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トムラウシ山登山!遭難事故現場とヒグマ出没地帯でテント泊!水場、トイレ詳細

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トムラウシ登山

 

日本百名山の中でも中々の難易度を誇る山として君臨するのが、今回テント泊で登山をしたトムラウシ山になります。

 

中々聞きなれない名前の「トムラウシ山」ですが、お察しの通りアイヌ語が語源になっておりまして、「トㇺラ・ウㇱ・イ」から来ております。

 

なお、トㇺラ・ウㇱ・イは「緑色の藻の一種が群生するところ」という意味になるのですが、これは源流をなしているトムラウシ川が由来ではないかと言われております。

 

そんなトムラウシ山への登山になるのですが、山名を聞くと思い出してしまうのが「トムラウシ山大量遭難事故」ですよね。

 

今回はトムラウシ山への登山と絡めながら遭難事故現場についても触れながら解説したいと思います!

 

 

トムラウシ山登山と遭難事故について

前回の白雲岳避難小屋から化雲岳登山に引き続き、大雪山・十勝連峰縦走3日目の登山について書いていきたいと思います!

 

今回は、日本百名山に君臨するトムラウシ山への登山と南沼の野営指定地でのテント泊の様子になるのですが、ここ数年ほどヒグマの出没が多発しているエリアなだけに、色々な面でドキドキしてしまいました。

 

ちなみにトムラウシ山は、国土地理院の一等三角点の名称は「富良牛山」と記されておりまして、これは当て字だったりします。

 

また、化雲岳からトムラウシ山への登山ルートは、非常にショッキングな出来事であったトムラウシ山大量遭難事故現場を歩く関係で、ちょっと複雑な心境になってしまいました。

 

トムラウシ山での遭難事故は、私が登山した数日後にも起こっておりまして(2025年8月15日)、夏の登山とはいっても、非常に過酷な環境になりますので、十分注意して決して無理をしない強い意志が必要な山域になります。

 

簡単にトムラウシ山で起きた遭難事故について触れますと、大きな事故としては2002年と2009年に発生しております。

 

2002年(平成14年7月11日~13日)の遭難事故では、登山者2名が低体温症で死亡し、2009年(平成21年7月16日)は、ガイド含む登山者18名が遭難し、その内の8名が亡くなっております。

 

遭難事故については検証され原因も解明されておりまして、両方とも「気象遭難」に該当します。

 

原因としては「天気が悪いのに登山を決行してしまった」に尽きるのですが、撤退の判断、不正確な気象情報の入手等が重なった結果になります。

 

トムラウシ山で起きた大量遭難事故については、こちらの書籍が詳細に書かれていて、非常に参考になると思います!

 

色々な事故の教訓が書かれておりますので、登山の参考になると思います!

 

また、ヒグマの出没も多く、いわゆる「曰くつきの場所」であるトムラウシ山とテント泊が出来るトムラウシ山野営指定地になりますが、人気のある山でもありますので、気になる水場やトイレ、テント場の様子を絡めて書いていきたいと思います!

 

トムラウシ山への登山に移る前に、前回の化雲岳への登山について書いた記事がこちらになります!

 

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白雲岳避難小屋から出発し、忠別岳、化雲岳までの登山について書いた前回の記事になります。

 

そしてこちらが、トムラウシ山へテント泊縦走した際に撮影した登山動画になります!

 

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、白雲岳避難小屋から化雲岳、トムラウシ山への登山ルートの様子と風光明媚な日本庭園、ロックガーデン、野営場の雰囲気など参考になれば幸いです!

 

トムラウシ山登山!ヒサゴ沼避難小屋と天沼までの登山ルート、遭難事故現場詳細!

化雲岳から眺めるトムラウシ山

化雲岳から眺めるトムラウシ山になります!

 

近そうで遠い感じですが、雲が多くなってきたので早く出発し、天沼、トムラウシ山野営指定地(南沼)を目指したいと思います!

 

 

トムラウシ山登山ルートの木道

化雲岳から進んでいくと、美しい木道歩きになります。

 

いや~雰囲気の良い天空縦走路が続き、足取りが軽くなってきました!

 

 

トムラウシ山方面から振り返っての化雲岳方面の景色

振り返っての化雲岳方面の景色になります。

 

登山ルート周辺は、チングルマの大群落がありまして、花の時期は一面真っ白になります!

 

チングルマの開花時期は、7月頃になりますので、トムラウシ山への登山と絡めると絶景を楽しむことが出来ると思います!

 

 

ヒサゴ沼避難小屋とトムラウシ山方面分岐地点

木道を進んでいくと分岐になります。

 

今回はヒサゴ沼避難小屋は利用しませんので、木道からこちらの登山道を進んでいきます。

 

ヒサゴ沼避難小屋でテント泊などする場合は、そのまま木道を進むルートになりますので、道標をしっかり確認してくださいね!

 

 

トムラウシ山登山道の悪路

ヒサゴ沼避難小屋との分岐からは、ゴツゴツとした岩場の登山ルートになります。

 

地味に浮石もあったりと歩きにくいので、捻挫や転倒に注意してください!

 

正面にトムラウシ山が見えるもので、テンションが上がってしまい足元がお留守となり、綺麗に「トリプルアクセル」を披露してしまった誰かさんでした(?)

 

 

トムラウシ山登山ルートとヒグマが出没地帯の様子

更に登山道を進んでいくと、トムラウシ山の手前になにや鎮座する台地(日本庭園)が見えてきました。

 

そして、結構下って登り返すことが発覚し、一気にテンションが下がり「ダブルアクセル」から「ローブリッド車」のような鈍足歩きになってしまいました・・・。

 

 

ヒサゴ沼避難小屋分岐地点の登山コース

かなり下るのね~~っと思いつつ、コルに出たら左手のゴーロ地帯を進むとヒサゴ沼避難小屋に行くことが出来ます。

 

ヒサゴ沼避難小屋に行くなら、先ほどの木道を使った方が歩きやすく分かりやすいのでおすすめになります。

 

 

トムラウシ山の美しい池

激下り坂を進んでいくと美しい池が見えてきました!

 

アレが天沼か?っと思ったのですが、こちらではありません。

 

水を汲む方がいるみたいで、池まで薄っすらと踏み後がありました。

 

 

日本庭園付近からの化曇岳の景色

振り返っての化雲岳方面になります!

 

平らな尾根歩きだったもので、ここまでサクサク進むことが出来ました。

 

 

トムラウシ山まで3.8km地点の道標

こちらがコルの様子になります。

 

ここからトムラウシ山まで3.8kmの道のりになります。

 

道標に記載がないのですが、左に行くとヒサゴ沼避難小屋となります。

 

 

トムラウシ山の日本庭園までの登山ルートのアップダウン

分かってはいましたが、結構きつい登り返しになります・・・。

 

 

トムラウシ山日本庭園入口と遭難事故現場

キツイ登りをこなすとそこは「日本庭園」の入口でした。

 

2009年の遭難事故の時は、ヒサゴ沼避難小屋から先ほどの急登を登り、この日本庭園で大荒れの天候に見舞われてしまったものの、そのままトムラウシ山を目指してしまい、判断の間違いがあった感じです。

 

天候が回復するといった誤情報もあいまって、ドツボに陥ってしまった感じになります。

 

 

風雨を凌ぐことが出来ないトムラウシ山の登山道の様子

天気が良いと雰囲気が良く、なんてことのない登山ルートになるのですが、写真の通り雨風を遮る物がないので、悪天候時は遭難のリスクが高まってしまう感じです。

 

 

トムラウシ山の神々の庭の景色

いや~良い景色ですね!

 

アッチ方面が「神々の庭」と呼ばれているエリアですかね。

 

 

トムラウシ山の天沼に到着の様子

木道を進んで行く天沼に到着しました!

 

 

天沼周辺の景色

天沼周辺は、非常に雰囲気が良く、ここでボ~~っとしたいな~っと思ってしまいました。

 

天沼も水場として利用できるのですが、煮沸消毒か浄水器を使用する必要があります。

 

テント張れるスペースもチラチラあったので、最悪ビバーク可能だと思います。

 

トムラウシ山登山!遭難事故現場と北沼の様子、ヒグマ出地帯について

トムラウシ山遭難事故現場付近のゴーロ地帯

雰囲気の良い天沼を過ぎると景色が一変します。

 

非常に歩き難いゴーロ地帯に突入します。

 

段差が大きく結構滑る岩なので、雨で濡れていると難儀すると思います。

 

2009年の大量遭難事故の時は、風雨が強い中、このゴーロ地帯の突破に手こずってしまい、多くの時間を消費してしまいました。

 

風雨が強く体が濡れてしまった事により低体温症を発症するきっかけになりました。

 

 

トムラウシ山の日本庭園悪路な箇所の登山道の様子

実際に歩いてみると、納得なトムラウシ山への登山ルートでした。

 

登山道にマーキングがあるものの非常に分かり難く、1つ1つの岩が大きいので、滑って落ちると大怪我に繋がる難易度高めのルートでした。

 

この辺は「ナキウサギ」が多く、確かにバニーガールのような鳴き声が聞こえてきました!(?)

 

 

トムラウシ山日本庭園ヒグマ出没地帯の様子

時々池もあったりと、変化に富んだ登山ルートながらもヒグマが出てきそうな雰囲気がモリモリでチョットドキドキの時間帯でした。

 

 

トムラウシ山の途中にある急登

日本庭園を進んで行くと、嫌な膨らみが見えてきました。

 

トムラウシ山ではないよな~っと、山容を見て直ぐ分かったのですが、アレを登るのは、結構キツイな~っとゲッソリタイムになりました。

 

 

2009年トムラウシ山大量遭難事故の現場付近の登山道の様子

雨風が強くコンディションが悪いと、この登りは相当キツイですよね~

 

2009年のトムラウシ山大量遭難事故の際も、この辺で隊列が乱れ遅れる登山者が出てしまった感じです。

 

個人的には、ここでヒサゴ沼避難小屋に引き返す判断が出来なかったのが悔やまれるな~っと感じました。

 

ここで引き返せば、とりあえず死者は出なかったのでは!?っと思ってしまったのですが、実際に当事者でないと分からない世界なのかも知れませんよね。

 

 

トムラウシ山ロックガーデン周辺の様子

この辺がトムラウシ山のロックガーデンと呼ばれているエリアになるのですが、見ての通りゴーロ地帯が続きます。

 

非常に歩き難く、風を遮るものが全くないので、悪天候の時は参ってしまいますね。

 

この時は雨こそ降ってなかったのですが風がやや強くかなり肌寒かった感じです。

 

登山ルートも分かり難いので、天気が悪い時は要注意なエリアになります。

 

 

ロックガーデンからトムラウシ山山頂の景色

なんとか急坂のゴーロ地帯をこなすと、よ~やくトムラウシ山の山頂が見えてきました。

 

化雲岳から見ていたトムラウシ山ですが、こんなアップダウンがあるとはチョット想定外でした。

 

 

トムラウシ山の北沼

よ~やくトムラウシ山の北沼が見えてきました。

 

久しくお風呂に入っていないので、北沼で沐浴したいな~っとこの時は呑気な事を考えておりました。

 

 

トムラウシ山の北沼付近からロックガーデン方面を振り返った景色

トムラウシ山の北沼付近からロックガーデン方面を振り返った様子になります。

 

急登をこなすとながらかな尾根道になるものの、この辺も風を遮るものが全くありません。

 

遭難事故の時は、風が強く大雨でしたので、相当寒かったと思われます。

 

なお、この辺もヒグマが良く出没するみたいですので、要注意でございます!

 

 

トムラウシ山の北沼に到着の様子

そんな感じで無事にトムラウシ山の北沼に到着でございます。

 

ここのところ雨の日が多かったことが影響してか、北沼の水量はマズマズな感じでした。

 

 

トムラウシ山の北沼分岐は遭難死亡事故の現場

そしてこちらがトムラウシ山の北沼分岐になります。

 

ここでトムラウシ山の山頂へ行く登山ルート(稜線ルート)と、山腹を巻いてトムラウシ山南沼キャンプ指定地へ行けるルートと分かれます。

 

残念ながら、この北沼分岐が2009年の大量遭難事故が発生してしまった現場になります。

 

当時、北沼の水量がモリモリで溢れた状態で渡渉しないと南沼キャンプ指定地へ行けれず、雨風が強い中、2時間以上身動きが取れない状況となり、バタバタと低体温症で・・・

 

 

トムラウシ山北沼の巻き道もゴーロ地帯

トムラウシ山北沼の巻き道もゴーロ地帯になりまして、かなり歩き難いです。

 

この辺で大量遭難事故が遭ったと思うと色々と考えさせられてしまいました。

 

タラ・レバになってしまいますが、やはり日本庭園で引き返す判断がベストだったと思います。

 

 

北沼の分岐からトムラウシ山南沼野営地を目指して登山している様子

そんな感じで北沼の分岐からトムラウシ山南沼野営地を目指して進みたいと思います。

 

2009年の大量遭難事故の際、ここで南沼、トムラウシ温泉で下山を目指すグループと、北沼で動けなくなりビバークするグループに分かれてしまい、事実上、パーティーが機能不全になった感じです。

 

ツアーガイドが3名いたものの機能しなかった感じです。

 

ツアー登山になりますので、ガイド、登山者共に変なバイアスがかかってしまい、正常な判断が出来なかったんでしょうね~

 

トムラウシ山登山!ヒグマ多発地帯である南沼野営地からの登山ルート詳細

トムラウシ山周辺のヒグマが出没しそうなエリアの様子

風が強く天気が悪くなりそうなので、急いで北沼からトムラウシ山南沼野営地を目指す事にしました。

 

日本百名山で人気のあるトムラウシ山ですので、テント場が混雑してそうですしね。

 

それにしても、トムラウシ山周辺は、ヒグマが出没しそうですよね~

 

先人達の記録を読むと、トムラウシ山周辺もヒグマの出没が多いので、天候と同様、そちらにも気をつけて下さい!

 

 

北沼と南沼の間にあった小さな池

北沼と南沼の間にも小さな池?沼がありまして、水場(要煮沸)として利用できる感じでした。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地と道標

北沼からの登山ルートも小さなアップダウンが連続し、少し分かり難い感じでした。

 

そんな感じでこちらがトムラウシ山南沼キャンプ指定地になります。

 

トムラウシ山から明日目指すオプタテシケ山まで10.4km、十勝岳まで約20kmの距離になるそうです。

 

なお、明日登山するオプタテシケ山は、更にヒグマ出没地帯になりますので、細心の注意が必要となります。

 

 

南沼キャンプ指定地から延びるトムラウシ山山頂への登山ルート入口

こちらが南沼キャンプ指定地から延びるトムラウシ山の山頂への登山ルートになります。

 

踏み跡明瞭ながら、結構道が悪いです。

 

 

トムラウシ山の山頂を目指していると南沼キャンプ指定地が綺麗に見えた

トムラウシ山の山頂を目指していると、南沼キャンプ指定地が綺麗に見えました!

 

思った通り、トムラウシ山のテント場はかなり混雑してました。

 

なお、空いている所はかなりの傾斜になりまして、テント泊には不向きな場所になります。

 

 

トムラウシ山の山頂付近の登山ルート様子

トムラウシ山の山頂に近づくと、岩々地帯になってきます。

 

噴火した名残が色濃く残っているお山でございます。

 

 

日本百名山であるトムラウシ山の山頂

かなりの急登をこなすと日本百名山であるトムラウシ山の山頂に到着です!

 

トムラウシ山の標高は、2,141mになりまして、天気が良いと大雪山、十勝岳方面の景色が望める展望地になります。

 

予想した通り、トムラウシ山の山頂に到着するとガスガスになってしまいました。

 

 

トムラウシ山の山頂から北沼への稜線歩きの様子

トムラウシ山の山頂のピストンだと面白くないと感じ、山頂の稜線から北沼を目指す事にしました。

 

トムラウシ山の山頂から北岳への登山ルートもかなり分かり難く、マークがあるものの足場の悪い登山道が続きますので滑落に注意して下さい!

 

 

トムラウシ山の山頂から北沼の景色

トムラウシ山の山頂から稜線を進んで行くと、幻想的な姿になっていた北沼が見えてきました。

 

 

トムラウシ山遭難事故現場である北沼分岐

先ほどの「北沼分岐」に到着です。

 

天気が急変し、この辺で雨が降ってきました・・・。

 

風も強く、こちらの場所が遭難事故現場でもあるので、「不吉だな~」っと思いつつ、南沼キャンプ指定地へ戻る事にしました。

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の水場とトイレ、テント場、テント泊の様子について

トムラウシ山北沼の水場で浄水している様子

何故、トムラウシ山の山頂から北沼を目指しかと申しますと南沼の水場がかなり微妙で、こちらで水を得るため浄水することにしたからになります。

 

アメンボとオタマジャクシが泳いでいて、「この水を飲むのか~・・・」と思いつつ、北沼の水場で明日の分と合わせて5.5Lほど浄水する事にしました。

 

ソーヤー1ガロングラビティシステムという小型浄水器を使って水を得たのですが、流石に5.5Lほど浄水するとなるとだいぶ時間が掛かってしまいました。

 

雨風が強くなり、水を浄水しながら私も危うく遭難するところでした・・・。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の水場の様子

そしてこちらがトムラウシ山南沼キャンプ指定地の水場の様子になります。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の水場は水量が少ない様子

水場の水量がかなり乏しく、流れもほぼない状況でして、ここで5.5L前後の浄水は現実的でないな~っと感じ、トムラウシ山の山頂から北沼(水場)を目指した感じです。

 

こちらの水場の味の方は、かなり微妙で美味しくないそうで、8月にトムラウシ山南沼キャンプ指定地を利用する際は、北沼で水の調達をおすすめいたします。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の携帯トイレブース

そしてトムラウシ山南沼キャンプ指定地には、携帯トイレブースがあります。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の携帯トイレブースの外観

こちらが携帯トイレブースの外観になります。

 

トムラウシ山のテント場には、2つほど携帯トイレブースが設置されてました。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の携帯トイレブースの使い方

こちらがトイレの使い方になります。

 

ヒサゴ沼避難小屋とは違い、携帯トイレを持参しないと使えないトイレになります。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地の携帯トイレブースの内部の様子

トイレの様子になるのですが、これしかありませんので、携帯トイレを持ち込まなければ使用することが出来ません。

 

今回、黒岳~十勝岳縦走用に、携帯トイレを6日分も荷揚げしました。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地のテント場の様子

そしてこちらがトムラウシ山南沼キャンプ指定地のテント場の様子と混雑具合になります。

 

斜面を整地してある感じで、約30張りほどテントを設営できる広さになります。

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地のテント場で設営の様子と混雑

ギリギリ平地のテント場をゲットすることが出来ました。

 

14時過ぎになると、ほぼ平地でテントを設営することが出来ない状況でして、アクロバティックな体位でニヤニヤしているテント泊縦走者が続出してました。

 

また、全体的にテント場は水はけも良くないので、ドロドロな所でテント泊している方もいましたので、なるべく早く到着する事をおすすめいたします!

 

 

トムラウシ山南沼キャンプ指定地のテント泊の様子と山飯

大量遭難事故の際、トムラウシ山南沼キャンプ指定地でも何人か亡くなっているんだよな~っと思いつつ、本能には勝てず、生米を炊飯し、夕飯はカレーにしてみました。

 

夜から朝にかけてかなり冷え込み、テント内の温度が10度くらいになりましたので、夏とは言えトムラウシ山への登山は、決して舐めてはいけません!

 

 

テント場からのトムラウシ山山頂の景色

テント場からのトムラウシ山山頂の景色になります!

 

ガスったり晴れたりを繰り返したのですが、結局、夜は3日連続の雨が降り、かなりブルーになってしまいました。

 

そんな感じで遭難事故現場であったトムラウシ山への登山の詳細に移りたいと思います!

 

トムラウシ山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細

トムラウシ山への登山ルート・標高差・コースタイム詳細

トムラウシ山への登山コースと標高差の地図


こちらが今回登山をしたトムラウシ山への登山コースと標高差の地図になります。

 

登山をした日は、8月10日なりまして、夕方までは天気が持ったものの、結局夜は冷たい雨になり、かなり冷え込みました。

 

翌日の登山コースは、渇水で水場の利用がかなり不透明だったことから、トムラウシ山の北沼でモリモリ二日分浄水しました。

 

また、上述の通り、今回のトムラウシ山への登山ルートは、かなりアップダウンが連続し、雨風凌げる場所がほぼありません。

 

2009年の大量遭難事故を教訓にし、悪天候時はトムラウシ山へは進まず、天人峡温泉へエスケープするか、停滞も視野に入れて臨んでいただけらたと思います!

 

そしてこちらが化雲岳からトムラウシ山へのコースタイムになります!

 

 化雲岳11:02 → 11:12 ヒサゴ沼分岐 → 11:31 ヒサゴのコル → 11:54 天沼 → 11:58 日本庭園 → 12:24 ロックガーデン → 12:54 北沼 → 13:18 南沼キャンプ指定地(野営指定地) 14:12 → 14:32 トムラウシ山 → 14:50 北沼(水の補給で5L浄水) 15:40 →  15:56 トムラウシ山南沼キャンプ指定地(幕営)

 

化雲岳からキャンプ泊したトムラウシ山南沼キャンプ指定地までのコースタイムが約2時間ほどでした。

 

天気が良いとサクサク歩けるルートながら、上述の日本庭園、ロックガーデンは、悪天候時はかなり難儀する登山コースになりますので、コースタイムに余裕を持って臨んで下さい!

 

まとめ

トムラウシ山と聞くと、どうしても大量遭難事故を連想してしまいますよね。

 

今回登山したルートは、まさに遭難事故現場だっただけに、複雑な思いを抱きながらのテント泊となりました。

 

実際に遭難事故現場を登ってみると、大きな岩が連なっている足場の悪い登山ルートが続き、思った以上にきついアップダウンが連続する事から、悪天候での登山は難しい山であると確認する事が出来ました。

 

重複しますが、風雨を凌げる遮蔽物もありませんし、冷帯に位置する北海道ですので、あっという間に低体温症を発症してしまうのも頷ける感じでした。

 

現在と違うのは、当時はまだヒグマの出没が少なく、その脅威を感じなかったと思います。

 

今の時代で同じ遭難事故が起きれば、更に困難な救助活動になってしまうことが予想されますので、大雪山の中でも孤立しているトムラウシ山を登る際には、万全な準備をして臨んでいただけたらなと思います!

 

そんな感じで次回は、テント泊したトムラウシ山野営地から日本三百名山に選ばれている名峰オプタテシケ山への登山について書いていきたいと思います!

 

非常に濃厚な山部道ルートが続くのですが、今までの登山の中でも過去一番に辛い1日になりました・・・。

 

www.aohigetozan.com

トムラウシ山から十勝岳オプタテシケ山縦走コースを使ってツリガネ山、コスマヌプリ、日本三百名山であるオプタテシケ山へ登山した続きの記事になります!