アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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6本爪軽アイゼンレビュー!マウンテンダックス・モンベルチェーンスパイク・エバーニュー!雪山の安心に!

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6本爪軽アイゼンマウンテンダックス

 

 

 

6本爪軽アイゼンレビューについて

よ~やく秋に突入し、陽気も良いし登山シーズン到来だな~!と思ったら、一気に季節が進み「冬」な感じになってしまいましたよね~

 

秋を全然感じることなくこの寒さに震えている毛深いおじさんなんですが、も~少し「保温力」があるムダ毛になってもらえんかな~と常々思っております。

 

「カシミヤ」とは言いませんが、せめて「ゲジゲジ眉毛」から卒業したい感じなんですが、え~・・・なんの話を私はさっきからしているんでしょうかね!?(笑)

 

季節がどんどん進んでいるのに、全く対応できていない無様な感じがモロに出てしまっておりますが、ボチボチ山の装備も冬モードにしなくちゃな~と考えている今日この頃です。

 

下界でこの寒さですと、山の頂上付近は更に寒い訳ですので、冬装備で臨まないと痛い目に遭ってしまいますよね。

 

この時期、特に怖いのが「凍結」かな~と思っております。

 

この寒い時期にアイゼンを持っていかずに岩場や鎖場に凍結があると、一気に進退窮まってしまいますしね。

 

 

「アイゼン無しでも行けなくはないけど、かなりイヤラシイよな~・・・」

 

 

てな場所ほど危険がモリモリですよね~

 

アイゼンは荷物にもなりますし、ドロドロに汚れて掃除も面倒なんで、出来たら使わずにやり過ごしたい登山装備になりますが、そ~は言ってもこれからの季節は重要度が増してきますよね。

 

そんな感じで今日は、日頃愛用している軽量で使う場面が多い「6本爪軽アイゼン」をご紹介したいと思います!

 

最近は「チェーンスパイク」の性能が非常に良く、お値段も手軽な事もあって人気がありますよね~

 

雪が有る時期に比較的標高が低い山に登ると、チェーンスパイクを装着している登山者がとても多く、時代が変わったよな~と、思ってしまいます。

 

そんな中で私が購入し使っている6本爪軽アイゼンがこちらになります!

 

 

マウンテンダックス6本爪軽アイゼンの詳細

 

名前がマウンテンダックス(mountain dax) 6本爪アイゼンHG120 になります!

 

こちらのマウンテンダックスの軽アイゼンは、安心の「日本製」でして、耐久性は勿論の事、安定性も良くて歩きやすく、かなり気に入っております。

 

気になる重さですが、片足で226gと非常に軽量となっております。

 

6本爪の軽アイゼンで、両足500gをきる重さのタイプは中々ないかな~と思われます。

 

収納ケースも付属されているので持ち運びにも便利ですし、外れたり壊れたりしやすい「スノープレート」も別売りで購入が可能になっております。

 

マウンテンダックス(mountain dax) 6本爪アイゼンを購入する前に非常に迷ったモデルがこちらになります!

 

モンベルチェーンスパイクの詳細

 

え???モンベルの6本爪軽アイゼンアイゼンじゃなくてチェーンスパイクじゃない!?ですと???

 

そ~なんです。

 

私も時代の流れに乗ってみたくなり、「思いきってチェーンスパイクを買っちゃおうかしら!?」と散々悩みました(笑)

 

 悩んだ結果、チェーンスパイクと同じ位の重さの6本爪アイゼンがないかしら!?となり、こちらのマウンテンダックスを見つけた次第です。

 

モンベルのチェーンスパイクの重さが両足で410gで、マウンテンダックスの6本爪軽アイゼン方が若干重いのですが、それでも42gしか差がなく、6本爪アイゼンなのにほぼ互角の重さに惹かれて選んだ感じです。

 

そんな感じで3年前後マウンテンダックスの6本爪軽アイゼン使ってみての感想をメリット・デメリットで書いてみたいと思います!

 

マウンテンダックス6本爪軽アイゼンのメリット

● 錆び難いです。

 

マウンテンダックス6本爪軽アイゼン歯の部分

流石に歯の部分はコーティングが剥げしてまい、若干錆びてきているのですが、これくらいなら全然許容範囲です。

 

酸性雨で出来た雪や氷の上を歩きますので、使用毎に水洗いして乾かすくらいのメンテナンスしかしてないんですが、良い材質を使っていると思われます。

 

程度にもよりますが、錆びてしまうと「強度」が落ちてしまいますので、錆びないように6本爪軽アイゼンの定期的なメンテナンスが重要です。

 

 

● 軽アイゼンなのにコンパクトで非常に軽く安定感が抜群です。

 

エバーニューの6本爪アイゼンよりもコンパクトに収納できます!

 

エバーニューの6本爪アイゼンマウンテンダックス比較
>6本爪アイゼン大きさの比較対象物

大きさの比較対象物が「ビール500ml」辺りが、私の生活の荒れ具合を物語っておりますよねf^_^; 

 

 アル中ではないですが、お酒で現実逃避をしている日が有るような無いような・・・。

 

そんな私に「お酌をしてあげる♡」といって下さる山ガールが居ましたら、いつでも「アオヒゲハイツ」に遊びに来てくださいね♡

 

4本爪アイゼン、6本爪アイゼン、12本爪アイゼンの違いについて

どこにそんな怪しいハイツがあるんだ!って感じですが、昔、4本爪アイゼンを使っていた時期があるんですが、6本爪アイゼンの方が格段に安定感がUPいたします。

 

4本爪で体重を支えるのと、6本爪だとコレほど違うんだな~と感じました。

 

登る山に応じて、こんな感じにアイゼンを使い分けております。

 

6本爪アイゼン ・・・積雪期の森林限界(標高2,500m前後)より低い山

 

12本爪アイゼン・・・積雪期の森林限界(標高2,500m前後)より高い山

 

勿論、山域や状況によって変わってきます。

 

地元の丹沢山塊ですと、標高が1,600m前後ですので、厳冬期でも12本爪アイゼンで登った事はありません。

 

また、ピッケルも使った事はございません。

 

安全を考えたらシッカリと歯が刺さる12本爪アイゼンだとは思いますが、非常に重たいので、そこはバランスなのかも知れません。

 

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※ブラックダイヤモンドの12本爪アイゼンにつきましては、こちらの記事で詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!

 

● 同じ6本爪アイゼンと使い分けると便利

 

マウンテンダックスの6本爪アイゼン以外にも、もう1つエバーニューの6本爪アイゼンを持っているのですが、こんな感じに棲み分けて使っております。

 

まずはアイゼンの重さの比較です。

 

エバーニュー6爪アイゼン・・・・・・両足で520g(Lサイズ)

 

マウンテンダックス6本爪アイゼン・・両足で452g(Lサイズ)

 

モンベルのチェーンスパイク ・・・・両足で410g(Lサイズ)

 

 

【 想定山域 】

エバーニュー6本爪アイゼン・・・・・・標高2,500m前後の森林限界より低い雪山

 

マウンテンダックス6本爪アイゼン・・・標高1,500m前後の雪山低山

 

これだと何が違うのかよく分からん感じですが、マウンテンダックスの6本爪アイゼンを使う場面は、

 

「雪が有るかな~!?凍結があるかな~!?どうかな~!?」

 

てな感じの場面でございます。

 

4本爪アイゼンやチェーンスパイクを使う場面と同様の状況が想定される時に私は持っていくようにしております。

 

本格的な雪山の前の、アイゼンを使うかどうか分からない季節なら、出来るだけ軽い方も持って行きたいですしね!

 

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※エバーニュー6本爪軽アイゼンについて書いた記事になります!

 

 

マウンテンダックス6本爪軽アイゼンのデメリットについて

● 歯(爪)の刺さり具合が少し甘いです。

 

マウンテンダックス6本爪軽アイゼン歯が少し短い

軽量化されている影響か、エバーニューの軽アイゼンよりも歯が少し短いです。

 

歯(爪)が短い分、圧雪された雪道や凍結している箇所を歩く時の信頼度は少し低いです。

 

その点、エバーニューの6本爪軽アイゼンの方がザクザク刺さるので、足元を気にせず歩く事ができます。

 

それでもモンベルのチェーンスパイクよりは、安定感とグリップ力が違うな~と感じております。

 

 

● バンドを締めるのが少し面倒臭いです。

 

操作性は、マウンテンダックスよりもエバーニューの6本爪アイゼンの方が良いです。

 

マウンテンダックスの軽アイゼンも、装着に慣れると簡単なのですが、少し癖のある装着の仕方なので(紐で絞める)覚えるまでが大変かもです。

 

マウンテンダックスの6本爪アイゼンのバンドの締め方を動画に撮ってみましたので、参考にしてみて下さい!

 

※写真を押すと1分チョットのアイゼンのバンドの締め方の動画が観られます!

 

 

6本爪軽アイゼンの装着した姿マウンテンダックス
6本爪軽アイゼンの装着した姿

 こちらがマウンテンダックスの6本爪軽アイゼンの装着した姿です。

 

 

● スノープレートが取れやすいです。

 

私の装着の仕方が悪いのか、雪道を歩いていると外れて落としてしまう事があります。

 

マウンテンダックススノープレート外している状態

こちらの写真は、スノープレートを外している状態なのですが、装着するのに少し癖がある感じです。

 

6本爪軽アイゼンスノープレートについて

 

エバーニューの6本爪軽アイゼンとは違って、マウンテンダックスは、スノープレートを別に購入できますので、無くしたり破損した時も安心です。

 

お値段が地味に高いのがネックですが、交換できるのは良い点ですよね!

残雪期の場合、雪や凍結がない道をアイゼンを装着したまま歩く事もありますので、どうしてもアイゼンスノープレートが破損してしまいますからね~・・・。

 

まとめ

どんなアイテムも「一長一短」がありますが、私の場合は、12本爪アイゼンと6本爪アイゼンの2つ使い分けて雪山を楽しんでおります。

 

個人的に、4本爪アイゼンはお勧めしておりません。

 

4本爪軽アイゼンを買うくらいなら、モンベルのチェーンスパイクの方がよっぽど良いと思います。

 

マウンテンダックス6本爪アイゼンを使って標高2,000m位の雪山にも登った事がありますが、使えない訳ではなかったです。

 

マウンテンダックスの6本爪軽アイゼンなのにかなり軽量な部類に入るアイテムですので、使用頻度はこれからも多いだろな~と思っております。

 

無雪期に比べ雪山歩きは滑落や遭難の危険が高まりますし、行動中にアクシデントが起こると命の危険性さえあります。

 

6本爪アイゼンをガシガシ使って雪道に慣れてから、12本爪アイゼンにステップアップされる事をお勧めしております。

 

「 雪山の低山を楽しみたい!」、「雪山の雰囲気を味わいたい!」てな感じのライトな登山にマウンテンダックス6本爪軽アイゼンはお勧めです!

 

この記事が何かのご参考になれば幸いです!

 

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6本爪軽アイゼンと比べると心もとないですが、軽量・コンパクトで使い勝手の良いチェーンスパイクについて書いてみました!

使ってみると中々良いのでお勧めです!