アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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入道ヶ岳登山!難易度と山ビル情報、登山ルート(北尾根・井戸谷コース)、標高、熊出没と滑落事故詳細!

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入道ヶ岳登山

 

鈴鹿セブンマウンテンを擁する三重県に登山仲間が出来た関係で、チョコチョコ出没しているのですが、低山ながら雄大な景色を楽しむことが出来るので、お気に入りの山域になっております。

 

地元の丹沢山塊と同じく、鈴鹿セブンマウンテンにも山ビルが生息しているので、変なところで共通点があるのも好きになった遠因かも?と思いつつ、今回は比較的難易度が低いと言われている入道ヶ岳への登山について解説したいと思います!

 

 

入道ヶ岳へ登山した経緯と難易度、標高について

前回の鈴鹿セブンマウンテンの一座である竜ヶ岳への登山の続きになるのですが、折角、三重県に来たので翌日も山登りに精を出してきました!

 

当初、御在所岳や藤原岳といった候補もあったのですが、一緒に登った方の交通の便などを考慮しまして、今回は入道ヶ岳へ登る事となりました。

 

鈴鹿セブンマウンテンにつきましても、無知なもので全く知識がなかったので入道ヶ岳の難易度について調べてみました。

 

すると、「標高こそ低いけどそれなりにきつい」、「登山ルートによっては遭難や滑落もあり得る」といった内容がありまして、ビクビクしちゃいました♡

 

そんな事前情報を入手したうえで入道ヶ岳を登ったのですが、結論から先に書きますと「それほど難易度は高くないけど、滑落、転倒には注意を要する」と、感じました。

 

なお、今回挑戦した入道ヶ岳の標高は、906mになりまして、1,000mにも満たない低山ながら、なかなかタフな登山ルートに足腰と心、フサフサなアオヒゲが砕けてしまいました!(?)

 

ちなみに気になる入道ヶ岳への登山の難易度につきましては、主観になりますので、感じ方は経験等によって異なると思いますが、今回は登山で利用した北尾根コースと井戸谷コースについて触れながら書いていきたいと思います!

 

まずは前回歩いた鈴鹿セブンマウンテンの一座であります、竜ヶ岳への登山について書いた記事がこちらになります。

 

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竜ヶ岳へのメジャーな登山ルートである遠足尾根と中道コースについて詳細に書いた前回の記事になります!

 

そしてこちらが入道ヶ岳への登山中に撮影した登山動画になります!

 

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、入道ヶ岳周辺の登山ルートの様子と美しい景色を堪能していただけたらと思います!

 

入道ヶ岳への登山で利用した駐車場とトイレ、混雑の詳細!

 

こちらが今回の鈴鹿セブンマウンテンの一座に選ばれている入道ヶ岳への登山で利用した椿大神社第3登山者用駐車場周辺の地図になります!

 

 

入道ヶ岳への登山で利用した椿大神社第3登山者用駐車場

 

こちらの駐車場は、無料で利用できるのですが、看板の通り、入道ヶ岳への登山での利用の場合は、第3駐車場を利用するのがルームとなっております。

 

数字が小さくなるほど椿大神社(入道ヶ岳への登山口)に近い駐車場になるのですが、無料で利用できるようになってますので、ルールは守りたいところですよね!

 

 

椿大神社第3登山者用駐車場の様子

そしてこちらが利用した椿大神社第3登山者用駐車場の様子になります。

 

かなり広い無料駐車場になってまして、100台前後は駐車できるスペースでした。

 

 

入道ヶ岳椿大神社第3登山者用駐車場混雑具合

8時頃駐車場に到着したのですが、週末なのに6割ほど空いておりました。

 

紅葉、七五三の時期なので、駐車場の混雑が凄いんだろうな~っと思っていたのですが、拍子抜けしちゃいました。

 

 

入道ヶ岳への登山で利用したトイレ

そして入道ヶ岳への登山で利用したのが、椿大神社第1駐車場にあります、こちらの公衆トイレになります。

 

このトイレ以降は、入道ヶ岳への登山道にはトイレはありませんので注意してください。

 

入道ヶ岳登山!熊の出没情報と北尾根登山ルート、難易度について

椿大神社

こちらが入道ヶ岳の登山口があります椿大神社になります。

 

丁度、紅葉の時期に突入してまして、境内は錦の色に染まっておりました♡

 

 

椿大神社の社務所

こちらが椿大神社の社務所になります。

 

御朱印の受付を始め、七五三のお祝い?で数多くの家族連れで賑わっておりました。

 

 

入道ヶ岳の登山口北尾根コースの入口

椿大神社から更に進むと、入道ヶ岳の登山口が見えてきます。

 

こちらが入道ヶ岳のメジャー登山ルートの1つである「北尾根コース」の入口になります。

 

ちなみに入道ヶ岳は、都市部に近いものの熊の出没が相次いでおります。

 

 

入道ヶ岳の熊出没情報

こちらは、入道ヶ岳の熊出没情報になります。

 

毎年数回熊の出没があるみたいですが、2024年は例年よりも目撃が多い状況でした。

 

登山者が多く人気のお山ではありますが、熊の出没が多いので十分注意して下さい!

 

 

北尾根コースから入道ヶ岳を目指して登山スタートの様子

熊の出没情報を見てドキドキが止まらなくなってしまいましたが、北尾根コースから入道ヶ岳を目指して登山スタートしたいと思います!

 

 

愛宕社

結構急な階段を昇ると愛宕社が見えてきます。

 

この先は更に急な登山道が続きますので、こちらで休憩がおすすめになります。

 

 

愛宕社から先の北尾根コース状況

愛宕社から先の北尾根コースは、更に険しさを増していきます・・・。

 

入道ヶ岳は、登山初心者の方でも問題なく歩けますが、体力が乏しいと難易度が高いと感じるかも知れません。

 

 

入道ヶ岳北尾根避難小屋

入道ヶ岳の山頂まで1.3kmのところにあります避難小屋が見えてきました。

 

我が家よりも立派な造りに何故か涙が出てきました(笑)

 

 

入道ヶ岳北尾根避難小屋で休憩する男性
入道ヶ岳北尾根避難小屋休憩する女性達

アオヒゲさん(私)、ここに住んだら?っと呟くナカジーさん(左)に、無関心だった女性陣でした(笑)

 

 

入道ヶ岳北尾根の紅葉

そんな入道ヶ岳の避難小屋で少し休憩し北尾根コースを登って行くと、美しい紅葉が見えてきました!

 

 

入道ヶ岳の美しい紅葉の様子

前日の竜ヶ岳と同様に紅葉が見頃を迎えておりました!

 

 

入道ヶ岳北尾根は難易度高めな急登な登山ルート

難易度高めな急登な登山ルートを登りきると、なだらかなコースになってきました!

 

自然と歩くスピードが速くなるのが人間の性ですよね(笑)

 

 

入道ヶ岳の上部は雰囲気の良い所が多い

入道ヶ岳の上部は雰囲気の良い所が多く、足取りが軽くなってきました。

 

避難小屋前後が北尾根の核心部になるかと思います。

 

 

入道ヶ岳の山頂を遠望

あれが目指す入道ヶ岳の山頂でしょうかね!?

 

土地勘がないので全く分からんです!

 

 

入道ヶ岳北尾根登山ルートからの景色

入道ヶ岳の山頂を目指して北尾根を進んで行くと、美しい山並みが見えてきました。

 

あの山はなんざんすかね?

 

白山!?

 

 

入道ヶ岳北尾根登山ルートからの鎌ヶ岳景色

エグイ角度のお山が鈴鹿セブンマウンテンの一座であります鎌ヶ岳になります。

 

入道ヶ岳からかなり近くて驚きました。

 

 

入道ヶ岳北尾根登山ルートからの御在所岳景色

そしてあちらが御在所岳ですね。

 

入道ヶ岳の山頂からは、色々な山の景色が望めて楽しいですね~♡

 

 

入道ヶ岳北尾根登山ルートからの伊勢湾方面景色

伊勢湾方面の景色も素晴らしく、今なら空を飛べるはず!っと思ってしまいました(?)

 

 

入道ヶ岳で登山家族と合流の様子

色々な妄想で忙しくしていると、北尾根を先に登っていたメグさん一家が休憩してました!

 

本当に久しぶりの再会になるのですが、相変わらずの健脚にビビってしまいました・・・。

 

 

入道ヶ岳登山で休憩中の男性

メグさんのお子さんに熱い視線を送っていたナカジーさんになります。

 

色々話を聞いていると、若い子が好きみたいです(笑)

 

ちなみに飲んでいるのは水ではなく「ワンカップ大関」になります(嘘)

 

 

お子さんと一緒に入道ヶ岳登山の様子

メグさん一家と合流し、入道ヶ岳の山頂を目指したいと思います!

 

前日の竜ヶ岳と同様に、風が強くてかなり寒かったです・・・。

 

 

入道ヶ岳登山のゴール地点

山頂が見えてからが遠いものですが、入道ヶ岳は地味に近かったです。

 

風を防いでくれる樹林があって助かりました。

 

 

井戸谷コースの分岐

下山で利用する井戸谷コースの分岐が入道ヶ岳の山頂直下にありました。

 

まずは入道ヶ岳の山頂に行きたいと思います!

 

 

入道ヶ岳開放的な山頂

樹林を抜けると開放的な山頂となりました!

 

 

入道ヶ岳の山頂

入道ヶ岳の山頂は、誘導な景色が広がり多くの登山者が休憩してました。

 

 

入道ヶ岳の山頂と標高

こちらが入道ヶ岳の山頂になります。

 

入道ヶ岳の標高は906mになりますが、低山とは思えない景色が広がっておりました!

 

なお、山頂プレート等はなく、三角点と鳥居が鎮座しておりました。

 

 

入道ヶ岳の山頂から名古屋方面の景色

名古屋方面の景色になります!

 

風が強くススキが見事に倒れてますね~

 

 

椿大神社の奥宮

入道ヶ岳の山頂は、登山口にありました椿大神社の奥宮があるので鳥居が設置されております。

 

ちなみに入道ヶ岳が椿大神社の御神体になります。

 

妙に神々しい鳥居の姿は、その影響かもですね。

 

 

入道ヶ岳の山頂は広くて休憩するのに最適

それにしても入道ヶ岳の山頂は広く、休憩するのに最適な空間でした。

 

ただ、風を防ぐものがないので強風時は辛い時間にもなりますね~

 

入道ヶ岳登山!井戸谷コースと山ビル情報について

井戸谷コースを利用して椿大神社を目指して登山スタートの様子

入道ヶ岳の山頂を堪能し、メグさん一家は別の登山ルートで下山するとの事で、我々は井戸谷コースを利用して椿大神社を目指す事にしました!

 

 

入道ヶ岳の山頂から井戸谷コースの様子

入道ヶ岳の山頂から井戸谷コースの様子になるのですが、暫くは開放的な登山ルートが続きます!

 

 

入道ヶ岳の山頂から井戸谷コース山ビル情報

モリモリ下って行くと沢が見えてます。

 

入道ヶ岳は、山ビルが生息しておりまして、4月から11月くらいまでは活動しているので注意が必要になります。

 

過去の山ビル情報を見ていても、かなり血を吸われているので、忌避剤を使用して用心してくださいね!

 

 

井戸谷避難小屋

山ビルが生息してそうな沢沿いのルートを進んで行くと、井戸谷避難小屋が見えてきました。

 

「避難小屋」と名前が付いてますが、ベンチしかないので雨風をしのぐのはかなり難しい感じでした。

 

宿泊できるような施設ではありませんので、注意して下さい!

 

 

入道ヶ岳井戸谷コースは結構高度感のあるルートで危険

入道ヶ岳井戸谷コースは、結構高度感のあるルートが続きます。

 

落ち葉でよく滑り、滑り落ちそうになりました・・・。

 

 

入道ヶ岳井戸谷コースは難易度高めな登山ルート

なかなか難易度高めなルートながら美しい渓谷歩きが続きます!

 

 

入道ヶ岳井戸谷コース雨で増水すると難儀しそうな場所

雨で増水すると難儀しそうな場所が多数ありました。

 

 

入道ヶ岳井戸谷コース休憩スポット

井戸谷コースの休憩スポットになります!

 

数多くの登山者が休憩しておりました。

 

雰囲気の良い場所になるのですが、山ビル情報が多い場所でもありますので、注意して下さい!

 

 

椿大神社・入道ヶ岳井戸谷コース登山口の看板

美しい渓谷歩きをしていくと、椿大神社・入道ヶ岳(井戸谷コース登山口)となりました。

 

こちらの登山口にもクマ出没情報が掲示されておりました。

 

 

無事に入道ヶ岳から下山の様子

無事に入道ヶ岳から下山すると、井戸谷コースとは別のルートを歩いていたメグさん一家と再度合流しました!

 

そんな感じで今回入道ヶ岳への登山の詳細に移りたいと思います。

 

入道ヶ岳登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細

入道ヶ岳登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細図

こちらが今回登山をした入道ヶ岳登山のルートと標高差の地図になります。

 

登山をした日は、11月24日なりまして、入道ヶ岳に到着すると冷たい風がとても強く体がだいぶ冷えてしまいました。

 

また、標高差の地図の通り、登山口であります椿大神社から入道ヶ岳の山頂までは、地味な急登が続き距離以上に体力、筋力を削り取ってきますので注意が必要です。

 

そしてこちらが今回登山をした入道ヶ岳ムへ登山した時のコースタイムになります!

 

椿大神社第3駐車場 8:18 → 8:33 愛宕社の鳥居/北尾根登山口 → 9:34 北尾根避難小屋 → 11:14 入道ヶ岳 → 11:18 井戸谷コース降り口 → 11:54 井戸谷避難小屋 → 12:21 椿渓谷キャンプ場入口駐車場 → 12:33 椿大神社バス停 13:01 → 13:11 椿大神社第3駐車場

 

椿大神社から北尾根を使っての入道ヶ岳の山頂までのコースタイムが約3時間ほどでした。

 

入道ヶ岳の山頂から井戸谷コースを使ってのコースタイムが約2時間ほどでしたので、トータル5時間の登山の時間になりました。

 

山行の行程時間が5時間ですので、難易度的には難しくないものの、井戸谷は山ビルが生息してますし、滑落すると大怪我する場所が多いので要注意になります。

 

入道ヶ岳で滑落死亡事故発生について

2025年4月27日の午後に、入道ヶ岳から下山中に登山道の木の根っ子に足が引っ掛かり、そのまま転倒し、150m前後滑落する死亡事故が発生しました。

 

47歳の男性が死亡したとのことで、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

標高も低く、この時期は積雪も解けているので、アイゼンなどを引っかけてのスリップからの滑落ではないみたいです。

 

入道ヶ岳には、150mの断崖絶壁はないのですが、それでも急な斜面に滑落すると木や岩などぶつからないと止まらないので、ずるずる落ちてしまったと思われます。

 

上述の通り、入道ヶ岳は低山ですし、難易度ほど高くはないですが、それでも登山道が細い所や切れ落ちている箇所も多いので、滑落すると命の危険が伴う感じです。

 

入道ヶ岳は、山ビルが生息しているので、これからの季節は足元に気をとられてしまいルート全体を見渡すことを忘れがちになってしまいますので、道迷いにも注意が必要です。

 

それこそ、山ビルにビックリした弾みで転倒し、そのまま滑落事故も十分起こりうると思います。

※私の地元の丹沢山にも山ビルが多く、このパターンは、決して冗談ではありません。

 

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どんな山でもリスクはありますので、十分注意して登山を楽しみたいものですよね。

 

まとめ

ツキノワグマの出没情報が多発していた入道ヶ岳だったもので、当初はドキドキしながらの登山になりましたが、実際に登って行くと紅葉や周囲の景色が美しく、とても充実した時間になりました!

 

特に鎌ヶ岳の景色が素晴らしく、機会があったら入道ヶ岳と絡めて縦走したいな~っと思ってしまいました。

 

家から遠い鈴鹿セブンマウンテンですので、中々出没することが出来ませんが、また、機会を作って未踏の山を登れたらな~っと思っております!

 

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入道ヶ岳と同じ鈴鹿セブンマウンテンの一座に選ばれている御在所岳への登山について書いた記事になります!

クマや山ビルはいなかったのですが、吹雪に遭いまして思い出深い山行の1つになります。

 

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入道ヶ岳からの下山の後に立ち寄った鈴鹿さつき温泉について書いたレビュー記事になります!

コスパ優れる天然温泉になりまして、泉質も良く大変癒されました!

 

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入道ヶ岳から下山後に立ち寄った美味しい日本茶カフェである椿茶園について書いたレビュー記事になります!

名物の和菓子を始め、美味しい日本茶を色々と楽しむことが出来ますので、下山後の休憩におすすめ出来るお店になります!