登山の装備でなくてはならないアイテムの筆頭として挙げることが出来るのがヘッドライトになります。
「ヘッドライトなんか使う機会がないから不要でしょう!」っと考えがちになりますが、電灯が一切ない山の中ではヘッドライトの灯りが命綱になったりします。
スマホのライトで十分だろ!っと思ってしまいますが、両手が空くヘッドライトの方が安全に登山することが出来ますので、必ず揃えて欲しいアイテムになります。
そんなヘッドライトですが、先日、充電式であるブラックダイヤモンド リボルト350を購入したのですが、使いやすく中々優秀なので今回解説していきたいと思います!
- ブラックダイヤモンド リボルト350を購入した経緯について
- ブラックダイヤモンドリボルト350の明るさと重量、使用時間、防水性能の詳細
- ブラックダイヤモンドリボルト350の使い方と機能の詳細
- ブラックダイヤモンドリボルト350の充電の仕方と注意点について
- ブラックダイヤモンドリボルト350レビュー!
- まとめ
ブラックダイヤモンド リボルト350を購入した経緯について
先日、南アルプスで登山していると日没を迎えてしまい、辺り一面真っ暗になってしまいました。
危ない登山道ではなく、長い林道歩きの途中で日没になったので、ま~大丈夫だろうと呑気に歩いていたのですが、暗くて気が付かなかった大きな枝に頭をぶつけてしまいました。
デカい石頭である私の方はビクともしなかったのですが、ヘッドライトに直撃したみたいで灯らなくなってしまい、辺り一面暗闇に包まれてしまいました。
キャー怖い♡アオヒゲさん(私)、手をギュッと握ってくれますか♡♡♡
といったシチュエーションになること間違いない状況だったのですが、残念ながら横を歩いてくれる山ガールは今も昔も皆無なもので、普段と変わらない寂しいくて暗い独りの時間になりました。
とりあえず真っ暗なので、「目を瞑れば同じだな」っと訳の分からない思考になってしまい、進退窮まってしまいました・・・。
結局、ヘッドライトのボタンをビンビコ♪ビンビコ♪押しては引くを繰り返したものの、状況は好転しませんでした。
ヘッドライトに話しかけ「あと少しだけおらに光を灯してケロ」、「頭が臭くて悪かった。今日からシャンプーケチケチせず泡立て良好にするから許してケロ」、「深夜粗大ごみを漁る時、君は使って悪かった。も~ゴミ漁りはしないから光を灯してください!!」っと、鬼気迫る説得の時間になりました。(?)
私の説得をもってしてもヘッドライトの光が付くことはなく、電池残量が少ないスマホの光を頼りに駆け足で下山したのですが、も~少し距離が長かったら「林道で遭難」していたと思うと、恥ずかしいような怖いような状況でした。
そんな感じで新しくヘッドライトを買わなくてはならくなったのですが、先人達の口コミ・レビューを読んでいると、充電池(バッテリー)が内蔵されているブラックダイヤモンドリボルト350が良さそうだと感じ購入する事にしました!
実際に登山やキャンプでブラックダイヤモンドリボルト350を使ってみると、明るくて重量も軽く操作性も良いので大活躍中になります!
今回は、おすすめのブラックダイヤモンドリボルト350についてレビューしたいと思います!
特に気になるのがヘッドライトの使い方や明るさなどになるかと思いますので、そちらについても触れながら書いていきたいと思います!
ブラックダイヤモンドリボルト350の明るさと重量、使用時間、防水性能の詳細
こちらが購入したブラックダイヤモンドリボルト350になります!
名前の通り、350ルーメンの明るさになるのですが、最新モデルになるため、ネットはおろか店舗でも品切れ中でとても買いにくいと思われます!
私はたまたま在庫があったのですぐ購入出来たのですが、残り1個だったので、その後は品切れのままになって久しい状況です。
そんなブラックダイヤモンドリボルト350ですが、使い方や充電の仕方については後述し、まずは本体のスペックについて書きたいと思います!
色々な荷物が増えがちな登山やテント泊での使用で気になるのがヘッドライトの重さですよね!
ブラックダイヤモンドリボルト350の重さは、本体が56g、バッテリーが35gで合計91gになっております。
ヘッドライトの中では、軽くもなく重くもなく、ま~普通な感じの重量だと思います。
バッテリーの代わりに単4電池3本(リチウムイオン電池も可)も使用可能になってますので、電源の代替えが容易な点も魅力の1つになります。
特に災害時は停電する恐れが高いので、電池が使用出来るのは心強いですよね!
なお、充電池は別売りされておりますので、劣化が進めば交換することが出来ます。
元々付属されてますので、暫くは別途購入する必要はないと思いますが、バッテリー内蔵型で交換できないモデルも多いので、ランニングコストを考えるとリボルト350はかなり優秀だと思います!
そしてヘッドライトで気になるのが使用できる時間と明るさになるかと思います!
ブラックダイヤモンドリボルト350は、明るさ(照度)をザックリ3段階に調整することが出来ます。
明るさと使用できる時間を纏めると、こんな感じになります!
- LOW 6ルーメン、照射距離8m、使用時間120時間
- MED 180ルーメン、照射距離60m、使用時間7時間
- MAX 350ルーメン、照射距離82m、使用時間3時間
登山やテント泊での使用を考えると、MEDモードで使うのが現実的だと思いますが、それでも180ルーメンの明るさが7時間使えるのは、中々優秀ですよね!
なお、防水性能はIPX4になりますので、雨や雪が降っても問題なく使用できます!
水たまり程度なら落としても大丈夫ですので、登山やテント泊でも十分耐えられる防水性能になります!
ブラックダイヤモンドリボルト350の使い方と機能の詳細
続きましては、ブラックダイヤモンドリボルト350の使い方と機能について書いていきたいと思います!
まず、購入すると説明書とUSBが付属されております。
こちらが説明書になるのですが、イラストで描かれているのみで、これだけだと使い方が分からないと思います。
なんとなく伝えたいことは分かるのですが、それでも言葉で教えて欲しいですよね(笑)
想いはなかなか伝わらない!の、典型的なパターンの様な気がしております(笑)
この説明書だけで理解するのは難しいので、写真を交えてブラックダイヤモンドリボルト350の使い方について解説したいと思います!
まずはブラックダイヤモンドリボルト350の機能について解説したいと思います!
こちらがヘッドライトの上部にありますボタンの様子になります。
左側の広い四角の形をしたボタンが明るさの調整等になりまして、右のボタンがON/OFFとロック機能になります。
ブラックダイヤモンドリボルト350の機能としましては、ディミング(照度調整)を始め、照度メモリー、ストロボ、赤色ナイトビジョン、デジタルロックがあります。
特に便利なのが照度メモリーになりまして、最後に使用した照度で再度点灯させることが出来るので、特にも何も操作せずお気に入りの明るさで使用することが出来ます。
そしてこちらがベルトの様子になります。
ベルトに関しましても、滑りにくい素材が使われていて、長さの調整も簡単でした!
洗う事も出来ますし、劣化したらベルトを交換する事も出来ます。
そして購入時の注意になりますが、写真に写る「REMOVE」は、簡単に外せるので、本体から取り外して使用します。
この「REMOVE」を外さないと充電が上手く出来ないのですが、そちらについても後述したいと思います。
そしてヘッドライトの側面には、充電の状況が一目で分かるようメモリが付いております。
ヘッドライトの充電残量の状況が一目で分かるので、うっかり充電忘れのミスを防げて非常に便利だと思います!
また、多面体光学レンズの設計がされていて、効率的に光が拡散されるので、非常に明るいモデルになります。
ただ、レンズが割れたり傷が入りやすいかな~っと思われますので、別途保護フィルムを貼ろうかな~っと考え中になります。
ブラックダイヤモンドリボルト350の充電の仕方と注意点について
続きましては、ブラックダイヤモンドリボルト350充電の仕方と注意点について書いていきたいと思います。
説明書にも記載れておりますが、四角いボタンを1回押すと、現在の充電残量の状況等が分かるようになっております。
それでは早速、ブラックダイヤモンドリボルト350の充電を開始したいと思います!
ヘッドライトの左側面に充電用のUSB端子があります。
ゴム製のカバーを外すとUSB端子が見えてきます。
こちらに付属してくるUSBケーブルを繋げば充電が開始されるのですが、購入時は「絶縁テープ」を剥がさないと上手く充電されません。
絶縁テープについては、説明書にも記載がなく、「何故、充電されないんだ!!」っと迷いに迷ってしまいました。
知らないと無駄に時間をロスしてしまうので、ブラックダイヤモンドリボルト350の絶縁テープの剥がし方についても触れたいと思います!
購入して手元に届いたら、まずは内蔵されているバッテリーのカバーを外す必要があります。
先ほどの「REMOVE」がカバーを開ける時に邪魔になりますので、まずは外してから左側面のロックを押し込んでカバーを外します。
少し力が必要ですが、押し込んで外すと、写真の様にバッテリカバーを開くことが出来ます。
こちらがブラックダイヤモンドリボルト350のバッテリー本体になるのですが、「PULL」とシールが貼られているのが見えると思います。
この「PULL」のシールが「絶縁テープ」になっておりますので、こちらは外さないと充電されません。
重複しますが、ブラックダイヤモンドリボルト350を購入したら、バッテリー本体の絶縁テープを外したうえで、充電を開始してください!
絶縁テープを外し、再度カバーをセットした上で充電を開始します。
充電中は、ヘッドライトの側面で充電状況が分かるようになっております!
なお、満タンに充電するまでに約4時間ほど掛かりました。
ブラックダイヤモンドリボルト350レビュー!
それでは実際にブラックダイヤモンドリボルト350を使用してレビューしたいと思います!
真ん中の強さで光を灯している状態になるのですが(180ルーメン)、十分過ぎるほど明るいです!!
こついらは最大照度(350ルーメン)で点けているのですが、これならどんな暗い登山道でも安心て歩くことが出来るな~っと感じました。
むしろ、最大光量の350ルーメンの出番はなさそうだな~っと感じた時間になりました。
最大の明るさですと、3時間しか充電が持ちませんので、やはり真ん中の明るさでの使用がメインになりそうですね。
こちらは最大の明るさで照らしている状態になるのですが、あまりにも光が強くペットボトルが神格化されちゃってますね(笑)
ついつい「ありがたや~ありがたや~」っと、リボルト350に照らされているペットボトルを拝んでしまいました(???)
かなり明るいヘッドライトになりますので、夜間の山飯調理の時に大活躍しました!
これだけの範囲を明るく照らしてくれれば性能としては十分ですよね!
そんな感じで主観になりますが、ブラックダイヤモンドリボルト350のレビューをしたいと思います!
まずは「ロック機能」が非常に便利でかなり助かっております。
ヘッドライトをザックに忍ばせていると、いつの間にか点灯していて大事な電池を消耗してる事があったりしますが、そんな誤操作がないので安心して登山に集中することが出来ました!
また、バッテリー電池が内蔵されているモデルになるので、コスト面も安く抑えることが出来て、その点が良かった所になります。
ブラックダイヤモンドのヘッドライトは、色々な種類が発売されているのですが、「安くて良いかも!」っと思うと、バッテリー本体が内蔵されておらず、別途購入しないといけないモデルが多く、結果的に揃えると高額(1万円以上)になってしまいます。
その点、ブラックダイヤモンドリボルト350は、元々バッテリーが内蔵されているので、価格面でも大きなメリットに繋がっております。
明るさも申し分ないですし、使用時間も長いので、安心して登山やキャンプを楽しむことが出来ております!
まとめ
トータルで考えると、バッテリー内蔵型タイプのヘッドライトは、ランニングコストを抑えることが出来るのでおすすめです!
充電が切れても乾電池で代替えできますし、バッテリー本体が劣化しても買い替えることが出来るので、かなり長い期間使うことが出来ると考えております!
心配な点としましては、寒い時期の使用時間や、本体の耐久性などが気になっているので、気づいた点が出てきましたらこちらの記事に加筆したいと考えております!
今まで使っていた旧式のブラックダイヤモンレボルトについて書いた記事になります!
性能的には十分だと思いますので、価格的にもこちらのモデルを買うのもアリだと思います!