- 水晶山・古礼山・燕山登山について
- 水晶山・古礼山・燕山登山の動画と天候・メンバー・アクセスについて
- 雁坂小屋テント泊装備
- コースタイム・ルート標高差(雁坂峠~水晶山~古礼山~燕山~雁峠~道の駅みとみ)
- 雁坂小屋からの夜明けと景色
- 水晶山登山とルートの様子
- 古礼山登山と富士山の景色について
- 燕山への登山の様子
- 雁峠から道の駅みとみへのルートの様子と水場について
- まとめ
水晶山・古礼山・燕山登山について
前回に引き続き、雁坂小屋でテント泊し、奥秩父の中でもお気に入りな山である水晶山・古礼山を縦走し雁峠で下山した登山の記録になります!
今回は、仮雁坂小屋でテント泊をしたのですが、この時期にしては寒い夜となり、夜中に起きると(3:00頃)テント内の温度が-7度でビックリしました。
テント内のあらゆるものが凍結していて神秘的な世界になっておりました(笑)
心臓の毛がフサフサで本当に良かったと実感できたテント泊の時間になりました!
測った訳ではないのでアレですが、テントの外は-10度前後の寒さだったのではないかな~と思われます。
これから雁坂小屋周辺は、益々寒くなりますので、テント泊する場合は、防寒対策が必須ですよね!
寒いと本当に寝られませんしね~・・・。
今回のテント泊で、前から試して見たかった事を実行に移してみましたので、そちらについてはまた今度記事にしたいと思います!
そんな感じで今回の後編は、仮雁坂小屋でテント泊し、雁坂峠から水晶山・古礼山・燕山への登山になります!
こんなテント泊縦走になりました!
そして、前編の雁坂小屋テント泊の記事はこちらになります!
道の駅みとみから入山し、沓切沢橋~井戸ノ沢~雁坂峠~雁坂小屋でテント泊した記録になります!
小屋番さんの引退セレモニーに参加させてもらい、その時の様子についても書いてます。
水晶山・古礼山・燕山登山の動画と天候・メンバー・アクセスについて
上記の写真を押すと、今回歩いた雁坂峠から水晶山・古礼山・燕山の区間の動画が観られます!
良かったら雁坂小屋周辺の登山の参考にしてみてください!
動画の通り、雁坂峠や古礼山からの富士山の景色素晴らしく、おすすめのルートになります!
そして今回の水晶山・古礼山・燕山登山の日程・天候・メンバー・アクセスの詳細がこちらになります!
登った日:11月25日(土) ~11月26日(日)
天 候:11月26日 快晴も風が冷たく寒かった
メンバー:単独
アクセス:道の駅みとみの無料駐車場を利用。
道の駅みとみにトイレ・水場・自動販売機があります。
また、雁坂小屋の幕営料金は、1張り800円になります。(トイレ利用料含む)
雁坂小屋テント泊装備
約21kg(水は含まず)
水 1.5Lスタート・惣菜パン 5・チョコ、飴玉、煎餅、柿の種約 700g、生肉 1,200g・ウインナー 180g・カット野菜300g・無洗米220g・ラーメン230g・スティックコーヒー 6本・醤油、塩、胡椒、味の素 約100g
バーナー・メスティン・小型クーラーボックス・フライパン・フライ返し・コヘッル・皿(大・小)・プリムスガス缶 小1缶( 3/5消費)
テント一式 約1.5kg・寝袋 1,200g・ジュラフカバー・コンプレッションバック・エアー枕・サーマレストSサイズ・サンダル・タオル2枚・手袋(厚手・薄手)・テントシューズ・バラクラバ・着替え(長袖1枚・Tシャツ1枚・靴下2枚・ライトダウン(上)・ダウンパンツフリース(厚手)・合羽・ザックカバー・ヘッドライト・予備電池・ダブルストック・ミニテーブル・歯ブラシ・胃薬・頭痛薬・コンタクト・日焼け止め・充電池・その他諸々
こちらが今回の仮雁坂小屋でテント泊した時の持って行ったテント泊装備になります!
上述してます通り、非常に寒いので、防寒対策が必須です!
コースタイム・ルート標高差(雁坂峠~水晶山~古礼山~燕山~雁峠~道の駅みとみ)
雁坂小屋 8:36 → 9:08 水晶山 9:10 → 9:37 古礼山 9:41 → 10:15 燕山 10:17 → 10:37 雁峠 10:39 → 12:36 亀田林業所ゲート 12:37 → 12:46 新地平バス停 → 13:00 道の駅みとみ
後編で歩きました、雁坂峠~水晶山~古礼山~燕山~雁峠~道の駅みとみまでのコースタイムになります。
テント泊装備ですので、結構のんびり歩いております。
途中で昼ご飯食べたり写真撮影したりと、マッタリとした時間を過ごすことが出来ました!
そして今回のコース・標高差がこちらになります!
後編で歩いた雁坂峠~水晶山~古礼山~燕山~雁峠~道の駅みとみまでの登山ルートと標高差になります!
9km付近の鞍部に仮雁坂小屋があります。
後編は、水晶山、古礼山のアップダウンがあるものの、行程的にはキツイ感じではございません。
また、雁峠の近くに水場がありまして、給水可能でした。
雁峠からはひたすら下り道になりまして、沢沿いを歩く関係で、若干、ルートが分かり難い所があります。
ルート上にマーキングも豊富なので、見落とさないように歩いてください!
雁坂小屋からの夜明けと景色
前回の記事に載せるのを忘れてしまったイシさんとミタさん(雁坂小屋の小屋番さん)の熱々な姿をフラッシュしちゃいました!
二人の姿を見ていると、何故かジェラシーのような不思議な気持ちになってしまい、段々と濡れてきてしまいました。
どこが濡れてきたかはご想像にお任せ致します♡
非常に寒い夜でしたが、色々なアイテムを駆使して「グースカピ~♫」な感じに朝を迎える事が出来ました!
雁坂小屋からの夜明けの様子になります!
これだけ遅い起床は久しぶりなのですが、それでもまだ日が昇ってなく、なんなくご来光に間に合いました!
雁坂小屋からの景色も中々良いですよね!
奥秩父の夜明けでございます!
雁坂小屋から両神山方面が綺麗に見えました!
見事なご来光でございます!!
見事な安産でございます!!
やはり、日本人の血が騒ぐのか、ご来光の景色を見ると、ついつい拝みたくなってしまいます。
雁坂小屋も今日で最終日でございます。
なんだか「最終日」って寂しい響きですよね~
小屋締めの期間は、雁坂小屋周辺も人を寄せ付けない感じですからね~
雁坂小屋からモルゲン雁坂嶺の景色でございます!
数日前の天気予報では、今日(日曜日)は天気が悪いと言っていたんですけどね~・・・。
天気予報と私の機嫌ほど読めないものはないですよね(笑)
ご来光を堪能しテントに戻ると気温が-4度でした。
3:00頃のテント内の温度が-7度でしたので、外はもっと冷えたでしょうね~・・・。
味気ない感じですが、朝はやっぱり鮭茶漬けでございます♡
前日に少し多くご飯を炊き、器の掃除を兼ねていつもお茶漬けにしております!
見た目がチョッとアレですが、寒い時期は本当に美味しいですよね!
テント泊の山飯におすすめです!
水晶山登山とルートの様子
寒い中テントを撤収し、雁坂小屋のオーナーである五郎さんにお別れを告げ、水晶山を目指す事にしました!
皆様、本当にありがとうございました!
そんな感じで当初、雁坂峠から道の駅みとみに戻る予定だったのですが、あまりにも天気が良くて勿体無く感じ、水晶山から雁峠経由から下山することにしました。
水晶山方面のルートもかなり凍結していて歩き難いです。
軽アイゼンを忘れずにお持ちください!
倒木も多く、水晶山の山頂までチョット分かり難い所もあるので要注意です!
そんな感じで歩き肉ルートをこなすと、水晶山でございます!
樹林に囲まれ山頂からの展望はありませんが、そんな地味な感じの水晶山が大好きな私です♡
水晶山の隙間から木賊山方面が見えました!
相変わらず雪化粧してますね~・・・。
古礼山登山と富士山の景色について
そして、今回一番難儀したのが古礼山への登りでございます。
ツルツルに凍結していてアイゼンないと上がれませんね~・・・。
古礼山の山頂まで半分登った辺りで水筒を落としてしまい、ちょうど下にいた登山者の方に拾っていただき助かりました。
その節はどうもありがとうございましたm(_ _)m
古礼山山頂からの眺めでございます!
私、古礼山からの富士山の景色が大好きなんですよね~(´∀`*)
いや~古礼山へ登ってよかった~と思ってしまう富士山の風景です!
そして、左の方が水筒を拾ってくださった登山者です!
昨日、雁坂小屋で食飲研修を一緒した方でした。
人違いをしてしまい申し訳ございませんf^_^;
酔っぱらっていたみたいで、顔と名前を覚えきれませんでした・・・。
今日も富士山の景色を古礼山から見れて私は幸せ者でございます!
そんな感じでこちらが古礼山の山頂(標高2,112m)でございます!
山頂の巻き道もあるのですが、景色が良い所ですので、忘れず登ってみてください!
黒金山の後ろに南アルプスの山並みが見えております!
山頂が真っ白ですね~~
古礼山の山頂から黒金山と北奥千丈岳方面でございます!
南アルプスが津波のようにそそり立っておりました!!
風も強かったので、南アルプスの山頂はかなり寒かったんじゃないかと思われます。
古礼山周辺は、本当に雰囲気が良くて足取りが軽くなります♫
しかしながら、足元は凍結しているので、滑って危ない感じでした。
古礼山からの富士山の眺めも見納めでございますね~・・・。
また再訪したいと思います!
燕山への登山の様子
古礼山から燕山へは、こんな感じの開放的な縦走路が続きます!
人も少なく静かで最高の山歩きが出来ます!!
アッチは和名倉山ですかね!?
久しく登っていないので、未踏の「ヒルメシ尾根」を絡めて歩いてみたいですね~
今回も巻かずにしっかりと登った燕山でございます!
燕山も、水晶山以上に地味なお山ですが、標高は2,004mもありますので、結構高い部類に入るお山ですよね!
燕山からモリモリ下っていくと笠取山と雁峠が見えてきました。
笠取山に登るかどうしようか散々悩んだのですが、結局、登らず素直に下山することにしました。
また、笠取小屋でテント泊を絡めて登りたいと思います!
雁峠から道の駅みとみへのルートの様子と水場について
燕山からモリモリ下っていくと雁峠になりました。
腹も減ったのでこちらで昼飯にしようかと思ったのですが、風が強くて冷たいので、少し下ったところにある水場周辺で食べる事にしました。
雁峠から水場までは歩いて3分前後の所にあります。
それにしても黒金山・乾徳山方面が綺麗に見えてますね~!
こちらが雁峠近くに湧き出す水場でございます!
水量も豊富ですので、ここは枯れないともいます。
しかし、味の方は少し癖がある感じです。
この辺も寒いみたいで、雁峠の水場周辺には氷の彫刻がモリモリできておりました。
水も調達できたことですし、水場から少し下った所で貧乏タイム(昼飯)にしてみました!
ウフフフ♡
コスプレには弱いんですよね~・・・♡
てか、この猫娘は誰なんだ???
モリモリ沢沿いを下っていくと道の駅みとみまで渡渉ポイントが4箇所くらいあります。
こちらが川幅も広く、渡渉に難儀しました。
岩も凍っているので、ジタバタせずに水に入ってしまうほうが安全だと思います。
この沢沿いの登山道が雰囲気が良くて結構お気に入りだったりです!
少し寂しい感じですが、落葉松の紅葉も生き残っておりました!
こちらのゲートをくぐると舗装路歩きになっていきます。
ここまで来ると道の駅みとみもあと少しです!
なんだか魔法使いみたいだな~と思ってしまい1枚撮ってしまいました。
怪しい踊りで貴方のMPをモリモリ吸い取っちゃうぞ♡(?)
標高が下がるにつれて紅葉も綺麗でした!
鶏冠荘に着いたら赤矢印方面に進んで行くと道の駅みとみになります。
逆から来る場合は、こちらの看板が目印になります。
そんな感じで道の駅みとみに戻ってきました!
雁峠から遠いイメージがありますが、下りてしまうとあっという間でございます。
まとめ
今回は天気にも恵まれ、色々な方の優しさに触れることが出来て、感謝感謝の2日間でした。
雁坂小屋の小屋番さん(イシさん)の引退?勇退?CEOへの昇格?を見届けれたのも良かったです。
心に引っ掛かっていた滑落事故につきましても、お亡くなりになった方のご冥福をお祈りでき、少しだけすっきりと致しました。
また、来年も雁坂小屋に出没したいな~と考えております!
雁坂小屋は、奥秩父の中でもお勧めな山小屋ですので、テント泊の練習や奥秩父主脈縦走中にでも立ち寄っていただけたらと思います!
道の駅みとみから雁峠を使って笠取小屋でテント泊をした時の記事になります。
雁坂小屋とはまた違った魅力のある笠取小屋でございます!