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伊勢原大山インターチェンジ開通で丹沢大山のアクセスが便利に!料金・場所・新東名高速道路の開通予定は!?

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伊勢原大山インターチェンジ(IC)が2020年3月7日(土)に開通の記事

※NEXCO中日本より出典(以下5枚の写真も含む)

 

 

伊勢原大山インターチェンジ(IC)が2020年3月7日(土)に開通!

 観光地でもあり、多くの登山者を向かい入れている丹沢大山ですが、登山口の近くに「伊勢原大山インターチェンジ(IC)」が2020年3月7日(土)の15時に開通いたしました!

 

数年前から工事が始まり、何時になったら高速道路が開通するのかな!?と思ったいたのですが、よ~やく完成となりました。

 

今回の開通区間は、新東名高速道路の伊勢原ジャンクション(JCT)から伊勢原大山インターチェンジ(IC)までの約2.4kmになります。

 

この2.4kmの道のりの開通が地味に大きく、丹沢大山のアクセスが今後向上することが期待されます。

 

たかだか2.4kmの道のりが何故大きいかと申しますと、都内から丹沢大山へアクセスする場合、伊勢原ジャンクション(JTC)から下道に下りて、国道246号線を使わないといけなかったのですが、この下道が厄介なことに非常に混雑いたします。

 

国道246号線は、厚木市と伊勢原市の境から片側一車線になるのが影響してか、時間帯によっては大渋滞し、丹沢大山への車でのアクセスに時間が掛かったりしておりました。

 

渋滞を嫌ってか、丹沢大山へ出没する時は、電車(小田急線)とバスを利用する方が多い印象があったのですが、今回の伊勢原大山インターチェンジが開通したことにより、アクセスの時間がかなり短縮になると思われます!

 

登山に限らず、丹沢大山にはパワースポットである大山阿夫利神社(おおやまあふりじんじゃ)も鎮座してますので、観光で訪れる予定の方も多いと思います。

 

今回は、伊勢原大山インターチェンジの開通についてと、高速料金、場所、今後の新東名高速道路の開通予定についても触れていきたいと思います!!

 

伊勢原大山インターチェンジ(IC)の開通した場所について

伊勢原大山インターチェンジ(IC)の開通した場所については、こんな感じになっております!

 

伊勢原大山インターチェンジ(IC)の開通した場所

※NEXCO中日本より出典

 

丁度、神奈川県の真ん中付近に丹沢大山が鎮座しているのですが、現在、着々と工事が進んでいる新東名高速道路の最初の一歩と呼んでよい開通区間になります。

 

新東名高速道路につきましては、海老名南ジャンクション(JCT)から豊田東ジャンクション(JCT)までの約254kmを結ぶ高速道路になります。

 

今回の伊勢原大山インターチェンジの開通は、短い距離にはなりますが、周辺道路の混雑解消に貢献するのではないかな~と思います。

 

そして、伊勢原大山インターチェンジ周辺の場所はこちらになります!

 

 

県道603号線付近に伊勢原大山インターチェンジが出来ますので、 丹沢大山観光の起点になる「大山登山ケーブルカー駅」からだいぶ近い所まで高速道路でアクセスすることが出来るようになりました。

 

大山の麓の名湯である「七沢温泉」や、紅葉・新緑が素晴らしく、クリスマスの時期のイルミネーションで有名な「宮ヶ瀬湖」方面に行くにも便利な場所にインターチェンジが出来ますので、色々な使い方があるかと思います!

 

 

大山秋の紅葉祭りの様子と夜景

特に秋の紅葉のシーズンは、大山の中腹は「もみじ祭り」が行われ、ライトアップもされるのでとても綺麗でおすすめになります!

 

丹沢大山から見る神奈川・東京の夜景も素晴らしいので、チョットしたドライブデートにも良いかな~と思います!!

 

 

丹沢大山へのアクセスの注意点と駐車場にについて

丹沢大山へのアクセスの注意伊勢原大山インターチェンジ方面の分岐を間違えてしまうと面倒点

 ※NEXCO中日本より出典

 

上述してます通り、伊勢原大山インターチェンジが開通したことにより、大山へのアクセスが非常に良くなり便利になります!

 

都内から大山までの所要時間も、約20分短縮になる計算になります。

 

時短にもなって良いのですが、注意しなければならない点としましては、伊勢原大山インターチェンジ方面に進んでしまうと、現状、静岡・名古屋方面に進めません。

 

今後の新東名高速道路の開通予定によって、状況は変わってくるのですが、そちらにつきましては後述したいと思います!

 

また、車の運転で注意すべき点としましては、伊勢原ジャンクション(JCT)で、東名高速道路の下り方面(静岡・名古屋方面)と、伊勢原大山インターチェンジ方面の分岐を間違えてしまうと戻ることが出来ず面倒くさいことになります。

 

伊勢原ジャンクション(JCT)の分岐図大山方面と東名高速道路分岐

 ※NEXCO中日本より出典

 

こちらが伊勢原ジャンクション(JCT)の分岐図になるのですが、看板と路面に東名高速道路への分岐があることが分かるようになっているものの、左折になりますので、静岡・名古屋方面に行く場合は、真っすぐ進まないように注意してください。

 

伊勢原大山出口は、新しいインターチェンジですので、カーナビが対応していないと思われますので、伊勢原ジャンクション(JCT)の分岐は注意する必要があります。

 

伊勢原ジャンクション付近になったら、スピードを出さないよう運転することを心がけた方が良さそうですよね。

 

そしてアクセスが便利になった丹沢大山ですが、渋滞の影響も少なくなりますので、今後、車で来る方が増えると思われますよね。

 

 地図の通り、丹沢大山周辺には、有料駐車場が複数整備されているのですが、正直どれも狭く、観光シーズンになりますと満車で停められないことがしばしばあります。

 

特に新緑や紅葉の季節や、大晦日から正月三が日は、駐車場待ちの車で大行列になります。

※お正月は通行止めになる区間もあります。

 

駐車場の台数も限りがありますので、混雑が予想される時期は、大山へのアクセスの起点になる小田急伊勢原駅周辺い車を駐車し、バスで向かうのも1つの手だと思います。

 

伊勢原駅周辺の駐車場は、1、000円/日前後の所が多く、大山行のバスの本数も多く、値段も片道大人320円(IC315円)と安いです。

 

駐車場待ちでイライラするよりは、バスを上手く利用した方が良いかな~と思います!

 

 

伊勢原大山インターチェンジの高速料金について

伊勢原大山インターチェンジ高速料金の値段

※NEXCO中日本より出典

 

 折角開通した伊勢原大山インターチェンジですが、気になるのが高速料金ですよね!

 

既に値段の方も発表されております。

 

東京から東名高速道路を使って普通車でアクセスする場合は、片道1,780円になります。

 

ETC割引も適用され、深夜の時間帯(0:00~4:00)にアクセスすると、高速料金から30%割引されます。

 

また、平日朝夕割引や、休日割引等も適用されますので、丹沢大山へ安く訪れることが出来ます。

 

大山登山で訪れる場合は、ETCn深夜割引や、休日割引等を適用させれば、人数にもよりますが、公共交通機関でアクセスするよりも、だいぶ安い高速料金で行けると思います!

 

交通費を上手く節約し、丹沢大山の名物の1つである「お豆腐」などのグルメにお金を使うのもアリですよね!!

 

また、渋滞するのがネックですが、国道246号線の伊勢原ジャンクション(JCT)周辺は、飲食店がだいぶ増えておりますので、そちらで食事をするのも良いかな~と思います!

 

新東名高速道路の開通予定について

新東名高速道路の開通予定ルートとインターチェンジ・サービスエリア

 ※NEXCO中日本より出典

 

ここで気になるのが、今後の新東名高速道路の開通予定ですが、既に計画が進行中になりまして、2023年に全線開通予定になっております。

 

今度の予定としましては、2021年になりますと、秦野インターチェンジ(IC)と、秦野サービスエリア(SA)が開通いたします。

 

サービスエリアと聞くと海老名サービスエリアが有名ですが、秦野サービスエリアもかなり広い敷地になっております。

 

海老名サービスエリアに負けないくらい、飲食店やお土産屋さん等が充実するのではないかと思っております。

 

秦野インターチェンジが出来ますと、丹沢山塊の登山の玄関口の1つであります「大倉(戸沢)」へのアクセスが良くなります。

 

東名高速道路ですと、大井松田インターチェンジが最寄になりますので、距離的にもかなりの短縮になります。

 

大井松田インターチェンジ周辺も、結構渋滞しますからね~・・・。

 

更に2023年になりますと、新東名高速道路は、御殿場ジャンクション(JCT)まで開通いたします。

 

新東名高速道路が全線開通すれば、だいぶ渋滞が緩和されますよね。

 

東名高速道路は、大井松田インターチェンジから御殿場インターチェンジまで、カーブが多く運転しずらい面がありますが、新東名高速道路は、カーブが少なく直線が長いので、「安全」という意味においても安心感があります。

 

渋滞の原因の1つである「勾配」も、新東名高速道路の方が緩やかになってますので、馬鹿みたいに長い渋滞になることは少ないと思います。

 

まとめ

伊勢原大山インターチェンジが開通により、登山愛好家にとっては、大きなメリットになりますよね。

 

電車、バスに揺られながら登山口までアクセスするのも悪いものではないですが、車の気楽さには負けてしまいますからね。

 

自然を愛する私にとっては、新東名高速道路が造られることによる自然破壊が気になってしまいますが、利便性との絡みを考えると、なんとも言えないところがあります。

 

渋滞による排気ガスの方が、大気汚染を引き起こし自然に害があるという方もいますからね・・・。

 

素晴らしい自然の宝庫である丹沢大山の事を色々な方に知ってもらいたいと思う反面、便利になる代償として愛する自然が減ってしまうのは、考えさせられますよね。

 

オーバーユースと言われている丹沢山塊ですが、新東名高速道路が今後開通するにつれ、どのようになっていくか、注意深く見守る必要があるのではないかと感じた時間になりました。

 

www.aohigetozan.com

丹沢大山登山について書いた記事になります!

初心者向けと言われている大山登山ですが、滑落事故が起きる事もあり、ルートも結構厳しい山登りの時間になります。

大山登山の危ない箇所にも触れてますので、登山の参考になれば幸いです。

 

www.aohigetozan.com

大山登山中に目の前に熊が出没し肝を潰した時の顛末になります!

丹沢大山にもツキノワグマが生息してますので、登山する場合は注意してください。

 

www.aohigetozan.com

新東名高速道路の工事が進み、秦野市まで延びることになった関係で、東京駅⇔丹沢登山口(大倉バス停)まで、直通の高速バスの運行が開始されました。

到着時間も早いので、丹沢へ登山をする場合、一考の価値があると思いますので、是非、チェックしてみて下さい!