- 長尾尾根ルートを使って登山した経緯について
- 丹沢山から塔ノ岳登山とルートの詳細!
- 長尾尾根ルートから本谷コースで塩水橋周回登山の様子について
- 丹沢山から塔ノ岳、長尾尾根ルートの標高差・コースタイム詳細
- まとめ
長尾尾根ルートを使って登山した経緯について
前回の天王寺尾根から丹沢山への登山に引き続きまして、今回は下山で利用した長尾尾根ルートについて書いてみたいと思います!
長尾尾根は「ながおおね」と呼びまして、名前の由来は分らないのですが、尾根の形状が「鳥の長い尾(イメージ的にはクジャクの尾のような形)」のようになだらかなことが影響しているのでは!?っと勝手に思っております。
丹沢には色々な登山コースがあるのですが、その中でも長尾尾根ルートはアクセスに難がある関係で登山者が少なく、静かな山歩きが出来る数少ない「地味ルート」になります!
「人間嫌い」をこじらせている私なもので、極力人に会わないルートを選んで歩いているのもので、長尾尾根ルートが大好物だったりします♡
今回も静かな環境を求めて長尾尾根ルートを選んだのですが、登山者が多い丹沢山、塔ノ岳周辺の登山道と比べると、出会った登山者も2人のみと少なく「地味ルート」を更にこじらせている感じでした(笑)
もっとこじらせて欲しいと願わずにはいられないのですが、塩水橋に駐車すれば丹沢山、塔ノ岳の周回登山を楽しむ事が出来ますので、長尾尾根ルートを步く1つのキッカケになるかと思います。
今回は、地味だけと静かな森が広がる長尾尾根ルートについて掘り下げてみたいと思います!
その前に、前回の登山記事がこちらになります!
長尾尾根ルートの前に丹沢山への登山で使った天王寺尾根について詳細に書いた前回の記事になります!
そして上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、塩水橋から天王寺尾根を使って丹沢山に登り長尾尾根ルートの参考になれば幸いです!
丹沢山から塔ノ岳登山とルートの詳細!
よっ!富士山日本一!!
丹沢山周辺からみる富士山の景色が大好物でございます!
来年の年賀状は、こちらで決まりですかね!?(笑)
も~今年も1/4が終わってしまいましたね~
月日が流れるのは本当に速いですよね。
丹沢山から塔ノ岳の登山ルートは、こんな癒しの木道が整備されております。
この丹沢山から塔ノ岳の区間は、何度歩いたか分からないくらい出没しております。
塔ノ岳を目指して進んでいくと、竜ヶ馬場の休憩所が見えてきました。
手前の尾根が長尾尾根になりまして、その奥のピークが大山になります。
こ~見ると、長尾尾根の緩やかさが良く分かりますよね!
それにしても富士山の景色が素晴らしく、脚が止まって中々前に進みません(笑)
長尾尾根は勿論のこと、塔ノ岳までも妙に時間が掛かってしまいました♡
アップの富士山になるのですが、登山道が薄っすら見えてますね!
頂上付近は風が強く寒そうですね~~
丹沢山から富士山の景色を見ながら塔ノ岳の山頂に到着しました!
私の帰りを待ってくれていたのか、多くの登山者の歓迎を受けました♡って、プラス思考もここまでくると罪ですよね(笑)
塔ノ岳の山頂から見る富士山の景色になります!
丹沢山から見る景色とはまた違った美しさがありますよね。
塔ノ岳の山頂には、まだ宿泊したことのない尊仏山荘が通年営業をしております。
家が近いもので、中々宿泊する機会がないのですが、どこかのタイミングでお世話になりたいですね~
そんな感じで塔ノ岳から長尾尾根ルートの入口である新大日を目指してスタートしたいと思います!
忘れそうになったお約束になります!
何度来ても、塔ノ岳の「M」の大きさにドキドキしてしまいます。
きっと、私のようなM気質の方は、この大きさが気になっているんだろうな~っと妄想しております(笑)
目指す新大日と長尾尾根になります。
今から楽しみですね!!
新大日へ向かおうとすると、遠くに筑波山が見えました!
実は筑波山に登った事がなく、妙に気になっていたりします。
そんな感じで2024年のお正月に登ったので、そちらについてはどこかで記事にしたいと思います。
長尾尾根を目指して進もうと思ったものの、急速に腹が減ってきたため、塔ノ岳の山頂直下で昼飯にしてみました。
結構辛いラーメンで、水の消費がモリモリになってしまい、急にピンチになってしまいました・・・。
水が貴重な山の中で食べる山飯は、辛いのNGですよね~~
分かっちゃいるものの、好きなのでついつい食べてしまっております。
遠くに大島と真鶴半島、伊豆半島が見えました!
大島も2024年3月に出没したので、そちらについても何処かで記事にしたいと思います!
腹黒い虫も満足したところで、長尾尾根を目指して進みたいと思います!
塔ノ岳の山頂から新大日までのコースタイムは、約1時間前後になります。
長尾尾根ルートから本谷コースで塩水橋周回登山の様子について
そんな感じで無事に新大日の山頂に到着です!
「新大日」って、中々面白い山の名前ですよね!
「旧大日」や「新小日」とかあるんでしょうかね!?(笑)
え~・・・良く分からなくなってきましたが、長尾尾根のルートは、札掛方面になりますので、ここで丹沢表尾根ルートとお別れいたします。
それにしても新大日の山頂は、だいぶ綺麗になりましたね~~
山小屋の廃墟があったのですが、先日参加させていただいた「丹沢步荷大会」を主宰している団体が手作業で下界まで下したそうです。
ありがたや~~ですよね!
それでは今日のメインディッシュであります長尾尾根ルートを堪能したいと思います!
長尾尾根ルートを札掛方面に進んでいくと、ケヤキ沢ルートと分岐します。
看板の通り、ケヤキ沢ルートは、上級者向けのコースになりますので、安易に利用しないでください!
美しい沢路のルートになるものの、地味に危ないところが多いです。
長尾尾根ルートの様子になります!
樹林帯歩きになるため、展望はほぼないのですが、緩やかな尾根道が続くので肺胞に優しい仕様になっております(笑)
長尾尾根ルートは、登山者が少ないこともありまして、結構クマの出没が多いコースになっております。
この道標もクマの襲撃を受けて結構壊れておりました。
いや~~クマに遭いたくないですよね~~
クマとの遭遇にビクビクしながら長尾尾根ルートを進んでいくと、モノレールが見えてきました。
この辺からケヤキ沢ルートの方に降りれるみたいなので、今度歩いてみたいと思います!
無の窮地で長尾尾根ルートを歩いていると、丹沢三峰が見えてきました。
名前の通り、三個のコブが印象的ですよね!
何度歩いても、丹沢三峰はキツイな~っと感じてしまいます・・・。
長尾尾根ルートは、休憩スポットが少ないのですが、1、2箇所ほどベンチが設置されております。
ここで暫く森と合体し、死んだ婆様へ近況を報告いたしました!(?)
死後の世界もお金が大事!ってことが分かったところで先に進むと、こんな柵があります。
昔は鹿除けだったんでしょうが、今ではガバガバですね~・・・。
更に暗い樹林帯を下っていくと、塩水橋に至る本谷コースと札掛方面の分岐となりました。
塩水橋に至る本谷コースは、破線ルートになるのですが、歩く人が少ないのでかなり荒れておりました。
また、このルートはヤマビルの聖地になっておりまして、凄い数で襲ってきますので、注意してください。
本当に洒落にならない感じです。
※1歩進むと6匹くらいヤマビルが登山靴にくっ付いてきます。
塩水橋を目指してモリモリ進むと大洞橋方面の分岐がありました。
こちらからも塩水橋へ行く事が出来るのですが、今日は素直に本谷コースを歩きたいと思います。
長尾尾根ルートと比べると、本谷コースはかなり極悪な感じに成長しておりました。
いや~道が崩壊しているところが多く怖いですね~
そんな感じで本谷橋が見えてきました。
ここまで来れば塩水橋まであと少しになります!
吊橋の直ぐ近くに丹沢山へ至る天王寺尾根の入口があります。
林道をモリモリ進み、バイクを駐車した塩水橋へ戻ってきました!
天王寺尾根、長尾尾根はクマの出没が地味にあるので、念の為「熊撃退スプレー」を持ってきました。
使う事がなくて良かったのですが、登山者が少ないルートですので、山ビル同様、クマの出没にも注意してください!
そんな感じで丹沢山から塔ノ岳、長尾尾根ルートから塩水橋への登山の詳細に移りたいと思います!
丹沢山から塔ノ岳、長尾尾根ルートの標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした丹沢山、長尾尾根ルートのコースと標高差の地図になります。
登山をした日は、12月17日なりまして、空気が澄んでいたこともあり、富士山の景色が絶好調な1日になりました。
標高差の地図の通り、丹沢山から塔ノ岳までは地味なアップダウンが続き、長尾尾根のルートに入ってしまえばほぼ下りの道のりになります。
札掛、塩水橋(天王寺橋)の分岐から先は、ルートが荒れているで注意が必要になります。
そしてこちらが今回登山をした丹沢山・長尾尾根ルートのコースタイムになります!
丹沢山 10:06 → 10:44 塔ノ岳 11:53 → 12:04 新大日 → 14:04 天王寺橋 → 14:23 塩水橋
丹沢山から長尾尾根を使って塩水橋までのコースタイムが約4時間30分前後になりました。
休憩や食事の時間も含まれておりますので、コースタイムは参考程度に眺めていただけたら幸いです。
距離が長いものの、長尾尾根に入ってしまえばサクサク歩けますので、昭文社の山と高原地図に記載されているコースタイムよりも早く到着できると思います。
まとめ
久しぶりに歩いた長尾尾根ですが、相変わらず登山者が少なく静かな時間を満喫する事が出来ました!
丹沢山塊の中でも、緩やかな平地が続く登山道になるので、お気に入りの尾根の1つですので、また紅葉の時期を狙って再訪したいな~っと考えております。
ノンビリ歩けて良いのですが、暑くなってくると長尾尾根の下の方では山ビルがモリモリいますので、その点は注意が必要です!
今回は利用しませんでしたが、長尾尾根を利用するなら駐車場がある「札掛」から入山が便利ですので、塩水橋と同様に検討していただけたらと思います!
塩水橋を起点にして丹沢山のバリエーションルートである円山木ノ頭南東尾根で蛭ヶ岳まで登り、長尾尾根を使って周回した記事になります!