関西を代表する六甲山は、低山ながら景色の良いお山が多く「夜景スポット」も点在してますよね!
眼下に広がる神戸、大阪の100万ドルの夜景に癒されたことが過去にあったのですが、そんなお洒落スポットを縦走する大会としてあるのが「六甲山全山縦走大会」 になります。
公称56kmに及ぶ縦走路を1日で歩く訳ですので、非常に難易度の高い大会になるのですが、悪戦苦闘しながらも無事に完歩することが出来ました!
今回は、日頃からトレーニングしてないと厳しい戦いになる六甲山全山縦走大会について解説したいと思います!
- 六甲山全山縦走大会に参加した経緯について
- 六甲山全山縦走大会の受付開始日と参加料金について
- 六甲山全山縦走大会攻略の秘訣とチェックポイント、歩くスピード、完歩率について
- 六甲山全山縦走大会の服装・持ち物について
- 六甲山全山縦走大会の完歩賞と荷物の預かりとお届けについて
- 六甲山全山縦走大会で利用した宿泊施設について
- 六甲山全山縦走大会スタートの様子とゼッケン、ICタグ、走る事について
- 六甲山全山縦走大会の難所須磨アルプス馬の背周辺の登山ルート詳細
- 六甲山全山縦走大会第1チェックポイント菊水山までの登山ルート詳細
- 六甲山全山縦走大会第2チェックポイント掬星台までの登山ルート詳細
- 六甲山全山縦走大会第3チェックポイント一軒茶屋、六甲山の登山ルート詳細
- 六甲山全山縦走大会ゴール地点宝塚までの登山ルート詳細
- 六甲山全山縦走登山ルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
六甲山全山縦走大会に参加した経緯について
ここ数年ほど「ウルトラウォーキング大会(100kmを1日で歩く大会)」等の長距離を歩く大会に出場しているのですが、今年の大きな目標として掲げていたのが冒頭に記載した「六甲山全山縦走大会完歩」と「ダイトレチャレンジ登山完歩」になります。
自宅が神奈川県にある関係で、関西方面のお山に登る事がないので、六甲山全山縦走大会が良いキッカケになるかも♡と思い参加することに致しました。
ダイトレチャレンジ登山の方は、問題なく完歩することが出来たのですが、それ以上に難易度が高く過酷と言われているので、自分の登山スキルの確認になると思ったのも1つの要因になります。
六甲山周辺は、ダイトレと同じく初めて訪れる山域なもので、山仲間から色々と情報収集して大会に臨むことに致しました。
事前に予習が出来たことも幸いし、無事に宝塚のゴールへ辿り着けたのですが、今回は参加した六甲山全山縦走大会について詳しく書いていきたいと思います!
特に気になるのが、予約受付開始日や参加料金、縦走登山の難易度、完歩率、持ち物、走って良いのか?等になるかと思いますので、その辺についても触れていきたいと思います!
まずは、今回参加した六甲山全山縦走大会で撮影した登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、六甲山全山縦走大会の登山ルートの様子や、登った山々からの美しい景色を堪能していただけたらと思います!
六甲山全山縦走大会の受付開始日と参加料金について
縦走大会参加の初めの1歩であり、大きな障壁となすのが、六甲山全山縦走大会の参加希望者の多さになります。
大会の受付開始日から時間が経ってしまうと、そもそもエントリーすらできない状況となります。
私の場合、受付開始日にエントリーしたので問題なく参加できる事となりました。
なお、今回の六甲山全山縦走大会の受付開始日は8月1日12時00分になりまして、受付終了日は、8月23日17時00分までになります。
例年、同じような時期に受付が開始されますので、参加希望者は忘れないようチェックしてください!
そして少し厄介なのが受付の仕方になるのですが、WEB(JTBスポーツステーション)で行う形になります。
事前に「JTBスポーツステーションの会員登録」しておいたので、時間のロスが少なく、サクサクと受付をすますことが出来ました!
また、気になる六甲山全山縦走大会の参加料金ですが、「半縦走」と「全山縦走」の2つがある関係で、料金が異なっております。
- 六甲山全山縦走参加料 :7,000円
- 六甲山半縦走参加料 :一般 5,000円 中学生 2,000円
- インターネット決済手数料:220円~
ダイトレ登山と比べると、料金が2倍以上になりますので、ちょっと高いな~っと感じてしまいました。
なお、参加料金の支払い方法は、コンビニ決済、クレジットカード決済から選べるようになっておりました。
六甲山全山縦走大会攻略の秘訣とチェックポイント、歩くスピード、完歩率について
※六甲山全山縦走大会より出典
こちらが六甲山全山縦走大会のチェックポイント毎に設定されている関門(時間制限)になります。
六甲山全山縦走大会の歩く距離は、公称56kmと言われておりますが、実際は45km前後になります。
朝の5時にスタートの場合、最終受付時刻である22時まで17時間の猶予がある計算になります。
全体の歩く速さ(スピード)を計算しますと、2.7km/時くらいで歩き続けないとタイムオーバーになってしまいます。
また、3つのチェックポイント(関門)がありますので、そちらを時間内に通る必要もあります。
5時にスタートした場合の各チェックポイント毎の距離と歩くスピードを纏めると、ザックリこんな感じになります!
- 第1チェックポイント菊水山まで距離が16km、歩く速度は≒2.2km/時
- 第2チェックポイント掬星台まで距離が9km、歩く速度は≒2.8km/時
- 第3チェックポイント一軒茶屋まで距離が10km、歩く速度は≒2.9km/時
- 宝塚ゴールまで距離が10km、歩く速度は≒2.5km/時
全体で計算すると上述の2.7km/時の速さで歩けばOKなのですが、チェックポイント毎で微妙に異なりますので注意が必要になります。
受付終了時間を考慮すると、第2、第3チェックポイントの区間は、結構速く歩かないと失格になってしまうので、いかに「貯金」を使っていくかが六甲山全山縦走大会完歩の秘訣になります。
色々考慮しますと、標高差が小さい序盤でいかに速く進むかが「貯金」を作るうえで重要になっていきます。
そして気になる六甲山全山縦走大会の完歩率ですが、最新の資料が出ていないのでアレですが、過去の平均からしますと約80%になっております。
一見すると完歩率が高いですが、それでも45kmの道のりを17時間で歩かなければならない大会ですので、ベストコンディションで臨まないとゴールは難しいと思います!
六甲山全山縦走大会の服装・持ち物について
六甲山全山縦走大会の服装や持ち物につきましては、ここ数年参加しているエキストリームウォーク(100kmウォーキング大会)等でノウハウが蓄積してきましたので、今回は更に必要な物だけをチョイスして大会に臨みました。
やはり今回も「普段使っている登山用のウェアにするか?」、「それとも変態系コスプレスタイルの方が良いのか?」むしろ、「セクシースケスケ路線で勝負すべきか?」と、山ガール達の阿鼻叫喚な状況を妄想しながら考えてみました。
妄想が膨らんでしまい一向に選定が進まず大変だったのですが、必要最低限の持ち物が良いだろうと考え、こんな装備にいたしました!
〇ノースフェイスFLYWEIGHTPACK15サブザック(アタックザック)
六甲山全山縦走大会は、11月10日にの開催されたのですが、まだまだ日差しが強く、日焼け対策が必須と感じたもので、その辺を考慮した服装と持ち物にいたしました。
結果的に天気が良すぎて日焼けをしてしまったのですが、対策していなかったら更に酷いことになっていたと思われます。
また、パタゴニアのマウンテンパーカーは、日の出から暑くてゴールまでほぼ着ませんでした。
ただ、合羽と防寒着の代わりになるので持ち物に追加した感じです。
シューズにつきましては、長時間の舗装路歩き(全体の1/3ほど)があると情報入手したもので、登山靴はやめてソールが柔らかいオンランニングシューズを選びました。
結果的に、このチョイスが大正解になりまして、六甲山全山縦走大会も快適に歩くことが出来ました!
ソールの堅い登山靴で出場していたら、マメと水膨れの被害が凄かったかも?と思ってしまいました。
そして六甲山全山縦走大会の完歩の秘訣は、服装も大事ですが、それ以上にシューズ選びが重要であると感じました。
また、シューズと同じくらい重要な靴下につきましても、5本指ソックスの方がマメや水膨れ対策になると思いますのでおすすめです!
また、行動食につきましては、エイドがないとのことで、歩きながら食べれるゼリー飲料やチョコレートなどをメインにしました。
六甲山全山縦走大会の後半戦は、急途が続きますので、アミノバイタル等のアミノ酸系のゼリー飲料がとても重宝しました。
そしておすすめなのが、足のマメ、靴擦れ、水膨れ対策に絶大な力を発揮してくれガーニーグーになります!
少しふざけた名前ですが、足裏以外にも、擦れて痛くなる所に塗ると潤滑油の様な働きをしてくれるのでワセリンよりもおすすめしております!
六甲山全山縦走大会の完歩賞と荷物の預かりとお届けについて
続きましたは、六甲山全山縦走大会の完歩賞と荷物のお届けについて触れたいと思います!
無事にゴールすると、完歩認定書がもらえます!
なお、今回は50回記念大会ということで、「記念品」の配布がありました。
家に帰ってから完走記念品をジックリ開けてみました!
煙が出てお爺ちゃんになったら嫌だな~っと思いつつ開けてみると・・・
完走記念品の盾になっておりまして、50回目の記念品になります。
中々豪華な仕様になっておりまして、神戸市の市花?であるシチダンカとオオイワカガミがあしらわれた記念品になっております。
この完歩証明書と記念品をゲットすべく45kmを頑張って歩くのですが、非常に辛くて長い道のりになります!
なお、六甲山全山縦走大会では荷物の預かりは行っておりません。
ウォーキング大会やマラソン大会などでは、スタート地点で荷物を預かり、ゴールに運んでくれるサービスがあったりするのですが、六甲山全山縦走大会ではありませんので、当日は身軽な格好で歩き、荷物を宝塚駅周辺のコインロッカーに預けた方が良いかと思います!
私は諸事情により、宝塚駅のコインロッカーではなく、帰りに乗る新幹線の駅(新大阪駅)のコインロッカーに登山で使わない荷物を預けました。
有料でも良いので、スタート地点で荷物を預かり、ゴールまで運んでくれるサービスがあると助かりますよね。
六甲山全山縦走大会で利用した宿泊施設について
神奈川県在住のもので、朝一番の新幹線、飛行機に乗っても5時にスタート地点には到着出来ないので、前泊する事にしました。
六甲山全山縦走大会のスタート地点の最寄り駅は、「須磨浦公園駅」になるので、その付近で宿泊施設を探してみました。
前泊できる宿が何軒かあったものの、どれも予約でいっぱいで利用することが出来ませんでした。
そんな経緯もありまして、少し離れたカプセルホテル神戸三宮を利用しました。
名前の通りカプセルホテルになるのですが、大浴場や自動販売機等がある休憩スペースも充実していて前泊するのに丁度良い感じでした!
普通の宿よりも値段が安いので、貧乏をこじらせている私には有難い感じだったのですが、唯一の欠点は「防音」になります。
かなり音が響くので、耳栓必須になりまして、マナーの悪い宿泊者もいましたので、その点は要注意になります。
今回、六甲山全山縦走大会で利用しようとした宿泊施設を羅列しておきますので、興味があれば参考にしてみて下さい!
この辺は料金も安く、スタート地点である須磨公園駅へのアクセスも良いので、六甲山全山縦走大会の宿泊施設として一考の価値があると思います!
そんな感じで六甲山全山縦走大会を歩いた時の様子に移りたいと思います!
六甲山全山縦走大会スタートの様子とゼッケン、ICタグ、走る事について
それでは今年の目標の1つであります六甲山全山縦走大会に出場し完歩を目指したいと思います!
WEBで受付と料金を支払うと、大会の10日前にゼッケンや事前の説明書などが送られてきました。
大会で忘れて行けないのが、こちらのICタグとゼッケンの2つになります。
この2つのICタグをシューズに付けないといけないのですが、忘れてしまうと別途1,000円の費用が発生します。
このICタグを使って、チェックポイントの受付とタイムの管理をするので、絶対に忘れてはいけないのと、付け方を間違えると正しく計測されませんので注意して下さい!
六甲山全山縦走大会のコースの概況や、チェックポイント、ゴールの最終受付時間など、細かく記載されてますので、スタートする前までに何度か読んでおくと安心です。
そんな感じで今回は(今回も)、横浜から高速バスを使って六甲を目指したいと思います!
23:50発の夜行バスを予約したのですが、週末で大渋滞との事で、到着が24:30となり、のっけから波乱万丈な船出となりました・・・。
カプセルホテルで前泊し、そこからタクシーを使ってスタート地点である須磨公園駅に向かいました。
タクシーの料金は、神戸三宮駅から8,000円でした。
4:30頃、スタートの受付に到着すると、既に300m以上の行列になっておりました・・・。
何時にスタートできるのか、この時は恐怖しかなかった感じでした。
スタート地点には仮設トイレがモリモリ設置されておりました。
結構、冷え込んでいたのでトイレが近い人には有難いですよね。
そんな感じで六甲山全山縦走大会のスタートでございます!
スタートの垂れ幕に記載されておりますが、六甲山全山縦走大会は走ることは厳禁です。
パンフレットにも「走るな!」と記載があったのですが、残念ながらルールを守れないハイカーが数多くいました。
私は天地神明に誓って「走らなかった」のですが、数多くのマナー違反を目撃しました。
最初に書きますと、意外なほどサクサク歩けて10番目前後にゴールできたのですが、私より早く到着した方は全て走っておりました。
私の次に到着したオネーさんもやたらと早いな~っと思ったのですが、そちらは走っていたのか見てないので分かりませんが、第3チェックポイントからは凄い有様でした。
訳の分からない外人は、スタート直後から走っていたみたいですが(1番で到着)、それ以降もルールを無視して走る走る・・・。
だからトレランは嫌いなんですよね。
ルールを守らず自分の事しか頭にないんでしょうね。
登り坂だとダラダラと歩いて邪魔なのに避けようともしない。
後ろから登山者に煽られてプライドが傷つかないのか不思議でなりません。
動画撮影しながら走っていた輩もいたので、YouTubeで自己顕示欲を満たしているのかな?っと思ってしまいました。
全世界にルール違反を晒すと考えない脳細胞を私には理解できませんでした。
何度も書きますが、六甲山全山縦走大会は走ってはいけません。
何故、走っていけないか分かりますか?
道路使用許可申請をするにあたり、「マラソン大会」ではなく「ウォーキング大会」で許可をとっているので、今後不正使用が発覚すると大会の運営に支障をきたします。
また、保険の絡みもありますし、狭い登山道を走って追い越せば思わぬ事故の原因になります。
走りたかったらトレランの大会に出れば良いだけです。
ま~トレランの大会だと上位に食い込めないので、登山者と混じって上位をとり目立ちたいだけなのかも知れませんよね。
努力して本来のフィールドで戦いなさいよ!っと思いながら汚い尻を眺めていた誰かさんでした(笑)
あまりにも目に余るので、厳しく書かせていただきました。
何故なら、大会に参加してない登山者が、登山道で走っている輩とすれがった後、「走っているじゃん。マナーが悪いから六甲山全山縦走大会は嫌なんだ。迷惑なんだけど」と、私に向かってぼそりと語り掛けてきました。
私を仲間だと思わないでくれ~~っと、本気で否定したくなった時間になりました。
六甲山全山縦走大会の難所須磨アルプス馬の背周辺の登山ルート詳細
半分愚痴になってしまいましたが、気を取り直して六甲山全山縦走大会の登山ルートの詳細に移りたいと思います!
スタートして暫くは登山者の大渋滞になりまして、中々進めませんでした。
なんだかタイムスリップ失敗したような写真になっておりますが、諦めながら進んで行くと夜明けを迎えました。
六甲の夜明けでございます!
迷惑になるので立ち止まって撮影出来なかったのですが、神戸の夜景が綺麗でウットリが止まりませんでした!
なんだか頑張れそうな予感がした六甲山全山縦走大会当日の夜明けの様子でした!
暫く進むと六甲山全山縦走大会の難所の1つであります須磨アルプスが見えてきました。
須磨アルプスのあまりの高度感にタイムスリップしてしまいました(?)
登山仲間からの情報の通り、須磨アルプスは難所な事もありまして、六甲山全山縦走大会の渋滞の名所になっております。
今回も結構渋滞しまして、須磨アルプスを抜けるのに時間が掛かってしまいました。
ブレブレですが「全山縦走路」とプレートが打ち込まれておりました。
「六甲山全山縦走大会に参加しているんだ~!」と、妙に気合が入った一瞬でした。
それにしても須磨アルプスって、中々凄い所ですよね!
初めて登ったもので、非常に新鮮な登山の時間になりました。
そんな感じで須磨アルプスの馬の背に到着です!
ジャンダルムの馬の背と比べると大したことはないですが、それでも滑落するとタダでは済まないので、十分注意して下さい!
須磨アルプスからの六甲山方面の景色になります。
多分、遠くに見えているあの山並みまで歩くんでしょうね~・・・。
六甲山全山縦走大会第1チェックポイント菊水山までの登山ルート詳細
須磨アルプスを攻略し、次の獲物は第1チェックポイントの菊水山を目指して登山スタートでございます!
暫く街中歩きになりますのでソールの柔らかいシューズがおすすめです!
モリモリ進んで行くと、休憩するのに最適な公園が登山ルート上にありました。
定期的にトイレと自動販売機があるので、その点も安心だと思います。
登山ルート上には、定期的にコースを示す案内板がありますので、迷うことは少ないと思います。
も~お腹一杯なので、電車に乗って宝塚駅に向かい、宝塚歌劇団を鑑賞したい!っと思ってしまった時間帯になりました(笑)
舗装路から山道に入り少し登れば第1チェックポイントの菊水山が見えてきます。
山頂からの景色が素晴らしいので、展望台に寄ってみました。
菊水山山頂からの展望になります!
見えている橋は明石海峡大橋ですね!
瀬戸内海と街並みが美しいですね!
海と山が近くないと、この絶景は生まれませんよね!!
六甲山全山縦走大会の登山ルートは、景色が良い所を歩くので飽きがこなくて楽しいですね!
六甲山全山縦走大会第2チェックポイント掬星台までの登山ルート詳細
菊水山で少し休憩した後、六甲山全山縦走大会第2チェックポイントである掬星台を目指して登山スタートしたいと思います!
暫く歩くと、池の畔に登山ルートが延びてまして、中々雰囲気の良い所でした!
雰囲気が良いのですが、登山道が狭いので、この辺はすれ違い出来ません。
それにもかかわらずトレランの奴らは・・・
池の畔から今度は吊橋を渡ります!
シッカリした吊橋ですが、それでも高度感があって初恋な感じの時間帯でした(笑)
チェックポイントである掬星台の前には、展望が良い鍋蓋山があるのですが、道標にも記載がされてきました!
おすすめされた山なので、今から楽しみです!
鍋蓋山までの登山ルートも雰囲気が良く、だいぶ六甲山全山縦走参加者も減って静かな山歩きになってきました。
そんな感じで鍋蓋山に到着です!
鍋蓋山の標高は、486.5mになるのですが、低山ながら景色が素晴らしい一座になります!
鍋蓋山からの神戸の景色になります!
夜景も綺麗でしょうね!
海と山並みの景色が素晴らしく、鍋蓋山の山頂は、六甲山全山縦走者以外にも数多くのハイカーで賑わっておりました。
鍋蓋山から六甲山全山縦走大会第2チェックポイント掬星台を目指して進んで行くと、コカ・コーラの販売がありました。
1本220円?だったので買いませんでしたが、良く冷えてそうでした。
そしてこちらが登山ルート上にあった不動尊になります。
次回はゆっくり参拝したいですね。
そして橋を渡るとキャンプ場?がありました。
桜茶屋になるのですが、薪や木炭、BBQセットなども販売していたので、キャンプ場なのかも知れません。
桜茶屋周辺は、自動販売機やベンチがあるので、六甲山全山縦走大会の休憩に丁度良い感じでした。
こちらが桜茶屋の近くにある公衆トイレになります。
そんな感じで天狗道を使って六甲山全山縦走大会第2チェックポイント掬星台を目指していきます!
摩耶山までは急登が続きまして、ここで力尽き白目が剥き出しになってしまいました・・・。
前の登山者(トレラン)が、ま~道を譲らずイライラが募りました。
六甲山には色々な登山コースがあるんだな~っと釘いるように見てしまいました。
家から近ければチョコチョコ来てしまうんですけどね。
アンテナがモリモリの建物が見えてくると、六甲山全山縦走大会第2チェックポイント掬星台の手前にあります摩耶山まであと少しになります!
摩耶山周辺の紅葉が色づいてまして、とても綺麗でした!
自動販売機もいっぱいあって、休憩するのに丁度良い感じでした!
ここで1.5L分購入しました。(2Lでスタートしました)
するとこちらが第2チェックポイントである掬星台でした。
こちらでICタグを通さないと失格になってしまうのですが、なんとチェックポイントの受付時間が12時からになりまして、ここで1時間ほど待つ羽目になりました。
私は6番目に第2チェックポイント掬星台に到着出来たみたいです。
なんで座っているんだろう?っと思ったのですが、まさかのチェックポイント待ちで私も加わるとは夢にも思わず・・・。
登山仲間から聞いていたのですが、第2チェックポイント掬星台では、「摩耶山を守ろう会」から無料でホットレモンのサービスがあります!
紙のカップが用意されていて何杯もいただくことが出来ますし、空きのペットボトルがあれば、そちらにも無料で入れてくれます!
いや~太っ腹だな~っと思いつつ、疲れた体に染み渡る旨さでした♡
そんな感じで時間もあるので摩耶山周辺を散策してみました!
少し休みなさいよ!って聞こえてきますが、マグロと一緒で動いていないと中トロになってしまうのです!(?)
それにしても神戸港の景色が素晴らしく掬星台が夜景スポットである事が頷けました!
何時までも見ていられる神戸の街並みでした!
いや~良いもん見せて貰えて私は幸せ者でございます!!
次回来ることがあれば、神戸の街並みを私の魅力を分かってくれる山ガールと二人で散策したいですね~
久しく南京町も出没してませんからね~
掬星台のチェックポイントで、夜に備えて蛍光する垂れ幕?を頂きました。
結局、暗くなる前にゴールできたので不要だったのですが、走ってる輩はこれを見なかったのでしょうかね?
そんな感じでチェックポイント通過出来る時間になったので、第3チェックポイントである一軒茶屋を目指してスタートしたいと思います!
六甲山全山縦走大会第3チェックポイント一軒茶屋、六甲山の登山ルート詳細
掬星台からは暫く舗装路歩きになります。
六甲山周辺は、見事に色づく紅葉が多く、大変癒されました!
よ~~やっく「六甲山頂」と「宝塚」の表示が見えてきました。
だいぶ歩いてきましたね~
六甲山周辺の登山ルートも景色が良い所が多く飽きの来ない行程になりました。
六甲山の山頂に近づくと、こんなフォトスポットがありました!
写真撮って下さりありがとうございます!!
我ながら「逝ってる~♪逝っている~♪」な姿に思わずドン引きしてしまいました(笑)
それにしても大阪方面の景色が素晴らしく、ここでボ~~っとしたいな~っと思ってしまいました。
六甲山全山縦走大会の登山ルートから少し外れてしまうのですが、折角なので六甲山の最高峰へ寄ってみました。
こちらが六甲山最高峰地点になりまして、標高は931mになります。
勿論、六甲山全山縦走大会の登山ルート最高地点になります。
それにしてもジャックダニエルが被っている帽子が素敵ですよね♡ってか、正式名称はIWハーパーでしょうかね?
なんだか良く分かりませんが、六甲山最高峰からの景色になります!
この辺も夜景が綺麗でしょうね~☆彡
六甲山最高峰から少し下ると第3チェックポイントである一軒茶屋に到着したのですが、ここでもまさかのチェックポイント待ちになってしまいました。
時間があるのでトイレによって儀式を済ませてきました(笑)
お~主よ、なんでこんなに臭いのでしょうか!?っと、祈りを捧げながら流れていきました。(???)
掬星台チェックポイントよりも短いですが、それでも約10分程チェックポイント待ちになってしまいました。
さ~残すは宝塚までとなりました!
ゴール目指して頑張りたいと思います!
六甲山全山縦走大会ゴール地点宝塚までの登山ルート詳細
一軒茶屋チェックポイントからは、暫く舗装路歩きになりまして、途中から山道になります。
なんとなく「忍者ハットリくんが走っている目線」な写真ですが、私は走っておりませんので誤解しないように!
基本、なだらかな山道をこなすと、林道(舗装路)となります。
ここからゴールの宝塚まで舗装路歩きになります。
舗装路歩きとは言いつつ、素敵な景色を見渡せるので、飽きの来ない時間になりました。
も~直ぐ六甲山全山縦走大会が終わってしまうと思うと、何だか切なくなってしまいました。
ぼちぼち宝塚市街が見えてきました。
ここから一気に急降下になります。
そんな感じで無の境地で歩き続き、感動の宝塚のゴールに辿り着けました!
見えている野郎どもは、ルールを無視して走っていた奴らになります。
タイムを競う大会でもないのに恥を知りなさい!
ゴールを目指して2,000人近くの人間が歩いていると思うと凄い大会ですよね!
山積みされた完歩認定書の数が参加者の人数を物語ってますよね!
長い道のりになりましたが、ルールを守って無事に完歩出来て安堵致しました!
そんな感じで六甲山全山縦走大会の詳細に移りたいと思います!
六甲山全山縦走登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回参加した六甲山全山縦走大会のルートと標高差の地図になります。
累積標高は、約2,900mになりますので、かなりアップダウンが連続するコースになります。
1日で六甲の山々を縦走する大会になりますが、本来なら4回に分けて登山するのが一般的になります。
なお、六甲山全山縦走大会の開催日は、11月10日なりまして、朝晩は肌寒かったものの、昼間は強い日差しで結構暑く、体温調整が難しい1日になりました。
標高差の地図の通り、終盤に控えている六甲山の山頂の標高が931mになりまして、本コースの最高峰になる関係で、大会参加者にとっては、山頂手前の長い舗装路歩きが鬼門になると思います。
六甲山の手前の摩耶山も急登が続くタフなルートになりますので、体力、筋力の配分がかなり重要な大会になります。
私の場合は、ペースを変えず淡々と登ったのが功を奏した形になりました。
そしてこちらが六甲山全山縦走大会のコースタイムになります!
上述の通り、靴にICタグを着けて歩く関係で、チェックポイントを通過した時刻を自動で管理してくれます。
この表示が六甲山全山縦走大会の私の正確なコースタイムになるのですが、途中経過が分かりませんので、別途記載したいと思います!
六甲全山縦走大会スタート地点 5:06 → 5:29 鉢伏山 → 6:26 横尾山 → 6:40 須磨アルプス馬の背 → 7:38 高取山 → 8:59 菊水山 → 9:35 鍋蓋山 → 11:03 摩耶山 → 12:00 掬星台 → 13:04 六甲ガーデンテラス見晴らしの塔 → 13:39 六甲山 → 14:06 水無山 → 14:33 大平山 → 15:16 塩尾寺 → 15:30 宝塚湯本台広場ゴール地点
スタート地点である須磨浦公園駅からゴール地点である宝塚までのコースタイムが約10時間30分になりました。
ただ、第2チェックポイントである掬星台の受付が時間前とのことで、そちらで約1時間待ちまして、第3チェックポイントである一軒茶屋でも同じように約10分ほど待つことになりました。
チェックポイントでの待ち時間を控除すると、六甲山全山縦走大会の正味コースタイムは、約9時間20分前後になると思われます。
六甲山全山縦走大会のコースタイムは、平均すると12時間~14時間になるといわれてますので、そちらと比べるとサクサク歩けた感じになりました。
まとめ
初めてチャレンジした六甲山全山縦走大会ですが、参加者の多さに驚かされつつも、神戸、大阪の夜景や朝焼けの景色が美しく、人気があるのも頷ける感じでした。
参加料金からしますと、エイド(補給所)もほぼないですので割高に感じてしまったのですが、誘導員の多さなどを勘案すると、ある意味妥当だかなと思いました。
歴史のある大会ですが、今回節目の50回記念大会に出場出来て本当に良かったと感じておりますし、これからも末永く続いて欲しい大会の1つになります!
暫く参加することはないと思いますが、60回還暦記念大会?辺りで再チャレンジ出来たらよいかも!?っと、やんわりと思っている今日この頃でした!
関西エクストリームウォーク100を完歩した時の様子について纏めた記事なります!
持ち物や服装、完歩の秘訣なども書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
六甲山全山縦走大会よりも数倍キツイ「富士山一周ウルトラウォーキング」で125kmを1日?で歩いた時の様子について詳細に書いた記事になります!