ヤマケイオンライン(YAMAKEIONLINE)について
登山が好きな方にはお馴染みのヤマケイオンラインさんですが、意外と知らない方もいるみたいですので、今日はそちらについて書いてみたいと思います!
登山ブームもあってか、色々な登山サイトがモリモリありますが、山の情報(登山情報)を収集するのに良く使っているのが、今回ご紹介する「ヤマケイオンライン(YAMAKEIONLINE)」になります。
結構好きなサイトで、良く訪問しているのですが、出版社の「山と渓谷社」が営んでいる登山サイトになりまして、コンセプトは「山好きのための登山情報サイト」になります。
当ブログは、「アオヒゲに誇りを持ち、アオヒゲを心から愛する、アオヒゲ登山者を応援するサイト」をコンセプトにしているのですが、残念ながら世の中に浸透されていない感じでございます(笑)
え~話を戻し、山と渓谷社の出版物としては「山と渓谷」、「ワンダーフォーゲル」が、登山者にとっては馴染み深いかな~と思いますが、それ以外にも色々な書籍がありますので、1度は目を通された方も多いのではないでしょうか。
ちなみに「株式会社 山と渓谷社」は、東京の神田神保町に会社の所在地(本社)がありまして、たまたま近くまで行った事があります。
あの界隈は出版社が多いのですが、山と渓谷社を見つけた時は、驚いてしまいました。
恨みは全くないのですが「ピンポンダッシュしちゃおうかな♡」と考えてしまったのですが、今思えば、山を愛する人間にあるまじき妄想ですよね(笑)
東京の神田神保町は、登山用品店が多く軒を連ねている地域になりますので、株式会社 山と渓谷社の所在地を知って、妙に納得してしまいました。
ちなみに創業は1930年(昭和5年)4月1日になりまして、今年で創業88周年になるかと思われます。
2020年のオリンピックの年が、創業90年になるかと思いますので、中々凄いタイミングですよね!
とても歴史のある会社が山と渓谷社であり、ヤマケイオンライン(YAMAKEIONLINE)の運営会社になります。
ちなみにどうでも良い事なのですが、私の勤めている会社と創業した年がそこそこ近く(弊社の方が若い)親近感が湧いてしまいました。
ゴリゴリ勉強して、山と渓谷社へ入社したかったな~てな感じでございます。
入社できそうもないので「アオヒゲオンライン」でも起業して、「アオヒゲを愛する登山者の情報裏サイト」でも発信したいなと考えております(笑)
ヤマケイオンラインの活用方法
色々と魅力溢れる登山サイトなのですが、一番有り難いのが「現地の状況」をリアルタイムに発信してくれている点になります。
少し遅い情報の場合もあるのですが、日本各地になる山小屋や山荘、ビジターセンター等の情報を、ヤマケイオンラインで確認することが出来ます。
寒い季節になりますと、積雪量や登山道の状況等が気になりますが、山小屋から届いたリアルな情報を載せてくれているので大変役立ったおります。
※ヤマケイオンラインより出典
こんな感じに日本各地の山域から、自分が知りたい山の情報を選ぶことが出来ます!
地図が好きな私にとっては、山に登らなくても、こちらの情報を観るだけで登った雰囲気を味わっている日々です(笑)
まだ見ぬ景色がモリモリと広がっているのでしょうね~!!
全ての山小屋を網羅している訳ではないですが、それでも登る予定の山域付近の登山情報が分かるのは助かりますよね!
いちいち山小屋に電話して山の状況を確認するのも面倒ですし、アチラさんにも迷惑になってしまう部分もありますからね。
台風が通過した後や、お花や紅葉の季節等は、現地の状況を知る為に、良く利用しております。
さらに、ヤマケイオンラインのサイト内にある「登山地図」からコースの計画も出来ますし、その計画表からコースタイムも分かるので、非常に便利でございます!
また、山小屋の求人関係も扱っておりますので、リストラで会社をクビになったら、ヤマケイオンラインさんに仕事を紹介してもらおうかしら!?とヒッソリと思っております(笑)
好きな事を仕事に出来るのは、素晴らしい事ですし羨ましいですよね。
ヤマケイオンラインとヤマレコの違いは!?
山行記録について
登山の情報サイトと言えば、ヤマケイオンラインと「ヤマレコさん」の名前が直ぐに思い浮かべるのではないでしょうか!?
ヤマケイオンラインとヤマレコ共に、自分が登った登山の記録をWEB上に登録して、不特定多数の方に公開する事が出来ます!
デザインが若干違うものの、やれる内容に大差はない感じです。
撮った写真や歩いたコース(ログ)と、標高差、コースタイム等をサイトで登録して載せれる形になっております。
個人的な意見になりますが、ヤマケイオンラインは、個人会員の登山記録も大事にしつつも、山と渓谷社として独自に取材した内容やコラムをメインにしたサイト構成になっており、ヤマレコの方は、SNSを重視した形かな~と思っております。
登山のプロと素人(個人)を組み合わせたのがヤマケイオンラインで、素人(個人)中心なのがヤマレコかと思います。
他のユーザーとモリモリ交流をし仲間を増やしたい方は、ヤマレコの方で記事を書いたり他のユーザの情報を活用すると良いかも知れません。
ヤマケイオンラインの方は、山と渓谷社が独自に取集した記事や情報に触れたい場合や、あまり他のユーザーと交流したくない方は、こちらで自分の山の記録を登録すると、情報を求めている他の方にも喜ばれて良いのかな~と思います。
ヤマケイオンラインの方も、ユーザー同士で交流できますが、ヤマレコほど活発ではないかな~と勝手に思っております。
前にも少し書きましたが、私は他人の利益の為に、自分の写真や記事を投稿するのが馬鹿らしく感じ、ブログを立ち上げて始めた感じです。
両サイト共に無料で記事を書き、WEB上に公開することができますが、私からしたら「小作人」と大してかわらない事だと思っております。
頑張っても頑張っても美味しいところは管理者に流れ、自分は全然報われないのが、この手の無料サイトになります。
本人が納得していれば問題ないのでしょうけど、そもそも仕組みを分かっていない方が多いのではないでしょうか!?
サイトの運営や情報収集、記事の作成には手間暇とお金が掛かりますので、収益を上げる事は事業として当然の事ですので、「とやかく言われる筋合いはない!」と、怒られちゃいそうなのでこの辺にしておきます!
サイト規模の比較
サイトの規模を見る指標は、色々とありますが、一番分かりやすいアクセス数(ページビュー数)から両サイトを比較してみたいと思います。
ヤマレコの直近のアクセス数は、2018年1月末の1ヶ月で1,022万アクセスに対し、ヤマケイオンラインの方は、少し古い情報ですが、2016年10月で月間約510万アクセスになっております。
いや~両サイト共に凄まじいアクセス数ですね!!
個人ブログですと、10万アクセス/月で「トップアマチュアレベル」になりまして、30万アクセス/月を1つの目標にしているブロガーさんが多いと言われております。
「30万アクセス/月が目標だ!」とか言っているのが可愛いほど桁違いな数字ですよね~(´∀`*)
アクセス数だけみると、登山サイトとしての規模は、ヤマレコの方が約2倍ほど大きいといえます。
しかしながら、ヤマケイオンラインの情報は、1年以上前のものですので、現在はその差はかなり縮まっているのではないかな~と思っております。
こちらの表は、ヤマケイオンラインのアクセス数の推移になるのですが、羨ましいほどの右肩上がりになっております!
※ヤマケイオンラインより出典
年を重ねるほどに、毎月50万アクセスほど増えているように読み取れますよね!
逆に、ヤマレコのアクセス数(PV数)を少し見てみたのですが、残念ながら前年同月比でマイナスが続いておりました。
酷い月ですとPV(ページビュー数)で5,000万ほどマイナスの月もあったりして、サイトの成長に陰りが見えてきているような気がしました。
前月対比も大事なのですが、1つの物の見方からすると前年同月比の方が結構重要だったりします。
何故か?
まずは、同じ月との比較ですので、「季節的な要因」がかなり減りますし、本来なら、去年よりも時間をかけて事業をしている訳ですので、前年よりも上回らないと「一年間、なにをしていたのか!?」といった疑問が発生してしまいます。
ページビュー数は、一人辺り、どれだけ記事を読んだか!?を表すものなのですが、これが減っているという事は、サイト内の魅力あるコンテンツが・・・ともとれてしまいます。
ヤマレコのPV数減少の理由は、なんとなく察する事が出来るのですが、あんまり書くと怒られちゃいそうなので、こちらもこの辺にしたいと思います!
ヤマレコも、お気に入りのサイトですので、これからも頑張って欲しいです。
あまり居ないと思いますが、登山ブログをやっている方の悩みの1つは「冬はアクセス数が減る」ことかな~と思っております。
こちらについては、ヤマレコもヤマケイオンラインも同じような傾向を示しております。
何故か?
理由は簡単で、冬山登山をやられる方が少ないからです。
登山しないのに、山の情報収集をする方は、ま~いないですよね!
私の知り合いにも、リスクの高い冬山登山をやらない方がいたりします。
ですので、雪がある時期は、基本、登山やアウトドア系のブログをやっている方にとっては、アクセス数が伸びない時期であるとも言えます。
アクセス数は、気になりだすと止まらなくなる麻薬みたいな物ですので、一喜一憂せず、眺める程度が良いのかもしれませんよね!
サイトアクセス者の男女比と年齢構成
ヤマケイオンラインとヤマレコの差は殆どありませんでした。
どちらかと言うと、ヤマケイオンラインの方が、50代、60代の比率が高いかな~と思われます。
長年登山をやっている玄人の方が、ヤマケイオンラインの会員になっている割合が高いのではないかな~と思っております。
※ヤマケイオンラインより出典
こちらの表から、色々と読み取れるものが有りますよね!
男女比につきましては、多分、登山やアウトドア系のブログをやっている方と大差はないのではないかな~と思ってます。
やはりと登山やアウトドアを趣味にしている女性は少ないのでしょうね~
オネーちゃんが大好きな私にとっては、とても残念な数値でございます(笑)
有料会員について
ヤマケイオンラインは、無料で会員登録が出来ます。
ヤマレコは有料会員と無料会員があります。
両サイトとも「株式会社」ですので、会社法上、「官報等を使って決算公告をする義務」を負っております。
信用調査会社を使えば、有料になりますが、ある程度の財務内容を調べる事が出来るのですが、そこまで暇ではないので、今回は調べておりません!
無料会員なら損害を出す様な事はないですが、有料会員の場合は、サービスを受ける前に「前払い」で費用を支払う格好になりますので、そこが気になる所かもしれませんよね。
そんな感じで両サイト共に、私も無料会員登録をしております!
ヤマレコの方は、現在もやる気のない記事を書いてますが、ヤマケイオンラインの方はユーザー登録しただけで止まっております。
※ヤマケイオンラインより出典
折角、会員登録したのだから、頑張って登録しなさいよ!
てな感じですが、当初、ヤマレコからヤマケイオンラインに引越すつもりで会員登録致しました。
むしろ、こちらの「アオヒゲ危機一髪」のブログなんかやるつもりもなく、ヤマケイオンラインの方に専念するつもりだったのですが、色々とごちゃごちゃがありまして・・・てな感じです。
ゴタゴタガなければ、今頃ヤマレコから完全撤退して、ヤマケイオンラインの末席を汚していたかと思われます。
縁がなかったと言えばそれまでですが、脱会せずに、ユーザー登録を残している辺りが意味深ですよね(笑)
まとめ
ヤマケイオンラインは、全体的に登山情報のバランスがとれていて、非常に便利なサイトの1つだと思っております!
直近に登った個人会員の情報を見れば、ある程度は山の中の事が分かりますし、鮮度を必要としない有益な情報は「山と渓谷社」の記事を見る事によって色々と知る事が出来ます。
登山するには新鮮な情報が重要ですので、上手く個人会員がもたらした情報(山行記録)を使って、会社として弱い部分を補完しているよな~と思ってしまいました。
ヤマケイオンラインやヤマレコも、「登山者の安全」、「遭難事故を減らしたい」という想いが伝わる部分がありますので、その点も非常に好感が持てる感じです。
「登山者の方に目を向けているのか?それとも何処に目を向けているのか?」
読者もバカではございません。
きっと、その辺が分かっている会社が今後も伸びて信用を勝ち取っていくのかな~と思っております。
それは私にも言える事ですので、「他人の利益は自分の利益!」をモットーに、色々と取り組んでみたいと思います!
ヤマレコさんについては、下記記事で詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!