- 大倉から蛭ヶ岳ピストン!と丹沢のツツジ・新緑おすすめルートについて
- 大倉から掘山の家までの登山とルートの様子
- 花立山荘・塔ノ岳登山とルート上のツツジ・新緑の様子
- 大倉から蛭ヶ岳ピストン詳細とルート・標高差・コースタイムについて
- まとめ
大倉から蛭ヶ岳ピストン!と丹沢のツツジ・新緑おすすめルートについて
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、登山自粛が続いておりましたが、先日、緊急事態宣言が解除になりましたので、久しぶりに地元の丹沢山塊へ登ってきました。
この季節になりますと、丹沢山塊は「ツツジの花」がシーズンを迎え、白色やピンク色に染まった美しい景色を楽しむことができますので、大変おすすめです!
ツツジの花と相まって、新緑の方も爽やかな感じになりまして、私には出せない清潔感のある景色も堪能することができます。
正直、登山自粛が続き、今年の丹沢のツツジ・新緑は見れないと思っていただけに、登山できて喜んでおります。
しかしながら、登山からだいぶ遠ざかっていたもので、体力、筋力は格段に落ち、「やる気!・元気!・本気!」しかない状態でした(?)
良く分からない三拍子に支えられ登山をしたのですが、久しぶりに丹沢最高峰の蛭ヶ岳へ登りたくなってしまい行って来ました!
体力的なことや、アクセスなども考慮して、今回は大倉から蛭ヶ岳ピストンをする事に致しました。
久しぶりの登山ですので、途中で体調が悪くなったら、蛭ヶ岳日帰りピストンを諦め、大倉から丹沢山ピストンに変更し、更に駄目駄目なら大倉から塔ノ岳ピストンに変更しようと心に秘めて登ってみました。
しかしながら、大倉から蛭ヶ岳ピストンは、歩く距離も25km前後と長く、アップダウンも結構強烈になりますので、結構登山レベルが高いコースになっております。
基本的に、大倉から蛭ヶ岳ピストンは、途中にあります山小屋で1泊して登るのが一般的であるといわれてます。
大倉から塔ノ岳ピストンを日帰りで歩く場合は、「やる気!・元気!・本気!」というよりは、「白目・泡吹き・打ち首」な感じの時間になってしまうと思われます(笑)
色々と大変ではある蛭ヶ岳日帰りピストンですが、久しぶりの山頂からの景色にだいぶ癒されました。
丹沢のツツジと言ったら檜洞丸周辺だよな~と個人的には思っているのですが、今回歩いた大倉から蛭ヶ岳ピストンのルート上にもミツバツヅジ・シロヤシオの木々が多く、また、新緑も非常に綺麗なコースなもので、おすすめでございます!
逆に、夏の時期になりますと、丹沢山塊は蒸し暑く登山に適してませんので、この時期が一番蛭ヶ岳ピストンのベストシーズンだと思っております。
そんな感じで今回も地味に長いので、前編は大倉から塔ノ岳山頂までにし、後編で、丹沢山、蛭ヶ岳へのピストン登山について書いてみたいと思います!
上記写真を押すと、大倉から蛭ヶ岳ピストンの登山動画を観る事が出来ます!
丹沢のツツジ・新緑も撮ってますので、良かったらご確認ください!!
大倉から掘山の家までの登山とルートの様子
久しぶりの大倉でございます!
登山ができる日を心待ちにしておりました!!
2020年5月31日まで、大倉の駐車場(戸沢公園)は休止になってましたので、登山者は少ない感じでした。
※大倉周辺の有料駐車場は、通常通り営業中でした。
新型コロナの影響もありますので、公共交通機関を使って、多くまでアクセスした方は少なかったのではないかと思っております。
さ~大倉尾根のスタートでございます!
大倉から蛭ヶ岳ピストン、成功するでしょうか!?
大倉から塔ノ岳ピストンをされる方も多いと思います!
こちらの記事で、大倉尾根上にあります山小屋やルート、トイレ等の情報を細かく書いてますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい。
観音茶屋は、当面の間お休みみたいです。
新型コロナの影響でしょうね。
写真右手に見えているのが観音茶屋にありますトイレになります。
こちらのトイレは問題なく利用可能でした。
いや~~清々しいですね~!
始発のバスが到着する前に大倉を出たのが良かったのか、登山者がまばらで「密」を避けることができました。
蛭ヶ岳目指して登っていくと、見晴茶屋にたどり着けました。
見晴茶屋は、通常通り営業しているみたいで、登山者がそれなりに休んでました。
見晴茶屋にもトイレがありまして、こちらも問題なく利用する事ができます。
見晴茶屋から堀山の家までは、結構急登なルートが続きます!
しかしながら、新緑が大変美しく、癒しの時間にもなりました。
登山者が少ないな~と感じてしまう大倉尾根でございます。
久しぶりに大倉尾根を歩いたのですが、こちらのベンチの足が短くなっていて驚いてしまいました。
私も中肉中背の短足おじさんですが、このベンチには敵いませんね~
堀山の家の手前にあります駒止茶屋も、営業してませんでした。
大倉から蛭ヶ岳ピストンを考えている方は、大倉尾根上の山小屋は当てにしない方が良いと思います。
小さいですが、堀山の家の手前で「丹沢チャンプ」とすれ違いました。
丹沢の伝説の歩荷と呼んでも過言ではない方なのですが、コロナに負けず、定期的に荷物を荷揚げされていたんでしょうね。
堀山の家の名物は「冷たいトコロテリ」になるそうです。
「トコロテリってなんだ?」と、看板に話し書けてしまいました(笑)
トコロテリを頼もうと思った堀山の家になります。
とてもファンの多い堀山の家でございます。
通常通り営業してまして、常連さん?が山小屋の中でガヤガヤしてました。
大倉から蛭ヶ岳ピストンを考えているならば、山の家とは思えないくらい料金が良心的ですので、飲み物や食べ物を購入する場合は、堀山の家が良いかも知れません。
花立山荘・塔ノ岳登山とルート上のツツジ・新緑の様子
堀山の家で少し休憩し、蛭ヶ岳目指して進みたいと思います!
大倉コースも、だいぶ木道の整備が進みましたよね。
登山道を整備して下さる関係者に感謝ですよね!
新緑に包まれたルートを進むと、花立山荘に到着いたしました。
この時期の花立山荘の名物は、やっぱりかき氷ですよね!
花立山荘から見る富士山でございます!
この時間で山頂付近に雲が湧いてました。
時間が経過するほど雲がモリモリになり、全身モザイクになってしまいました。
花立山荘から見る大倉方面になります!
だいぶ上がってきましたね~!!
こちらが花立山荘にあります公衆トイレになります。
花立山荘も営業してましたし、トイレも問題なく利用可能でした。
蛭ヶ岳ピストンですので、またこの道を歩くんだよな~と、考えていたら萎えてしまった辺りになります。
大倉尾根上は、だいぶが多くなってきました。
登山道も狭いところがありますので、新型コロナが心配ですよね。
花立山荘~塔ノ岳の間は、ツツジの花がモリモリ咲いてました!
いや~綺麗ですね~~♡
丹沢のツツジに間に合わないと思っていたので、この景色を見れて大満足でございます!
久しぶりに登った塔ノ岳は、やっぱり良い山でした!!
相変わらず「M」が大きいですよね~!!
大倉から蛭ヶ岳ピストンする輩もドMが多いと思いますが、それでも塔ノ岳には負けちゃいそうですよね!
久しく登っていないので、縦走したいですね~
塔ノ岳から見る富士山は、ヤッパリ格別ですね!
雲がなければ最高なのですが・・・。
塔ノ岳から見る、蛭ヶ岳の山頂になります!
写真左奥が丹沢最高峰の蛭ヶ岳になります。
大倉から蛭ヶ岳ピストンは、写真の通りかなり骨が折れ、白目になる行程です。
何で辛い事が分かっているのに登るんでしょうかね?(笑)
富士山の雲が晴れるかな~と思いながら待ってみたいのですが、むしろモジャモジャになってきました。
そんなツンデレな感じが愛おしいです(笑)
金時山と箱根最高峰の神山方面の景色になります。
箱根の山も久しく登っていないので、何処かのタイミングで出没したいと思います!
塔ノ岳の山頂に鎮座する尊仏山荘になります!
山小屋の中には、結構休憩している登山者が居ました。
尊仏山荘は、通常通り営業してましたし、トイレも問題なく利用できました。
尊物山荘と、今回は出没してませんが、丹沢の秘境ユーシンロッジについて詳しく書いた記事になります!
良かったら蛭ヶ岳日帰りピストンの参考にしてみてください!
大倉から蛭ヶ岳ピストン詳細とルート・標高差・コースタイムについて
登山日程:5月30日[日帰り登山]
天 候:午前中快晴
メンバー:単独
こちらが今回の大倉から蛭ヶ岳ピストンの登山の詳細になります!
今年は、シロヤシオの花の開花は(ツツジの花)は、若干早かったと思われます。
ミツバツツジの花は、例年通りの開花でした。
ルート上のミツバツツジの花は、6月上旬頃まで見頃が続くと思いますので、大倉から蛭ヶ岳ピストンをする場合は、標高に応じて開花の違いを確認できると思います。
しかしながら、この時期になりますと、朝は晴れても午後になると曇ることが多くなり、今回もその通りになりました。
大倉から蛭ヶ岳までの登山道は、富士山の景色が素晴らしいところが多いので、出来ましたら朝早く入山する事をおすすめしております!
そしてこちらが今回の大倉から蛭ヶ岳ピストンのルート、標高差の地図になります!
地図の通り、大倉バス停(戸沢公園)から入山し、塔ノ岳~丹沢山~蛭ヶ岳ピストンのコースになります!
蛭ヶ岳への登山の場合、色々なコースがあるのですが、一番楽なルートは「堂平」からの入山になると思います。
蛭ヶ岳最短ルートだと思ってますので、大倉から蛭ヶ岳ピストンよりも、敷居が低いと思いますので、良かったら登山の参考にしてみて下さい!
大倉バス停 6:04 → 6:08 大倉山の家 → 6:26 観音茶屋 → 6:38 雑事場ノ平 → 6:42 見晴茶屋 → 7:07 駒止茶屋 → 7:14 堀山 7:24 → 7:38 天神尾根分岐 → 7:55 花立山荘 7:56 → 8:22 塔ノ岳
そしてこちらが今回の大倉から蛭ヶ岳日帰りピストン登山の前半戦のコースタイムになります!
久しぶりの登山でしたが、大倉から塔ノ岳まで、3時間をきるコースタイムで歩けて安堵しております(笑)
日本のアルプス登山と同じような標高差(1,200m前後)がある大倉から塔ノ岳登山になりますので、このルートである程度歩けると自信に繋がる感じです。
大倉から蛭ヶ岳ピストンは、距離もさることながら、標高差が一番のネックになると思いますが、登山道には多くの山小屋が点在してますので、ある意味安心感があったりします。
蛭ヶ岳までの道中を考えると、大倉から塔ノ岳間は、歩くペースを落として、コースタイムを甘めに設定して計画した方が良いかと思います!
まとめ
久しぶりの登山で選んだコースが「大倉から蛭ヶ岳ピストン」 あまりの体の重さに「コース設定を間違えたな~」と、思ったものの、これから梅雨の時期を向かえますからね!
暫く登山ができなくなる事を考えると「歩き溜」しておこうと貧乏根性が炸裂した感じでした。
また、新型コロナも終息した訳ではないので、再度「登山自粛」になってしまう可能性もありますので、歩けるうちに歩こうと思ったのが本当のところになります。
正直、大倉から丹沢山ピストンくらいが体の負荷には調度良いのですが、このだらしない腹周りを見ると、そんな甘い事をいえるような状況ではありませんでした(笑)
そんな感じで大倉から蛭ヶ岳日帰りピストン登山は後編に続くのですが、丹沢山・蛭ヶ岳周辺のツツジのお花(シロヤシオ・ミツバツツジ)が咲き乱れ、とても綺麗でした。
蛭ヶ岳登山で疲弊しいた白目に彩を与えてくれた丹沢山塊のツツジの花と新緑ですが、そちらの様子につきましては、後編の方で触れたいと思います!
そんな感じで、大倉から蛭ヶ岳日帰りピストンは、次回後編に続きます!
後編で歩きました、蛭ヶ岳山荘(蛭ヶ岳山頂)へのピストン登山の記事になります!
蛭ヶ岳山荘んついて詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみてください!