霧ヶ峰を代表する景勝地として有名な八島湿原ですが、季節によって数多くのお花が咲き乱れ、四季を通して足繁く通っている方が多いエリアになります。
昔は八島湿原の鎌ヶ池(奥霧小屋)でテント泊もOKだったのですが、残念ながら現在は利用できないものの、日帰り登山でも十分堪能できたりします。
今回は、霧ヶ峰の八島湿原へのハイキングと一緒に登ったゼブラ山、北の耳、南の耳について解説していきたいと思います!
- 八島湿原へハイキングした経緯について
- 八島湿原へのハイキングで利用出来る駐車場とトイレについて
- 八島湿原ハイキング!車山肩の駐車場から入口までの登山ルートの詳細
- 八島湿原ハイキングと奥霧小屋の詳細について
- ゼブラ山への登山とルートの詳細
- 北の耳、南の耳への登山と白樺湖への登山コース詳細について
- 八島湿原へのハイキングルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
八島湿原へハイキングした経緯について
前回の中央分水嶺トレイルを使って霧ヶ峰車への登山の続きになりますが、前から出没したかったのが今回ハイキングした八島湿原になります。
若い頃、ドライブのついでに八島湿原へ出没した記憶が残っているのですが、天気が最悪で美しい景色が見れませんでした。
むしろ、駐車場で「こんな雨だしハイキングは中止だね♡」っとなった勢いで「ええがな~ええがな~!」っとプレイに移ろうしたものの敢え無く撃沈したような記憶が残っております(笑)
八島湿原の駐車場で何が起きたんだ!?って感じですが、雨風の如くモヤモヤ~な感じに濁したいと思います(笑)
そんな八島湿原ですが、お花と紅葉の名所になりまして、季節ごとに美しい姿を見せてくれる霧ヶ峰の景勝地として有名でハイキングルートも整備されていて老若男女問わず楽しめる感じです。
そんな感じで今回は、前回のリベンジで訪れた八島湿原へのハイキングとゼブラ山、北の耳、南の耳への登山の様子について書いていきたいと思います!
八島湿原へのハイキングの前に前回の記事がこちらになります!
夢の平キャンプ場から出発し、中央分水嶺トレイルを使って霧ヶ峰車山へ登山した内容になります!
そして今回撮影した登山動画がこちらになります!
そして上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、霧ヶ峰車山への登山や八島湿原へのハイキング、ゼブラ山、北の耳、南の耳への登山の様子について撮ってますので、参考になれば幸いです!
八島湿原へのハイキングで利用出来る駐車場とトイレについて
こちらが今回ハイキングした八島湿原周辺の地図になります!
駐車場は、蓼科ビーナスラインに隣接したところにありまして、「八島ビジターセンター」が目印になります。
チップ制ではありますが、八島湿原駐車場にはトイレもあります。
結構広い駐車場ではありますが、花の季節(特にニッコウキスゲの時期)によってはかなり混雑しますので注意が必要です。
また、八島湿原の近くで宿泊したい場合は、「奥霧ヶ峰八島 高原荘」があったりします。
素泊まりのみの利用になりますが、神秘的な八島湿原を思う存分早朝からハイキングしたい場合に重宝すると思います。
なお、車山肩の駐車場から八島湿原へアクセスする事も出来ますし、路線バスでスタート地点へ戻る事も出来ますので、計画しやすいエリアだと思います。
八島湿原ハイキング!車山肩の駐車場から入口までの登山ルートの詳細
こちらが車山肩の駐車場になります!
車山肩の駐車場周辺にも宿泊施設がありますので、八島湿原へハイキングに出没しても良いですし、車山の山頂を目指して登るのもアリだと思います!
それでは車山肩の駐車場から八島湿原目指して進みたいと思います!
車山肩からモリモリ下ると蝶々深山、八島湿原の分岐(沢渡)になります。
蝶々深山ってなかなか面白い山の名前ですよね~
蝶のように舞い蜂の様に刺す!を習得したいので、次回の修行の地にしたいですね~(笑)
分岐からモリモリ進むと八島湿原の入口になりました。
暫く木道を歩いて行くと右手が開けてきました。
少し寂しい景色ではありますが、ここが八島湿原になります。
奥に見えている山がゼブラ山(男女倉山)方面になります。
今回登りませんでしたが、鷲ヶ峰が綺麗に見えました!
次回は八島湿原から和田峠方面もハイキングしてみたいですね~
それにしても焼け野原の様な八島湿原でした(笑)
あれ?もっと美しい景色を期待していたのですが・・・。
湿原と言うよりは「運動公園」、「野営場」の様な景色が広がっておりました(笑)
お!八島湿原っぽい景色が見えてきました。
そんな感じで八島湿原に到着でございます!
よ~やく念願叶った瞬間です☆彡
あの時の雨は凄かったな~~っと、今でも鮮明に覚えております。
それにしても「七島八島」ってなんざんすかね。
「七転び八起き」をギャル語に変換した感じですかね?(笑)
腹が減ったので八島湿原の入口で昼飯にしてみました。
夢の平キャンプ場で前日に作った昼飯になるのですが、こちらも「可もなく不可もなし」な味わいでした。
ご飯食べながらマッタリしていると、オネーさんが道を尋ねてきてビックリしちゃいました。
女性から冷たい視線しか貰ったことがなく、油断していたので不意を突かれてしまいました。
時代が時代なら、簡単に首をとられてしまったな~っと何故か反省の時間になりました(笑)
車山肩にハイキングするとの事でしたが、無事に到着出来ましたか!?
八島湿原と奥に見えているゼブラ山を眺めながら食べる「謎肉丼」が最高でした!
八島湿原に斧を投げ入れると、どんなプレイが発動するんだろう!?っと、興味津々な時間になりました(笑)
きっと「七転び八起き!」と妖精が叫ぶプレイになるんでしょうね!(???)
八島湿原ハイキングと奥霧小屋の詳細について
謎肉丼でお腹が満たされた所で、奥霧小屋方面にハイキングしたいと思います!
流石、霧ヶ峰の景勝地である八島湿原なだけあって、多くのハイカーが訪れておりました。
木道とゼブラ山の景色が素晴らしかったです!
ただ、もう少し水を湛えている八島湿原を見たかったですね~
湿原と言うよりは焼け野原な感じですからね!
よっぽど悔しかったのか、2度目の発言になります!!!
しかしながら、奥霧小屋に近づくと湿原から笹原の道になりました!
残念ながら奥霧小屋は営業していませんでした。
昔はこの辺でテント泊出来たのですが、現在は禁止になっております。
なお、写真右手にトイレがありまして、そちらは利用可能でした。
奥霧小屋は、ハイキング道が交差する場所なだけあって、多くのハイカーが休憩してました。
ベンチも多く、食事をとるのに良い場所だと思います!
ゼブラ山への登山とルートの詳細
奥霧小屋からゼブラ山を目指しつつ山彦耳(北の耳、南の耳)へ縦走したいと思います!
ゼブラ山って、なんだかシマウマが居そうで怖いですよね(笑)
ゼブラ山目指して登って行くと、正面に蝶々奥山方面が綺麗に見えてきました!
むしろ、アレが北の耳、南の耳でしょうかね!?
ハイキングしてきた八島湿原を眼下に眺めながらゼブラ山へ登って行きます。
地味な急登かつ直射日光が降り注ぎ非常に暑いルートでした。
妙に妖艶な乳頭が見え隠れてしますね!?
アレが例の「ゼブラモザイク」ってやつですかね!?(???)
色々な妄想に華が咲いてしまったのですが、お目当てのゼブラ山の山頂に到着です!
ゼブラ山の標高は、1,776mになりまして、車山を始め、美ヶ原、北アルプスの景色を一望できます!
ゼブラ山の山頂から見る北アルプスの景色になります!
いや~!想像以上に景色の良いお山ですね♡
先ほどまでいた八島湿原と南アルプス、中央アルプスの景色になります!
景色の良いゼブラ山の山頂ですが、日差しを遮るものが全くないので、晴天の時は長時間居座るのが困難な感じでした。
そんな感じでゼブラ山から北の耳、南の耳を目指してスタートしたいと思います!
北の耳、南の耳への登山と白樺湖への登山コース詳細について
ゼブラ山から眺める北の耳、南の耳になります。
左側のピークが北の耳、右側が南の耳になります。
確かに耳の様な山容ですよね!
なんだか同じ双耳峰である谷川岳の山頂(オキの耳、トマの耳)を彷彿とさせる景色ですよね!
分かっていましたが、ゼブラ山から結構下りそこから北の耳へ登り返しになります。
ただ、北の耳までは雰囲気の良い笹路が続き、なんだかパンダの気分になってきました(?)
そんな感じで北の耳に到着です!
山彦谷の北の耳が正式名称なのですかね?
それでも北の耳の標高は1,829mになるので、結構立派な山頂ですよね。
北の耳から蓼科山が綺麗に見えました!
北の耳から車山の山頂方面と八ヶ岳を見ることが出来ました。
思った以上に景色の良い山頂でした!
破線ルートになりますが、北の耳から大笹峰方面の景色になります。
なんか建ってますね。
あれは「猫耳の館」でしょうか?
多分、猫耳の館ではないな~っと思いながら北の耳から蓼科山、南部八ヶ岳の景色を堪能しちゃいました♡
夢の平キャンプ場は、蓼科山の麓にあるので、これからアソコまで戻るのね~っと思うと、だんだん悲しい気持ちになってしまいました(笑)
それでは北の耳から南の耳へ登りたいと思います!
近いようで地味に距離がありまして、想像以上に登り返しもあったりと、中々キツイ時間になりました。
そんな感じで南の耳に到着です!
南の耳の標高は、1,838mで北の耳よりも高いです!
南の耳から見る北の耳になります。
この辺は、本当に景色が良く雰囲気も抜群で一気にお気に入り登録となりました♡
夢の平キャンプ場まで地味に長いので後ろ髪引かれながら北の耳、南の耳から白樺湖を目指して登山スタートでございます!
南の耳から白樺湖までは急降下になります。
それにしても蓼科山が綺麗ですよね!
お金があればリフトで下山したい所ですが、ここはグッと堪えて「手動」と言うか「足動」で白樺湖を目指したいと思います!
車山へ登るのに利用した登山道を歩くのも癪なので、訳の分からない廃道ルート?で白樺湖を目指しました。
あんたも好きね~っと、アチコチから聞こえてきました(笑)
そんな感じでモリモリ進むと白樺湖が見えてきました。
白樺湖から舗装路を歩いて夢の平キャンプ場を目指しました。
桜が満開の所がアチコチにありまして、地味に楽しい時間になりました!
お金があればこんなリッチなホテルに泊まって山ガールと「ウフフフ♡」出来るのにな~っと思いながら舗装路を歩いて夢の平キャンプ場を目指しました。
夢がいっぱいな名前の夢の平キャンプ場ですが、実際は斜めのサイトで水場とトイレ駐車場があるだけですからね~
経済格差を感じさせる時間になりました(笑)
あたいにはコレがあるじゃないですか!っと、車山、八島湿原へのハイキングから無事に下山した事を嚙み締めながら一人で乾杯してみました!
無事に夢の平キャンプ場へ下山出来たところで、八島湿原へのハイキングの詳細に移りたいと思います!
八島湿原へのハイキングルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回ハイキングした八島湿原へのハイキングルートとゼブラ山、北の耳、南の耳への登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、5月5日なりまして、快晴で日差しが強くかなり暑い1日になりました。
標高差の地図の通り、12km辺りの車山の山頂から八島湿原へは結構下り、ゼブラ山へ登り返す感じです。
八島湿原から夢の平キャンプ場までは、約20kmの長丁場になりますので、白樺湖からバスを使って帰路につくことをおすすめいたします。
そしてこちらが今回の八島湿原ハイキングのコースタイムになります!
車山肩分岐 9:51 → 9:52 沢渡 → 10:38 八島湿原 → 10:47 鎌ヶ池 10:52 → 10:54 鎌ヶ池キャンプ場跡(奥霧小屋) → 11:13 14 分 ゼブラ山 → 11:34 北の耳 11:41 → 11:44 南の耳 → 12:09 樺ノ頭 → 12:55 車山登山口 → 13:04 西白樺湖バス停 → 14:07 女神湖無料駐車場 14:10 → 15:23 蓼科牧場 → 15:37 夢の平キャンプ場
車山肩駐車から八島湿原までのコースタイムが約1時間になりました。
八島湿原からキャンプした夢の平キャンプ場までのコースタイムが、約6時間になりますので、物理的に不可能ではない感じですが、実際は白樺湖から舗装路の登り坂になりますので、体力的に厳しい感じになりました。
まとめ
前回のリベンジとして訪れた八島湿原ですが、少し焼け野原な感じだったものの、美しい山頂からの景色をモリモリ堪能出来て楽しい時間になりました!
初めて登るゼブラ山からの景色や、特徴的な山容をしている北の耳、南の耳など、霧ヶ峰の奥深さを味わうことが出来ました。
次回訪れるならば、八島湿原がもう少し湿原らしい景色になる時期に蝶々奥山を絡めて散策したいな~っと考えております!
八島湿原は、ハイキングに最適ですので、是非、車山だけではなくこちらにも足を延ばしてみて下さい!
八島湿原とは対極にある南八ヶ岳の主峰であります赤岳屁の登山について書いた記事になります!
キレット越えをしているので、良かったら参考にしてみてください!