- みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘について
- みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘付近山行動画
- みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘のルート状況と難易度
- コースタイム・ルート標高(観音茶屋~見晴茶屋~駒止茶屋~堀山の家~花立山荘~塔ノ岳)
- 丹沢山小屋出没登山のルート・トイレ・山小屋の山行写真
- みやま山荘の料金・トイレと丹沢山について
- 蛭ヶ岳山荘の料金・トイレと蛭ヶ岳について
- 鍋割山荘の料金・トイレと鍋割山について
- まとめ
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘について
大倉尾根を使った塔ノ岳登山にスポットを当てた前回の登山の続きになります!
私自身、あまり馴染みがないのですが、丹沢主脈縦走路上で営業している山小屋である、みやま山荘、蛭ヶ岳山荘と、鍋割山荘にスポットを当てて書いてみたいと思います!
特に山小屋情報と、ルート、トイレは知りたい情報ではないかな~と思いますので、そちらも触れてみたいと思います!
それにしても今回の山行は、今年一番の悪天候に見舞われ、散々な1日になりました。
だいぶ前から「Mな乙女心」を持った変態登山者であると自覚はあったのですが、今回で疑惑から確信に至りました。
あまりにも暴風が凄く、立っているのもやっとの状態だったのですが、そんな苦行なのに急に笑い出し、「危ないおじさん」に大変身してしまいました。
人間、窮地に陥ると、本性が見えてくるものですが、私の場合は「ヤバイおじさん」であることが良くわかりました(笑)
強風で強く打ちつける雨の痛みも愛おしく感じ、耳の中に入ってくる雨粒に何故か感じてしまいました♡
昔から耳が弱いのですが、天の神様は十分熟知しているんだな~と、心底惚れてしまった感じです♡
なんだか怪しい登山記事になってしまいそうですので、そろそろ続きである、丹沢山と蛭ヶ岳、鍋割山へと移らせて頂きます!
こんな快楽を注入し続けてくれた登山の1日にでした!
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘付近山行動画

上記写真を押すと、今回歩いた塔ノ岳登山(大倉尾根)から丹沢山(みやま山荘)・蛭ヶ岳(蛭ヶ岳山荘)・鍋割山(鍋割山荘)の動画を観ることが出来ます!
丹沢を代表する山荘を撮ってますので、どんな立地に建っているかなど、確認になれば幸いです。
動画でないと、中々伝わらい事が多いですよね!
私は「登山ユーチューバー」ではないですが、写真だけは限界があると感じてますので、短い時間になってしまいますが、積極的に登山の動画もブログで載せていきたいなと考えております。
暴風雨で、なんだか良く分からないガスガスで真っ白な丹沢山塊の世界が広がっておりますが、良かったら登山の参考にしてみてください!
前編の塔ノ岳登山(大倉尾根ルート)の記事
大倉バス停から出発し、大倉尾根を使って塔ノ岳へ登った前編の登山記録になります!
大倉尾根上にある山小屋・トイレの情報などを詳しく書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘登山の日程・天候・メンバー・アクセス
登山日程:9月08日(土) [日帰り]
天 候:曇りのち暴風雨時々雷
メンバー:単独
下山すると雨がやみ、晴れてくるという嫌がらせを受けました(笑)
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘のアクセスになりますが、メジャーなルートになるのが「大倉尾根」になります。
こちらは、塔ノ岳登山、今回出没した山荘・山小屋への基点となる、大倉バス停付近の地図になります!
大倉バス停までのアクセスですが、最寄り駅が小田急渋沢駅になります。
大倉尾根(登山口周辺)の詳細は、前回の記事で駐車場の料金等と絡めて書いてますので、ご参考にしてみて下さい!
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘のルート状況と難易度
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘へのルート状況になりますが、塔ノ岳の尊仏山荘から丹沢山のみやま山荘まで、約3km弱の道ので、コースタイムは1:10分です。
途中、日高・竜ヶ馬場の2つの小ピークがありますが、塔ノ岳の大倉尾根に比べたら大した道のりではございません。
危ない箇所もほぼなく、天気が良いと富士山の展望も素晴らしく、ブナの木が多いので癒しの縦走路歩きが出来ると思います!
みやま山荘から蛭ヶ岳山荘までが、1つの核心部になるかと思います。
蛭ヶ岳山荘まで、片道3.3km、コースタイムが1:50分になります。
蛭ヶ岳山荘からみやま山荘までのコースタイムが1:30分になりますので、往復3時間チョットの道のりになります。
このみやま山荘~蛭ヶ岳山荘の区間は、アップダウンがキツイので、大倉尾根に痛めつけられている状態で歩くと相当難儀します。
丹沢山で自分の調子を確認し、微妙そうなら蛭ヶ岳は諦めるのも、安全登山の上では大事な事かなと思います。
鍋割山荘周辺は、特に難しい所はありません。
コースタイム・ルート標高(観音茶屋~見晴茶屋~駒止茶屋~堀山の家~花立山荘~塔ノ岳)
塔ノ岳 8:23 → 8:28 尊仏山荘 → 8:51 日高 → 9:02 竜ヶ馬場休憩所 → 9:05竜ヶ馬場 → 9:19 みやま山荘 → 9:20 丹沢山 9:22 → 9:33 早戸川乗越 9:35 → 9:42 箒杉沢ノ頭 → 9:46 不動ノ峰休憩所 10:17 → 10:21 不動ノ峰 → 10:28 棚沢ノ頭 → 10:37 鬼ヶ岩ノ頭 → 10:41 鬼ヶ岩 10:42 → 10:46 中ノ沢乗越 → 10:58 蛭ヶ岳山荘 → 11:00 蛭ヶ岳 11:05 → 12:14 丹沢山 12:29 → 13:25 塔ノ岳 13:30 → 13:41 金冷シ → 13:49 大丸 → 14:01 小丸尾根分岐(二俣分岐・平二山) → 14:08 小丸 → 14:25 鍋割山荘 → 14:25 鍋割山 14:26 → 15:08 後沢乗越 15:09 → 15:23 ミズヒ沢渡渉点 15:31 → 15:35 本沢渡渉点 → 15:50 二俣 15:51 → 15:53 尾関広氏の銅像 → 16:52 大倉バス停
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘へのコースタイムになります!
丹沢にあります主要な山荘に立ち寄ってますので、1つの目安になるコースタイムになるかな~と思います。
そしてこちらが、後編で歩いたみやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘の登山ルートと標高差になります!
塔ノ岳の尊仏山荘をあわせると、全部で4つの山小屋に出没しました!
7km地点が塔ノ岳山頂になりまして、それからは標高差が緩やかな感じに見えますが、実際はアップダウンが連続し白目・泡吹きのルートになっております。
丹沢山小屋出没登山のルート・トイレ・山小屋の山行写真
悪天候ですが尊仏山荘からみやま山荘へ進みたいと思います!
「行動食」について色々実験をしております!
今回試したのがアミノバイタルでございます。
これで2回目なのですが、もう少し試したうえでレビューしたいと思います!
また、腰痛が再発していて、そちらの薬も試している最中です。
老いには勝てませぬ・・・。
あまりに風が強く、枝がモリモリ折れてました。
そして、折れた枝が飛んでくるので、大変危険な山行になりました。
悪天候の時は、登山をしてはいけませんよね~
土曜日なのに、登山者が殆ど歩いてませんでした。
尊仏山荘からみやま山荘まで、快適な縦走路でした!
しかし、雨風が強く・・・。
銀行の通帳の預金残高を見た時と同じくらいの真っ白な世界になってました(?)
会社の査定がモリモリ下がった時と同じくらいの真っ白な世界になってきました!(?)
愛しているよ♡と、伝えると「気持ちが悪い」と言われた時と同じような真っ白な世界になってきました!(?)
強風の為か、笹がモリモリとなっていて、パンダの気持ちを味わうことが出来ました!
トリカブトがモリモリ咲いておりました!
結構寒く、私の唇もこんな感じに真っ青だったに違いございません!
みやま山荘の料金・トイレと丹沢山について
こちらが日本百名山に選ばれている丹沢山の山頂になります!
丹沢山の標高は、1,567.1mになります!
丹沢山が丹沢山塊の最高峰ではなく、次に登る蛭ヶ岳が王者になります!
百名山を集めている登山者を時々見かけますが、丹沢山塊の良さは丹沢山だけでは感じ取れないと思います。
こちらが丹沢山の山頂にある「みやま山荘」になります。
通年営業している山小屋になります。
みやま山荘の宿泊料金ですが、1泊2食で8,000円、素泊まり5,500円になっております。
お弁当も1,000円で作ってくれるそうです!
こちらがみやま山荘の隣にあるバイオトイレになります!
1回100円になります。
こちらのトイレも掃除が行き届いて綺麗でございます!
さ~~黄泉の国へ行きますかね~~!
悲しくなるような景色が続きます・・・。
みやま山荘から蛭ヶ岳山荘までは、天国の階段がモリモリあります!
天国というよりは、今日は地獄の世界ですね~・・・。
写真だと分からないと思いますが、凄い爆風雨で既にビショビショでございます・・・。
青空が欲しいですね~・・・。
今回ほど、蛭ヶ岳山荘が遠かったことはございません・・・。
みやま山荘・蛭ヶ岳山荘の中間地点に位置する不動の峰休憩所で貧乏タイムにしてみました!
久しぶりのアルコールストーブだったのですが、風が強くて燃焼が悪く・・・。
強風の時は、ガスバーナーに限りますね・・・。
今日は、全て裏目に出ております・・・。
この貧乏セットのチョイスは大正解ですね!
これからの季節、カップラーメンに限りますよね~♡
相変わらずグレーの世界である丹沢主脈縦走路歩きでございます!
天気が良いと、こんな感じの景色をみやま山荘~蛭ヶ岳山荘の間で見ることができます!
今回は残念ですね。
そんな感じで蛭ヶ岳登山で忘れてはいけない鬼ヶ岩になります!
こちらも蛭ヶ岳の絶景スポットになります!
なんだか全然分かりませんが、鬼ヶ岩の直下は、鎖場になっていて、良く滑るので地味に怖いです。
今回みたいに風が強く、雨が降っている時は要注意の場所になります!
蛭ヶ岳山荘の料金・トイレと蛭ヶ岳について
こちらが蛭ヶ岳の山頂にある蛭ヶ岳山荘になります!
蛭ヶ岳山荘の正面になります!
みやま山荘と同様に、通年営業している山小屋になっております!
蛭ヶ岳山荘の宿泊料金は、1泊2食で7,000円、 1泊1食で6,000円、素泊り5,000 円になっております!
蛭ヶ岳山荘のトイレは、小屋の中にありますので、100円払って利用する形になります。
蛭ヶ岳山荘の名物は「おでん」だと思っていたのですが、最近はカレーに力を入れているみたいです!
こちらが丹沢最高峰の蛭ヶ岳になります!
標高1,627.7mになります!
今日は、キモイ私が来ることを察してか、山ガールはいませんでした(´∀`*)
真っすぐ進むと檜洞丸(丹沢主稜縦走路)へ至り、右に進むと姫次・焼山方面(丹沢主脈縦走路)に行くことが出来ます!
天気が良いと、蛭ヶ岳の山頂から、檜洞丸と富士山の絶景を見ることが出来ます!
また、蛭ヶ岳山荘からの夜景が素晴らしいので、是非、1泊して神奈川の夜の景色を堪能して欲しいなと思います!
こちらが厳冬期の蛭ヶ岳山荘の様子になります!
寒い時期は、雪がモリモリ降り積もり、条件が重なると霧氷を見ることが出来ます!
こんな雪深い時期でも通年営業している蛭ヶ岳山荘でした!
さ~蛭ヶ岳山荘から黄泉の国へ戻りたいと思います!
何処を歩けばよいのですが・・・
蛭ヶ岳山荘からみやま山荘へ戻る途中が、今日一番の風と雨の強さでした・・・。
よ~~やく蛭ヶ岳山荘からみやま山荘に辿りつけました・・・。
も~みやま山荘で1泊しても良いかも!?と、頭をよぎってしまいました・・・。
みやま山荘のベンチで、「元気モッコリの素」を食べてリフレッシュ致しました!
ゼリーは重いのですが、冷凍して持ってくると、昼には溶けて最高の贅沢な時間を提供してくれます!
さ~尊仏山荘に戻りたいと思います!
相変わらずのグレーの景色でございます・・・。
尊仏山荘に戻ると、雨が止んできました!
雨も止んできたので、予定通り鍋割山荘へ進みたいと想います!
一瞬ですが、ガスが晴れて下界の景色が見えました♡
このまま晴れて欲しいのですが、残念ながら・・・。
鍋割山荘まで雰囲気のよい道が続きます!
個人的に、雰囲気の良い鍋割山稜が大好きな感じです!
鍋割山荘の料金・トイレと鍋割山について
こちらが最後のピークである鍋割山になります!
鍋割山の標高が1,272.5mになります。
鍋割山の山頂付近に鍋割山荘があります!
写真右手に、鍋割山のバイオトイレが有りまして、1回100円で利用できます!
とても綺麗なトイレでございます!
鍋割山荘の宿泊料金は、1泊2食で6,500円、素泊まり4,500円になっております。
鍋割山の名物といったら、やっぱり鍋焼きうどんですよね!
鍋焼きうどんの料金は、1,000円になってまして、お昼時になると大変混み合っております。
鍋割山荘も、通年営業してまして、ファンが多い山小屋になっております。
私はこの山荘と肌があわないので、泊まった事も食事をとったこともありません。
これからもありません。
意味深な感じですが、鍋割山周辺は、ブナ林が広がり雰囲気がとても良いです!
景色も良いので、快晴の時に訪れたい一座でございます!
寄から鍋割山を目指して登山した時の記事になります!
このコースで鍋和山荘を目指して登りますと、山ビルが結構生息しているので要注意になります。
登山ルートについても詳細に書いてますので参考になれば幸いです。
嫌いな方がいましたら申し訳ございません。
なんだか憎めない感じが私みたいで可愛いですよね!(?)
あのイボイボで擦ったら・・・♡
きっと、痒くなってしまいますね(笑)
鍋割山荘からモリモリ二俣へ進むと、川底を歩く箇所があります。
この辺は、ヤマビルが生息しているので要注意です!
今回、この辺で7匹足もとに取り付いてきて、危うく脂っこい血を吸われるところでした。
なんと!天然記念物のニホンカモシカがいました!
鍋割山周辺は、ツキノワグマの目撃も結構多いので、最初見たとき熊だと勘違いしビックリしました!!
これだけ見ると熊の様な牛の様なイノシシの様な・・・。
珍しい動物を見れてラッキーでした!
鍋割山荘までの道のりは、沢が数ヵ所あります。
山ビルが多いので、鍋割山荘~二股までは足元に要注意です!
立ち止まるとヤマビルが引っ付いてきますので、休憩する時は乾いた所を選んでください!
鍋割山荘から大倉バス停まで林道が歩きが長いのがネックかもしれません!
まとめ
あまりにもよく丹沢山塊に登山をするもので、山小屋の存在が当たり前になってしまい、省略してしまう事が多いので、今回みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘にスポットを当ててみました!
天気が良ければ景色を載せれたのですが、今回は残念な1日にでした。
昼過ぎには晴れるだろうな~と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながら、ず~~~~と雨が降り、朝から夕方までオパンティ~♪が乾わく事はありませんでした。
少し湿り気がある方が良いかも!?と、思ったような思わない様な感じだったのですが、こんな苦行の山行も「登山スキルの向上」には、調度良いのかもしれませんよね。
天気が良い日を狙って登山に出かけたとしても、山の天気は変わりやすいですからね。
悪天の中を安全に歩く技術の練習に良かったと思うようにしている誰かさんでした!
※この時期でも、雨に濡れて強風に曝されてると、かなり寒いですので不断なきようしてください!
今回の、尊仏山荘・みやま山荘・蛭ヶ岳山荘への登山の事を「丹沢主脈縦走」と呼びます。
丹沢主脈縦走路は、積雪期になりますと「霧氷」の景色が素晴らしく、普段の登山では見れない景色が広がります。
尊仏山荘・みやま山荘・蛭ヶ岳山荘・鍋割山荘は、通年営業している山小屋ですので、そちらを上手く利用して、冬山登山に挑戦してみても良いかな~と思います!