- 丹沢山登山と霧氷、丹沢三峰縦走ルートについて
- 丹沢山登山と霧氷の様子、ルートの詳細
- 丹沢三峰縦走ルート太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭登山の様子について
- 丹沢山登山と丹沢三峰ルートの標高差・コースタイム詳細
- まとめ
丹沢山登山と霧氷、丹沢三峰縦走ルートについて
丹沢表尾根縦走コースに引き続きまして、霧氷を鑑賞しに丹沢山へ登山をした続きになります!
塔ノ岳から丹沢山までの登山ルートも、霧氷がとても美しい区間になるので楽しみにしていたのですが、予想以上の景色にウットリ♡が止まらなくなりました!
丹沢山へ登山をしたならば蛭ヶ岳に行こうかしら?となったのですが、丹沢表尾根縦走コースで力を使い果たしてしまい、素直に丹沢三峰ルートで下山する事に致しました。
丹沢三峰ルートで下山と言っても、名前の通り極悪なピークである「太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭」の3座控えてまして(正確には無名ノ頭を含めて4座)、登山後半戦においては、中々しんどい下山コースになります。
過去においても丹沢山登山で丹沢三峰ルートはよく使っているのですが、その度に「も~使いたいくないルートだ!」と思ってしまうほど辛い道のりになります。
今回下山で利用した丹沢三峰ルートは、公共交通機関を使って丹沢山へ登山が出来る、数少ないコースになるのですが、上述した3座がルート上に立ち塞がることもありまして、コースタイムは約6時間ほどかかるタフなコースになっております。
ちなみに丹沢三峰は、
- 西峰「太礼ノ頭(標高1,352m)」
- 中峰「円山木ノ頭(標高1,360m)」
- 東峰「本間ノ頭(標高1,345m)」
この3座を指すのですが、宮ヶ瀬湖から登ると最初のピークである「東峰(本間ノ頭)」で撤退する人が結構いたりするほど長くつらい道のりになります。
ただ、辛い道のりである事が知られている影響か、丹沢山登山コースとしてメジャーな丹沢三峰ルートであるものの、登山者が少なく静かな山歩きが出来るメリットもあったりします。
丹沢三峰についてはこの辺にし、今回は丹沢山登山と霧氷、丹沢三峰ルートの様子について書いていきたいと思います!
こちらが前回の、丹沢表尾根縦走コースで霧氷鑑賞をした記事になります!
大倉バス停から入山し、三ノ塔~烏尾山~行者ヶ岳~塔ノ岳までの登山の記録になります。

こちらは、今回登山をした丹沢表尾根縦走コースから丹沢山、丹沢三峰ルートの様子を撮った登山動画になります。
上記写真を押すと4分ほどの動画(YouTube)を観ることが出来ますので、丹沢山周辺の霧氷の様子が伝われば幸いです!
丹沢山登山と霧氷の様子、ルートの詳細
塔ノ岳から丹沢山を目指して登山再開でございます!
丹沢山へのルート上も一面霧氷が♡
霧氷を近くで見ると、結構チクチクしておりました。
こんなチクチクした霧氷で尻を叩いて欲しいと思ったような、思わなかったような・・・♡
目が霞んでいたり老眼が進んでしまった訳ではありませんので大丈夫です!
雲(ガス)が目まぐるしく襲来し、何とも言えない景色を見せてくれました!
丹沢山に近づくにつれ、霧氷がしっかりと形成されてきました!
丹沢山まで美しい霧氷の森を歩かせてくれます!
いや~綺麗ですよね!!
丹沢山の前衛である日高でございます!
日高も霧氷の山に変身してますね!!
振り返っての塔ノ岳の景色になります!
塔ノ岳も霧氷で真っ白ですね!!
丹沢表尾根縦走コースと同様、丹沢山への登山道も霧氷が凄いです!
ここで青空の面積が広がってきました。
難い演出でございます!
私のアオヒゲも面積が広がってきております。
酷い演出でございます!(?)
やっぱり、霧氷には青空が似合いますよね!
丹沢山登山に彩りを与えてくれますよね♡
私の笑顔と良い勝負ですよね!(?)
丹沢山の霧氷にウットリ♡でございます!
いや~ニヤニヤが止まりませぬ♡
丹沢山周辺の天候が好転してきたのですが、蛭ヶ岳方面はまだ雲の中でした。
塔ノ岳と比べ、丹沢山へ登山される登山者が激減し、静かな山歩きが出来ました。
やっぱり、人の多い所は苦手でございます。
縦走してきた丹沢表尾根と左奥に大山が見えてますね!
大山も登山者が多そうですよね~~
それに引き換え、丹沢山登山は貸し切り状態でした!
登山道の霧氷が良い味だしておりました。
竜ヶ馬場の登りが白目指数高目でした。
日頃の運動不足が露呈した瞬間でした・・・。
も~少し登り込んで体を作らないと「男優デビュー」できませんよね・・・(?)
白い巨乳だ!と思ったら富士山でした!
今年初めての富士山の景色に、何故か両手を合わせて拝んでしまいました。
「お金持ちになれますように」、「女性にモテますように」、「福袋当たりますように」、「持病の『足が臭い病』が治りますように・・・」と、色々とお願いしてみました。
お願いが多すぎたせいか、景色がモヤモヤしてきました(笑)
風が強く、とにかく寒いです。
塔ノ岳から丹沢山へのルートは、風が抜ける尾根を歩くので非常に寒いです。
(風が抜けるので霧氷が形成されるんですけどね)
振り返っての塔ノ岳方面の景色と霧氷です。
寒々しい景色ですよね~~
私の財布の中身といい勝負ですね。
そんな感じで丹沢山登山の休憩にもってこいな竜ヶ馬場のベンチからの大山と江ノ島の景色になります!
大山と相模湾のコラボが絵になりますよね!!
霧氷と塔ノ岳のコラボが絵になりますよね!
目指す丹沢山の山頂が見えてきました!
霧氷が綺麗で足取り軽い時間帯した。
「足軽隊」に志願したら手柄をたてれそうですね!(?)
お目当ての丹沢山山頂に到着です!
丹沢山の標高は、1,567mになります。
丹沢山の山頂で通年営業しているみやま山荘でございます。
写真には写ってませんが、右手に公衆トイレがあります。
(有料100円)
丹沢山の山頂で貧乏セット(昼飯)にしてみました!
新年早々、ごちゃごちゃしてますが、ま~私らしいですかね(笑)
久しぶりにイワタニジュニアコンパクトバーナーを使ったのですが、燃料も安く懐に優しくて愛用しております!
ガス缶も値段が上がってますしね・・・。
ちなみにスノーピークシングルチタンマグは直火出来るので、コッヘルの代わりになるので軽量化でき非常に便利です。
丹沢三峰縦走ルート太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭登山の様子について
丹沢山から宮ヶ瀬湖を目指して丹沢三峰縦走ルート( 太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭)を攻めたいと思います!
写真の通り、今までの霧氷の景色が一変し、冬枯れしたルート歩きになります。
丹沢三峰の太礼ノ頭を目指して縦走していると大山が綺麗に見えてきました!
なんだか大山に登りたくなってきましたね~
アッチから大山三峰を眺めている登山者も多いんでしょうね。
木々のモザイクが濃い目ですが、丹沢三峰縦走ルートの最初のピークであります西峰( 太礼ノ頭)が見えてきました。
アレを登るのね・・・。
太礼ノ頭のようなピークがあと2つ(正確には3つ)縦走路に鎮座しております。
白目になりながら、 太礼ノ頭に到着です。
山頂プレートもなく、樹林に囲まれた静かなピークになります。
急登をこなした苦労が報われない丹沢三峰縦走ルートでございます。
丹沢三峰縦走ルート上から丹沢最高峰の蛭ヶ岳が見えました。
蛭ヶ岳山頂周辺も霧氷の森になってますね!
それに引き換え、丹沢三峰ルートは霧氷がなく、地味地味縦走路でございます。
本間ノ頭から下って行くと、切れ落ちて危ないルートがあります。
この辺が丹沢三峰ルートの核心部ですね。
丹沢三峰ルートは、山頂巻くコースがモリモリなので、過去には落石で死亡事故も起きていたりと油断ならない感じです。
地味地味縦走路なので円山木ノ頭・本間ノ頭は割愛させていただき、青宇治橋の分岐に辿り着きました。
丹沢三峰ルートで数少ないエスケープルートになるのですが、このコースは道が悪く山ビルがモリモリ生息してますので要注意です。
丹沢山へ登山中、同行者にトラブルがあり、こちらの青宇治橋からエスケープした時の記事になります!
「悶絶」と言う言葉ピッタリな時間になりました。
太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭と縦走し、丹沢三峰ルートの最後のピークである高畑山に到着です!
丹沢山から高畑山まで7.2kmの道のりでした。
ゴールの宮ヶ瀬湖まで3.8km・・・。
丹沢三峰ルートは、本当に距離が長いです。
よ~やくゴールの宮ヶ瀬湖が見えてきました!
正面の山が仏果山ですね。
相州アルプスという名前も付いているのですが、山ビルの聖地になりますので、登るなら晩秋~春先までですね。
更に下って行くと、三叉路バス停と宮ヶ瀬バス停へ至るバリエーションルートとの分岐になります。
赤やじるし方面に進むと宮ヶ瀬バス停へ行くことが出来るのですが、道標等はありませんので要注意です。
よ~~やく丹沢三峰ルートの登山口に到着出来ました。
1時間に1本しかバスがないもので、御殿の森辺りで時間調整をし、ゆっくり下山してみました。
時間があるので三叉路バス停、宮ノ平バス停まで歩き、まだまだ余裕があるので宮ヶ瀬小中学校前バス停まで歩くことにしました。
こちらのトイレは、宮ヶ瀬小中学校前バス停の近くになりまして、丹沢登山をする上で重宝しております。
終点の宮ヶ瀬バス停にもトイレはあるのですが、丹沢三峰ルートから丹沢山へ登る場合、三叉路まで戻るのが面倒ですからね。
そんな感じで宮ヶ瀬小中学校前バス停で本日の登山は終了でございます!
三が日ということで、土日祝ダイヤになってました。
ちなみに宮ヶ瀬小中学校前バス停から本厚木駅までバスの料金は660円(IC)で、約60分の道のりになります。
楽しかった丹沢登山と霧氷鑑賞でしたが、縦走の詳細について書いていきたいと思います!
丹沢山登山と丹沢三峰ルートの標高差・コースタイム詳細
こちらが今回の丹沢山登山と丹沢三峰のルート図になります!
丹沢山から宮ヶ瀬までは、距離にして約12km前後の行程になります。
標高差の地図だとよく分かりませんが、コース上にきついピークが4つ( 太礼ノ頭・円山木ノ頭・無名ノ頭・本間ノ頭)ありますので、下り基調ながら骨の折れるルートになります。
そしてこちらが今回の丹沢山登山のコースタイムになります!
塔ノ岳 10:50 → 尊仏山荘 10:52 → 11:15 日高 11:17 → 11:27 竜ヶ馬場休憩所 11:34 → 11:36 竜ヶ馬場 → 11:49 みやま山荘 → 丹沢山 12:27 → 12:46 瀬戸沢ノ頭 → 12:56 太礼ノ頭 12:59 → 13:17 円山木ノ頭 13:22 → 13:35 無名ノ頭 13:38 → 13:44 本間ノ頭 13:48 → 14:29 松小屋ノ頭 → 14:57 高畑山 15:05 → 15:23 御殿森ノ頭 → 15:29 御殿森 → 16:11 三叉路登山口 16:24 → 16:27 三叉路バス停 → 16:50 宮ヶ瀬小中学校前バス停
塔ノ岳から丹沢山まで、約1時間、丹沢三峰ルートで宮ヶ瀬までは、約4時間のコースタイムになりました。
バスの時間を見ながら下山したもので、高畑山からペースを落として下山しております。
丹沢山から丹沢三峰ルートで下山する場合、コースタイムで4時間前後掛かりますので、遅くとも13時には出発しないと日没との戦いになってしまいます。
幸いにも、今回利用したバスの路線は、21時頃まで(最終20:50宮ヶ瀬バス停発)運転してますので、遅い時間の下山でもある程度は大丈夫なのが心強い感じです。
まとめ
丹沢山周辺の霧氷がとても綺麗で足腰は重いものの心は軽やかになった時間でした!
やっぱり、丹沢の冬の景色は霧氷になりますよね!
来年の3月くらいまで霧氷の景色を見られるタイミングがありますので、また、何処かのタイミングで丹沢山へ登山をしたいな~と考えております!
ただ、今回も骨の折れる行程だった丹沢三峰ルートは、暫く歩きたくないですね・・・(笑)
新緑、紅葉が美しいルートでもありますので、気が変わったら太礼ノ頭・円山木ノ頭・本間ノ頭へ出没したいなと思います!
積雪期に丹沢山へ登山をした時に丹沢三峰ルートを縦走した時の記事になります!
丹沢マイナールートの栂立尾根を縦走した記録になります。
今回と同じような縦走コースで登山をした時の記事になります!
宮ヶ瀬バス停と三叉路バス停への分岐をバリエーションルートである宮ヶ瀬バス停方面へ歩いた時の様子について書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
ご来光を見るために丹沢へ登山した時の様子になります!
初日の出のビュースポットや、混雑についても書いてますので、参考になれば幸いです。