- 爺ヶ岳北アルプステント泊（冷池山荘泊）縦走いついて
- 前編の登山記録(扇沢～大沢小屋～針ノ木小屋）
- 中編の登山記録(針ノ木岳～スバリ岳～赤沢岳～鳴沢岳～新越山荘）
- 登山動画( 針ノ木岳～スバリ岳～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘）
- 爺ヶ岳テント泊縦走の日程・天候・メンバー・アクセス・装備
- 冷池山荘のテント泊料金水の値段について
- コースタイム(新越山荘～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘 )
- コース・標高差(新越山荘～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘 )
- 爺ヶ岳北アルプステント泊縦走の写真(新越山荘～種池山荘～冷池山荘 )
- まとめ
爺ヶ岳北アルプステント泊（冷池山荘泊）縦走いついて
今回は、紅葉輝く北アルプスの爺ヶ岳へテント泊縦走した２日目の記事になります！
この時期は、爺ヶ岳周辺や、北アルプス全体が美しい紅葉で輝いていて、本当に良い時期に来れたな～と歩きながら思ってしまいました！
今年の紅葉は汚いかな！？、外れかな！？と、思いながら登って行ったんですが、予想に反して例年並みの美しい紅葉でした！
そんな感じ後編は、新越山荘～岩小屋沢岳～種池山荘～爺ヶ岳南峰～爺ヶ岳中峰～爺ヶ岳北峰～冷池山荘テント場になります！
針ノ木岳から爺ヶ岳を経由して種池山荘までが１つの区切りになりますが、この区間はかなりアップダウンが凄くキツイ縦走路でした・・・。
そして、爺ヶ岳の登り返しも辛かった・・・。
前編の登山記録(扇沢～大沢小屋～針ノ木小屋）
扇沢～大沢小屋～針ノ木小屋までの記録になります！
中編の登山記録(針ノ木岳～スバリ岳～赤沢岳～鳴沢岳～新越山荘）
針ノ木小屋～針ノ木岳～スバリ岳～赤沢岳～鳴沢岳～新越山荘までの記録になります！
登山動画( 針ノ木岳～スバリ岳～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘）
※写真を押すと2分ほどの動画が観られます！
爺ヶ岳テント泊縦走の日程・天候・メンバー・アクセス・装備
登った日：2017年10月7日(土) ～ 2017年10月9日(月）
天 候：10月8日 快晴
メンバー：私とＳさんの2名
交通手段：前編に記載
装 備：詳細は最終章に記載
水 4.0スタート（針ノ木山荘→冷池山荘迄で0.3Lあまった）
冷池山荘のテント泊料金水の値段について
冷池山荘で、8日夜～9日分として水6Lを購入しました。
冷池山荘で販売されている水の値段は150円/Lになります。
山荘の入口の横で水の販売をしてますので、小屋につけば直ぐに分かると思います。
冷池山荘でのテント泊料金（幕営料は）700円/人になります。
山荘から歩いて10分ほどの所にあるテント場で、40張前後は大丈夫な広さなのですが、岩が多く平地は少ないです。
また、トイレが冷池山荘にあるので、往復20分近く掛かってしまい面倒臭いです。
コースタイム(新越山荘～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘 )
新越山荘 10:24 → 11:31 岩小屋沢岳 11:32 → 12:52 種池山荘 12:53 → 13:27 爺ヶ岳南峰 13:29 → 13:41 爺ヶ岳中峰 → 13:56 爺ヶ岳北峰 → 14:13 冷乗越 → 14:27 冷池山荘 14:37 → 14:44 冷池山荘テント場
コース・標高差(新越山荘～種池山荘～爺ヶ岳～冷池山荘 )
※後編で歩いた区間になります！
爺ヶ岳北アルプステント泊縦走の写真(新越山荘～種池山荘～冷池山荘 )
新越山荘からの北アルプスの眺めでございます！
新越山荘には「テント場」がありませんので、小屋泊のみしか泊まれません。
テントを張れるスペースがあるのでアレですが、ま～しょうがないですよね・・・。
意外に規模が大きい山荘で驚きました！
シーズン中は、結構混むんでしょうね～～
段々とガスが出てきてしまいました・・・。
さ～Ｓさん！アンガールズの物まねを披露する時ですぞ！！！（？）
登っても登っても中々近づきません(>_<)
流石にＳさんの疲労の色が濃くなっていき、私のアオヒゲも益々濃くなってきました（？）
それにしても美しい縦走路でございます！
背中に背負ったオモザックさえなければ、今すぐにも飛び立てると思います！（？）
秋晴れに当たり、本当ラッキーでございます！
こんな間近に立山・劔岳を見れるとは思いもしませんでした！！
岩小屋沢岳の登りがまたキツク・・・。
素敵な稜線美なんですが、心には響かない景色でございます(笑)
そんな感じで岩小屋沢岳の山頂でございます！
も～笑うしかない！そんな感じの時間帯でした(>_<)
ここでＳさんに喝！を入れたら少し元気になってきました。
初めての北アルプス、初めての１泊以上の山歩きなんで、疲れがだいぶ溜まって来たみたいです。
様子を見ながら先に進みたいと思います！
岩小屋沢岳から先に進むと、こんな感じの切れ落ちた斜面の縁を歩きます。
危なくはないですが、寒いギャグを言うべき場所ではない感じです(笑)
爺ヶ岳へ続く天空縦走路です！
写真だとアレですが、山の斜面は紅葉が輝いておりました！！
それにしても爺ヶ岳の景色が良いんですが、種池山荘が見えてきません・・・。
Ｓさんの体調によっては、種池山荘でテントを張るつもりでした。
振り返っての岩小屋沢岳です！
逆から来るとまた違った印象がありますよね～
針ノ木岳から岩小屋沢岳へ登った方が、山容が素敵な気がいたします！
堂々と鎮座している鹿島槍ヶ岳です♡
迫力ありますよね～！
明日登るのか～と思うと、テンション上がってきました！！
お！よ～やく種池山荘がみえてきました！
しかし、ここから地味に下り、結構な登りをこなさなくてはなりません・・・。
簡単には到着させてくれませんね～・・。
流石Ｍ気質の北アルプスですね～（？）
よっ！爺ヶ岳！！
いや～～素晴らしい稜線美でございます(´∀｀*)
爺ヶ岳の人気が高いのも頷けますね～
上手く写っておりませんが、爺ヶ岳の斜面の紅葉が本当に素晴らしかったです！
だいぶ紅葉も進んでいて、標高1,600ｍ付近が見頃かな～って感じでした。
そろそろお風呂に入りたい感じなんですが、こんな池しかありませんでした。
しかし、凄く水が綺麗で驚きました。
これなら２人で沐浴できるな～と色々と妄想してしまいました。
ま～おじさん２人の沐浴姿は絵になりませんよね(笑)
振り返っての岩小屋沢岳方面です！
遠くに今朝居た針ノ木岳が見えてますね～(´∀｀*)
だいぶ歩いてきましたね～
モリモリ進むと種池山荘のテント場が広がっておりました！
こちらは平地が広く、地面に岩も少なくてテントが張りやすそうでした。
今思うと、こちらでテントを張っても良かったですね～
鹿島槍ヶ岳を越えて八峰キレットから五竜岳へ抜ける計画だったので、どうしても冷池山荘で幕営したかったんです。
テント場から２分前後の所に種池山荘がありました。
トイレは1回100円で、小屋から針ノ木岳方面に進むとあります。
天気よいのもあってか、登山者が多く休んでおりました。
名物がピザみたい1,000円でした。生ビールも売っていて、こちらは小屋締めの為、900円から600円に値引きされてました。
種池山荘で少し休憩し、爺ヶ岳を楽しみたいと思います！
種池山荘て可愛い建物ですよね！
なんだかヨーロッパアルプスに来ている雰囲気を味わえます！！
後はクララを探すのみですね♡（？）
息を吞むほど美しい爺ヶ岳へ至稜線でございます♡
多くの登山者も、この美しい爺ヶ岳に一目惚れしてました！
中々凶悪なアップダウンが見えますが、爺ヶ岳は３つのピークがございます。
「爺ヶ岳3兄弟！」というＣＤを出したい今日この頃です(笑)
串に刺さった爺さん！爺さん♫と歌いたくなるような素晴らしい景色が広がっておりました(´∀｀*)
いや～爺ヶ岳は劔岳の景色が素晴らしいですね！
簡単な白目になりながら（？）、よ～やく爺ヶ岳南峰山頂につけました！
多くの登山者が爺ヶ岳で喜びを爆発させておりました！
こちらは、爺ヶ岳の山頂からの景色になります！
雲が多めになってきましたが、昼過ぎのこの時間にこれだけ景色が見れば上出来ですよね！
そして爺ヶ岳から望む鹿島槍ヶ岳の雄姿です！
凄い迫力に息を吞んでしまいました・・・。
さ～今度は爺ヶ岳中峰に登りたいと思います！
爺ヶ岳周辺の道も雰囲気が大変良いです！！！
そして冷池山荘から鹿島槍ヶ岳へ至る稜線も綺麗でございます♡
曲線美の美しさに酔いしれてしまいました！
爺ヶ岳山頂周辺は、ライチョウが多いそうです。
ライチョウいるかな～と思ったんですが、見つけることはできませんでした。
天気が悪いとライチョウも出てくるんでしょうね～
そしてクマも出てきそうな雰囲気がモリモリでした。
これだけ登山者が多ければクマも大丈夫でしょうけどね～
爺ヶ岳には巻き道も用意されていて体調や気分に応じて選択できる感じです。
よっ！爺ヶ岳中峰！標高は2,669ｍでございます！
こちらが爺ヶ岳の最高峰になります♡
爺ヶ岳中峰からも360度の大パノラマでした♡
種池山荘から歩いてきた稜線です！
爺ヶ岳の稜線で雲が湧いてました。
風がぶつかっているんでしょうかね～！？
アッチは戸隠山や高妻山方面でしょうかね！？
妙高や火打石へテント泊に行ったのが懐かしいですね～(´∀｀*)
気持ちの良い稜線を歩いていくと冷乗越の分岐になりました。
赤岩尾根も面白そうなんで、何時か歩いてみたいですね～～
冷乗越からの鹿島槍ヶ岳の景色でございます！
ここからみる鹿島槍ヶ岳のお姿が私は好きですね～♡
よ～～やく今日のテント泊地（幕営地）、冷池山荘でございます！
山荘の近くに池がありました。
これが冷池なんでしょうかね！？
そして、凄い数の宿泊者数にドン引きしました・・・。
さらに悪いことは続き、幕営番号が38番だかで、40張前後しかテントを張れないと聞いていたので、「凄い場所に張らなければならいかな～」と恐怖におののいてしまいました(>_<)
冷池山荘からさらに10分くらい登ったところにテント場があります。
冷池山荘での幕営料は700円/人になります。
予想通り、岩がモリモリの急斜面にテントを張らなければらずでかなり微妙でした(>_<)
ま～テントを張れただけでもラッキーと思わないとですね～
※後から来た方の一部は、テントを張れずに山荘に戻っていきました。（小屋泊かな！？）
今日は最終日なんで、奮発して焼肉にしてみました！！
米も上手く炊けて最高のディナーになりました♡
冷池山荘のテント場は、斜めで平地が少なくトイレも遠いのでかなり微妙なんですが、そのマイナス分を帳消しにする素晴らしい展望があります！
東に目をやると、妙高・火打石・戸隠方面の山々を一望できます！
冷池山荘のテント場の様子です！
も～大盛況で満室でした！！
遅くとも14時にはつかないと良い場所はなくなってしまうと思います。
夕飯も食べマッタリしていると劔岳と雲海のコラボレーションになりました！
楽しかった今日という日が終わろうとしております・・・。
あまりの美しさに言葉を失ってしまいました。
Ｓさんをはじめ、テント場の多くの登山者が劔岳を見つけておりました。
登山はこんな景色を見せてくれるので辞められませんね。
茜色に染まってました。
爺ヶ岳の稜線も綺麗ですね～(´∀｀*)
冷池山荘のテント場は、本当に景色が最高です！
ただ、風も強いのでその点注意してください！
テントと荷物と同化しているＳさんですが、大満足の様子でした！
針ノ木岳から良く頑張ってここまで来ました！
ガッツのある姿を観れて私も収穫になりました！
まとめ
針ノ木岳から爺ヶ岳、冷池山荘までは、アップダウンも激しくテント泊装備で縦走すると、かなりヘビーな区間かと思います！
相方の体調が持って本当に良かった感じです。
そんな感じで次最終章に続きます！
鹿島槍ヶ岳山頂からのご来光が本当に綺麗で言葉にならない感動でした！！
