アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

天神尾根から丹沢主脈縦走!竜神の泉・新茅山荘・作治小屋料金の詳細!(前編)

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天神尾根から丹沢主脈縦走景色

 

 

天神尾根から丹沢主脈縦走と山納について

も~年が明け、新年突入中ですが、年末に山納として縦走した丹沢主脈縦走について書いてみたいと思います!

 

今回は久しぶりに「天神尾根」を使って、塔ノ岳・丹沢山方面に縦走登山しました。

 

天神尾根は、塔ノ岳・丹沢山登山のメジャールートである「大倉尾根」と途中で合流するのですが、長い林道歩きがあるため、利用される方が少ない登山コースになっております。

 

天神尾根をいつ使ったか記憶が残っていないのですが、山納の舞台としては文句ないと感じ登ってみることにいたしました。

 

また、丹沢主脈縦走路は、大倉登山口から塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳・黍殻山・焼山を南北に縦走するコースになるのですが、本来なら1泊2日のコースになるそうです。

 

特に日没が早いこの時期は、途中の山小屋で1泊して丹沢主脈縦走を楽しんだ方が安全かと思います。

 

そして今回利用した天神尾根の登山口に至る間に、味のある山小屋が数軒ありますので、そちらについても触れていきたいと思います!

 

また、今回も地味に長いので、前・後編の2部作で書いてみたいと思います!

 

丹沢主脈縦走も、何だかんだで長距離走ですからね~

 

久しぶりに主脈を歩きましたが、やっぱりタフなルートでございます・・・。

 

 

天神尾根・丹沢主脈縦走の動画

上記写真を押すと、今回歩いた戸沢入口バス停~竜神の泉~新茅山荘~作治小屋~天神尾根~塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳~宮ヶ瀬周辺の動画を観る事が出来ます!

 

非常に長い距離になりますが、動画は数分間と短いです。

 

今回歩いた天神尾根や丹沢主脈縦走の雰囲気が、動画から伝われば幸いです。

 

竜神の泉(水場)の様子も撮ってますので、登山のご参考になれば幸いです!

 

天神尾根から丹沢主脈縦走の日程・天候・メンバー

登山日程:12月30(日) [日帰り]

天  候:快晴

メンバー:単独

 

凍結箇所は殆どありませんんでしたが、ぼちぼち丹沢山塊も軽アイゼンが必要な時期に突中です。

 

天候によっては、雪が積もってもおかしくない時期になります。

 

朝晩はかなり冷え込みますので、防寒対策も必須です!

 

天神尾根に辿り着くまでも寒く、丹沢主脈縦走中も風が冷たくてつらかったです。

 

コース・標高差・コースタイム(戸沢バス停~竜神の泉~新茅山荘~作治小屋~天神尾根)

コース・標高差(戸沢バス停~竜神の泉~新茅山荘~作治小屋~天神尾根)

戸沢バス停~竜神の泉~新茅山荘~作治小屋~天神尾根~塔ノ岳~丹沢山(丹沢主脈縦走路)への登山ルート

前編で歩いた戸沢バス停~竜神の泉~新茅山荘~作治小屋~天神尾根~塔ノ岳~丹沢山(丹沢主脈縦走路)への登山ルートと標高差になります!

 

ひょこうさの地図の通り、戸沢バス停から、天神尾根登山口までの林道歩きが白目泡吹きの刑となり、意識と気力を削り取っていきます。

 

非常に急登で道もあまり良くないので、転倒や滑落に注意してください!

 

そして、今回歩いた天神尾根・丹沢主稜縦走の丹沢山までのコースタイムがこちらになります!

 

戸川バス停 6:08 → 6:53 竜神の泉 → 7:18 新茅山荘 → 7:23モミソ岩(懸垂岩) → 7:29 作治小屋 → 7:33 戸沢山荘 → 7:39 天神尾根入口(旧書策新道入口) → 8:34 天神尾根分岐 → 8:49 花立山荘 → 9:00 金冷シ → 9:13 塔ノ岳 9:25 → 9:49 日高 → 9:58 竜ヶ馬場休憩所 → 10:02 竜ヶ馬場 → 10:14 丹沢山

 

丹沢主脈縦走をするなら、天神尾根を使わず素直に大倉尾根スタートの方が、距離も短く時間の短縮になると思います。

 

 

戸川公園・天神尾根登山口までの様子

戸沢バス停

 真っ暗ですが、今日は戸沢バス停から天神尾根~丹沢主脈縦走で山納したいと思います!

も~年末ですが、今年も寂しい一年でした。

私の魅力がなかなか上手く山ガールたちに伝わっていないんでしょうね~

何がいけないのか?

え?存在!?

生ゴミみたいに来年も女性から見られちゃうんでしょうね~(涙)

 

 

東の空が明るく

天神尾根登山口を目指して歩いていると、東の空が明るくなってきました。

空気が締まっているこの時間帯が大好きです。

傍らに大きなカラスがいました。

やっぱり、生ごみみたいな存在なんだろうな~と改めて感じた時間でした。

 

 

戸川公園の駐車場

こちらが戸川公園の駐車場になります。

竜神の泉・新茅山荘・作治小屋に宿泊する場合、駐車場があるのでこちらを使う必要はないかと思いますが、念のため写真に撮っておきました。

三ノ塔への登山を絡めて表尾根を縦走する場合、こちらの戸川公園の駐車場を使った方が便利だと思います。

 

 

秦野戸川公園

 駐車場のすぐ近くにある「秦野戸川公園」の石碑になります。

後ろに見えているのが、大倉バス停に至る大吊橋になります。

裸でダッシュしたら、一発で刑務所に入れそうな予感がします(?)

 

 

秦野戸川公園公衆トイレ

 秦野戸川公園駐車場の近くにある公衆トイレになります。

綺麗なトイレなのでお勧めです!

しかし、電灯がつかないので、夜間はヘッドランプが必須です。

 

竜神の泉(水場)について

竜神の泉

戸川公園から天神尾根を目指し林道を歩いてくと、名水竜神の泉が見えてきます。

竜神の泉は、「秦野名水」に選出されている名水になりまして、多くの方が汲みに来ております。

 

 

竜神の泉は「煮沸して飲んでください」と記載

文字が飛んでしまってますが、竜神の泉は「煮沸して飲んでください」と記載されております。

 

丹沢について詳しい方の話ですと、竜神の泉についても「大腸菌」が検出されることがあるそうで、生水で使うのは止めた方が良いとアドバイスを受けたことがあります。

 

その話を聞いてから、竜神の泉を煮沸しないで飲むことをやめたのですが、お腹が弱い方は気を付けた方が良いと思います。

 

丹沢もシカが増えすぎてしまい、その糞の影響でだいぶ大腸菌の勢力が増しているそうです。

 

竜神の泉の水を煮沸した状態で飲む分には問題ありませんので、珈琲や紅茶などでの利用をお勧めいたします!

 

竜神の泉は、無料で水をくむことができるのですが、「料金箱」が設置されてますので、お気持ち程度入れておくのが大人の流儀かも知れません。

 

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登山の水分補給で竜神の泉を利用している方も多いと思いますが、残念ながら大腸菌が検出される年があったりします。

煮沸の重要性と、アウトドア用小型浄水器の活用について書いてますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい!

 

新茅山荘駐車場・宿泊・営業日・駐車場について

新茅山荘

竜神の泉から舗装されていないダート道を天神尾根方面に歩いていくと、左手に新茅山荘が見えてきます。

 

新茅山荘前の前に無料の駐車場がありまして、20台前後は駐車可能になります。

 

駐車場が満車の場合、さらに先に進むと作治小屋・戸沢山荘周辺に停めることも可能です。

 

新茅山荘から烏尾山へ直接登れるルートもありますので、丹沢表尾根を歩くときに重宝すると思います!

 

また、新茅山荘は、宿泊は出来ない山小屋になってまして、飲み物などの販売を週末に行っているだけになります。

 

営業日につきましても、週末になっているのですが、やっていない時もありますので、不適営業の山小屋であると思った方が良いです。

 

作治小屋の駐車場・宿泊料(テント泊料金)・水場・トイレについて

作治小屋

新茅山荘から10分ほど上流へ進むと作治小屋が見えてきます。

 

作治小屋の駐車場は、正面左手にありまして、1回1台500円になっております。

 

新茅山荘の駐車場は無料ですので、混雑に応じて使い分けた方が良いかもしれません。

 

作治小屋の水場につきましては、正面右手に炊事場ありまして給水できます。

 

作治小屋の料金表

作治小屋の料金表になります。

 

ジュースやカップ麺等が売られていて、お値段もリーズナブルですよね!

 

作治小屋の宿泊料金ですが、素泊まりのみになってまして、大人が2,500円になっております。

 

今までしなかったのですが、作治小屋のテント料金は500円になっております。

 

丹沢でテント泊が出来るのは「旧丹沢高原山の家」だけだと思っていたのですが、作治小屋も可能みたいですね。

 

作治小屋でテント泊

作治小屋でテント泊したのかどうかわかりませんが、確かに河原にテント泊されている方がいました。

 

トイレもありますし、作治小屋州へ円は雰囲気が良いですよね!

 

作治小屋も、新茅山荘と同様に、基本、週末のみ営業となっております。

 

戸沢休憩所

作治小屋からさらに天神尾根方面に進むと戸沢休憩所が見えてきます。

 

登山シーズンになると、ここに臨時の派出所が開所します。

 

また、この近くに戸沢山荘もありますので、そちらでも宿泊が可能です。

 

天神尾根から塔ノ岳・丹沢主脈縦走の登山道(コース)について

天神尾根登山口

そんな感じで竜神の泉・新茅山荘・作治小屋を経て、天神尾根登山口になります。

さ~急登の時間の始まりですね~

 

 

書策新道入口

正面に見える階段が「書策新道」の入口になります。

何年か前に書策新道を歩いてますので、どこかの機会に記事にしたいと思います!

 

 

天神尾根の看板

神々しい感じに天神尾根の看板がありました。

とりあえず、塔ノ岳を目指したいと思います!

 

 

登山道の斜度

写真ではうまく伝わらない登山道の斜度でございます。

私もこれくらいの斜度なのですが、なかなか使う機会がございません(?)

え~・・・何度も書きますが、天神尾根はかなり急登でございます。

 

 

丹沢表尾根

天神尾根から見る丹沢表尾根でございます。

急登の良い所は、意外と早く標高を稼げる点ですよね!

ダラダラ登るよりは良いかな~と、思う事にしました(笑)

 

 

根っこゾーン

笑っていられない根っこゾーンに突入でございます!

高く売れる根っこなら飛びつくのですが、現状は吐き気しかありません(苦笑)

今日は嫌な夢を見そうです。

 

 

天神尾根・大倉尾根の分岐

涙目になりながら天神尾根・大倉尾根の分岐に辿り着けました。

この辺で、標高1,000m越してきます。

天神尾根は、登山道が荒れているので、下りで使わない方が良いかもしれません。

 

 

花立山荘

天神尾根が終わりホッとしていると花立山荘になりました。

 

 

花立山荘料金

作治小屋の料金と比較すると・・・。

標高が違うので仕方ないですよね!

 

 

箱根・愛鷹山方面の景色

花立山荘からの箱根・愛鷹山方面の景色になります!

とても綺麗なのですが、富士山は雲の中でした。

 

 

大山方面

大山方面も綺麗でした!

あっちにも多くの山ガールが登っているんでしょうね~

 

 

伊豆方面の景色

伊豆方面の景色も良くてテンションが上がってきました!!

伊豆の山にも久しく登ってないので、機会作って出没したいですね。

 

 

塔ノ岳

丹沢主脈縦走の1つめのピークである塔ノ岳でございます!

奥の方に丹沢山・蛭ヶ岳も見えてました。

 

 

塔ノ岳に到着

天神尾根のダメージを引きずりながら塔ノ岳に到着です!

時間が早かったので登山者も少なく静かな感じでした。

 

 

尊仏山荘

塔ノ岳と言ったら尊仏山荘ですよね!

長距離縦走に慣れていない方は、丹沢主脈縦走の補給地として使うのもアリかと思います!

 

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 塔ノ岳登山・尊仏山荘について詳細に書いた記事になります!

宿泊料金や、大倉尾根の山小屋について書いてますので、丹沢主脈縦走の参考になれば幸いです!

 

 

丹沢表尾根縦走

塔ノ岳から見る丹沢表尾根になります。

丹沢主脈縦走から丹沢表尾根縦走に切り替えちゃおうかしら!?と、悪魔の誘惑があった時間帯でした(笑)

 

 

筑波山

薄っすらですが、筑波山も見えました!

いや~冬は空気が澄んでいて景色がとても良いですね!

実は、筑波山は未踏なので、どこかで行きたいのですが、還暦の祝いに登ろうかと考えております。

20年後の話になりますが、私は生きてますかね!?

日本はどんな国になっているか興味が尽きません。

 

 

南アルプスの景色

南アルプスの景色も素晴らしく、北岳・間ノ岳・甲斐駒ヶ岳等を一望出来ました!

 

 

檜洞丸・同角ノ頭

丹沢の檜洞丸・同角ノ頭など主要な山もばっちり見えました!

丹沢主脈縦走の期待値が高まってしまいます!

 

 

雪化粧した富士山

大好きな富士山も徐々に見えるようになってきました!

いや~雪化粧した富士山はやっぱり良いですよね!

 

 

丹沢山塊富士山

丹沢山塊を従えている富士山の姿が絵になりますよね!

 

 

北側から見る塔ノ岳

振り返っての塔ノ岳になります。

北側から見る塔ノ岳って絵になりますよね!

 

 

丹沢山

さ~丹沢主脈縦走は続きます!

次の獲物は丹沢山でございます。

 

 

竜ヶ馬場から見る大山

竜ヶ馬場から見る大山が地味に好きな誰かさんでございます。

今日は間違いない景色でした!

 

 

丹沢主脈縦走路からの景色

それにしても丹沢主脈縦走路からの景色が素晴らしく、ついつい足が止まってしまいます。

急いでいるけど急ぐのやめた時間帯でした。

好きな子を苛めてしまう心境と似てますよね(?)

 

 

丹沢山の山頂

そんな感じで、丹沢主脈縦走の2つめのピークである丹沢山の山頂でございます!

戸沢バス停からですと、丹沢山まで遠いですね~・・・。

出発地点を間違えたと改めて感じた瞬間でした。

 

まとめ

久しぶりの挑戦である丹沢主脈縦走ですが、やはり戸沢経由で縦走となると、距離も長くなり、時間も削り取られるので難易度が高くなるな~と感じました。

 

特に天神尾根の急登で脚の筋肉に乳酸が溜まるので、ジワジワとボディーブローのように後編できいてきました。

 

素直に大倉尾根で攻めればよかったと感じてしまいました。

 

そんな感じで、天神尾根から丹沢主脈縦走は次回後編に続きます!

 

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 後編で歩いた姫次・黍殻避難小屋・太平・松茸山登山の記事になります。

今回も長い登山の1日なりました。