- 軽アイゼンにプラスしてチェーンスパイクを雪山登山の装備に追加!
- モンベルチェーンスパイクのサイズ・重さの詳細について
- チェーンスパイクの付け方について
- チェーンスパイクの収納(サイズ)について
- カンプ(CAMP)アイマスター(チェーンスパイク)のサイズ・重さと比較
- SOOMLOOM19本爪 スノースパイクアイゼンのサイズ・重さと比較
- モンベルチェーンスパイク・軽アイゼンのグリップ力について
- チェーンスパイクのメリット
- チェーンスパイクのデメリット
- まとめ
軽アイゼンにプラスしてチェーンスパイクを雪山登山の装備に追加!
私が住む神奈川県は、全く雪が降らず毎日快晴でございます。
1月に入ると雪が降り積もる時期になるのですが、やはり今年は暖冬なのかもしれませんね。
雪が積もると都市機能がマヒして色々と弊害もありますが、登山愛好家にとっては普段味わえない雪山を堪能できるのでドキドキしちゃいますよね♡
そんな雪山歩きの時に重要な登山装備が「アイゼン」になります。
アイゼンと言っても色々な種類がありますが、今回は雪山登山で利用者が増えている「チェーンスパイク」について掘り下げてみたいと思います!
当初、軽アイゼンと比べチェーンスパイクについては否定的に考えていたのですが、雪山登山で使ってみたら一気に考えが変わってしまいました!!
私は頑固者で保守的なのが災いし、新しい物に手を出して挑戦するのが苦手なのですが、今回のチェーンスパイクは久しぶりのヒットでございます!
もっと早く教えて欲しかったです!
てか、もっと早くチェーンスパイクを購入していればと後悔しているところでございます・・・。
そんなチェーンスパイクですが、色々とメリットがあるものの、軽アイゼンと比較すると使える条件が少し狭いと思いますので、そちらについても触れてみたいと思います!
まずは、今回購入したチェーンスパイクについて書いてみたいと思います!
モンベルチェーンスパイクのサイズ・重さの詳細について
こちらが今回購入したモンベルのチェーンスパイクになります!
モンベルのチェーンスパイクには、専用の収納袋が付属されているので便利でございます。
中々立派な収納袋が付属されていて良かったです!
収納袋の中に「現金」がサービスで入っていれば、更に良かったんですけどね(笑)
え~・・・各社から色々とチェーンスパイクが発売されてますが、専用の収納袋がないモデルもありますので、購入前にチェックを忘れないでください!
何故かと申しますと、チェーンスパイクと言っても鋭利な刃がついてますので、専用の収納袋が必須になります。
100均の袋でも大丈夫のような気がすると思いますが、いざ使ってみると、かなりのスピードでボロボロになってしまいます。
専用の収納袋があるモデルを私はお勧めします!
そして肝心の重さになりますが、チェーンスパイクのサイズによって異なっております。
モンベルのチェーンスパイクのサイズと重さをまとめると、こんな感じになっております!
- Sサイズ 登山靴の大きさ 20.5cm~23.5cm 重さ280g
- Mサイズ 登山靴の大きさ 23cm~26cm 重さ325g
- Lサイズ 登山靴の大きさ 25.5cm~28.5cm 重さ360g
- XLサイズ 登山靴の大きさ 28cm~31cm 重さ405g
また、サイズによって、チェーンスパイクのカラーが異なっておりますので、好きな色だからと安易に選んではいけません!
チェーンスパイクのカラーは、Sサイズがオレンジ、それ以外のサイズがライトグレーになっております。
チェーンスパイクの付け方について
上記写真を押すと、チェーンスパイクの付け方を動画で観ることができます!
軽アイゼンよりも、チェーンスパイクの方が脱着が楽なのでお勧めです!
雪山の寒い所でアイゼンを装着していると、指がかじかみ時間も掛かり、体も冷えてしまいますよね。
世の中便利になったな~と、改めて感心してしまいました。
また、購入したモンベルのチェーンスパイクが入っていた箱にも装着の仕方の記載がありますので、初めてでも難しいことはないと思います!
動画の方がチェーンスパイクの装着の仕方は分かりやすいかと思いますが、上記写真のように登山靴にセットいたします。
チェーンスパイクの収納(サイズ)について
チェーンスパイクは、登山で持ち運ぶ登山道具ですので、重さもさることながら収納サイズも気になりますよね!
モンベルのチェーンスパイクは、収納面にも優れております!
収納時の大きさは、奥行きが7cm、高さが10.5cm、幅が9cmとコンパクトでございます!
こちらが専用の収納袋にチェーンスパイクを入れた状態になります。
キビ団子を入れてもOKな感じでしたので、猿・犬・キジを仲間に入れたい時に便利だと思います(?)
結構丈夫な収納袋ですので、チェーンスパイクの刃が当たっても、切れることは早々ないかな~と思われます!
とても軽量ですし、コンパクトに収納できるので、荷物が増えやすい積雪期の登山にチェーンスパイクは重宝しますよね!
そして、モンベルのチェーンスパイクを購入するにあたり、非常に迷ったモデルがこちらになります!
カンプ(CAMP)アイマスター(チェーンスパイク)のサイズ・重さと比較
モンベルにするか非常に迷ったチェーンスパイクになるのですが、カンプ(CAMP)も評判が良い商品になります。
カンプのチェーンスパイクにつきましても、サイズによって重さが違いますので、まとめてみたいと思います!
- Sサイズ 登山靴の大きさ 22cm~24cm 重さ445g
- Mサイズ 登山靴の大きさ 24.5cm~26cm 重さ470g
- Lサイズ 登山靴の大きさ 26.5cm~28cm 重さ480g
- XLサイズ 登山靴の大きさ 28.5cm~31cm 重さ495g
カンプの場合、サイズがヨーロッパ表記(EUR)になってますので、日本のサイズで表示しておきました!
モンベルのチェーンスパイクとカンプのチェーンスパイクを比較すると、重さがだいぶ重いことが分かるかと思います!
Mサイズのチェーンスパイクで重さを比較すると、約145gカンプの方が重いです。
重量が重たい分、チェーンスパイクの作りがモンベル以上にシッカリしていると感じたのですが、それでも100g以上重いのは・・・となり、今回は選びませんでした。
現在、使っているマウンテンダックスの6本爪軽アイゼンの重さとほぼ同じですので、メリットを感じれませんでした。
しかし、非常によく作り込まれたチェーンスパイクですし、重いとはいえ500gを切ってますので、実用的なモデルであると思います!
そして、もう1つ迷ったチェーンスパイクがこちらになります!
SOOMLOOM19本爪 スノースパイクアイゼンのサイズ・重さと比較
SOOMLOOMのチェーンスパイクが非常に気になり、購入前に色々と調べてしまいました!
SOOMLOOMは、登山用品というよりは、「筋トレグッツ」のイメージが強かったのですが、チェーンスパイクも発売しております!
モンベルやカンプのチェーンスパイクと比較すると、特筆しているのがアイゼンの刃の数になります。
SOOMLOOMは、圧巻の19本爪になりますので、雪道や凍結箇所のグリップ力がかなり良いと思われます!
ネットショップのレビューを見ても、まずまずな評判でした。
また、お値段も比較的安いので、とりあえずチェーンスパイクの性能を確かめたい方にお勧めなモデルになります!
そんなSOOMLOOMのチェーンスパイクですが、こちらもサイズによって重さが異なりますので、まとめてみたいと思います!
- S・Mサイズ 登山靴の大きさ 22.5cm~25.5cm 重さ約350g
- Lサイズ 登山靴の大きさ 25.5cm~28.5cm 重さ約400g
SOOMLOOMの場合も、サイズがヨーロッパ表記(EUR)になってますので、日本のサイズに直して表示しておきました!
それにしても、S・Mと書くと、何故か「おっ!」と叫んでしまいました♡
こちらについて書くと長くなるので後述するとし、SOOMLOOMのアイゼンの刃は、前に12本、後ろに7本ついてますので、足裏のバランスも良く歩きやすいと思います!
専用の収納袋も付いてますし、装着方法もモンベルと同様簡単ですので、とても扱いやすいモデルになります。
また、SOOMLOOMのチェーンスパイクは、嬉しいことに運動靴や長靴等に装着が可能です。
登山以外でも雪道を歩くことがあるかと思いますが、そんな時にSOOMLOOMのチェーンスパイクは汎用性が高いので、使用頻度が結構あるかと思います。
モンベル・カンプのチェーンスパイクは、登山靴(軽登山靴)でないと装着できませんので、その点を比較すると非常に迷ってしまった感じです。
結局、積雪が少ない神奈川では、平地でチェーンスパイクを使うことはほぼないだろうと思い、今回は購入しませんでした。
ただ、運動靴、長靴にセットできるのは魅力的ですよね!
上記3つのチェーンスパイクは、お勧めできるモデルですので、購入する前にチェックしてみてください!
モンベルチェーンスパイク・軽アイゼンのグリップ力について
こちらがモンベルチェーンスパイクの刃の部分になります。
片足で計10本の刃(爪)が雪道でのグリップ力を担っております!
アイゼンの刃というと少し語弊がある感じですよね・・・。
上述したカンプ、SOOMLOOMのチェーンスパイクの刃もほぼ同じ大きさになりますので、6本爪軽アイゼン、12本爪アイゼンと比較するとグリップ力は心もとない感じになります。
しかしながら、低山の雪道歩き・凍結箇所でのグリップ力は非常に良いので、コースにもよりますが、森林限界前後(標高2,500m)までは十分使えるのではないかと思います!
滑落の危険がない緩やかな登山道でしたら、チェーンスパイクのグリップ力で十分通用すると思います。
そんな感じでモンベルのチェーンスパイクを使った感想をメリット・デメリットでまとめてみたいと思います!
チェーンスパイクのメリット
軽アイゼンよりも非常に軽いです!
Mサイズのモンベルチェーンスパイクの重量が325gですので、やっぱり軽いよな~と感じました。
6本爪の軽アイゼンですと、500g~700gの重さが一般的ですので、重量で半分近く荷物の軽量化が出来てしまいます。
上述してますが、冬山の登山は、防寒対策で荷物が増えてしまうので、少しでも軽くしたいのが人情ですよね!
チェーンスパイクは収納サイズもコンパクトですので、荷物がかさばらず便利だなと感じました。
雪道・凍結のグリップ力は4本爪軽アイゼンよりも上で歩きやすい!
小さいながらアイゼンの刃も付いてますし、チェーンの部分が良い具合にグリップ力があり、思った以上に歩きやすかったです!
個人的な見解ですが、4本爪軽アイゼンを使うよりも、チェーンスパイクの方が歩きやすく、グリップ力も上ですので、同じような値段を出すならチェーンスパイクの方をお勧め致します!
昔から4本爪軽アイゼンが嫌いで、1回使って「駄目だこりゃ~」と思い捨ててしまったくらいなのですが(実話)、チェーンスパイクの方が足裏のバランスが良いので、怪我予防につながると思います。
雪道で歩き難いと疲労に影響しますし、バランスを崩すと滑落や捻挫の原因になってしまいますしね。
チェーンスパイクは手入れも簡単です!
アイゼンは、手入れをしないと直ぐに錆びてしまいますが、チェーンスパイクは金属の部分が少ないので、手入れも簡単です!
私の場合、お風呂の桶にぬるま湯を入れ、中性洗剤で洗って終了です。
よく水で濯いで日陰干しするだけですので、アイゼンと比較にならないほど手入れが簡単です!
酸性雨モリモリの雪ですので、下山後すぐに洗う事をお勧めします!
また、登山靴に装着させるラバーはゴム製ですので、熱湯で洗ったり、直射日光で干すのは劣化を早めてしまうのでやめた方が無難です!
チェーンスパイクの刃(爪)についても、段々と先が丸まりグリップ力が落ちてくると思いますので、ヤスリ等で研磨が必要になってきます。
そちらつきましては、手入れした時に記事にしたいと思います。
登山靴への装着が滅茶苦茶早い!
軽アイゼンですと、ベルトを締めたりして登山靴への装着が面倒くさいですが、チェーンスパイクは靴下を履くような感覚で装着できますので、滅茶苦茶早く行動を再開できるのがメリットだと感じました。
寒い中でモジモジしていると体が冷えてしまい嫌になってしまいますからね~
ラバーがゴム製ですが、低温の環境でも硬くなりにくい素材が使われているので、確かに良く伸びて装着しやすかったです!
女王様プレイの時に最適!
網タイツを装着した美脚にチェーンスパイクを装着して頂き、背中やお腹、お尻をグリグリしてもらった日には、山では味わえない快楽がこみ上げてくるかと思います(笑)
特にアイゼンの刃が10個もついてますので、的確にMな乙女心に火をつけてくれると思います!!
また、チェーンの部分がグッとくる束縛感がありますので、こりゃ~寝られない夜になるだろうな~と感じてしまいました(笑)
巷で「チェーンスパイククラブ」が営業される日が来れば、私は迷わず入店してしまうかもしれません♡
ヘビーメタルの衣装に最適です!
このメタリックなフォルムは、どんなリズムにも対応し、観客の心を串刺しにすること間違いございません!
ヘビーメタルの衣装にチェーンスパイクを採用すれば、「個性」と「お馬鹿さん」を融合させる事ができますのでお勧めです!!
私はそんな個性は不要だと思いますが、何が正解か分からない世の中ですので、まだ開かぬ扉をチェーンスパイクを使って開いてみては如何でしょうか!?
有刺鉄線バトルのオプションに良いかも!?
有刺鉄線のロープが、何故かチェーンスパイクで出来ていたら、思わず「ファイヤー!!」と叫んでしまいそうです(笑)
爆破は要らないので、ランドガールは「女王様」に登場して欲しいです♡
勿論、網タイツにチェーンスパイク、鞭の代わりに12本爪アイゼンが良いかもですね♡
12本爪アイゼンを、女王様はどのように使われるか興味津々ですが、きっと、プロレスファンからも一目置かれ、登山愛好家からも「よくチェーンスパイクと12本爪アイゼンを使ってくれました!」と、拍手喝采になるかと思います(?)
妄想が止まらないのでチェーンスパイクのメリットはこの辺にし、今度はデメリットについて触れたいと思います!
チェーンスパイクのデメリット
6本爪軽アイゼンの方が安心です!
デメリットというか、そもそもチェーンスパイクと6本爪軽アイゼンを比較してはいけないと思いますが、個人的には6本爪軽アイゼンの方が安全で安心でございます。
やはり、アイゼンの刃の長さがチェーンスパイクは短いので、引っかかったと思ったら外れて滑ってしまうことが数回ありました。
やはり、チェーンスパイクを過信して使うのは危険だと思います。
「雪はあるのか?凍結しているのか?よく分からないから、とりあえず保険としてチェーンスパイクを持っていくか!」
てな感じののシチュエーション時がベストかと思います。
軽アイゼンを使うか使わないか分からないくらいの時の「保険」として持っていく装備かな~と感じました。
女王様のハイヒールに装着は難しい(重登山靴は使えません)
今日は、女王様祭りになっておりますが、ハイヒールは勿論の事、重登山靴や冬季用登山靴にはチェーンスパイクの装着ができません。
デメリットというよりは、そもそも本格的な冬山で使うことを想定していないと思われます。
厳冬期の場合、標高1,000m以下の低山で女王様には登場していただき、グリグリしてもらった方が良さそうな感じです(?)
チェーンスパイクは値段が少し高くアイゼン歩行の練習にならない
6本爪軽アイゼンとチェースパイクの値段を比較すると、若干、チェーンスパイクの方が安いもののあまり大差はありません。
6本爪軽アイゼンを既に持っていて、装備の軽量化、シーンによって使い分けたい場合にチェーンスパイクを買い足すならアリかと思います。
しかし、軽アイゼンを持っていない場合は、チェーンスパイクよりも6本爪アイゼンを先に購入した方が、価格以上のメリットがあるかと思います。
6本爪アイゼンで雪道や凍結箇所に慣れないと、12本爪アイゼンに昇格するのは少し危険かと思います。
私は6本爪アイゼンでモリモリ雪道を歩てから、12本爪アイゼンを購入し、練習するようにしました。
チェーンスパイクですと、アイゼンだけどアイゼンではないので、そちらに慣れてしまうと12本爪アイゼンでの歩行に苦労すると思います。
ま~いきなり12本爪アイゼンから雪道を歩く人もいるみたいですので、ここは意見が分かれる所かもしれません。
まとめ
長々とチェーンスパイクについて書いてしまいましたが、軽くてコンパクトですので、使用頻度は多そうだな~と思っております。
初冬や初春の登山ですと、アイゼンを持っていくか迷う時がありますが、そんな時にチェーンスパイクが活躍するかな~と感じております!
少し高い買い物でしたが、購入して良かった登山装備でございます!
次回、チェーンスパイクを使うのを楽しみにしているのですが、神奈川は全然雪が降らず・・・。
とりあえず、女王様に装着してもらい、夜な夜な楽しみたいと思います!
6本爪軽アイゼンについて書いた記事になります!
個人的には、チェーンスパイクよりも6本爪軽アイゼンの方が安心・安全かな~と思っております。
現在使っているブラックダイヤモンドの12本爪アイゼンについて書いた記事になります!
グリップ力は最高ですが、重いのがネックでございます。
詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてください!