらの火口は「B2火口」と呼ばれておりまして、私が海越しに眺めていた炎のカーテンの現場になります。
祭維新の噴火口なだけに、不気味な景色が広がっておりました。
三原山の山頂から大島温泉ホテルまでの登山ルート詳細
三原山の山頂と火口を堪能したところで、大島温泉ホテルへ下山したと思います!
テキサスコースと大島温泉ホテルの分岐になります。
「テキサスコース」って、妙に気になる登山ルートですよね!
裏砂漠と絡めて三原山の登山の時に歩いてみたいです。
振り返っての三原山の山頂になります。
天気がイマイチでしたが、それでも素晴らしい景色を見せてくれてありがたや~ですよね!
大島温泉ホテルまでの登山ルートも、見渡す限り人工物がなく、大島にいる事を忘れてしまう雄大な景色でした!
ふんどし姿でダッシュしたいな~っと、何故か思ってしまいました♡
三原山の山頂から地味に遠く感じた大島温泉ホテルになります!
大島温泉ホテルは、日帰り温泉をやってまして、入浴することが可能です!
楽しかった三原山への登山ですが、岡田港から神奈川へ帰りたいと思います。
大島から熱海までのジェット船の料金は、4,540円でした!
1時間で熱海に行けますので、かなり早いですよね!
こちらがジェット船になります!
さ~名残惜しいですが、神奈川へ帰りたいと思います。
ジェット船の内部の様子になります。
出航すと、ウロウロすることが出来ないルールになっておりました。
凄い速さで熱海に向かいます!
港から出るまでは結構揺れたのですが、外洋に出ると揺れが収まり快適でした!
熱海港に無事に到着しました!
あとは、バスに乗って熱海駅を目指すのみでございます!
ジェット船の到着と接続しているみたいで、熱海駅行きのバスが待っておりました!
熱海駅でミキさんとお別れし、家路についた感じです。
そんな感じで今回の三原山登山の詳細に移らせていただきます!
三原山登山ルートの標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした三原山登山ルートの標高差の地図になります。
登山をした日は、3月3日なりまして、風が冷たくチラチラと雪が舞う1日になりました。
標高差の地図の通り、海岸付近が登山口になりますので、標高差が700mを越えてきます。
三原山の標高は、764mになりますので、低山のイメージをしながら登山を開始される方が多いと思いますが、標高差が結構あるので、予想よりもキツイ1日になると思います。
今回は日本で唯一の砂漠であります「裏砂漠」を見たくてトウシキ野営場付近からのスタートしたのですが、三原山の山頂近くまでは、車でアクセスする事が出来ますので、サクッと登りたい場合は、そちらがからの入山がおすすめになります!
トウシキ野営場 8:03 → 10:54 滑台分岐 → 12:06 火口展望台(火口茶屋跡) 12:08 → 12:14 三原神社 12:16 → 12:31 三原山 12:34 → 12:37 三原山中央火口 12:46 → 12:46 三原山剣ガ峰 12:55 → 12:57 御神火茶屋&三原山温泉方面分岐 → 13:16 テキサスルート分岐 → 13:47大島温泉ホテル(三原山温泉)
そしてこちらが今回登山をした三原山のコースタイムになります!
裏砂漠を始め、三原山の火口や噴火した場所などをじっくりと散策したのですが、トータルで6時間前後のコースタイムになりました。
大島温泉ホテルから三原山へピストン登山なら、4時間前後のコースタイムで三原山のお鉢巡りが出来ます。
大島温泉ホテルは、絶景の露店風呂がありますので、三原山からの下山後は、是非、日帰り入浴にお立ち寄りください!
こちらの記事で大島温泉ホテルの温泉について書いてますので、良かったら参考にしてみて下さい!
まとめ
前回三原山へ訪れた時は、車で頂上付近まで来たものの、天気が悪く山頂へ登る事が出来なかったので、20数年ぶりに念願が叶った感じになります!
三原山は、標高こそ低いですが、それでも噴火した火口の迫力がすさまじく、自然の力強さをヒシヒシと感じる事が出来ました!
普段は本州から海岸越しに大島を眺めてますが、逆向きでみる富士山方面の景色がとても印象的でした!
温泉も素晴らしかったので、また、季節を変えて大島三原山へ再訪したいな~っと考えております!