- 雪山登山手袋(冬山グローブ)で手の保温について
- ブラックダイヤモンドソロフィンガー雪山用手袋について
- ブラックダイヤモンドソロイスト冬山用手袋について
- 雪山防寒手袋ブラックダイヤモンドグリセードについて
- マムート雪山手袋(冬用グローブ)について
- ブラックダイヤモンド雪山登山用手袋のメリットレビュー!
- ブラックダイヤモンド雪山登山用手袋のデメリットレビュー!
- ブラックダイヤモンドグローブの操作性について
- まとめ
雪山登山手袋(冬山グローブ)で手の保温について
今年は寒くなるのが早いですよね~!
衣替えが遅々として進まず、いまだに「半袖」、「短パン」が部屋に転がっている状態でございます。
「このまま行けば2月には春到来かな!?」 と、呑気な事を考えている誰かさんなのですが、「ま~あと3ヶ月我慢すれば衣替えする必要もないな~」とほくそ笑んでいる状態です(笑)
お察しの通り、衣替えをするつもりもが全然ない感じのズボラなおじさんでございます!
色々な季節感がある衣装に囲まれている今日この頃なのですが、山登りにおいてはシッカリとした冬装備で望まないといけませんよね!
先週も「軽アイゼン」を使う場面があり、「使う事はないだろうな」と思っていた矢先の出来事で、「持ってきて本当に良かった!」と、安堵したのが記憶に新しいです。
足元の冬装備も大事ですが、それと同じくらいに重要なのが手の保温ですよね!
雪山で寒くて指が思うように動かなくなってしまうと、ストックやピッケルを上手く握れなかったり、岩場や鎖場・梯子等のコースにも対応できなくなってしまいますしね。
そんな感じで今日は、普段使っている雪山用の手袋(冬用グローブ)についてレビューを絡めて取り上げてみたいと思います!
登山用の手袋(グローブ)と言っても、色々な種類がありますが、季節やコースの状況によって使い分けないといけないので、結構面倒臭いアイテムだよな~と思っております。
普段からバイク(125cc)に乗っているもので、寒い冬でも使えるように考えながら手袋を揃えていったら、いつの間にかこんなに増えてしまいました(>_<)
全ての手袋から「異臭」がするのは「なんざんしょ?」と思っている感じなのですが、こちらの手袋を全て取り上げて記事にすると長くなってしまうので、厳冬期の森林限界より上(標高2,500m前後)を登る時に使っている、一番暖かい手袋にスポットを当てたいと思います!
現在持っている雪山登山用のグローブで一番暖かいものがこちらになります!
ブラックダイヤモンドソロフィンガー雪山用手袋について
名前がブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガー になりまして冬用登山手袋になります!
気になる手袋の重さが261g(Mサイズの場合)になっておりまして、一番重要な対応温度域は-29度の耐寒仕様になります!
耐寒-29度は、インパクト抜群ですよね~!
両手で300gより軽いグローブを探していたので調度良い感じでした!
そして、ブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガーを購入するにあたり非常に迷ったモデルがこちらになります!
ブラックダイヤモンドソロイスト冬山用手袋について
名前がブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストになりまして、Mサイズの重量が235gになっております。
ソロイストフィンガーと比べると26gほど軽く、対応温度域も-29度と耐寒も同じですので迷いに迷いました・・・。
何故、ソロイストを選ばなかったと申しますと、5本指ですと熱が逃げやすく、寒い所で使う手袋ですので、「暖かさ」にこだわってブラックダイヤモンドのソロイストフィンガーに致しました。
5本指の手袋の方が、「操作性」が抜群に良いので、何を重視しするかによって選んだ方が良いかと思います。
ソロイストフィンガーは、写真の通り3本指の防寒手袋(グローブ)になります。
候補に挙がりながらも選ばなかったのが、ブラックダイヤモンド(Black Diamond) グリセードがこちらになります!
雪山防寒手袋ブラックダイヤモンドグリセードについて
ブラックダイヤモンドグリセードMサイズの重さが175gと軽く、対応温度域は-17度ですので、標高2,000m前後の雪山登りには十分過ぎるくらいのスペックになると思います。
当初、こちらでも良いかな~と思ったのですが、同じような対応温度の物をいくつも持っていてもアレかな~と思い、今回は選びませんでした。
ただし、普段の雪山ハイク等には重宝するスペックだと思いますので、使用頻度は高い手袋だと思っております。
今ある雪山用の手袋が1つ壊れたら、こちらを買おうかと考えております!
そして、ブラックダイヤモンドのグローブばかりだとアレかな~と思い探した結果、マムートの雪山グローブも良かったので、簡単なご紹介だけしておきます!
マムート雪山手袋(冬用グローブ)について
名前がマムート(MAMMUT) Expert Tourglove になりまして、手袋の重さがMサイズで240g、スペック的にはブラックダイヤモンド グリセードと同じか少し上かと思われます。
マムートの手袋もカッコ良いですよね~!
マムート信者(ファン)が多いのも頷けるフォルムでございますし、横浜の山下公園の近くにある直営店で試した限りでは、手触りがよく、非常に暖かい手袋だったと記憶しております。
そんな感じでブラックダイヤモンドソロイストフィンガー 使ってみての感想をメリット・デメリットでレビューを書いてみたいと思います!
ブラックダイヤモンド雪山登山用手袋のメリットレビュー!
かなり暖かいです!
手袋の対応温度域が-29度なのは、伊達ではないな~と思ってしまう保温力でございます。
バイク通勤の時にも防寒手袋としてブラックダイヤモンドソロイストフィンガー使っているのですが、今まで使ってきた手袋の中で一番暖かいです!
5本指の手袋と比べ、中指・薬指・小指が一体になって収まるので(ミトンのようなイメージ)、冷え方が違うように感じます。
-10度前後で雪山歩きしていると暑い位です。
手首の閉まり具合が絶妙です!
グローブの構造上、どうしても手首から冷気や雪などが入りやすいモデルが多いですよ。
こちらは手首部分が長い設計になっており、ドローコードで上手く調整できますので、保温力が低下いたしません!
手首の動きに邪魔にならない長さですので、動きやすいと思います!
登山用雪山手袋としての耐久性も問題ありません!
も~4年ほどブラックダイヤモンドグローブーを使ってますが、いまだに現役でございます!
バイク通勤してますので、12月~4月ぐらいまでは毎日こちらのソロイストフィンガーの手袋しているのですが、それでも痛みは出ておりません。
丁寧に使えば10年くらいはもつのではないかと思われます!
ブラックダイヤモンド雪山登山用手袋のデメリットレビュー!
防水性はイマイチ!
思ったほど手袋の防水性はありません。
また、ソロイストフィンガーは、湿気や汗がこもりやすいと感じております。
必要以上に雪や氷に触らない事をお勧めいたします!
操作性もイマイチ!
5本指のソロイストと比べるとかなり操作性は悪いです。
しかし、操作性よりも「手袋の保温力・耐寒力」で選んでおりますので、前述したとおり何に重きを置くかによるかと思います。
ソロイストフィンガーは、握る・開くは5本指の手袋と変わりませんし、親指・人差し指は問題なく使えますので、ストック、アイゼンの操作には影響しません。
しかし、アイゼンの装着や細かな作業は出来ないと思ったほうが良いです。
雪山の基本として、手袋しながらアイゼンの装着が出来なければならないと言われておりますが、この雪山グローブを着けたままでは難しいと思います。
対応温度域-29度を鵜呑みにしてはいけません!
メリットで記載の通り、ソロイストフィンガーは、非常に暖かい雪山手袋なのですが、それでも-29度の環境では寒いと思います。
-15度前後までが、指先が冷たくならない限界かな~と思ってます。
厳冬期のバイクの運転の場合、1時間弱で指先が冷たく痛くなります。
私の場合、操作性が更に悪くなりますが、一回り大きなサイズのソロイストフィンガーを購入し、インナー手袋をして2重にしております。
少しがさ張ります!
手袋の重さは許容範囲ですが、どうしてもがさ張ってしまい荷物になります。
シェルのポケットに手袋を入れる事はできないと思った方が良いです。
積雪期のテント泊の場合、防寒対策で荷物が増えてしまいますが、それにプラスしてこちらの手袋も加わると、ザックの容量によっては厳しいかも知れません。
手袋が入らない場合は、カラビナ使ってグローブをザックに括り付けている事が多いです。
ブラックダイヤモンドグローブの操作性について
「アオヒゲさん(私)!おはよう~!今日も朝から口の周りがフサフサだね♡」
「褒めてくれて有難う!そ~ゆ~フィンガー君も今日も暑っ苦しフォルムで可愛いね♡」
「有難う!今日も一日頑張って♡今晩は、フィンガーハットな夜にしようね♡♡♡」
てな感じの腹話術プレイもできる優れものです(笑)
なんだか分かり難い感じですが、ブラックダイヤモンドソロイストフィンガーのゴツゴツな見た目から考えると、思ったほど操作性は悪くありません。
しかしながら、上述してますとおり、細かな作業はできません!
また、3本指が収まるところに「鼻水を拭けるあて布」みたいな柔らかい部分がありまして、地味に便利です。
鼻水もいけますし、勿論、拭ける面積が狭いですが汗も拭うことができます。
手袋外してティッシュで鼻水を拭くのは非常に面倒ですが、手袋を使ってそのまま拭けるので、便利でございます。
勿論、下山したらシッカリ拭き取って乾燥させないとガビガビになるので注意してください!
まとめ
中々存在感がある雪山用手袋(グローブ)になりますが、低山と言えどもこの時期になると大変寒くなりますので、防寒対策が必須ですよね!
風が1m/s強く吹くだけで、耐寒温度が1度下がると言われておりますので、油断なりませんよね!
今回ご紹介したブラックダイヤモンド(Black Diamond) ソロイストフィンガーなら、日本の殆どの雪山で保温力を発揮し、凍傷から身を守ってくれると思われます!
値が少し張るグローブですが、雪山登山に限らず、バイクの運転や、スキー・スノボー等のウインタースポーツにも使えますので、汎用性は高いと思います!
少し標高の高い雪山に挑戦してみたい!寒い急斜面で「白目・泡吹きをしてみたい!」と考えている登山者にお勧めなグローブでございます!
森林限界より下の場合は、安くて丈夫な雪山グローブを使い、チョッと頑張りますか!てな時にこちらのグローブを使い分けるのが良いかと思います。
1つのグローブで全ての季節(状況)をクリアーするのは難しいですからね~
1つ持っていると頼もしい雪山登山用のグローブですので、気になる方はチェックしてみて下さい!
コスパ最強の防寒手袋がこちらのテムレスになります!最近は、こればっかり使ってます!
雪山登山用に開発された防寒テムレスの新色である黒色のモデルについて書いた記事になります!
旧モデル(青色)よりも機能性が向上し、雪山登山におすすめできる防寒手袋です!