- 天子ヶ岳・長者ヶ岳登山について
- 天子ヶ岳、長者ヶ岳登山で利用した駐車場・トイレ・水場について
- 天子ヶ岳登山とルートの詳細
- 長者ヶ岳登山とルートの詳細
- 天子ヶ岳、長者ヶ岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
- まとめ
天子ヶ岳・長者ヶ岳登山について
久しぶりにブログのオフ会で知り合った仲間たちと一緒に、富士・御坂にあります「天子ヶ岳」、「長者ヶ岳」へ登山してきました!
折角、遠くまで来たので、天子ヶ岳・長者ヶ岳の登山の起点となる田貫湖近くのキャンプ場で1泊してきました!
今回、田貫湖キャンプ場を利用したのですが、富士山や田貫湖のロケーションが素晴らしく、また、天子ヶ岳・長者ヶ岳の登山口からも近いので、セットで楽しむのに丁度良いと感じました。
田貫湖キャンプ場でのキャンプについては別途記事にしたいと思いますが、今回は天子山地に鎮座する天子ヶ岳と長者ヶ岳への登山について書いてみたいと思います!
今年は下界のキャンプ場でソロキャンプを始めた影響で、富士五湖周辺に鎮座します天子山地の山々へ行くことが多い感じです。
先日も、天子山地最高峰である毛無山への登山と絡めて「ふもとっぱらキャンプ場」でキャンプをしたのですが、とても贅沢な時間を過ごせてますます癖になってしまいました。
今回登山をした天子ヶ岳、長者ヶ岳は、ど~も相性が悪いみたいで、山頂から富士山をハッキリと見たことがなく、リベンジしたいと温めていた山々になります。
天子ヶ岳は、山梨百名山に選ばれている明峰でして、長者ヶ岳と一緒で富士山の展望が素晴らしく、多くの登山愛好家が登る山の1つになります。
標高の方も、天子ヶ岳が1,330m、長者ヶ岳が1,335mと低く、登山口の標高が650m前後になりますので、それほど負荷が掛からないのも魅力の1つになります。
しかしながら、田貫湖から天子ヶ岳を登る場合、山頂直下が結構きつい急登が続きますので、油断していると痛い目に遭ってしまうルートだったりします。
天子ヶ岳、長者ヶ岳への登山ルートについても触れながら登山について掘り下げてみたいと思います!

短い登山動画ですが、上記写真を押すと今回登山をした天子ヶ岳、長者ヶ岳周辺の動画(YouTube)を観ることが出来ます!
田貫湖を始め、天子ヶ岳、長者ヶ岳、田貫湖キャンプ場周辺の様子が伝われば幸いです!
天子ヶ岳、長者ヶ岳登山で利用した駐車場・トイレ・水場について
こちらが、今回の天子ヶ岳、長者ヶ岳登山で利用した「田貫湖キャンプ場南駐車場所」になります。
今回、田貫湖キャンプ場南テントサイトでキャンプをしたもので、そちらを考慮した感じです。
キャンプ場に併設された駐車場になるのですが、料金は無料ですので、誰でも駐車することが出来ます。
近くにトイレもありますので、天子ヶ岳、長者ヶ岳への登山の起点に使える駐車場だと思います。
結構広い駐車場でして、100台以上は駐車することが可能だと思いますので、満車で利用できないことはないと思います。
田貫湖キャンプ場駐車場からですと、天子ヶ岳よりも長者ヶ岳への登山口の方が近く、登山道の難易度(急登)を考慮すると、個人的には長者ヶ岳から登る事をおすすめしております。
写真中央が「田貫湖キャンプ場入口」になりまして、左の建物が無料のトイレになっております。
紙もモリモリ置いてありましたので、用意する必要はありません。
キャンプ場内に水場もありますので、そちらで調達しても良いと思います。
キャンプ場の水場以外に天子ヶ岳、長者ヶ岳の稜線上に水場、トイレはありませんので注意してください。
こちらが田貫湖キャンプ場の駐車場になります。
写真に写っている駐車場は「キャンパー優先」になりますので、登山者は、この一角に駐車しないようにしてください。
天子ヶ岳登山とルートの詳細
田貫湖キャンプ場から天子ヶ岳を目指して登山を開始したいと思います!
キャンプ場の直ぐ横にある池になります。
キャンプ場周辺の道が複雑で、初っ端からルートを外し道迷いしてしまいました(笑)
登山仲間のマエちゃん(左)とナカジーさん(右)でございます!
マエちゃんとは飯豊連峰への登山以来、ナカジーさんは、2年ぶりですかね!?
久しぶりの再会に、何故かジンワリと濡れてしまった誰かさんでした(?)
目指す天子ヶ岳でございます!
それほど標高は高くないのですが、それでも結構きつい道のりになります。
田貫湖キャンプ場から林道を進み、よ~やく天子ヶ岳登山口につきました。
ここから白糸の滝方面に抜けることが出来ます。
天子ヶ岳登山口の道標になります。
出発した田貫湖キャンプ場への案内も記載されておりました。
ここから天子ヶ岳までは110分、長者ヶ岳までは170分のコースタイムになります。
登山口から直ぐ急登が始まります。
いや~体が重く辛いです・・・。
急登の先を見つめ涙目になったオジサン3人衆でした(笑)
天子ヶ岳を目指し登って行くと、「芝川町上稲子」へ至るルートの分岐に到着しました。
昭文社の山と高原地図には記載のないルートになるのですが、地味に気になるコースでございます。
それにしても、天子ヶ岳への登山ルートは、森が綺麗です!
秋の紅葉も素晴らしいでしょうね~・・・。
天子ヶ岳山頂直下の急登をこなすと「つつじ伝説」について解説された看板がありました。
1行読んだら眩暈がし、2行目の途中で意識がなくなり読む事を諦める事にしました(笑)
折角なので、天子ヶ岳の展望台であります「富士見台」へ行ってみたいと思います。
この看板から1、2分の距離ですので、是非、立ち寄って欲しい感じです!
富士見台の所にある山頂プレートになります。
天子ヶ岳の標高は、1,330mになるのですが、こちらは最高点ではないので注意してください。
長者ヶ岳方面に少し進んだ所が天子ヶ岳の最高点になります。
こちらが天子ヶ岳の展望台であります富士見台からの富士山の景色になります!
長者ヶ岳へ至るルートを少し登れば天子ヶ岳の頂上(最高点)になります!
天子ヶ岳の山頂からは、富士山は見えませんので、やはり冨士見台へ立ち寄った方が良いかと思います。
長者ヶ岳登山とルートの詳細
天子ヶ岳を堪能した所で、今度は長者ヶ岳を目指して進みたいと思います!
登山ルートを少し進むと、思親山方面との分岐となります。
思親山は未踏なもので、いつか登りたいのですが、アクセスが面倒臭く、二の足を踏んでおります。
季節によっては山ビルもいますので、チョット厄介な山梨百名山の1つですよね。
長者ヶ岳へのルートは、少し藪っぽい所があるものの、道も明瞭で迷うな所はございません。
天子ヶ岳への登り道に比べると、長者ヶ岳へのルートはなだらかな所が多いです。
平地って、本当に素敵ですよね(笑)
そんな感じで長者ヶ岳の山頂付近からの富士山の景色になります!
相変わらず微妙な雲が出てますが、素晴らしい富士山の眺望が広がる長者ヶ岳でございます!
腹も減ったので、長者ヶ岳の山頂で貧乏タイム(昼食)にしてみました!
長者ヶ岳の山頂は、ベンチがあったりと、そこそこ広いのですが、今回は数多くの登山者がいまして・・・。
緊急事態宣言が明けたのが影響しているんでしょうね~・・・。
今回歩いた長者ヶ岳~天子ヶ岳へのルートは、一部が東海自然歩道になっております。
完歩するのに2か月くらい掛かるみたいですが、どこかで挑戦したいものですよね。
そんな感じで本日の登山の最高峰であります長者ヶ岳の山頂でございます!
長者ヶ岳の標高は1,335.8mになりまして、天子ヶ岳より6m弱高い山になります。
腹も満たされたので、長者ヶ岳から田貫湖キャンプ場へ戻りたいと思います。
ルート的には、天子ヶ岳の登山道よりも、長者ヶ岳の方が整備が行き届いている感じです。
モリモリ下って行くと、田貫湖キャンプ場方面との分岐になります。
真っ直ぐ進むと小田貫湿原方面に行くのですが、まだキャンプ場で設営していないもので、良い場所がなくならないうちに戻りたいと思います。
長者ヶ岳中腹からの田貫湖の景色になります。
湖畔に見えているのが田貫湖キャンプ場になります。
段々と富士山の景色も微妙になってきました・・・。
お昼過ぎると雲が湧いてきてしまいますよね~・・・。
長者ヶ岳の登山ルート図になります。
ちなみに田貫湖はそれほど広い湖ではないので、1周するのに1時間くらいで(約3km)歩けてしまう距離感になります。
モリモリと長者ヶ岳から下って行くと、林道に到着しました。
こちらが長者ヶ岳登山口になります。
周辺に駐車スペースがあるものの、林道に落石が多いので、車高が高くないと厳しいかもしれません。
林道を歩き、本日のキャンプ地であります田貫湖キャンプ場へ到着となりました!
さ~登山の後はキャンプでございます!!
キャンプの様子は、次回書きたいと思います!!
そんな感じで、今回の天子ヶ岳、長者ヶ岳登山の詳細がこちらになります!
天子ヶ岳、長者ヶ岳登山のルート標高差・コースタイム詳細
こちらが今回の天子ヶ岳、長者ヶ岳登山のルートになります!
翌日、田貫湖を散策したので距離が長くなってますが、天子ヶ岳、長者ヶ岳登山は、13kmほどの行程になります。
標高差の地図の通り、天子ヶ岳の山頂まで結構な急登が待ち構えております。
長者ヶ岳から登った方が楽な感じに見えますが、天子ヶ岳の急斜面を下るのも骨が折れますので、どちらから登っても同じような疲労感かな?と思います。
そしてこちらが今回の天子ヶ岳・長者ヶ岳登山のコースタイムになります!
田貫湖キャンプ場 8:50 → 9:50 天子ヶ岳登山口 9:52 → 11:20 富士見台 11:27 → 11:29 天子ヶ岳 → 11:46 上佐野分岐 11:48 → 12:09 長者ヶ岳 12:29 → 13:03 休暇村分岐 13:09 → 13:38 休暇村富士 13:40 → 13:48田貫湖キャンプ場
駐車場から天子ヶ岳の山頂まで約3時間のコースタイムになりました。
天子ヶ岳、長者ヶ岳の周回で約5時間ですので、日帰り登山として丁度良い感じだと思います。
何と言っても富士山の景色が素晴らしいので、登山初心者の方におすすめできる登山コースだと思います!
まとめ
久しぶりにマエちゃん、ナカジーさんと一緒に登山が出来て楽しい1日になりました!
コース的にも無理のない感じで、「夜の部」にも影響がなく、その辺も良かったです(笑)
少し雲があったものの、天子ヶ岳、長者ヶ岳の山頂から富士山を見れたのも収穫でした!
毛無山への縦走ルートは、歩く方が激減するので、次回登る時はそちら方面を攻めてみようかと思っております!
そんな感じで次回は田貫湖キャンプ場について掘り下げてみたいと思います!
田貫湖キャンプ場でキャンプをした時の様子になります!
富士山の景色を始め、田貫湖が目の前にあるロケーションで大変癒された時間になりました!
毛無山から天子ヶ岳、長者ヶ岳、白糸の滝へ日帰りで縦走登山した時の記事になります!
登山の参考になれば幸いです!