- 雁峠から笠取山・笠取小屋テント泊!甲武信ヶ岳へ縦走について
- 雁峠から笠取山テント泊!甲武信ヶ岳へ縦走の日程・天候・メンバー・アクセス
- コースタイム・ルート・標高差(雁峠~笠取山~笠取小屋~水干~黒エンジュ)
- 雁峠~笠取山~笠取小屋~甲武信ヶ岳テント泊登山の動画
- 雁峠から笠取山登山の様子とルート・水場について
- 笠取小屋でテント泊(テント場)について
- 笠取小屋の水場について
- 多摩川の源流水干(みずひ)について
- 黒エンジュ・一休坂への登山について
- 笠取小屋でのテント泊の夕食について
- まとめ
雁峠から笠取山・笠取小屋テント泊!甲武信ヶ岳へ縦走について
天気も良さそうなので、テント泊装備で雁峠から奥秩父縦主脈走路路上にある、笠取小屋・笠取山・古礼山・水晶山・雁坂峠・破風山・甲武信ヶ岳へ縦走してきました!
色々とコースの案はあったのですが、久しぶりの登山だったので、今回は大展望の縦走路を歩きつつも、軽めなルートに設定した感じです。
軽めのテント泊にしたつもりが、結果、かなりキツく、「こんな計画にしなければ良かった!」と、途中で散々後悔いたしましたf^_^;
やっぱり、定期的に山登りをしてないと体力が落ちてしまいますよね~・・・。
そんな感じで地味に長いので、今回も前・後編2部作で行きたいと思います!
前編は、道の駅みとみ~雁峠~笠取小屋(テント泊)~水干~黒エンジュ~馬止~一休坂への登山になります!
こんな雁峠から笠取山・水干・黒エンジュでの1日でした!
雁峠から笠取山テント泊!甲武信ヶ岳へ縦走の日程・天候・メンバー・アクセス
登山日程:9月9日(土)~10日(日)
天 候:晴れのち曇り夜小雨
メンバー:単独
アクセス:道の駅みとみにバイクを駐輪(車も無料です。)
こちらが今回の雁峠から笠取山・笠取小屋・水干・甲武信ヶ岳を目指した登山の日程とアクセスになります。
9月上旬ですが、笠取小屋周辺は朝晩冷え込みました。
ぼちぼち防寒対策が必要な季節に突入ですね。
また、雁峠へのアクセスですが、JR塩山駅からバスが出ております。
個人的には、トイレ・水場・自動販売機のある「道の駅みとみ」までバスでアクセスし、少し戻る感じになりますが雁峠を目指したほうが登山の準備も出来ておすすめです!
< 道の駅みとみ地図 >
バイクを駐輪した道の駅みとみの場所になります!
西沢渓谷も近く、駐車場も広いので停めれないことはないと思います!
車を使って雁峠・笠取山へ登山する場合は、道の駅みとみに無料駐車場がありますので、そちらを利用して下さい。
コースタイム・ルート・標高差(雁峠~笠取山~笠取小屋~水干~黒エンジュ)
道の駅みとみ 7:38 → 7:54 新地平バス停 7:55 → 8:03 亀田林業所ゲート 8:04 → 10:00 雁峠 10:01 → 10:08 小さな分水嶺 10:09 → 10:17 笠取小屋 11:12 → 11:18 雁峠分岐 → 11:23 笠取山西 → 11:29 水干 11:38 → 11:42 水干尾根 → 11:52 シラベ尾根 11:53 → 12:02 黒エンジュ 12:08 → 14:13笠取小屋(幕営)
こちらが前編で歩きました笠取山・笠取小屋・黒エンジュへのコースタイムになります。
テント泊装備になりますので、日帰り登山の参考にはならないかなと思います。
水干~黒エンジュ~一休坂~笠取小屋までは、空身(水などの最低限の装備)で登山をしてますので、コースタイムとしては微妙な資料になりますので注意して下さい。
そしてこちらが前編でき歩きました雁峠~笠取山~笠取小屋~水干~黒エンジュへのコース・標高差になります!
前編で歩いた雁峠~笠取山~笠取小屋~水干~黒エンジュまでの登山ルートと標高差になります。
標高差のとおり、甲武信ヶ岳まで、アップダウンが続き、距離以上に悶絶する区間になります。
体力勝負な区間ですので、頑張って下さい!
雁峠~笠取山~笠取小屋~甲武信ヶ岳テント泊登山の動画
上記写真を押すと、今回登山をした雁峠~笠取山~笠取小屋~甲武信ヶ岳の1分チョットの動画が観られます!
短い動画ですが、雁峠への登山道の様子や、笠取山周辺の雰囲気が伝われば幸いです!
写真だけでは中々登山の様子は伝わり難いものがありますので、これからも短い動画を絡めながらブログに載せていきたいと思います!
雁峠から笠取山登山の様子とルート・水場について
今日は、道の駅みとみから雁峠を経由して笠取小屋へ向けて出発したいと思います!
なんだかんだで久しぶりの登山でございます。
そして、テント泊装備のザックの重さに既に白目になっております・・・。
道の駅みとみから、来た道を塩山方面に戻ると、「鶏冠荘」がありますので、雁峠へ向かう場合は、赤矢印の通り左手に進んでいきます。
暫く林道を登っていくと、こちらのゲートが見えてきます。
このゲートを越えて進むんですが、「登山者は黙認」と聞いたことがあります。
仕事の邪魔にならないように進んでください。
雁峠・笠取山目指して進んでいくと沢が見えてきます。
美しい水の流れにウットリしてしまいました!
こんな沢が庭にあったら面白いでしょうね~!
宝くじ当たらないかな~(笑)
雁峠を目指して進んでいくと、渡渉箇所が出てきます。
前日雨だったので少し沢が増水してました。
大雨の後は、渡渉が難しいかと思いますので、数日前の天気にも注意を払ってください。
雁峠へ登るにつれて川の水の透明感が凄くなり「sk2!!」と叫びたくなってしまいました(?)
この時期はトリカブトの花がモリモリで癒しをくれました!
さらに渡渉が続きます。
脚が長ければ楽なのですが、想像と現実を思い知らされた瞬間でした。
イメージでは、あの岩に届いたはずなんだけどな~(苦笑)
今日のおかずがモリモリありました。
最近、笑顔が減ってきたので、今日は盛り上がるとしますかね(笑)
雁峠に登るにつれて沢の水量が減ってくるんですが、森の雰囲気が良くなり妖精が出てきそうな感じでした。
「妖精」とか言い出す人間にロクなのがいませんが、多分、正しいことだと思います!(笑)
雁峠へ至るこの登山道が好きなんですよね~
沢のせせらぎを聞きながら、ノンビリとした時間が過ぎていきます。
雁峠近くにある水場でございます!
水量豊富で、ここの水場は当てにできます!
ただ、あまり美味しいお水ではないですね~
私みたいに癖のある感じですが、たまたま不味かったのかな!?
雁峠の水場から、くらら~♫と、叫びたくなるような解放感が出てきます!
そんな感じで雁峠でございます!
右のモッコリとしたお山が目指す笠取山になります。
ここまで来ると、今宵のお宿である笠取小屋は近いです。
振り返っての1枚です!
見えてませんが、雁峠の水場は写真正面を下ると直ぐの所(5分ほどの距離)にあります。
天気予報では「快晴」とか言ってましたが、「これを快晴と言うんだね~」と思わずにはいられない時間帯でした。
この時期の奥秩父は、午後になると雲が湧くのでしょうがないですよね~
一回覚えたのにすっかり忘れてしまったお花でございます。
ナントカブキブキだったかな???
ダメだこりゃ~ですね(*´з`)
も~覚える気もありませぬ・・・。
雁峠から明日歩く予定の燕山(つばくらやま)・甲武信ヶ岳方面です!
まさか、あんな地味なピークで山ガールとお会いするとはこの時は夢にも思わず・・・。
?
笠取小屋でテント泊(テント場)について
笠取小屋のテント場一番乗りか!?と思ったら、すでに先客がおりましたf^_^;
小屋番さんに、「一番良い場所」を教えてもらい、そこに張らせていただきました。
少し高台にあるおかげで音も届きにくく、静かな夜を過ごすことが出来ました。
個人的には、「眠らせない熱い夜」を送りたかったんですが、残念無念でございます・・・。
笠取小屋の幕営料は500円/日になります。
笠取小屋の詳細(水場・トイレ・テント場・冬季小屋)については、こちらの記事で書いてますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい!
笠取小屋の裏にテント場が広がります。
小屋の写真右横にもテント場があるので、結構広いです。
そして、平地が広くペグも刺しやすいので、テント泊初心者の練習にもってこいの小屋だと思います!
まだ寒くないかな!?と思い、愛用しているイナーシャオゾンを持ってきました。
なんざんす???て、感じですが、これでも寝袋マットになります。
非常に軽量なので、トレランの方とかにも使えるアイテムではないかな~と思ってます!
こちらでイナーシャオゾンの詳細を書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!
笠取小屋の水場について
笠取小屋から3分程度下った所にある笠取小屋の水場になります!
水量豊富で大変冷たくて美味しいお水です!!
ここは枯れませんので、当てにしても大丈夫な水場でございます!
誰もいないときに、水浴びをして爽やかさを取り戻しました!
「熱いテントの夜」に向けて、着々と準備を整えていたんですが、不発に終わり・・・(笑)
腹黒い虫が騒いでいるので、海老かつ巻を笠取小屋で食べてみました。
「海老かつ」と言うよりは「かすかす巻き」だったのは内緒ですよ♡
「衣巻き」が正解だと思います( ̄O ̄)ノ
なんだかよく分かりませんが、笠取小屋の美味しい水で淹れた珈琲が本当に美味しかったです!
そんな感じで時間もあるので、アタックザック担いで笠取小屋から唐松尾山へ行きたいと思います!
防犯対策にかなり活躍中のワイヤーキーでございます。
大丈夫だとは思いつつも、テントの中をあされたくないですからね~
多摩川の源流水干(みずひ)について
笠取山と言ったら、こちらの「水干(みずひ)」を忘れちゃいけませんよね!
こちらの水干が多摩川の源頭(源流)になります!
最近まで、「水干」を「みずほし」と呼んでいた無知な誰かさんでございます。
馬鹿って、本当に救いようがないですよね~(>_<)
水干の最初の一滴です!と、書くにはちょっと難しいモリモリ具合の一滴でした。
少し飲んでみたのですが、口から溢れてしまい、そのまま流れてしまいました。
多摩川を水源にしている都民の皆様!!
報告が遅くなりましたが、間接キスをしちゃいましたね♡
モリモリと殺気が届いた水干の時間でした・・・。
水干から始まりやがて多摩川となり、そして時間をかけて海に流れるわけですからね。
なんだかロマン溢れる場所でございます。
水干の遠くに大菩薩嶺が見えてきました!
アッチも怪しげな雲がモクモク湧いてますね~・・・。
笠取山・水干周辺には、こんな感じの地図が要所要所にございます。
水干し周辺は、かなり整備されておりますので、多摩川の源流を見るのは結構簡単ですが、ここまで登るのが大変かもです!
そして、歩こうと思っていた奥秩父主脈縦走路の巻き道が崩落の為、通行止めになっておりました(>_<)
この道で山ノ神土まで行って、唐松尾・笠取山へと歩こうと思っていたんですが、計画が総崩れになりました・・・。
ま~しょうがない・・・。となり、未踏の区間を歩く事にしました!
笠取山・水干周辺は、こんな感じの森が続き、癒しスポットでございます(´∀`*)
この辺、大好きなんですよね~♡
黒エンジュ・一休坂への登山について
そんな感じでこちらが黒エンジュでございます!
私の笑顔は「ブラックエンジェル」です(?)
そんなこと、誰も興味ないですよね(笑)
黒エンジュは、分岐になるのですが、ピークと呼べば若干ピークの様な・・・。
名前の由来が良く分からんですね~
よく分からぬまま、黒エンジュから一休坂を目指したいと思います!
黒エンジュから馬止までは、こんな感じのゆるゆる街道が続きます。
それにしても、全然登山者がいなくて、とても静かな時間でした。
黒エンジュから進んで行くと、段々大菩薩嶺が大きくなってきました!
こっちから見る大菩薩嶺も、綺麗な山容をしておりますよね~!!
最近、出没していないんで、秋の紅葉目当てに登りたいですね~
黒エンジュからモリモリ進んで行くと、馬止になりました。
トンチがきいてそうな「一休坂」を目指したいと思います!
トンチはきいてないんですが、クモの巣がモリモリでかなり微妙でした。
綺麗な森の中をひたすら歩くんですが、途中から樹林帯歩きに飽きてくると思いますf^_^;
途中から、森の妖精と会話しちゃうくらい長い長い道のりでした。(?)
そりゃ~ないよ!一休さん!!と、妄想していると、「一休坂」にたどり着けました!
アップダウンは少ないんで、無の境地で歩きたい方にお勧めしたい、巻き巻き道でした。
そんな感じで黒エンジュ周辺の散策もこの辺とし、笠取小屋に戻りたいと思います!
途中から沢の横を歩くのですが、とても涼しく雰囲気が良くて大変癒されました。
笠取小屋でのテント泊の夕食について
モリモリ登っていくと、そこは笠取小屋でした。
宿泊者は増えたかな~!?と、思ったんですが、小屋泊・テント泊者共に増えず静かなもんでした。
さ~お待ちかねの「アオヒゲクッキング」の時間ですよ~(´∀`*)
テント泊の楽しみは夕食ですからね!
「もみもみ焼肉」が驚きの「半額」で、これを見つけた時の笑顔を皆様に見せたかったです(笑)
こんなに美味しい夕食がテント泊で出来るとは、我ながら素晴らしい料理の腕前でございます!
(ただ焼いただけです)
そして、銀シャリも間違いない旨さでございます!!
テント泊のご飯には、炊きたてのご飯がとても贅沢ですよね!
鹿さんたちと一緒にテント場で夕飯を食べました。
私は馬面でご飯を食べたんで、この時間帯は「馬鹿」なコラボレーションになりました!
まとめ
なんだか分らなくなってきましたが、静かな笠取小屋でのテント泊の夜は更け、次回後編へと続きます!
久しぶりのテント泊装備の重さに悶絶した後半戦でございました・・・。
笠取山・笠取小屋から甲武信ヶ岳までは、やっぱり遠いです・・・。