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プラティパスの乾かし方と臭い対策!おすすめの乾燥・カビ予防最速のやり方!

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プラティパス

 

 

 

 

プライティパスの乾かし方とカビ対策の重要性について

登山やアウトドアの水筒として大人気アイテムであるプライティパスですが、少しばかり弱点がございまして、愛用している皆様も結構苦労しているのではないかと推測しております。

 

プライティパスの、何が弱点かと申しますと、それは「乾きにくい」のと「臭い」になります。

 

プライティパスについてご存じない方もいるかもしれませんが、簡単に書きますと「軽量ソフト素材で出来た水筒」になります。

 

 

現物のプライティパス本体

こちらが現物のプライティパスになるのですが、透明な容器になっておりまして、こちらで2L(最大で2.5L)の水を入れることが出来ます。

 

最大の特徴は、プライティパスで使われている素材が固くないので、使用していない時は本体を折り畳める点になります!

 

重量も、こちらの2.5Lの物で約35gと軽量で、しかも強度も強く、登山やアウトドアでの使用にも耐えられる水筒になります!

 

軽量・コンパクトで、良い事ずくめな感じですが、冒頭の「乾きにくい」のと「臭い」がネックになっている方が大勢います。

 

特に「乾きにくい」のが致命的な感じでして、プライティパスの外側はすくに乾くのですが、内側に関しましては、何も対策をしないと1週間、2週間経っても乾かないことがあったりします。

 

プラティパスの口の部分

こちらはプラティパスの口の部分になるのですが、写真の通り非常に小さく、容器の中に手を入れる事が出来ません。

 

入口が狭く締りが良いことを「名器」と呼びますが、そんな快楽を彷彿とさせる狭さになります♡

 

入れたことは無いですが、私のアレも引っ掛かってしまう締りの良さになります♡

 

入れてみたい欲求はあるものの、プラティパスの容器が透明すぎで「モザイク処理」が必要になるのがマイナスポイントですよね!(???)

 

プラティパスと言うよりは「フルチンパス」な所が「アウト!」な感じですが、なんだか場が乾いてきたのでこの辺にしたいと思います(笑)

 

え~このように容器の内側を直接拭けず、水筒の内側が乾き難いと言うことは、条件が整うとカビやウイルスが繁殖してしまい、使い物にならなくなってしまいます。

 

内側が乾かないと、カビや雑菌が繁殖してしまい、それが原因で臭いを発してしまいますので、いかにプラティパスを素早く乾燥させるかが重要になってきます。

 

また、水筒として使用するわけですので、内側が汚くなってしまいますと「水当たり」の原因にもなってしまいますので、衛生面からしても、シッカリと洗い素早く乾かす事が重要ですよね!

 

今回は、私が実際に行っているプライティパスの乾かし方(乾燥・カビ予防)について書いてみたいと思います。

 

また、先人たちが行っているプライティパスの内側の乾かし方と乾燥の知恵について触れていきたいと思います!

 

まずは、乾燥の知識と先人たちが行っている一般的なプラティパスの乾かし方について書いていきたいと思います!

 

プラティパスを素早く乾かすための乾燥の知識について

 プラティパスの乾かし方に行く前に、押さえておきたいのが「乾燥の知識」になります。

 

「乾燥」と言っても、色々とアプローチの仕方があるのですが、根本的な知識がないと逆効果で非効率になってしまいます。

 

私は国家資格の「公害防止管理者水質2種」という資格を持っているのですが、その中で「水や汚泥の脱水」についても勉強するのですが、その時の知識が地味に生活で役立っております。

 

「芸は身を助ける」とはよく言ったものですよね!

 

そして、乾燥の知識について押さえておきたいのは下記3つになります。

 

  • 熱・・・・・・・水分の蒸発を助ける
  • 風(遠心力)・・周囲の湿った空気を取り去り乾いた暖かい空気を運ぶ
  • 湿度・・・・・・水分の少ない乾いた空気が蒸発を促す

 

ま~想像通りの内容ですよね(笑)

 

ただ、この3つの条件が揃うと乾燥が一気に進み、カビや嫌な臭いの対策になりますので、必ず押さえておきたい内容になります。

 

また、「栄養」がないとカビや細菌は繁殖しないので、出来る限りプラティパスを使う時は、甘い飲み物やお茶ではなく、水のみ入れるようにすると良いと思います!

 

お茶のカテキンには殺菌作用があるので、プラティパスに入れても大丈夫ではないか?と思っている方がいるかも知れませんが、それは誤りになります。

 

確かに殺菌作用がある物質も含まれておりますが、それ以上にお茶は有機物の塊になりますので、ウイルスや細菌にとっては天国のような環境になりますので、条件が揃うと大変危険になります。

 

中々乾燥が進まないプラティパスですが、上記の熱、風、湿度を駆使して乾燥させている方が多いです。

 

この乾燥で必要な3つの知識を頭に入れながら、プラティパスの乾燥の仕方に悩まされている登山愛好家、アウトドア愛好家達が行っているやり方がこちらになります!

 

 

一般的なプラティパスの乾燥・臭い対策のやり方について

まずは、巷で溢れております一般的なプラティパスの乾燥のやり方について書いていきたいと思います!

 

先に書きますが、乾燥のやり方としては一長一短がある感じですが、何かの参考になれば幸いです!

 

エアコン・扇風機を使ってプラティパスを乾燥させるやり方について

エアコン・扇風機を使ってプラティパスを乾燥

 

一番簡単で多くの方が行っている乾燥の仕方が、こんな感じにプラティパスの口の部分を下にし、洗濯バサミ等を使って吊るして干すやり方がと思います。

 

プラティパスは、プラスチック製(ポリエチレン)になりますので、天日に干すと劣化が早まってしまいます。

 

ですので、日陰干しをする必要があるのですが、プラティパスの口の部分が下を向けている関係で中に風が入り難く、中々乾燥が進みませんよね!?

 

このやり方ですと、プラティパスが完全に乾燥するまでに、1週間~2週間くらい掛かってしまうのではないでしょうか!?

 

簡単で便利な反面、いつまでも乾かないとカビや臭いの原因になってしまいますので、あまりおすすめするやり方ではございません!

 

 自然乾燥は時間が掛かってしまうのでアレですが、エアコンや洗濯機を駆使しながらの乾燥なら、かなり時間を短縮することが可能です!

 

 

エアコンを使って衣類を部屋干し

こんな感じにエアコンを使って衣類を部屋干ししている方も多いと思いますが、同じようにプラティパスを吊るしておくと、かなり早く乾燥させることが出来ます!

 

エアコンの空気は乾燥してますし、扇風機の風を当てれば「熱・風・湿度」の3つをクリアーできますので、臭いやカビ対策に有効です!

 

ドライヤーを使ってプラティパスを乾燥させるやり方について

ドライヤーを使ってプラティパスを乾燥

 

プラティパスを乾かすやり方でよく登場するのがドライヤーになります。

 

ドライヤーは、熱風を発生させて髪の毛を乾かす効果がありますが、同じようにプラティパスの内側に熱風を送って乾かすやり方になります。

 

ドライヤーを使っての乾燥は、結構賛否が分かれている感じで、私も実際にやったことがあるので、なんとも評価しにくい感じです。

 

確かに乾くには乾くのですが、プラティパスの本体が熱で溶けちゃいそうで、気が気でないです。

 

ドライヤーの「ターボモード」ですと、熱すぎてチョット危険な感じになりました。

 

発火の恐れもありますし、変形・破損もあり得る感じでしたので、チョットおすすめできません。

 

内側の湿り具合が酷い場合は、ドライヤーも選択の1つかもしれませんが、髪の毛を乾かす道具になりますので、それを使って口に入れるものを乾燥させるのは衛生的ではないかな?と思い、ここ数年は使っておりません。

 

ちなみにプラティパスの耐熱温度は90度になりますので、ドライヤーの温風もある程度なら耐えられます!

 

 

冷蔵庫を使ってプラティパスを乾燥させるやり方について

冷蔵庫を使ってプラティパスを乾燥

 

プラティパスのカビと臭い対策で冷蔵庫で保管している方が結構いたりします。

 

私の登山仲間にも、プラティパス・ハイドレーションを冷蔵庫に保管してい方がいます。

 

冷蔵庫の庫内は結構乾燥しているのでカビ対策になるのですが、私も直近で使用する予定がある場合は、時々保管していたりします。

 

しかし、冷蔵庫の中にプラティパスを保管していると、結露するのか意外と乾きが悪いです。

 

家庭用の冷蔵庫の場合、どうしても開閉が多いので、その度に温度変化がおきて結露が発生していると思われます。

 

また、冷凍庫に保管しますと、プラティパスの素材を劣化させてしまい、寿命が短くなってしまうので止めて下さい!

 

プラティパスを長期間使う予定がない場合は、冷蔵庫に保管せず、シッカリと乾燥させてから常温で置いておいた方が良いかな~と思っております。

 

コーヒーの出し殻で乾燥させるやり方について

コーヒーの出し殻

 

こちらは、エアロプレスコーヒーメーカーを使って珈琲を淹れた後の出し殻になるのですが、こちらを乾燥させると嫌な臭いを吸収してくれる消臭剤として再利用できたりします。

 

コーヒーが大好きなもので、毎日欠かさず飲んでいるのですが、不要なコーヒー豆の出し殻を使ってプラティパスの内側を乾かすことが出来ないかと思い使ったことがあります。

 

部屋の湿度対策でコーヒー豆の出し殻や炭を使っている方がいると思いますが、嫌な臭いと一緒に対策できるので意外と便利グッズだったりします。

 

コーヒーの出し殻を自然乾燥させるには結構時間が掛かるので、フライパンを使って弱火で乾煎りするとパラパラに乾燥します。

 

そのパラパラに乾燥したコーヒー豆の出し殻を使ってプラティパスの内側の水滴を吸着させるやり方になるのですが、こちらはかなり効果的です!

 

効果的なのですが、どうしても内側にコーヒーの臭いが残ってしまうのと、出し殻をフライパンで炒めるのが面倒くさく、最近は行っておりません!

 

同じ理屈でお茶の出し殻を乾燥させて容器の内側の水滴を吸着させることも可能です。

 

あまりにも水滴の量が多いと吸着・膨張・固着してしまい、取り出すの面倒になってしまうのですが、ある程度乾いた後の仕上げとして使う分にはおすすめになります!

 

危険でNGなプラティパスの乾燥のやり方について

プラティパスの内側を乾かしたいがために、結構無茶なこと行っている登山・アウトドア愛好家がいましたので、危険でNGな乾かし方について触れたいと思います。

 

特に多かったのが電子レンジを使ってプラティパスの内側を乾かすやり方になるのですが、こちらは破損、発火の恐れがありますので、絶対に行ってはいけません。

 

メーカーの方でも、電子レンジの使用は禁止されていたかと思います。

 

プラティパスの内側の水分が蒸発する時に爆発する恐れがありますので、電子レンジの使用は大変危険です!

 

また、食器乾燥機を使ってプラティパスを乾かすやり方もあるみたいですが、素材の耐熱温度が90度までになりますので、使用する器具によってはNGになります。

 

ただ、使えそうな食器乾燥機もありますので(一般的には温風温度が70~80度前後のものが多い)、説明書をよく読んだうえで判断する必要があると思います。

 

また、大丈夫だとはお思いますが、直接火を当てて乾かす方法や、洗濯乾燥機を使う方法もNGになりますので、注意する必要があります!

 

NGな乾かし方に引き続きまして、私が実際に行っているプラティパスの乾かし方に移りたいと思います!

 

おすすめのプラティパスの最速の乾かし方のやり方について

プラティパス(platypus)1Lと2L

現在使っているプラティパス(platypus)は、こちらの1Lと2Lの2つを登山・アウトドアで使用しております。

 

1Lのプラティパスも、内側が乾きにくく、便利なのですが乾燥がネックになります。

 

 

登山で活躍している2Lのプラティパス

そしてこちらが毎回登山で大活躍している2Lのプラティパスになります。

 

2Lになりますが、最大で2.5Lほど水等を入れる事が出来ますので、登山・アウトドアに便利な水筒になります。

 

しかし、1Lのプラティパスと同様、2Lのプラティパスも内側の乾きが悪く、季節によっては2週間も中に水滴が残っている事があったりします。

 

経験上、気温がまだ低い春や、湿度が高い夏場は乾きが悪く、湿度の低い秋は結構早く乾く感じです。

 

 登山初めてからプラティパスを使っているもので、この乾きの悪さに疲弊してしまったことがありまして、なんとかならないものかと試行錯誤した結果、こんなアイテムに行きつきました!

 

 

2Lのプラティパスと綿棒

う~~~~マンボウ!!ではなく、綿棒!になります。

 

 

綿棒密集

なんだか綿棒って白いキノコのように見えちゃいますよね!

 

そろそろ鍋の季節ですので、全部入れちゃいましょうかね!?

 

 

綿棒を取り出し状態

綿棒を取り出し状態になるのですが、ここまで来ると何をしようとしているか分かっちゃいますよね!?

 

そうなんです!

 

 

綿棒をプラティパスの中に入れて乾燥させる

綿棒をプラティパスの中に入れちゃいます!

 

ちなみにプラティパスの口の径は2.2cmになりますので、十分綿棒を入れることが可能です!

 

 

綿棒をプラティパスの中に入れて乾燥させている状態

綿棒をプラティパスの中に入れた状態になります!

 

なんだか、とてもシュールな絵になってますよね(笑)

 

何をしているかと申しますと、綿棒を使って、プラティパスの内側に残った水滴を吸着させている状態になります!

 

 

プラティパスの口を閉じて綿棒でシェイク

プラティパスの内側の濡れ具合に応じて綿棒を挿入する本数を調整し、口を閉じてシェイクすればOKになります!

 

 

綿は吸水性に優れるので乾燥できる

名前の通り綿棒は、前後の端に綿素材が装着されておりますが、綿は吸水性に優れますので、思いのほかプラティパスの内側の水滴を吸着してくれます。

 

 

プラティパスを取り出す

 綿棒は、結構しっかりと出来てますので、水分を含んでも形が変形することがないので、取り出すのも簡単です。

 

 

プラティパスの臭いとカビ対策

「大吉」と記載があると嬉しい瞬間ですよね(笑)

 

 

最速でプラティパスを乾かすやり方

 綿棒を使うと、最速でプラティパスを乾かすことが出来ますので、おすすめのやりかたになります。

 

綿棒は衛生用品になりますので、口に入れるものに使っても問題ありませんし、費用面も大きな負担になりませんので、コスパも良く、簡単に乾かせるやり方かな~と思っております。

 

勿論、100均の綿棒で大丈夫なのですが、ガッツリと中を拭いて乾かしたい時は、こちらの綿棒がおすすめです!

 

 

ジャンルは、マウスピュア口腔ケア綿棒になるのですが、こちらは一般的な綿棒よりも綿素材の部分が大きく、また、長さも18cmと長い商品になります。

 

私、扁桃腺が弱くてすぐ喉が痛くなるのですが、医療用の綿棒を使って薬を直接喉に塗る事があるのですが、そんな風に使用する綿棒になります。

 

また、スポンジが更に大きい綿棒がこちらになります!

 

 

スポンジ部分が大きいので、吸着力がアップしております(笑)

 

こちらの綿棒を使って部屋やトイレの細かな部分の掃除で使用する方がいますので、色々な用途で使えるので1つあると便利でございます!

 

しかしながら、プラティパスの全長が30cmほどありますので、この長い綿棒を使っても長さが足りません。

 

長さが足りない部分は、割り箸と輪ゴムでジョイントさせれば届くようになりますので、上手くやってみて下さい!

 

塗れた綿棒も乾かせばまた使えますし、高価なものでもないので捨ててしまうのもアリかも知れません!

 

まとめ

 プラティパスを乾かすために試行錯誤をしてきた私ですが、始めて綿棒を入れ吸着させて乾燥が上手くいった時の衝撃は凄まじいものがございました!

 

「やべ、このアイデアなら特許とって一生遊んで暮らせるかも♡」

 

こんな甘い予感がしてしまいました(笑)

 

濡れ具合によってはチョット微妙な時もありますが、何本か綿棒を投入すれば大きな力を発揮してくれると思います!

 

プラティパスを始め、ハイドレーションを乾かすのにストレスを感じている方がいましたら、一度綿棒プレイを試してみてはいかがでしょうか!?

 

www.aohigetozan.com

プラティパスを始め、おすすめの登山用水筒について書いた記事になります!

良かったら参考にしてみて下さい!

 

www.aohigetozan.com

プラティパスと相性の良いアウトドア浄水器について書い記事になります!

浄水した水受けにプラティパスが便利ですのでおすすめです!