- 重登山靴AKU(アク)テント泊について
- AKU(アク)登山靴の詳細について
- 登山靴の性能と標高について
- 登山靴とアイゼンの対応について
- スポルティバ登山靴の詳細について
- シリオ重登山靴の詳細について
- AKU登山靴のメリット
- AKU登山靴のデメリット
- まとめ
重登山靴AKU(アク)テント泊について
今週末は、よ~やく全国的に天気が良さそうな予報ですよね!
関東は、ず~~っと天気が悪く、テント泊どころか日帰り登山するのも考えてしまう日々でしたよね・・・。
久しくテントを担いで山登りしてないんで、今週末は、慣らし運転を兼ねて軽めな感じの1泊を考えております!
山ガールの皆様、私が登るからといって避けないでくださいね♡
テント場で、色っぽく酔いつぶれているのが私なんで、遠慮なく話しかけてください!
ま~誰も私なんかに相手しないだろうな~って予感がしますが、テント泊で3泊、4泊と長期縦走すると、足元の装備が貧弱ですと、途中で壊れたりソールが剥がれたりすると、山行計画にも狂いが生じてしまいますよね。
今日は、日ごろ履いているメジャーな登山靴メーカである、AKU(ICI独占販売登山靴)の重登山靴のレビューを書いてみたいと思います!
むしろ、先ほどからネット回線を通して悲鳴が聞こえるのは気のせいでしょうか!?
え?臭い登山靴のアップの写真はやめてケロ???
え?ネット回線なのに登山靴からオジサンが腐った臭いがしてくるよ???
え?北朝鮮のミサイルも怖いけど、こっちの登山靴の臭いの方が日本の脅威だよ???
え?私の記事がUPされてからJアラートが鳴りっぱなしだよ???
耳を澄ますとこんな断末魔が聞こえてくるんですが、そこは変態の国でありオタクの国である日本でございます!
少数ながら、
その臭い登山靴の臭いを思いっきり嗅がせてくれ・・・も~手の震えが止まらないんだ・・・。
アオヒゲ(私)さんの全てが愛おしい♡
等々、私と仲良くなれそうな変態登山者が少なからず居るみたいで歓喜の声が聞こえてきます♡
嫌がる姿に喜びを感じる私なんで、少しだけ高原の香りをお裾分けしたいと思います!
ほれ!
ほれ!ほれ!!
ほれ!ほれ!!ほれ!!!
なんだか変態のレベルが1つ上がったかも♡と思ってしまったものの、「落ち武者の情け」でアク重登山靴の中の写真は「自主規制」したのは内緒ですよ♡
臭い快楽に負けてしまった結果、少なからずいた女性ファンが壊滅状態になり、マニアックな男性ファンが少し増えたかな?と思いつつ、現在使っている重登山靴に近いものがこちらになります!
AKU(アク)登山靴の詳細について
私が選んで買ったのが災いしてか、現在使っているの登山靴が廃盤になっており、性能がほぼ同じ物を載せております。
私が履いている重登山靴は、AKU(アク)アイガープロGTXなんですが、テント泊縦走は勿論の事、4シーズン対応のオールランドモデルになります!
気になる重さが、片足で950g前後と重く、なんだか「鉄下駄」を履いているような感覚になってきます・・・。
しかし、テント泊での縦走となると、ザックは大きくなり、荷物も宿泊日数分だけ多く重たくなりますが、こちらのAKU(アク)の登山靴は、ソールが硬く非常にガッチリとしたモデルになっていて頼もしい靴でございます。
登山靴の性能と標高について
登山靴にも色々ありますが、大きく分けると3つになるかな~と思います。
登山靴別の性能(目安)は、こんな感じになるかと思われます!
● 重登山靴・・・テント泊装備及び森林限界(標高2,500m前後)より上での縦走登山
● 軽登山靴(一般的なハイカットの登山靴)・・・森林限界より下での登山
● トレッキングシューズ・・・標高1,000mよりも下での登山等
森林限界が低い東北や北海道は違ってくると思いますが、登る山の高さが登山靴を選ぶ1つの目安になるかな~と思います。
登山靴とアイゼンの対応について
これから寒くなると、アイゼンが必須のアイテムになりますが、そちらとの対応はこんな感じになるかと思います。
● 重登山靴・・・6本爪以上のアイゼンに対応(6本爪アイゼンが装備できないモデルが多い)
● 軽登山靴・・・チェーンスパイク・4本爪~6本爪前後のアイゼンに対応(10本爪以上のアイゼンは装着できないモデルが多い)
● トレッキングシューズ・・・チェーンスパイク~4本爪アイゼンに対応
さらに登山靴には「厳冬期」に履く「冬靴」のカテゴリーがあり、雪山でも履ける重登山靴といえども、厳冬期はまた別物として扱う必要があります。
この辺を踏まえ、今回ご紹介しているAKU(アク)の重登山靴は、厳冬期の標高2,000m位までは履くことが出来る登山靴になりまして、実際に履いてモリモリ冬も登っております。
AKUの登山靴を履いて、厳冬期の悪天候時に南アルプスの鳳凰三山観音岳(標高2,840m)に登ったんですが、寒さ等は問題なく、相当冷え込まなければ、3,000m峰も大丈夫だと思います。
そんなAKUの登山靴ですが、こちらを購入するにあたって非常に迷ったモデルがこちらになります!
スポルティバ登山靴の詳細について
登山靴の名前が、スポルティバ トランゴ アルプGTXになります!
私の足の形は、スポルティバと相性が良い事が銃登山靴を選んでいる時に発覚し、大変迷ったメーカーでございます。
スポルティバの登山靴は、足首を優しく包み込むようなホールド感が素晴らしく、AKUの登山靴と同様に、テント泊縦走は勿論の事、3,000m級の山登りにも問題なく使えるモデルになります!
厳冬期でも履けるみたいで、なによりも見た目がカッコ良いですよね!
スポルティバの登山靴は、このタイプ以外にも候補があったんですが、本当に最後の最後まで悩みました。
最終的に、AKU(アク)よりも靴の中のタイト感を感じ、足がむくむとアレかな?と思ったのが買わない決断をした要因です。
シリオ重登山靴の詳細について
登山靴の名前が、SIRIO(シリオ) 713-GTXになります!
だいぶ前から登山靴(軽登山靴)は、SIRIO(シリオ)を履き続けてるもので、重登山靴も間違いないだろうと思い候補の1つとして挙がっておりました。
試し履きすると、軽登山靴と同様に、私の足の形に非常にフィットして良かったんですが、登山靴全部をSIRIO(シリオ)に統一するのも芸が無いかな?と変な思考になってしまい、購入には至りませんでした。
スポルティバ・SIRIO(シリオ)は、次回、同じような重登山靴を買う場合には、どちらかを買ってしまうと思います!
そんな感じで、AKU(アク)の登山靴を履いてみての感想をメリット・デメリット合わせて書いてみたいと思います!
AKU登山靴のメリット
堅牢で防水性が素晴らしい!
AKUの登山靴を雪山でも使用しているんですが、靴の中に染み込んできません!
雨の日も同様で、定期的に防水スプレーをしておけば足を塗らす事は無いんじゃないかな~と思います。
雪山で足を塗らしてしまうと、「凍傷」の危険もありますので、この点は重要ですよね!
汚れ難くて掃除もしやすい
好きな言葉が「面倒臭い」なもので、あまり時間を掛けて登山靴の掃除をしたく人間なんですが、こちらのAKUの登山靴は北イタリア産のスェードを使用しているんですが、汚れ難いです。
濡れた雑巾で汚れを拭き取り、乾拭きすれば、大抵の汚れは落ちてしまいます。
その割には、上記の写真に写っている靴の汚さはなんなんでしょうかね?(笑)
ソールの張替えも可能
AKUの登山靴に限らず、スポルティバ・SIRIO(シリオ)もソールの張替えは可能です。
AKUの場合、片足18,000円前後ほど費用が掛かるみたいで、工場が混んでいると2ヶ月前後張替えの時間が掛かってしまう事もあるそうです。
ソールの張替えで18,000円ですと、新しい登山靴を買った方が良いような・・・。
ICI石井スポーツでの登山靴修理について
また、AKUの登山靴を発売しているICI石井スポーツでは、登山靴の修理も行ってくれます!
登山靴の修理の価格は、こちらの通りになっておりまして、修理箇所や難易度によって値段が変わります。
明瞭会計とは言えない部分もありますが、登山靴の修理を出すか迷っている時の1つの値段の相場にはなりますよね!
12本爪アイゼンとの相性も良いです!
AKU(アク)の登山靴に、ブラックダイヤモンドの12本爪アイゼンセラッククリップを装着して冬山に登っているんですが、問題なく使えております。
こちらの登山靴は「セミワンタッチアイゼン対応モデル」になっておりまして、「コバ」がカカトのみあります。
爪先にコバがありませんので、「ワンタッチ式アイゼン」には対応してないので注意してください。
オールランドモデルの重登山靴は、だいたい「セミワンタッチアイゼン対応モデル」のことが多いです。
赤丸の窪み?がコバになり、ここにアイゼンのカカト部分を装着させます。
12本爪アイゼンについては、下記記事で詳しく書いておりますが、シッカリと登山靴と装着できるので、アイゼンが途中で緩むことが少ないです。
ただ、大きさが合わないので6本爪アイゼンの装着はモデルによっては出来ません。
AKU登山靴のデメリット
靴が重たい
普通の登山靴(軽登山靴)と比較すると、格段に重いです。
こちらの登山靴に12本爪アイゼンを装着すると、片足で2kg近くの重さになります。
堅牢がゆえの弱点かな~と思うものの、重さに慣れるまでが大変です。
重登山靴は靴擦れをおこしやすい
非常に堅牢な作りの登山靴ですので、サイズがシッカリ合ってないと、必ずと言ってよいほど「靴擦れ」をおこしてしまいます。
私も購入直後から散々靴擦れには悩まされ泣かされてきました。
靴擦れ対策などは、下記記事で詳しく書いておりますが、登山用品店でシッカリと足のサイズを合わせて買ったにもかかわらず靴擦れを起こしてしまいました。
考えられる靴擦れの要因を少し書いてみたいと思います。
登山靴の靴擦れの原因と対処方法について
登山靴の靴擦れの原因は、大きく3つになります。
① 靴下の厚みや材質
② 紐の結び方(締め方)
③ 足のむくみ
靴擦れの対処方法
① 普段から登山で履いている靴下を持参し、登山用品店で靴のサイズ合わせをする。
登山用品店でも、靴のサイズ合わせの時に貸してくれますが、出来たら普段使っている自分の靴下(サイズ合わせをした時に履いた靴下のみで使用する)の方がよりサイズが合いやすいです。
② 歩いている最中に足に違和感があれば靴紐の締め具合を調整し、キツクなり過ぎないように調整する。
靴紐の締め方ひとつでだいぶ変わることがあります。
紐が緩すぎるのもダメですが、キツ過ぎるのもダメな時があります。
③ 足がむくみ易い時間帯に(夕方頃?)にサイズ合わせをする。
体質によりますが、1cm~2cmほど足のサイズが変わることがあるそうです。
ただ、これも人それぞれですので、自分のむくみ方を把握しておくのも失敗しない靴の選び方になります。
靴擦れする要因の1つは「靴の中で足が動いてしまう」事です。
モリモリ歩いていれば靴紐も緩くなりますし、時間帯によっては足もむくんで大きさが変わりますので、その点を考慮して痛くなる前に紐の締め方や靴下の厚さで調整すると緩和されることが有ります。
私は、厚手の靴下に替えてから、劇的に靴擦れが良くなりました。
また、登山靴が足に当たって痛い部分には、トンカチで叩いて凹ませるようにしております
※靴が壊れる可能性もあるので、力加減に注意してください。
敢えて重登山靴を履かない選択
重登山靴を履いて路面が硬い舗装路歩きをすると、足が非常に痛くなります。
ハイカットを履いているからと言って、捻挫を防げるかと言うと、そ~でもない場合があります。
靴自体も高価ですし、靴擦れを起こして痛くて歩くのが遅くなり、計画に遅延が発生するリスクもございます。
色々と考えた結果、私は積雪期以外は「重登山靴」を履かず、普通の登山靴(軽登山靴)で山登りをする事にしました。
無雪期ならば、多分、日本のどの山(クライミングは含まず)も軽登山靴で登れると思ってます。
未知な世界ですが、標高4,000m以上から「重登山靴」の本領を発揮する世界なんじゃないかな~と思われ、日本で山登りする上ではスペックオーバーなような気がしております。
確かに、軽登山靴は濡れに弱いですし、テント泊装備で歩くと重さに負けるのか足の裏が痛くなることもありますが、靴擦れ起こして痛くなるよりはよっぽどマシかな~と思います。
まとめ
どんな物でもメリット・デメリットがございますが、自分が歩く山域や山行スタイルに合った登山靴を履くのが重要ですよね!
登山用品店の店員さんの言いなりにならず、「本当にこの靴が必要なのか?」をジックリ考えるのも必要ですよね!
足にジャストフィットし重さに負けない脚力があるなら別ですが、普通の一般登山でしたら「重登山靴は不要」かな~と思います。
長々と書いてしまいましたが、AKU(アク)、スポルティバ、SIRIO(シリオ)はお勧めですので、迷ったら一度履いてみて確かめてみるのもアリかと思います!
登山は歩いてナンボですので、自分の足に合った登山靴をつけだし、長時間の山行を苦痛なく楽しみたいものですよね!
登山靴が臭くなってしまったら、こんな消臭アイテムがあります!
フットクリアという足の臭い、靴の臭いを消臭してくれる優れものになります!
テント泊縦走すると、どうしても登山靴と足が臭くなりますが、驚くほど臭いがしなくなります!
お勧め商品ですので、是非、ご参考にしてみて下さい!