アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

バリエーションルートとマーキングの意味!入門コースと初心者卒業登山スキル

登山道

 

 

 

バリエーションルートとは!?

登山を始めた頃は、右も左も分からず迷走を続けた私なのですが、運が良かったのか、山の中で重大な遭難や滑落事故を起こす事もなく今日を迎えられております。

 

登山を20年ほど趣味にしているのですが、流石に地元の丹沢山塊や、近郊の奥多摩山塊、奥秩父の山々は、だいぶ登り尽くした感がある感じです。

 

季節を変えて同じ登山ルートを登るのが好きなのですが、初めて登るドキドキ感はスッカリ消え去り、中高年の夫婦の様なマンネリ気味な時間を過ごすことが多くなりました。

 

登り慣れた山に行くのは、勝手も分かっているので安心感があって良いのですが、同じ山域でも時には違った角度から景色を見たい!違うルートを歩きたい!と思うのが人情ってものですよね!

 

私は自他ともに認める「人間嫌い」になるのですが、人気の登山ルートですと登山者が多すぎて途中で萎えてしまう事があったりします。

 

必然的に登山者が少ないルートを選ぶようになっていったのですが、そんな頃に「バリエーションルート」という聞き慣れない言葉を知り、すっかりハマってしまった時期がありました。

 

私がハマってしまうと言うと

 

「このオッちゃんは、どんな経緯をたどって制服コスプレが好きになり、イメージタイムのバリエーションを増やしていったのか!?」

 

と思ってしまう読者様も多いかもしれませんよね(笑)

 

え~口が裂けても言えない話になるのですが、話しを戻し、

 

バリエーションルートってなんぞや!?

 

と、思う方も多いと思います。

 

バリエーションルートとは!?になりますが、簡単に書きますと、「一般登山道ではないコースを歩く(登る)事」を指しております。

 

また、バリエーションルートの事を略して「Vルート」と呼ぶこともあります。

 

変態気味な登山者が歩くルートは「Hなルート」、マゾ気質な方が好きなルートを「Mルート」、マニアックでアクロバティックなコースが好きな方が集まる登山道を「マニアックルート」っと呼ぶこともあります(私だけ)

 

バリエーションルートと言っても色々あるのですが、一般登山道のように良く整備されているものの、道標が少なかったり、一部私有地を含んでいると該当することがあったりします。

 

また、滑落の危険が高いクライミング技術が必要なコースや、道迷いしやすいルートもバリエーションルートとして認識されることがあったりします。

 

雪が積もる時期ならば「積雪期バリエーションルート」、「冬季バリエーションルート」と無雪期・積雪期で分けて使うこともあります。

 

ま~雪が積もれば、一般登山道なのかどうなのか良く分からない時もありますが、こんな感じに「登山道のレベル」の意味合いも込められているのが「バリエーションルート」の特徴かなと思います。

 

登山地図では、こんな感じに記載されていることが多いです。

 

  • 一般登山道・・誰でも歩けるコース
  • 破線ルート・・道標少なく悪路もアリ。初心者単独は不可。(経験者向け)
  • Vルート・・・道標なく踏み跡乏しく難所アリ。(中級者以上向けコース)

 

非常に香ばしい匂いがする登山ルートであるバリエーションルートですが、歩くのに切っても切れない関係にあるのが「マーキング」になります。

 

マーキングも奥が深いのですが、意味を間違えると大変なことになってしまいます。

 

そんな感じでバリエーションルートの言葉の意味はこの辺にし、続きましては「マーキング」に移らせていただきます!

 

 

マーキングの意味は!?山の中の印を信用して大丈夫?

登山をしていると、何を意味しているのか分からないマーキング(印)を見ることがあるかと思います。

 

山の中のマーキングは、色々な物があるのですが、よく見かけるのが木や岩、建造物、人工物にペンキやテープで印を付けている物ではないでしょうか!?

 

繁華街に行くと、シャッターや建造物に落書きをする輩がいますが、あれも一種のマーキングになります。

 

自分の絵の才能を見せびらかしたい!

 

人の迷惑になることを生き甲斐にしてます!

 

てな輩も多いですが、中には「自分達の縄張りを主張するためにマーキング(落書き)をしている」と言われております。

 

勢力争いというか、犬が電柱におしっこするのと意味は一緒になります。

 

私も若かれし頃は、オネーちゃんの首元や耳の裏の見えるか見えないか辺りにマーキングを付けてしまう事があったのですが、あれも一種の独占欲だったのかも知れませんよね。

 

色々な意味を持つマーキングですが、先日でもないのですが、私の地元丹沢山塊に登っている途中に見かけたマーキングを載せてみたいと思います。

 

 

登山中によく見かける代表的なマーキングの1つである「赤テープ

 登山中によく見かける代表的なマーキングの1つである「赤テープ」でございます。

 

かなりシッカリしているマーキングですが、この意味分かりますでしょうか?

 

 

登山中によく見るマーキング

 こちらも登山中によく見るマーキングになりますが、これはいったい何だと思いますか?

 

ナンバー10なので、実は丹沢山塊サッカー代表のエースなのかも知れませんよね?(笑)

 

 

マーキング何かの境界

 こちらも良く見かけるマーキングですが、これは何かの境界を意味してそうですよね!?

 

こちらが天国と地獄の境界だと怖いですよね(笑)

 

もしかすると、少し急登だったので、黒目と白目の境界なのかな!?と思ってしまいました。

 

 

樹林帯を歩いているとマーキング

 樹林帯を歩いていると、こんなマーキングを見かけますよね!?

特にバリエーションルートを歩いていると出てくることがありますが、この意味分かりますか?

 

 

保安林掲示物

 こちらはマーキングと言うよりは、掲示物になりますよね!

この周辺の樹林帯が「保安林」である事を知らしめる為にあるんでしょうね!

 

 

鳥獣保護区バリエーションルート

 こちらも登山中によく見かけますが、この周辺が「鳥獣保護区」であることを知らしめる為の看板になります!

 

この看板がある周辺は、狩猟できませんので、ハンターが銃を撃ってくることがないのでバリエーションルートを歩いている時も安心でございます。

 

私は顔から体まで全体が毛に覆われているオジサンなので、ハンターに見つかったらアっという間に撃ち取られてしまいますからね~(笑)

 

 

長細い白いポールマーキング

 長細い白いポールも山の中でよく見ますよね!

「かながわ森林づくり公社」がこの辺を管理している証になるんでしょうかね!?

 

 

ボロ雑巾マーキング

このボロ雑巾は一体何なんでしょうかね!?

 

バリエーションルートの入口を指しているのか?

 

それとも降参の意思を示すための白旗がなく、反抗的な意味合いを込めて「グレー色」を採用したのでしょうかね!?

 

怖くて臭いは嗅ぎませんでしたが、こぼした牛乳を拭いたアイテムですと、相当やばいでしょうね~・・・。

 

 

意味深な3つのマーキング
木の幹マーキング
グレー色マーキング

特にこの3つのマーキングの意味は分かりますでしょうか?

 

バリエーションルートを歩く為には必要な知識になるかも知れませんが、経験者の方なら分かりますかね?

 

正解は「意味が良く分かりません。」になります。

 

特に赤テープ(リボン)は、「登山ルートを表している」と思ってしまいますが、今回のこちらは、「こっち方面が登山道ですよ~!」の意味にはなっておりません。

 

マーキングの周辺に踏み跡すらなく、登山道から少し離れてますので、何を意味しているか推測出来ませんでした。

 

この事から、山の中にある数多くの印は、登山道を表している物もあるものの、全てがその意味になっていませんので、信用するのは大変危険になります。

 

マーキングを見つけたからと言って、それが登山ルートを指しているとは限りませんので、十分注意する必要があります。

 

 

バリエーションルートを歩く為の知識!マーキングの意味と必要な登山スキルについて

山の中には、色々なマーキングがあるので、全てを信用するのは危険であることが分かったと思いますが、バリエーションルートを歩く場合ですと、更に意味を察するスキルが必要になってきます。

 

 

奥秩父のバリエーションルートマーキング登山道を意味

 先日、奥秩父のバリエーションルートの1つである、瑞牆山東尾根を歩いてきたのですが、こんなマーキンが木にありました。

 

上述したのとあまり変わりませんが、こちらのマーキングは「登山道」を意味してまして、定期的に出てくるので、これを辿れば目的地まで案内してくれる印になっておりました。

 

 

瑞牆山東尾根のルート上にあったマーキングとロープ

 同じ瑞牆山東尾根のルート上にあったマーキングとロープですか、こちらは何を意味しているか分かりますでしょうか!?

 

色々な意味にとれてしまいますが、正解は「左へ進め」になります。

 

マーキングだけ見ると「真っすぐ進め」に見えなくもないですが、ロープで直進を遮っているようにも見えますよね。

 

バリエーションルートを歩く為には、この印の意味を理解するスキルが必要になってきます。

 

 

沢の手前の2本の木の左に赤テープのマーキング

 沢の手前の2本の木の左に赤テープのマーキングがありますが、こちらの意味は大丈夫でしょうか!?

 

こちらは「沢を渡渉しろ(徒渉点)」の意味になりまして、写ってないですが対岸にもマーキングがありました。

 

また、地図を広げると「水場」の表記がこの沢の近くにあるので、「この付近が水場」の意味も込められているのかも知れません。

 

水場の意味であることを読み取るには地図を見て判断する必要がありますが、樹林帯以外にも「登山ルート」を表すマーキングがありますので、その意味を察するスキルと判断力が必要になってきます。

 

 

焼酎の瓶

 ちなみにこの焼酎の瓶は、どんな意味が込められていると思いますか?

 

正解は「ただのゴミです。」

 

昔は山の中にゴミを埋めるのが一般的でマナー違反ではなかったのでアレですが、深く考えすぎると、色々な物がマーキングに見えてしまいますので注意してください(笑)

 

私の場合、薄っすらついた獣道でさえ「バリエーションルートの入口か?」と思ってしまいますので、相当重症だと思います(笑)

 

登山初心者卒業スキルについて

マーキングの意味を察するスキルが登山初心者からの卒業の一歩かな~と個人的には思っております。

 

また、マーキングの意味もさることながら「マーキングを見つける能力」も重要になってきます。

 

樹林帯ですと、同じような景色が続きますし、悪路を歩けばどうしても足元ばかり見てしまいます。

 

疲れてくると視野が狭まってしまい、前方の確認を怠ってしまいやすくなります。

 

登山道を表す重要なマーキングを見落としてしまうと、ルート間違いを引き起こしてしまいます。

 

集中力を切らさずにルートを見定める能力(ルートファインディング)がバリエーションルートを歩くためには必須になりますので、初歩的になりますが、まずは足元を見なくてもサクサク山道を歩ける技術と体力が登山初心者卒業の第一歩かな~と思います。

 

また、地形図を読むスキルや、コンパスの使い方道迷いからの脱出方法等の技術も必要になってきます。

 

私は、一般登山道をモリモリ歩きつつ、破線ルートを問題なく歩けるようになってからバリエーションルートを歩くようにしました。

 

色々と登山中にやらかしてしまい、危ない目にも遭いましたが、登山の経験は、登山に行った回数と比例しますので、知識も大事ですが、実践あるのみの部分も大きいと思っております。

 

登山もそうですが、何事も経験が大事ですよね!

 

バリエーションルートおすすめ入門コースについて

登山初心者の方は、歩いてはいけませんが、地形図、コンパスを扱えて体力がある中級者くらいの方におすすめのバリエーションルートをご紹介したいと思います!

 

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地元の山で恐縮ですが、丹沢山塊のバリエーションルートで歩きやすいのが「栂立尾根(つがたちおね)」になります。

 

宮ヶ瀬湖までバスで行けるのと、地形図・コンパスを扱えれば、比較的歩きやすいバリエーションルートになります。

 

自然豊かすし、静かな一日を過ごせると思います!

 

夏季は山ビルがいるのでアレですが、新緑・紅葉が素晴らしいルートになります!

 

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積雪期バリエーションルートの方では、一番記憶に残っているのが「谷川・巻機山国境稜線」をテント泊で歩いた事になります。

 

天候が中々安定しない時期に、全行程快晴であったのも成功の要因になるのですが、雄大な冬の景色を見渡せて苦労が報われた時間になりました。

 

積雪期のバリエーションルート歩きになりますので、単独で行くのはリスクが高いですが、天候を味方につけれれば、コースもそれほど難しくないのでおすすめルートになります!

 

しかしながら、谷川・巻機山国境稜線は、グリーンシーズンは藪道になりますので、非常に歩き難いそうです。

 

熊も結構出る山域ですので、個人的には水も得やすい残雪期がおすすめです。

 

一番のおすすめは、家からも近い地元の山で、あまり登山者が歩かないルートを練習と思って登ることが、登山技術の向上に繋がるかな~と思います!

 

不測の事態が発生しても、人里の近くの山ならダメージを小さくできますしね!

 

まとめ

バリエーションルートを歩くことを、反対する方が多いのも事実になります。

 

登山道ではない所を歩く訳ですので、植生保護の観点や、「整備されていないから危ない」などの理由で、反対される方がいたりします。

 

私はバリエーションルートを歩いてしまっているのでアレですが、1つ言えるのは、滑落事故や、遭難事故を起こしてしまうと、相当叩かれるのは事実だと思います。

 

「自己責任」、「無謀登山」、「税金泥棒」等の謗りを免れません。

 

体力・知識・技術がある程度ない登山者は、バリエーションルートを歩く事はおすすめしません。

 

自分は大丈夫!と思っている人ほど危ないです。

 

リスクヘッジが出来、撤退できる判断力、勇気がないと、本当に死んでしまいます。

 

整備された登山道ではないので、チョットした場所が命取りになってしまいます。

 

誰にも指図されず自由に山の中を歩けるのがバリエーションルートの持ち味だと思いますが、それ以上に危険が伴いますので、本当に大丈夫と思えるルートから少しずつステップアップしてください。

 

登れる山、登りたい山、見るだけの山、登れない山の4つをシッカリ整理したうえで、登山のスキルアップを進めていただけたらな~と思います。

 

私も山の中で死なないよう、少しずつステップアップしながら登山を楽しみたいと思っております!