- 蛭ヶ岳南陵(南尾根)から丹沢主脈縦走について
- 蛭ヶ岳南陵(南尾根・丹沢主脈縦走の日程・天候・メンバー・アクセス
- コースタイム・コース標高差(寄バス停~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- 蛭ヶ岳南陵(南尾根)の山行写真(寄バス停~雨山峠~南稜取付地点)
- 蛭ヶ岳南陵(南尾根)の取付地点から蛭ヶ岳山頂までの登山の様子
- 丹沢主稜縦走の山行写真(丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
- まとめ
蛭ヶ岳南陵(南尾根)から丹沢主脈縦走について
丹沢の山は広く色々な登山コースがありますが、今日は少しマニアックなコースである「蛭ヶ岳南稜(南尾根)」を登り丹沢主脈縦走路を歩いた時の記録を書いてみたいと思います!
蛭ヶ岳は、私が愛する丹沢山塊の最高峰で標高1,673mあるのですが、色々なコースの分岐点になっているピークの1つになります。
丹沢山塊の真ん中付近に蛭ヶ岳が鎮座しているのが要因になるのですが、「日帰り」で目指すとなると距離も長くなり、中々キツイ山であるともいえます。
丹沢山塊には「丹沢主脈縦走路」と「丹沢主稜縦走路」の2本が背骨のように連なっているのですが、その2つの縦走路を使っても必ず通るお山が蛭ヶ岳になります。
丹沢の山登りには無くてはならない蛭ヶ岳なのですが、その山頂には「蛭ヶ岳山荘」が昔からありまして、こちらの山小屋は「通年営業」となっております。
蛭ヶ岳山荘より西の稜線上には「通年営業」の山小屋はありませんので、丹沢山塊を縦走するには貴重な存在になっております。
そんな通年営業の山小屋である蛭ヶ岳山荘への物資を上げるのに昔使われていたルートが、今回歩いた「蛭ヶ岳南稜(蛭ヶ岳南尾根)」になります!
私の持っている2009年度の山と高原地図ですと、蛭ヶ岳南稜(蛭ヶ岳南尾根)は、「破線ルート扱い」になっているのですが、最近の地図ですと「グレー線」の表記になっていて「廃道扱い」に降格しております。
蛭ヶ岳南稜を歩いた時も、だいぶ登山道が荒れていたので納得な処置なのですが、昔から歩かれていた蛭ヶ岳山荘の歩荷道がなくなってしまうのは、一抹の寂しさがあったりします。
丹沢の黒部と言われたコースを歩くのが今回の蛭ヶ岳南稜なのですが、近くにある「ユーシンロッヂ」の営業が再会すると、また活気が戻り違った表情に生まれ変わるのかも知れないな~と期待をこめている感じです。
ちなみにユーシンロッヂは、営業再開に向けて業者の選定等を進めている段階みたいです。
しかし、いまだに再開時期は未定ですので、まだまだ時間が掛かると思われます。
ユーシンロッヂの建屋の改修などもあるでしょうから、これから5年~10年位は営業再開までに時間が掛かるだろうな~と個人的には思っております。
そんな感じで話がそれてしまいましたが、寄から入山し、蛭ヶ岳南稜コースから蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停の丹沢主脈縦走の登山記録になります!
こんな1日になりました!
蛭ヶ岳南陵(南尾根・丹沢主脈縦走の日程・天候・メンバー・アクセス
登った日:3月10日[日帰り]
天 候:AM曇/晴れ、PM曇/雨/晴れ
メンバー:私含めて2人
交通手段:<行きのアクセス>
小田急線新松田駅 7:37着
新松田駅 7:55発寄行き乗車 8:20寄バス停着 520円
<帰りのアクセス>
大倉バス停20:08発 渋沢駅行き乗車 209円
蛭ヶ岳南稜(南尾根)を使い、丹沢主稜縦走をするなら、このコースで周回がおすすめです!
寄バス停から出発した方が、遅くまでバスが運行している大倉バス停の利点を生かせると思います!
蛭ヶ岳南稜(南尾根)や丹沢主稜縦走は、時間が掛かりますので、帰りのアクセスが重要ですよね!
コースタイム・コース標高差(寄バス停~蛭ヶ岳~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
寄バス停 8:25 → 10:29 雨山峠 → 11:00 雨山橋(玄倉林道出合) → 11:10 ユーシンロッヂ分岐 → 11:35 熊木沢出合 → 11:40 弁当沢ノ頭分岐(昼食) 12:03 → 12:43 蛭ヶ岳南稜取付地点 12:46 → 14:21 蛭ヶ岳山頂 14:47 → 15:15 鬼ヶ岩ノ頭 15:22 → 15:38 不動ノ峰 → 16:27 丹沢山山頂 16:35 → 16:56 竜ヶ馬場 → 17:12 日高 → 17:34 塔ノ岳山頂 17:57 → 18:20 花立山荘 18:28 → 18:58 堀山の家 → 20:11 大倉バス停
今回歩いた蛭ヶ岳南稜(南尾根)から丹沢主稜縦走のコースタイムになります!
コースタイムの通り、大倉バス停に20時頃到着しております。
真っ暗の中、丹沢主稜縦走になりますので、ナイトハイクになれていないと難儀すると思います。
寄バス停から入山し、蛭ヶ岳南陵~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停の丹沢主脈縦走路の登山したコースと標高差になります!
寄バス停から蛭ヶ岳の標高差がえげつないです。
丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停のコースも、標高差では小さくて見えてませんが、アップダウンが連続し、かなりハードな時間になると思います!
< 蛭ヶ岳周辺地図 >
蛭ヶ岳南陵(南尾根)の山行写真(寄バス停~雨山峠~南稜取付地点)
今日は、なかなか読めない「寄バス停」から蛭ヶ岳南陵(南尾根)・丹沢主脈縦走のスタートです!
「寄」と書いて「ヤドリキ」と読みます。
漢字って、本当に難しいですよね~(>_<)
「恵水の森」と書いて「めぐみのもり」と読みます。
漢字って本当に難しいですよね~~(>_<)
そんな感じで雨山峠方面に進んで行きます!
モリモリ蛭ヶ岳南陵(南尾根)目指して登っていくと「雨山峠」になります。
ここまでの道のりが微妙に分かり難い箇所がありますので注意してください。
寄方面からの場合、川床を歩きますので、雨で増水していると通れなくなります。
数日前の天候にも留意してください!
雨山峠からは下りになるのですが、道が悪く、桟道のような所を歩きますので、滑落に要注意です!
そして、この界隈は、ツキノワグマの出没が時々ありますので、そちらも気を付けて下さし!
鍋割山周辺は、クマが数頭生息しているみたいです。
モリモリ蛭ヶ岳南陵(南尾根)目指して進むと林道にぶつかります。
ぶつかりましたら右手(東)方面に進んで行くと、こんな素掘りのトンネルが何ヶ所もあったり致します。
これを掘った方は「凄い!」の一言ですよね~
私のお尻もこれ位の勢いで掘って欲しい!とは、口が裂けても言えませぬ・・・(?)
なんだか意味深な感じですが、こちらあユーシン渓谷を一躍有名にした「ユーシンブルー」になります!
その時の天候や季節によっていろいろな表情を見せてくれる感じです!
今回はちょっとブルーな感じではなかったです。
こちらが熊木沢出合にある梯子と脚立になります。
ユーシン渓谷を東に進んで行くと、左手下にこちらが見えてくるので、見落とすことはないかと思います。
これを使って対岸に渡り蛭ヶ岳南陵(南尾根)を目指します!
正面に、今回の核心部である蛭ヶ岳南陵(南尾根)が見えてきます。
迫力がある蛭ヶ岳ですよね~・・・。
あの急斜面を登るのか~と思うと、急速に萎えてしまいます・・・。
暫く河原を歩きます!
むしろ、左岸(上流を見て右側)に林道がありますので、そちらの方が歩きやすく早いと思います!
所々崩落してますが、それでも河原を歩くよりは全然良いと思います!
途中、ミツマタがモリモリな個所がありました!
春になると綺麗でしょうね~(´∀`*)
ミツマタ出来るぐらい山ガールからモテたいものです♡
途中で林道が無くなりますので、今度は右岸(上流をみて左側)を歩きます。
落石で林道に穴が開いていたりと、なかなかヤンチャな感じのルートでございます。
時々ショッキングな物が転がっていたりと、飽きの来ない行程でございます!
多分、これは鹿の骨でしょうね。
モリモリと林道を進んで行くと、立派な砂防ダムが見えてきます。
写真の通り、ここに出たら右側に進みます。
このまま上流を詰めて臼ヶ岳の方に登ることもできるみたいですが、私は登ったことはありません。
今度、登って滑落してみようかしら!?
蛭ヶ岳南陵(南尾根)の取付地点から蛭ヶ岳山頂までの登山の様子
赤矢印方面に進むと、蛭ヶ岳南陵の取付地点付近にある有名な廃車が見えてきます。
それにしても、この廃車は誰が持ってきたのでしょうかね!?
蛭ヶ岳山荘への歩荷が盛んだった頃に乗り捨てられたのでしょうかね!?
そして廃車の近くにこちらの看板が立っております。
看板の左側に「 ↑ 」が書かれておりますが、赤矢印方面に進むと蛭ヶ岳南陵の始まりになります!
さ~ここからは急登の連続で「意識不明の重体」になりますので、心して登ってください!!
蛭ヶ岳南陵の取付地点です。
赤矢印方面に進み尾根に乗る感じです。
落石がモリモリあり、尾根に乗るまでが一苦労です。
かなりザレてますので、滑って滑落しないように注意してください!
尾根に乗る手前の急登です。
この辺から写真左の方へトラバースしていきます。
何度も書きますが、尾根に乗るまでがかなりの急登ですので、要注意です!
踏み跡は、この辺はありませんので、ルートにも注意です!
よ~やく尾根に乗って少し登った辺りの写真です!
上部に見えている稜線が「丹沢主脈縦走路」になります!
あの辺は、鬼ヶ岩から不動ノ峰の稜線かと思われます。
こっち方面から見る丹沢主脈縦走路もなんだか新鮮でございます!
写真では伝わらないのですが、かなりの急登でございます・・・。
そして、縄場が3ヶ所前後ほどあります。
雪があると少し厄介かな~と思われますので、これからの季節は要注意です!
なんだか丹沢とは思えない景色ですよね~
そして、天気が一気に悪くなり、風も強くて寒かった(>_<)
蛭ヶ岳南稜(南尾根)も荒れ模様になってきました・・・。
こんな時は早々に退散するのが登山のセオリーですが、今回の蛭ヶ岳南陵はエスケープがありません。
何かあっても逃げれませんので、天候の確認と装備はシッカリとして臨みたいですよね!
途中でイガイガ地帯になったので、今回は西の方に進み巻いてみました。
イガイガ地帯を正面突破すると、そこが蛭ヶ岳の山頂になります。
今回、西の方に巻いたので、蛭ヶ岳山頂から少しずれたこちらに出た感じです。
雨も降りだし風も強いので、蛭ヶ岳山荘の軒下でお茶タイムにいたしました!
しかも、蛭ヶ岳の山頂の写真を撮り忘れてしまった誰かさんですf^_^;
丹沢主稜縦走の山行写真(丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停)
そんな感じで蛭ヶ岳南陵の踏破に成功し、丹沢主稜縦走路から丹沢山・塔ノ岳を目指したいと思います!
天候が目まぐるしく変っていきます。
さっきまでのガスガスの世界が嘘のように晴れてきました!
山の天気は本当に変わりやすいものですよね~
山の天気は、女心と一緒かも知れませんよね!
薄っすらでございますが、私が愛してやまない富士山が見えてきました!
手前に見える尖がったピークは、「同角ノ頭」かと思われます!
丹沢山が近づいてきました!
下って登る嫌なポイントなのですが、それでもこの界隈の雰囲気が好きな誰かさんでございます♡
いや~丹沢主脈縦走は、天気が良いと好展望に恵まれます!!
アップダウンをこなし、よ~やく丹沢山でございます!
も~いい時間なので、登山者は全然いませんでした。
丹沢山の山頂は、なんだか水墨画のような世界になってきました。
丹沢山から塔ノ岳を目指して進むと、富士山の景色が素晴らしく、見とれ脚も止まってしまいます。
いや~なんだか大好きな景色になってきました!!
丹沢主脈縦走路は、富士山の大展望を見る事が出来るので、大好きな縦走路でございます!!
そりゃ~脚も止まってしまいますよね。
季節によって、色々な表情を見せてくれる丹沢主脈縦走路でございます!
不動ノ峰と臼ヶ岳方面が夕日に染まってきました。
凄いガンを飛ばしている鹿がいました。
そ~言えば最近は、丹沢でもシカを見る機会が減ったような・・・。
少しはシカの数は減っているのでしょうかね!?
言葉を失ってしまうほ綺麗な夕日になりました(´∀`*)
富士山と日没のコラボは極上の輝きですよね~♡
いや~丹沢から見る富士山の夕焼けの景色も絵になります!
大山と丹沢表尾根の夕焼けの景色になります。
神奈川にあるとは思えない雄大さがある山並みの景色ですよね~
「PC画面を観ている良い子のみんな~ジャンケンで勝負だよ~♫」と、叫んでいたかどうかはご想像にお任せ致します(笑)
そんな感じで富士山と塔ノ岳山頂のコラボでした!
塔ノ岳の山頂から見る、燃えるような夕焼けの富士山でございます(´∀`*)
銭湯の壁に描いて欲しい感じでした(?)
真っ暗になってしまいましたが、塔ノ岳から大倉尾根をナイトハイクし、無事に下山致しました!
いや~寒いし真っ暗だしで中々痺れる感じでしたが、楽しいナイトハイクでした!
久しくナイトハイクもしていないので、ボチボチ出没したいですね~(´∀`*)
むしろ、ナイトハイク中に微妙な出来事が昔あったので、そちらもどこかで記事にしたいと思います。
そんな感じで蛭ヶ岳南陵の踏破記念に一杯やってみました!
丹沢主稜縦走も、好展望に恵まれ、記憶に残る1日になりました!
まとめ
今回、初めて蛭ヶ岳南稜(南尾根)を登ってみての感想は「凄い急登だった!」に尽きる感じです。
今回の蛭ヶ岳南稜は、丹沢の中でも屈指な急登であると私は思っているのですが、歩く距離は短いので、そこが救いだと思います!
尾根に乗ってしまえば、基本一本道の登りですので、迷うような事はないかな~と思います。
しかし、蛭ヶ岳の南尾根周辺は「クマの冬眠地」と言われておりますので、これからの季節はクマとの遭遇に要注意かも知れません!
丹沢山塊の中でも、かなり静かな山域ですので、モリモリな登山者の数に疲れてしまっているMな登山愛好家にとっては、蛭ヶ岳南陵歩きは魅力的なルートかな~と思います!
足場が悪く、滑落すると痛そうな箇所もあるので全ての方にお勧めできるルートではないですが、少し違った山登りをしたい方には歩いて欲しいな~と思うルートでございます!
最近、蛭ヶ岳南稜を歩いていないので、ボチボチどこかで出没したいと思います!
書策新道から蛭ヶ岳南稜、臼ヶ岳南尾根、鍋割山、大倉へ縦走した時の記録になります!
ツツジが綺麗な時期で、とても癒された登山の時間になりました!
蛭ヶ岳南尾根から丹沢山へ行き、そちらでダイヤモンド富士を見てきました!
塔ノ岳から夜景も鑑賞したりと、とても癒しの一日になりました!!