- 南アルプス縦走!早川尾根小屋・アサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳・仙水小屋について
- 前編(パート1)の山行記録(夜叉神峠~鳳凰三山~早川尾根小屋)
- 早川尾根小屋・アサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳・仙水小屋縦走の日程・天候・メンバー
- コースタイム(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
- コース・標高差(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
- 山行写真(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
- まとめ
南アルプス縦走!早川尾根小屋・アサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳・仙水小屋について
前回に引き続き今回も、南アルプスの鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳 4泊5日テント泊で縦走した時の事を書いていきたいと思います!
今回のパート2は、早川尾根小屋~ミヨシノ頭~アサヨ峰~栗沢山~仙水峠~仙水小屋(幕営)~駒津峰~甲斐駒ヶ岳を歩いた記録になります!
今回の縦走で、早川尾根の静かで雄大な景色に惚れてしまいました♡
しかしクマの出没が少し怖いですが、登山者が少ないのも魅力の1つですよね!
それでは、こんな一日になりました!
前編(パート1)の山行記録(夜叉神峠~鳳凰三山~早川尾根小屋)
夜叉神峠から入山し、鳳凰三山を縦走して早川尾根小屋で幕営した記録になります!
早川尾根小屋・アサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳・仙水小屋縦走の日程・天候・メンバー
登った日:08月10日(土) ~ 08月14日(水)
天 候 :8月11日(日) AM快晴 PM晴/曇
メンバー:単独
交通手段:パート1に記載
コースタイム(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
早川尾根小屋 5:02 → 7:00 アサヨ峰 7:06 → 7:49 栗沢山 7:53 → 8:36 仙水峠 → 8:58 仙水小屋(幕営・昼食) 9:36 → 10:52 駒津峰 10:55 → 11:55 甲斐駒ヶ岳 12:00 → 12:56 駒津峰 → 14:20 仙水小屋
コース・標高差(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
※本編で歩いた南アルプス4泊5日テント泊縦走の区間になります!
早川尾根小屋から出発し、アサヨ峰~栗沢山~甲斐駒ヶ岳~仙水小屋で幕営した記録になります
山行写真(甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・早川尾根小屋・栗沢山・仙水小屋)
お世話になった早川尾根小屋です。
とても静かで雰囲気の良い山小屋でした。
小屋番さんがとても気さくで良い方でした!
また、会いたいもんです!!
ミヨシノ頭付近から朝焼けの北岳を見ることが出来ました!
あまりの美しさに、暫くウットリ♡してしまいました(´∀`*)
早くアソコの頂に行きたいもんです!
振り返っての南アルプスの盟主北岳にります!
これから向かう甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰も好きですが、やっぱり北岳も素晴らしいお山ですよね!
鳳凰三山もお目覚めのようです!
高嶺も綺麗ですね~(´∀`*)
早川尾根は、本当に素晴らしい尾根でございます!!
東に目をやると、八ヶ岳の景色が広がっておりました!
雲海から抜け出した赤岳の山頂が神秘的ですよね~♡
今年こそは、八ヶ岳テント泊縦走をしたいですね~!!
目指す甲斐駒ヶ岳のお姿が見えてきました!
鳳凰三山から見た甲斐駒ヶ岳と違って、迫力がヒシヒシと伝わってきます。
私の大好きな富士山も見ることが出来ました!
ミヨシノ頭付近は、中々展望が良いですね~♬
ひたすら樹林帯歩きだと思ってましたので、嬉しい誤算ですね~
鳳凰三山と富士山の夢のコラボでございます!!
この景色が見れただけでも、ここに来た甲斐があるってもんですね!!
アサヨ峰の手前にある、岩場でございます!
左奥に見えているピークがアサヨ峰になります。
岩場じたいはフォールドも豊富なんで、それほど難しい所ではございません!
ただ、雨降って濡れている時に、逆から来た場合だと下りになるので滑って怖いかもしれませんね。
モリモリ登ればアサヨ峰の山頂でございます!!
将来、娘が生まれたら「アサヨ」と名付けたい!と、この時思ったんですが、既に忘れていた誰かさんでございます(笑)
こちらのアサヨ峰は、360度の大展望台でございまして、南アルプスの山々を一望できる感じです!
アサヨ峰からの仙丈ヶ岳方面の景色でございます!
明日、あの頂から「仙塩尾根」で両俣小屋まで行く計画です。
あまりの行程の長さに、この時かなり萎えていた私でした・・・。
明日、アレを登ってアソコまで行くの嫌だな~~っと怖気づいておりましたf^_^;
こちらは、アサヨ峰山頂からの北岳の景色でございます!
手前の小ピークが「小太郎山」ですね!
今年登ってみたいお山の筆頭である小太郎山でございます。
アサヨ峰は、本当に景色が良いお山ですよね~!!
こちらもアサヨ峰からの甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳の景色になります!
八ヶ岳も、全山見えてますね~(´∀`*)
なんだかこのまま八ヶ岳へ縦走したくなってしまった誰かさんです!
よ~は、明日の行程に怖気ついているだけなんですけどね(苦笑)
アサヨ峰の山頂から栗沢山方面へは、こんな感じのケルンが多数ありました。
定年退職後は、「ケルン」と言う名の喫茶店でも始めてみたいですね~
きっと、ヒマラヤで遭難した岳が間違って来てくれることでしょう(?)
栗沢山を目指して進んでいると、地味に怖い岩場の下りになりました。
ここは、雨降った後に歩きたくない感じでした。
オモザックがかなり邪魔をし、脚が短いのも相まって非常に難儀いたしました(>_<)
脚のムダ毛くらい、脚が長かったらよかったんですけどね~
毛の方に栄養が回ってしまったみたいです・・・。
こんな感じの古代文明の様な岩稜歩きが続くんですが、中々スリルもあって面白い時間帯でした!
ここで滑落すると、もしかしたら「さようなら~」になってしまうかも知れませんので、歩かれる場合は、十分注意してください!
景色が開け、甲斐駒ヶ岳が間近に迫ってきました!!!
凄い迫力ですよね~!!
そして、とても美しい山容ですよね!
甲斐駒ヶ岳と摩利支天のコラボが美しさに磨きをかけてますよね~~!!
振り返ってのアサヨ峰方面です!
岩がゴツゴツのルートでしたが、アクロバティックな動きが出来て、変態に磨きがかかりました(笑)
この動きなら、山ガールにも満足してもらえる予感がいたします♡
宇多田ヒカルさんは居ないかな???と、この時は思う事もなく、栗沢山の頂上に着いた喜びに浸っておりました!!
この顔に、ピン♬ときたら110番!!
お忘れなく!!(笑)
栗沢山を下っていくと、段々と登山者が多くなってきました。
そんな感じでこちらが仙水峠になります!
栗沢山の下りは「ハイマツ帯」の中を歩くんですが、奥の方でガサガサガサ~♬と結構な音がしたものの、「キジでも撃っているんだろう。」と思い気にも留めませんでした。
すると、同じ日に栗沢山から北沢峠へ下る登山道付近でクマの目撃が有ったそうです。
見た訳ではないのでアレですが、あのガサガサってもしかしたら・・・と、その話を知った時にビビってしまった感じです。
何度も書きますが、早川尾根はクマの出没が結構ありますので、十分注意してください!
仙水峠から暫く下ると、今晩のお宿である仙水小屋に到着でございます!
南アルプスの北側だと、甲斐駒ヶ岳の七丈小屋とこちらの仙水小屋が通年営業小屋になります。
冬季の南アルプス縦走においては、とても貴重な小屋になります。
仙水小屋は、予約制なんで、繁忙期でもギューギューに寝ることがなく、快適に過ごせるのが良いですよね!
気になる仙水小屋のテント料金は、400円でございます。
仙水小屋は、15張前後テントを張れるみたいですが、結構狭いので遅く到着すると張れない可能性があります。
水も豊富で大変美味しいので、テント泊にお勧めな小屋の1つでございます!
そんな感じでテントを張って、軽量装備で甲斐駒ヶ岳へ登りたいと思います!
仙水峠へ戻り、かなり急な登りをこなすと、駒津峰になります!
一応、こちらが甲斐駒ヶ岳の6合目になるそうです。
甲斐駒ヶ岳を目指す登山者が多く、登山道はお祭り状態でした・・・。
早川尾根の静かさが恋しくなった瞬間でした・・・。
駒津峰からの栗沢山・アサヨ峰方面です!
北岳も相変わらず存在感が凄いです!!
昼近くになると、やっぱり雲が沸いてきますね~~
そして甲斐駒ヶ岳の存在感も半端ないですね~・・・。
真っ白に輝く花崗岩の頂がとても綺麗ですよね~!
それにしても、この急登を登るのかと思うと、急激に萎えてしまいました・・・。
元気になる薬が必要な時間帯でした(?)
意識不明の重体になりながら、よ~やく黒戸尾根と山頂の分岐になりました!
甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根・八丁尾根日帰り周回をしてみたいな~っとこの時強く思いました。
それを踏まえて歩いた記録がこちらになります!
いや~甲斐駒ヶ岳は、そんなに簡単にピークを踏ませてくれず、大変難儀した1日でした・・・。
※黒戸尾根を使い甲斐駒ヶ岳と八丁尾根を日帰りで周回した記録になります!
良かったらご参考にしてみてください!
本日の最高点に鎮座する駒ヶ岳神社奥社でございます!
信仰のお山に相応しい、立派な石祠でございます!!
そんな感じで本日の最高点である甲斐駒ヶ岳の山頂でございます!
何度も書きますが、この顔にピン♬ときたら110番!
それにしても、甲斐駒ヶ岳の山頂は凄い登山者の数でした・・・。
大人気なお山でございます!
不気味な輝きを放っている鋸岳方面の展望です!
手前が八丁尾根ですかね!?
忘れちゃいけない甲斐駒ヶ岳の三角点でございます!
ど~でも良い話なんですが、手が黒くて汚いですね。
腹も黒ければ手癖も悪いのがバレちゃいますね(苦笑)
山頂でマッタリしていると、次から次へと登山者が上がってきます。
摩利支天もガスガスになってきたので、ぼちぼち仙水小屋へ戻りたいと思います!
いつまでもマッタリしていたい素晴らし山頂でした!!
登るのは大変ですが、下るのはアッと言う間でございます!!
花崗岩が白く輝く美しい甲斐駒ヶ岳をモリモリ堪能できた1日でした!
そんな感じで南アルプス縦走の唯一の楽しみである麦ジュースで楽しかった1日を〆たいと思います!
まとめ
予想していたよりも楽しめた、早川尾根からのアサヨ峰・栗沢山・甲斐駒ヶ岳でした!
そんな感じで次回パート3(仙水小屋~仙丈ヶ岳~仙塩尾根~両俣小屋)に続きます!