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東京駅⇔丹沢登山口(大倉バス停)直通高速バス開通!時間・運賃比較!登れる山とコースの詳細!

東京駅⇔丹沢登山口(大倉バス停)直通高速バス開通ニュース

※カナコロより出典

 

 

丹沢登山高速直通バス(東京駅⇔大倉バス停)開通について

9月11日から来年3月末で、東京駅から丹沢の登山口であります大倉登山口(大倉バス停)まで直通高速バスの運行が始まりました!

 

今まで東京駅⇔丹沢登山口(大倉バス停)まで、直通の高速バス(登山バス)がなかったので、新規開通しかなりビックリしてしまいました!

 

東名高速道路でハイウエーバスを運行するジェイアールバス関東が事業者になるのですが、東京駅の八重洲口からの発着になりますので、都内や千葉県にお住まいの方にとっては、丹沢登山をする上でかなり便利な高速バスになるかと思います。

 

今回の東京駅から丹沢登山口までの直通高速バス開通は、去年3月に開通した伊勢原大山インターチェンジ(IC)」が布石になっております。

 

伊勢原大山インターチェンジが開通した後も、新東名高速道路の建設は着々と進み、今年2021年度中に、お隣の秦野市まで開通する予定になっております。

 

伊勢原市~秦野市までの用地の買収もほぼ完了し、工事の方も急ピッチに進んでおりますので、何か問題が起きない限り完工すると思われる状況です。

 

新東名高速道路が、丹沢登山口の直ぐ近くまで開通する事もあっての「直通バス」の開通になった訳ですが、結構便利な交通手段になるかと思いますのでバスの料金や便数、出発時間などについて今回掘り下げてみたと思います!

 

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新東名高速道路の伊勢原大山インターチェンジの開通については、こちらの記事を参考にしてみて下さい!

丹沢山塊の名峰「大山」へ登山する時に便利だと思います!

 

東京駅⇔丹沢登山口直通高速バスの出発時間、運賃、便数と小田急線との比較について

東京駅⇔丹沢山登山の直通バスが開通したとなると、気になるのが出発時間や運賃、便数になりますよね。

 

丹沢山へ登山する場合、公共交通機関でアクセスとなると、利用するのは主に「小田急線」になります。

 

JRや相鉄線(私鉄)でも丹沢登山口(大倉バス停)アクセスできますが、最終的には小田急線に乗ることになります。

 

小田急線は、私鉄になりますので、JR等と比較しますと運賃が比較的安いので、今回の高速バス直通運転のライバルになる存在です。

 

既存のJR、小田急線を使って丹沢登山口までアクセスするのと、今回新規で開通した高速バスと比較して、どちらが運賃が安く到着時間等のメリットがあるのかに気になりますよね?

 

東京駅から小田急線を利用した丹沢山登山口までの運賃を比較しながら直通高速バスについて書いてみたいと思います。

 

まず初めに高速バスの出発時間ですが、東京駅八重洲口を6:30に出発し、丹沢山登山口であります大倉バス停に8:10に到着となります。

※渋滞などの交通状況によって変動あり。

 

所要時間は、1時間40分になりまして、基本、途中で休憩は挟まないみたいです。

 

一方、高速直通バスを使わず、従来の交通手段で大倉バス停までアクセスする場合の所要時間はこちらになります。

 

東京駅八重洲口6:30出発として → 東京駅 6:39発 → 6:54着 小田急新宿駅 7:03発 → 8:15着 小田急渋沢駅 8:20発(神奈中バス) → 8:35着 大倉バス停

※令和3年9月15日現在のダイヤで算出

 

東京駅八重洲口からスタートすると、約2時間で丹沢の登山口(大倉バス停)へ到着できます。

 

東京駅から大倉バス停までの運賃は、この経路ですとバス代を含て1,090円になります。

 

また、小田急新宿駅から特別料金(ロマンスカーの特急券)を570円別途支払えば、8:02に小田急渋沢駅に到着し、1本前の8:08発のバスに乗車することが可能になります。

 

その場合、8:23に大倉バス停に到着できますので、鈍行列車よりも12分ほど時間を短縮する事が可能です。

 

所要時間だけ見ますと、特別料金を出してロマンスカーに乗ったとしても、高速直通バスは8:10に大倉バス停に到着しますので、更に13分早く到着することが出来ます。

 

しかしながら、高速直通バスの運賃は、片道1,800円、往復で3,300円になりますので、少し割高に感じてしまいますよね。

 

また、登山の鉄則は「早出中出し」ではなく「早出早着」が大事になりますので、高速直通バスの到着時間20分短縮は魅力的に映りますよね。

 

そして気になるのがバスの便数(運行本数)かと思いますが、こちらは1日1往復のみになっております。

 

利用者が増えれば便数も増えるのかもしれませんが、来年3月末までは、1日1往復の運行となります。

 

帰りのバスの時間(復路)が15:30大倉バス停発になってまして、東京駅八重洲口に17:10に到着といった計画になっております。

 

運行日は期間中の土、日曜、祝日と9月24日、11月22日になりますので、丹沢の紅葉シーズン、雪山シーズンに丁度良い感じになります。

 

しかしながら、8:10から登山を開始し、15:30には帰りのバスに乗らなければなりませんので、その時間でどこまで登山が出来るのか?が気になりますよね!?

 

私見を交えて丹沢登山について触れてみたいと思います!

 

 

高速直通バス(往復利用)で登れる丹沢の山と登山コースについて

高速直通バスの発着場所の大倉バス停

 

こちらが高速直通バスの発着場所であります「大倉バス停」になります。

 

こちらには、小田急渋沢駅から路線バスが出てまして、本数も多く登山に利用できます。

 

また、周辺には有料駐車場も完備されておりますので、マイカーを利用して登山を楽しむ事も出来ます。

 

大倉バス停には、水場とトイレ、自動販売機、売店、登山ポストがありますので、まさに登山基地のような所になります。

 

8:10に大倉バス停に到着しても、そこから登山の準備(身支度、トイレなど)があるかと思いますので、スタートできるのは8:30頃になると思いますので、そこからどこの山まで登れるのか考察したいと思います!

 

まず、結論から書きますと、8:30スタートですと、丹沢最高峰の蛭ヶ岳(標高1,673m)には時間が足らず登れません。

 

 

高速直通バスで登れる丹沢の山は塔ノ岳

どうせ登るなら丹沢最高峰蛭ヶ岳を目指したい登山者も多いと思いますが、帰りのバスが15:30ですので、全然間に合いません。

 

蛭ヶ岳を目指す場合、「大倉尾根(通商バカ尾根)」を登って行くのですが、コースタイムが往復で約11時間30分になります。

 

登山コースは、大倉バス停→塔ノ岳→丹沢山→蛭ヶ岳になりまして、アップダウンもモッコリでかなりきつい道のりとなり、蛭ヶ岳は日帰り登山では狙えない感じになります。

 

蛭ヶ岳が難しいとなると、実際何処まで登れるのか?になりますが、現実は結構厳しい感じになります。

 

 

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標準コースタイムで計算しますと、丹沢の名峰塔ノ岳(標高1,491m)は、大倉バス停から登りで約3時間30分、下りで約2時間20分になります。

 

8:30スタートで計算しますと、往復(ピストン)でおおよそ14:30頃に大倉バス停に下山となります。

 

昼食などを考慮しても、15:30発のバスに乗るには無理のない感じになるものの、登山初心者にとっては、少しタイトな感じになって大変かな~と感じてしまいました。

 

 

直通高速バスでは丹沢山の登山は難しい

ちなみに日本百名山である丹沢山(標高1,567m)を登るには、更に時間が掛かってしまいます。

 

先ほどの塔ノ岳から丹沢山までのコースタイムが、行きが1時間10分、帰りが1時間になります。

 

それを加えると、大倉バス停への下山時間が17時近くになってしまうので、帰りのバスに全然間に合いません。

 

 

東京⇔丹沢直通高速バスだと蛭ヶ岳山頂は登れない

上述してますが、蛭ヶ岳の山頂は更に遠く登るのに時間が掛かります。

 

丹沢山から蛭ヶ岳までのコースタイムが、行きが1時間50分、帰りが1時間30分になりますので、帰りの高速直通バスには乗ることが出来ない感じです。

 

一般的に、蛭ヶ岳へ登る場合は、1泊2日の行程が必要でして、丹沢山山頂にあります「みやま山荘」か、蛭ヶ岳山荘で1泊する必要があります。

 

写真に写る方が蛭ヶ岳山荘の小屋番さんになるのですが(とても気さくで良い方です)、この方を目当てに宿泊するのも良いかもしれません。

※最近「蛭ヶ岳カレー」を売り出し中ですし、夜景と富士山の景色が素晴らしいです!

 

 

東京⇔丹沢直通高速バスだと鍋割山は登れる

また、丹沢主脈縦走路から少し外れた鍋割山は間に合うのか?気になり調べてみました。

 

大倉バス停から鍋割山までのコースタイムは、行きが約3時間50分、帰りが約2時間40分になります。

 

8:10にスタートですと、14:40に大倉バス停に戻れる計算になります。

 

これなら、鍋割山名物の「鍋焼きうどん」を食べても十分間に合いそうな時間ですよね!

 

少し頑張って鍋割山から塔ノ岳を目指し、そこから大倉尾根で下山の場合はどうなるか気になり調べてみると、こんな感じになりました。

 

鍋割山から塔ノ岳まで約1時間30分、塔ノ岳から大倉バス停まで約2時間20分になりますので、おおよそ16:00頃の下山になってしまいます。

 

この事から、東京駅から大倉バス停の直通高速バスを利用した登山の場合、塔ノ岳ピストン、鍋割山ピストンは問題ないものの、丹沢山、蛭ヶ岳まで足を延ばすのは難しいと言った結論になりました。

 

往路だけ高速直通バスを利用し、帰りは利用しない場合は、丹沢山までは十分行けれる感じになりますので、かなり行動範囲が広がり、丹沢山塊を満喫することが出来ると思います。

 

また、大倉バス停から小田急渋沢駅への路線バスは、20時台(20:30頃が最終バス)までありますので、ゆっくり登山をしたい場合は往路のみ高速直通バスを利用した方が良いかと思います!

 

ただ、高速直通バスなら、乗り換えがありませんので、ず~~っと座って帰れるのが魅力ですよね。

 

「何に重きを置くか」で交通機関を選ぶのが一番利口な使い方かな?と思ってしまいました。

 

まとめ

現在、東京駅から丹沢登山口の大倉バス停までの交通機関は、「お試し路線」であり、今後も続くかどうかは未知数ですが、それでも公共交通機関が整備され選択肢が広がるのは嬉しい事ですよね。

 

しかしながら、地元の私にとっては、これ以上登山道が混雑すると嫌だな~といった、別の想いもあったりします。

 

自分勝手な話になるのですが、大倉バス停を起点とした登山は、ただでさえ登山者の混雑が激しいので、高速直通バスが運行されると更に拍車が掛かるよな~・・・と思ってしまいました。

 

現在、新型コロナウイルスの影響により、登山道の混雑は緩和されてはおりますが、事態が終息すれば、また違った局面になるかしら?と、戦々恐々としております。

 

 高速バスの直行便は、地域経済の活性化にとって良い話だとは思うのですが、オーバーユースが問題になっている丹沢山塊にとっては、マイナスになるかも知れませんよね。

 

素晴らしい自然が広がる丹沢山塊を、色々な方に知って欲しいという想いもあるので、なんだか複雑な心境で、このニュースを読んだ次第になります。

 

支離滅裂なまとめになってしまいますが、登山口までマイカーで来るよりは、自然への負荷が減る事は間違いありませんので、新たな路線を活用し、思い出モッコリな丹沢登山の時間を楽しんでいただけたらなと思います!

 

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これからの季節は、塔ノ岳を始め、丹沢山、蛭ヶ岳の山頂からダイヤモンド富士を見ることが出来ます!

日帰り登山ですと厳しいですが、絶景が広がりますので、おすすめでございます!

 

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東京駅から丹沢山登山口まで、厳冬期もバスが運行しますので、タイミングがあえば、こんな霧氷の絶景を見ることが出来ます!

冬の丹沢登山もおすすめですよ!

 

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大倉バス停から蛭ヶ岳まで日帰りでピストンした時の記事になります。

直通バスですと、帰りの時間がネックになりますが、チャレンジ登山としておすすめですので、何かの参考になれば幸いです。