日蓮宗の総本山としてあります久遠寺ですが、そちらに鎮座しているのが身延山になります。
JR身延線があるので、山の名前を聞いたことがある方も多いと思いますが、今回は山梨百名山でもある身延山へ登山した時の様子について解説していきたいと思います!
- 身延山へ登山した経緯について
- 身延山登山!JR身延駅から久遠寺までの登山ルートとトイレ詳細!
- 久遠寺と周辺の観光名所、ロープウェイ詳細
- 身延山登山!奥之院参道東コース久遠寺から十如坊、丈六堂の登山ルート
- 奥之院参道東コースで大光坊から身延山山頂までの登山ルート詳細
- 身延山観光名所思親閣とロープウェイ駅のお土産屋さんについて
- 身延山山頂と周辺の景色について
- 身延山から下部温泉駅へ下山の様子について
- 身延山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
身延山へ登山した経緯について
今年は山梨百名山巡りをしようと思い、今まで登ったことのない山を重点的に攻めてきたのですが、意外にもメジャーな一座である身延山が未踏のまま残っておりました。
昔に登ったような記憶があるものの、山頂に登頂した記憶が曖昧なもので、改めて登ってきたのですが、日蓮宗の総本山ということもありまして、全国から信者の方たちがモリモリと押し寄せる姿に圧倒されてしまいました。
聖地でもあり観光スポットとして有名な身延山ですが、楽に山頂まで行けれるロープウェイがあるものの、それでは山へ登ったことにならないので、登山口から入山し、山頂を経由して下部温泉駅へ縦走する計画で今回臨みました。
結果、バスに乗って下部温泉駅へ帰路についた方が良かった・・・っとなったのですが、今回は山梨百名山であり日蓮宗の聖地でもあります身延山への登山について書いていきたいと思います!
詳細に移る前に山梨百名山である身延山への登山中に撮影した登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、身延山を始め、久遠寺などの観光名所の様子をご確認いただけますと幸いです!
身延山登山!JR身延駅から久遠寺までの登山ルートとトイレ詳細!
今日は、JR身延駅から日蓮宗の総本山の久遠寺を経由して山梨百名山である身延山山頂を目指したいと思います!
お金がないもので、JR身延駅から徒歩で久遠寺を目指しました。
高校生がちらほらいて、なんだか甘酸っぱい時間になりました♡(?)
JR身延駅から女子高生になった気分で進んでいくと(?)、身延山久遠寺の総門が見えてきました!
いや~凄く立派な門ですね~~
総門をくぐると公衆トイレがありました。
久遠寺周辺は、トイレが多いので安心でございます!
また、この周辺に無料駐車場も整備されてました。
こちらが久遠寺周辺のエリアマップになります。
駐車場が地味に多いので、登山者にとってもありがたいですよね。
総門をくぐり久遠寺を目指して進んでいくと門前仲町の景色になってきました!
色々な仏具を始め、お土産屋さんがとても充実してました。
私もここで「アオヒゲ真理教」のグッズを販売したいな~っと思ってしまいました(笑)
更に進むと公衆トイレがありました!
いや~ほんと久遠寺周辺はトイレが充実しております。
これならお年寄りやトイレが近い人も安心ですね。
そしてこちらが身延山への登山ルートと久遠寺からのロープウェイ等のエリアマップになります。
も~登山というよりは身延山の観光名所巡りになってしまいますよね!
「突撃!となりの晩御飯!」に最適なシャモジが飾られておりました☆彡
そしてこちらが三門から延びる久遠寺への参道になります!
登山ルートと重なるのですが、雰囲気が非常によく、神聖な空気が溢れておりました。
三門は、身延山の観光名所の1つなだけあって、荘厳な造りでした!
紅葉の時期は、三門周辺も綺麗に色づくんでしょうね~!
そしてこちらが久遠寺へ至る「女坂ルート」の入口になります。
名前の通り、緩やかな傾斜をした登山ルートになっておりまして、個人的には女坂がおすすめになります。
そしてこちらが久遠寺へ至る男坂になります!
男坂というよりは激急登な階段地獄!っと呼んだ方が良いような・・。
男坂を振り返っての様子になります。
あまりにも急な階段に意識が遠のいて逝ってしまっている状態になります(笑)
長い階段をこなすと、目の前に五重塔が鎮座してました!
いや~私の三段腹以上に凄い迫力でございます!!
久遠寺と周辺の観光名所、ロープウェイ詳細
五重塔の少し先に鎮座しているのが身延山の久遠寺になります!
観光名所であり日蓮宗の総本山に相応しい荘厳な造りになっております!
神聖な空気がモリモリしていた久遠寺になります!
宗教施設ながら、観光名所としても名高い久遠寺ですが、美しくも巨大な建造物になりますので、一見の価値があると思います!
久遠寺周辺には、大小様々なお寺やお堂があります!
どれも立派な造りをしていて「信仰の力は凄いな~!」っと思ってしまいました。
久遠寺で泳いでいた錦鯉になります。
モリモリ太っていて、良い餌食べているんだろうな~っと羨ましく思ってしまいました(笑)
これだけ立派な錦鯉になりますので、かなり高額な値段が付きそうですよね。
そしてこちらが久遠寺と周辺のエリアマップになります。
身延山ロープウェイの駅からも近く、トイレもありました。
守銭奴なもので、お寺よりも賽銭箱に興味津々だった誰かさんになります(笑)
久遠寺の直ぐ近くにある釈迦堂になります。
こちらにお釈迦様の遺骨が納められております。
総本山に相応しい身延山久遠寺でした!
そして久遠寺から少しの所に身延山ロープウェイ駅の近くまで行けれるエレベーター乗車口があります。
有料設備になりますが、足が悪い信者用に作ったんでしょうね。
久遠寺から直ぐの所に身延山ロープウェイの時刻表と最終営業時間の案内がありました。
20分間隔で運行してますので、地味に便利ですよね。
身延山登山!奥之院参道東コース久遠寺から十如坊、丈六堂の登山ルート
そんな感じで身延山へ登るべく、奥之院参道東コース久遠寺から十如坊、丈六堂へ登りたいと思います!
久遠寺から十如坊までのコースタイムは15分ほどになります。
ただ、このコースタイムは結構甘いので、普段から登山している方なら半分くらいの時間で登ることが出来ます。
十如坊、丈六堂までの登山ルート上には、数多くの宗教施設が鎮座してました。
奥之院参道東コースからは、久遠寺の裏側の景色を見ることが出来ます!
こちらが八幡宮になります!
山梨県の指定文化財になるみたいで、所有者は久遠寺になります。
十如坊を過ぎると目指す丈六堂の案内が出てきました。
奥之院参道東コースから身延山の山頂までは、こんな感じの道標?が定期的に出てきますので、道迷いはないと思います。
奥之院参道東コースの登山ルート上には、雰囲気の良い場所が多く、ついつい足が止まってしまいました。
念仏の声にも力が入ってしまいました(笑)
奥之院参道東コースの14丁目に丈六堂があります。
なんだかお寺な感じではない看板に、「ブッターバックス」でも営業しているのかな?っと思ってしまいました(???)
こちらのお隣に黄金の仏像が鎮座していまして、中々の迫力でした!
ただ、御堂内が暗く、うまく写真が撮れずでした・・・。
奥之院参道東コースで大光坊から身延山山頂までの登山ルート詳細
続きましては、奥之院参道東コースから大光坊を経由してら身延山山頂を目指して進みたいと思います!
こちらが大光坊の自動販売機になります!
こんな山の上なのに自動販売機があることに驚きました。
そして、見たことのない種類のジュースが売られていて、さらに驚いてしまいました!!
こちらが大光坊周辺の様子になります。
宿坊と休憩できる設備が整っておりました。
歴史を感じさせる造りであった大光坊でした!
大光坊に鎮座する黄金の仏像になります!
「ジロッ」っと、こちらを見ている感じで、妙に息遣いが荒くなってしまいました(?)
仏道の近くに三光堂がありました。
この御堂から写真左手に身延山への登山ルートが続きます。
こんな感じの林道チックな登山道が身延山の山頂近くまで続きます。
ガッツリ山登りしたい方には物足りないと思います。
奥之院東コース上からの身延方面の景色になります。
雲が多いですが、それでも景色が見れてラッキーでした!
そしてこちらが奥之院東コース上にある法明坊になります。
バリエーションルート?になりますが、下部温泉駅方面に至る登山ルート(写真右手)があります。
ただ、道標などがないので気が付かないかもしれません。
身延山の山頂付近にあります南側展望台からの景色になります!
絶好調な景色になりますが、やはり青空が欲しかったですね~
それにしてもこの辺は本当に山深いですよね~
そしてこちらが身延山奥之院になります!
久遠寺からの東コースの終着点になります。
先ほどの写真が「南側展望台」からの景色になります。
結局、久遠寺から身延山奥之院東コースは、ほぼ舗装路歩きで登山道っぽくなかったです。
折角、久遠寺から登ってきたので、身延山奥之院でも参拝致しました。
身延山奥之院の直ぐ近くにあります水場になります。
冷たくて美味しいお水でした。
ちなみ登った日の気温は12度でした。
身延山の標高が1,153mになりますので、頂上付近はやはり冷え込みます。
下界よりも6、7度ほど低くなりますので、防寒対策をシッカリして登ってください。
身延山観光名所思親閣とロープウェイ駅のお土産屋さんについて
続きましては、身延山の観光名所でもある思親閣やロープウェイ駅周辺のお土産屋さんについて触れたいと思います。
身延山の山頂近くには、こんな巨木が多く、時代を感じさせる景色が広がっております。
そしてこちらが観光名所の1つであります思親閣になります。
思親閣の中に「身延山山頂」の石碑があるのですが、山梨百名山の標柱は、さらに左奥の方になります。
観光客や信者の方がモリモリいて大賑わいでビックリしました!
参拝者がいないスキをついて撮ったのですが、後ろは凄いことになっておりました。
思親閣の中は、想像以上に広く、有難いお話や厄払い等もこちらで行っておりました。
思親閣から少し進むと北側展望台とロープウェイ駅の分岐になります。
身延山の山頂は、北側展望台にあるのですが、先にロープウェイ駅に寄ってお土産屋さんやカフェを物色したいと思います。
こちらが身延山ロープウェイ駅で営業している食堂のメニューと料金になります!
やはり身延山は「そば」が有名ですので、食べてみても良いかもしれません!
丁度、身延山ロープウェイ駅周辺は、紅葉が見頃を迎えておりました!
紅葉を目当てに多くの観光客が訪れるのも頷ける美しさでした。
そしてこちらが身延山ロープウェイ駅(奥之院駅)とお土産屋さんになります。
ロープウェイ駅の直ぐ近くにも身延山山頂の看板があるのですが、先ほどの北側展望台が正式になるみたいです。
観光名所でもある身延山ロープウェイ駅ですが、こんな素晴らしい景色を見ることが出来ます!
雲に包まれておりますが、正面に見えるのが毛無山や天子山塊になります。
そして数多くの観光客を迎え入れる関係で、お土産屋さんやカフェなどがとても充実してました!
これなら何も持ってこなくても大丈夫ですね。
それではロープウェイ駅から北側展望台にある身延山の山頂を目指したいと思います!
身延山山頂と周辺の景色について
ロープウェイ駅の分岐から5分ほど登ると山梨百名山である身延山山頂に到着出来ました!
身延山山頂からの景色になるのですが・・・
今日は、パッとしませんね・・・。
身延山山頂からは、南アルプスの山々をモリモリ見ることが出来ます!
荒川三山を始め、白峰三山、鳳凰三山等がよく見えますので、天気が良い日に登山してください!
そんな感じでお参り疲れになったみたいで、腹がモリモリと減ってしまいました・・・。
折角なので、身延山山頂でお昼ごはんにしたいと思います!
も~少し経済的に余裕があれば、身延山ロープウェイ駅の売店でお土産を買えるのですが、今の私には20%割引シール付きのお弁当が精一杯になります(涙)
美味しい貧乏ランチを食べながら身延山からの景色を堪能することが出来ました!
さ~ぼちぼち下山したいと思います!
身延山から下部温泉駅へ下山の様子について
身延山の山頂を堪能したところで、早川町役場を経由して下部温泉駅を目指して下山したいと思います!
身延山の山頂から早川町役場方面へ下山できるのですが、あまりこちらのルートを使う方は少ないと思います。
ただ、登山ルートは全て林道のように整備された登山道ですので、歩きやすく分かりやすいです。
身延山の山頂から少し下ると「感井坊」が見えてきます。
こちらにトイレがあります。
1時間ひたすらお経を唱えるプレイがあるみたいです。
ラッパーもビックリですよね!!
モリモリ下っていくと、安住坊になります。
この登山ルート最後のお寺になります。
このキノコを食べればお経を3時間くらいひたすら唱えることが出来るかもしれません(?)
雰囲気の良い道が続きます。
も~ここまで来ればバス停がある早川町役場も近いです。
とても美味しい武蔵屋(お蕎麦屋さん)ですが、今日はすでに終わっておりました・・・。
食べたいな~っと思っていただけに残念ですね~
そんな感じで早川町役場の近くまで下山しました。
こちらは日帰り入浴ができる俵屋さんになります。
身延山や七面山への登山の後にお風呂に入りたい時に便利かもしれません。
この近くにバス停があるのですが、約3時間待ちだったもので、当初の計画通り、歩いて下部温泉駅へ向かいたいと思います。
身延山から下部温泉駅までの舗装路歩きが長く、ここまで本当に大変でした・・・。
何度もトラックに轢かれそうになり、少し舐めていた誰かさんでした。
なんとか無事にJR部温泉駅まで戻ることが出来ました・・・。
そんな感じで今回の身延山登山の詳細に移りたいと思います。
身延山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした身延山登山のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、11月1日なりまして、身延山の山頂に到着すると、風が冷たく長袖でないと体が冷えてしまう状況でした。
身延山への登山ルートは、道標も多いので道に迷うことはないと思われますが、かたい舗装路歩きが続きますので、ソールが柔らかい靴がおすすめになります!
また、標高差の地図の通り、身延山の登山口からは地味な急登が連続するものの、ほぼ舗装路歩きになりますので、危ない箇所はありませんでした。
そしてこちらが今回登山をした身延山へ登山した時のコースタイムになります!
身延駅 8:01 → 8:37 久遠寺総門 → 8:54 久遠寺三門 → 9:12 身延山表参道(東コース)登山口 → 10:28 奥の院恩親院 → 10:45 身延山 → 10:51 身延山ロープウエイ奥の院駅 11:09 → 12:11 赤沢宿 → 12:31 角瀬登山口 → 14:30 下部温泉駅
身延山の登山口であります久遠寺(身延山表参道東コース)から山頂までのコースタイムが約2時間ほどでした。
身延山から身延山ロープウェイ奥の院益を経由して下部温泉駅までのコースタイムが約4時間になりました。
身延山から下部温泉駅までは、距離が長いものの十分歩いて行けるコースタイムになりますので、バスの乗り合わせが悪い場合は、歩いてしまうのも良いかもしれません。
まとめ
登山というよりは、「聖地巡礼」と申しますか、ロープウェイもありますので「観光気分」で楽しめる山での時間となりました。
登山道もほぼ舗装路歩きだったこともありまして、膝と腰の疲労がモリモリになってしまったのですが、身延山の山頂からの景色が素晴らしく、思いのほか楽しむことが出来ました!
紅葉の時期の身延山は、本当に美しいと思いますので、その頃を狙って登山してみてください!
身延山と同様に信仰の聖地であります七面山から山伏へ日帰り登山をした時の記事になります!
日帰りピストンするような距離ではないのですが、「チャレンジ登山!」したい方におすすめなルートになります!