- 丹沢蛭ヶ岳山荘目指して日帰りピストンについて
- 丹沢蛭ヶ岳山荘(山小屋)の料金の詳細について
- 蛭ヶ岳を目指して丹沢山までの登山の様子とルートの詳細
- 丹沢蛭ヶ岳山荘へのルートの詳細
- 蛭ヶ岳山荘から丹沢山から下山の様子
- 桧洞丸登山の詳細とルート・標高差・コースタイムについて
- まとめ
丹沢蛭ヶ岳山荘目指して日帰りピストンについて
前回に引き続きまして、丹沢の大倉から蛭ヶ岳山荘を目指してピストン登山した後編について書いてみたいと思います!
神奈川県最高峰であります蛭ヶ岳に鎮座する蛭ヶ岳山荘は、どの登山道からもアクセスが遠く、中々日帰りで登山することが難しいだけに、宿泊できる有難い宿泊施設になります。
そんな私ですが、地元の丹沢山塊の象徴的な山小屋である蛭ヶ岳山荘に宿泊をした事がありません!
何時か泊まりたいな~と思いつつ、根っからの貧乏性なもので、日帰りでピストンしたり、丹沢主脈縦走や丹沢主稜縦走で通過するだけで縁がございません、
こちらは、蛭ヶ岳山荘の小屋番さんになるのですが、宿泊はしたことがないものの、何故か仲が良い?感じでございます。
山ガールには全く相手にして貰えないのですが、オジサンには可愛がってもらえる星のもとで生まれたらたしく、本格的なオジサンには全く困ることのない人生を送っております。
何だか書いていたら悲しい気持ちになってきましたが、久しくお会いしてないのでお元気かな?と思い、蛭ヶ岳山荘を目指したのですが、名物のカレーを調理中?だったみたいで発見できずでした。
蛭ヶ岳山荘の名物は「おでん」だと思っていたのですが、いつの間にか「カレー」に変わってしまい驚いたのですが、時代の流れなんでしょうね。
そんな感じで後編は、塔ノ岳の尊仏山荘からスタートし、丹沢山、蛭ヶ岳(蛭ヶ岳山荘)へ登り、大倉へ下山になります!
こんな丹沢蛭ヶ岳周辺の1日でした!
こちらが前編で歩きました、大倉から蛭ヶ岳ピストンの塔ノ岳までの登山の記事になります!
遠くに見える蛭ヶ岳の山頂が、不気味な輝きを放っておりました。
丹沢蛭ヶ岳山荘(山小屋)の料金の詳細について
丹沢蛭ヶ岳山荘(山小屋)や、みやま山荘の詳細については、こちらの記事で詳しく書いているのですが、新型コロナウイルスの関係で、内容が一部変わっておりました。
まず、蛭ヶ岳山荘の営業の方ですが、2020年5月30日(土)~から再開しております。
山小屋の宿泊料金は、以前と変わっておりませんが、一応載せたいと思います!
- 1泊2食付8,000円(小学生以下4,000円)
- 1泊1食付7,000円(小学生以下3.500円)
- 1泊素泊り6,000円(小学生以下3,000円)
- お弁当500円(お赤飯)は宿泊者のみ注文する事が可能です!
- 休憩料金は200円(トイレ使用可)
ランチメニューとしてカレーライスを1,000円で販売してまして、こちらは予約がなくても大丈夫です!
また、今回の新型コロナウイルスの影響で利用者が減ってしまった事による販売促進を兼ねて、蛭ヶ岳山荘では、宿泊前売り券の発売をしております。
枚数限定ながら(今日現在、残り50枚強です)、2023年12月31日迄有効の前売り券になってまして、こちらには1、000円割引のクーポン券が付いてきます。
少しでも安く蛭ヶ岳山荘で宿泊したい方は、お得だと思います!
また、蛭ヶ岳では、新型コロナ対策として、当面の間は15名前後の宿泊とし、マスクの持参が求められております。
消毒液や、使い捨ての枕カバーなどで対策をしていますので、衛生面も安心かもしれません。
蛭ヶ岳を目指して丹沢山までの登山の様子とルートの詳細
左奥に見えてますのが、丹沢山塊最高峰である蛭ヶ岳になります。
小さいながらも、蛭ヶ岳山荘も見えてますね!
近いようで遠い道のりですが、とりあえず丹沢山を目指して進みたいと思います!
丹沢山へのルートは、一気に登山者が減って快適な時間になりました。
それでも定期的に登山者とすれ違いますので、山小屋で宿泊した方なんでしょうね。
トレランの型を始め、狭い登山道で登山者とすれ違う事が多かったので、登山用タオルで飛沫対策をしてみました。
本来、登山中でもマスクは必要なのですが、実際は負荷が大きくかなり大変な時間になりました。
登山でマスクは必要なのか?や、登山で使える飛沫対策グッズについて書いた記事になりますので、良かったら参考にしてみて下さい。
正面が丹沢山か?と思ってしまいますが、あれは日高ですね!
丹沢山へ向かっていると、富士山が綺麗に見える場所がありました。
新型コロナの影響で、今年は富士山の登山道の閉鎖が決まっております。
更に丹沢山へ向かい進んでいくと、シロヤシオの花が咲いてました!
来る時期が遅かったのか、お花の数が少ないですね~
シロヤシオは寂しい感じでしたが、ミツバツヅジの花はモリモリでした!
丹沢のこの景色を見たかったんです!
ツツジの季節に間に合って良かったです!!
大山日帰りピストンをしている登山者も多いんでしょうね~
この時期は暑いですが、大山にも登りたいですね。
個人的に好きな木道になります。
「分岐点」って、なんか良いですよね!
私にも、人生の分岐点がモリモリありましたね~
あの時、強引に唇を奪っていれば、きっと違った人生だったんだろうな~(?)
色々と妄想しながら、よ~やく日本百名山の1つである丹沢山に辿り付けました!
丹沢山の標高は、1,567mになります。
蛭ヶ岳よりも標高は低いです。
こちらが丹沢山の山頂付近にあります「みやま山荘」になります。
この時間は、利用者も少なく閑散としてました。
私が来ることを察して、皆さん逃げちゃったんでしょうね(笑)
丹沢蛭ヶ岳山荘へのルートの詳細
丹沢山から蛭ヶ岳山荘を目指すと直ぐこちらの景色が広がります!
羽があったら飛び立ってしまうと思います!!
「FLY MAN」としてデビューしたいですね~って、既にハエ見たいな風貌をしているんですけどね(笑)
嫌な景色が見えてきましたね~
FLYMANに変身して飛び立ってしまいたい急坂ですね~
アオヒゲハッチが、モリモリ飛び回っていたツツジのお花でした!
蛭ヶ岳のルート上は、結構ツツジの花が咲いております。
グリーンロード歩き中に何故か「ジャイアントコーン!」と叫んでしまいました(?)
蛭ヶ岳を目指して進んでいくと、不動ノ峰休憩場が見えてきました!
この反対側に水場がありまして、時々激マズな味わいですが、運が良いと美味しいお水を頂けれます!
丹沢蛭ヶ岳周辺も、本格的な春が来ましたね~って、も~初夏か!?
ウフフフ♡な、白いお花がモリモリでした!
綺麗ですよね~!
振り返っての丹沢山でございます!
丹沢山にの奥に見えているのが大山ですね!
先ほどまで悶絶していた塔ノ岳山頂でございます!
大倉から蛭ヶ岳ピストンの最難関の関所のような場所だと思います。
蛭ヶ岳日帰りピストンの最難関は、結構多かったりします(笑)
いや~蛭ヶ岳山荘が見えてますが、まだまだアルバイトが続きますね~
アルバイトの報酬として、丹沢の名物の1つであるシロヤシオがルート上でモリモリ出てきました。
いや~蛭ヶ岳山荘の直下周辺は、シロヤシオの木が多いです!
塔ノ岳~丹沢山間の登山道のシロヤシオは、も~終盤だったのですが、標高の高い蛭ヶ岳周辺は、中盤な感じでした!
この純白な姿を見たかったのです!!
蛭ヶ岳を目指して大正解でした!!
光と影がある人って、なんだかカッコイイですよね!
私もシティーボーイを目指して頑張りたいと思います!(?)
蛭ヶ岳登山で忘れてならないのが、こちらの鬼ヶ岩からの景色ですよね!
鬼の角のような形をしている岩なので「鬼ヶ岩」と名付けられたそうです。
鬼ヶ岩の向こうに目指す蛭ヶ岳山荘が見えているのですが、ここからのアップダウンが最後の拷問になります。
蛭ヶ岳山荘が目の前に見えているのに、中々足が進みませぬ・・・。
よ~~やく目的地の蛭ヶ岳山荘と蛭ヶ岳の山頂になります!
ここまで遠かった・・・。
久しぶりに固形燃料ストーブであるエスビットを使ってお湯を沸かしたいと思います!
山で食べる昼食は、本当に久しぶりでございます。
さ~山飯でラーメンを食べようと準備をしていると、パラダイスな感じの賞味期限数字が羅列されていることに気づいてしまいました。
ま~熱湯を注げば殺菌消毒になりますので大丈夫でしょう!(笑)
マスクを装着して登ったものの、途中で息苦しくなり、諦めてしまいました。
いや~登山とマスクは相性が非常に悪いです。
山で食べるカップラーメンは最高ですよね!
熟成されたお味で大満足でした(笑)
左のお山が檜洞丸で、右奥が大室山でございます。
その先に見えてるのが道志山塊最高峰の御正体山ですね!
蛭ヶ岳の山頂からは、360度の大展望でございます。
先ほど歩いていたルートも良く見えております。
アレをまた戻るのか~と思うと、萎えてしまいますね・・・。
蛭ヶ岳の眼下に見えているのがユーシン渓谷方面になります。
眼下に川が見えてますが、アソコから蛭ヶ岳へ直接登ることが可能です。
蛭ヶ岳南陵コースになるのですが、蛭ヶ岳山荘の旧歩荷道になります。
蛭ヶ岳南陵(南尾根)から丹沢主脈縦走した時の記事になります!
日帰りで蛭ヶ岳南陵を歩くのは、結構きついので、蛭ヶ岳山荘や丹沢山のみやま山荘で1泊するのがおすすめです!
蛭ヶ岳山荘から見る宮ヶ瀬湖になります!
蒸し暑いので、宮ヶ瀬湖で沐浴したい!と、思ってしまいました。
今日は日差しが強く、美白命の私にとっては辛いです・・・。
時間もあれなので、蛭ヶ岳山荘から戻りたいと思います!
雰囲気の良い道が続きます!
蛭ヶ岳山荘から丹沢山から下山の様子
蛭ヶ岳山荘から丹沢山へのルートも緑が濃いいです!
私のアオヒゲには敵いませんけどね!(?)
鬼ヶ岩の登りになります。
結構、この時間は蛭ヶ岳山荘を目指す登山者が多かったです。
私と一緒で日帰りピストンでしょうかね!?
それでも、蛭ヶ岳~丹沢山のルートは、登山者がそれほど多くないので、結構独りの時間を楽しめました!
蛭ヶ岳山荘から、よ~~やく丹沢山のみやま山荘まで戻ってきました。
時間もあるので、みやま山荘のベンチで一本入れる事にしました。
暑いのを見越してゼリーを凍らせて持ってきたのですが、消費期限を見ると・・・。
こちらも熟成されたゼリーになってまして、大変美味しゅうございました♡
ま~凍らせて殺菌してますので、これくらいなら大丈夫です!(きっと)
みやま山荘のトイレ(公衆トイレ)の様子になります。
とても綺麗で紙もモリモリでした。
有料のトイレになってまして、1回100円になります。
蛭ヶ岳山荘、みやま山荘からモリモリ下山していくと、塔ノ岳山頂で多くの登山者が私の帰りを待ってくださりました!
結構混雑していたので、早々に下山を開始しました。
午前中の快晴が嘘のようなガスガスでござんす!な感じの天候になってきました。
山の天気は本当に変わりやすいですよね~
女性の心と一緒ですよね♡(?)
時々ガスが晴れて景色を楽しませてくれます!
気まぐれな感じが、意外と私は好きだったりします。
この男性を勝手にストークしてみました。
下山中、暇だったので、ず~~~っと後ろから様子を眺めてました。
うるさいハエだな~と思っていたでしょうね(笑)
久しぶりに丹沢高原山の家に寄ってみました。
こちらの詳細は、別記事で書きたいと思います!
丹沢蛭ヶ岳から無事に下山でございます!
下山口である大倉は、登山者がモリモリで大賑わいでした。
桧洞丸登山の詳細とルート・標高差・コースタイムについて
登山日程:5月30日[日帰り登山]
天 候:午前中晴れ、午後曇り
メンバー:単独
こちらが今回の蛭ヶ岳日帰りピストン登山の詳細になります!
例年、6月上旬が蛭ヶ岳・丹沢山周辺のツツジの花の見頃になるのですが、今年は若干早い感じでした。
また、この時期になりますと、午前中は晴れるものの午後になると曇ることが多くなります。
雷雲がわく事もありますので、天候の急変に注意して下さい。
今回の登山では、山ヒルには遭いませんでしたが、活動中ですので、注意して下さい!
こちらが今回の丹沢蛭ヶ岳山荘を目指して登山をしたルート、標高差の地図になります!
標高差の地図の通り、登山口の大倉から塔ノ岳まで長く急な道のりが続きますが、一見、丹沢山・蛭ヶ岳間は、なだらかなルートのように見えますよね!?
残念ながら、丹沢最高峰のホテル?である蛭ヶ岳山荘は、そんな簡単に行く事のできないルートになってまして、丹沢山~蛭ヶ岳間は、かなりのアップダウンが待ち構えております。
特に、丹沢山から不動ノ峰までは、ガツンと下ってガッツン登るコースになってますので、初めて蛭ヶ岳山荘へ行かれる方は、この界隈で心が砕けると思います(笑)
絶望的な景色が広がるものの、登ってしまえば直ぐに快楽な時間になりますので、勇気を出して一歩進むことが重要です(?)
尊仏山荘 8:29 → 8:47 日高 → 8:59 竜ヶ馬場休憩所 → 9:19 みやま山荘 → 9:19 丹沢山 9:25 → 10:22 鬼ヶ岩 → 10:46 蛭ヶ岳山荘 → 10:46 蛭ヶ岳 11:25 → 12:16 箒杉沢ノ頭 → 12:37 丹沢山 12:46 → 13:36 塔ノ岳 13:39 → 14:44 駒止茶屋 → 15:44 大倉バス停
そしてこちらが今回の登山のコースタイムになります!
塔ノ岳にあります尊仏山荘から蛭ヶ岳山荘までのコースタイムは、約4時間~5時間程度見ておけば大丈夫だと思います。
足が早い人は、2時間掛からずに蛭ヶ岳山荘まで登れてしまうのですが、通常のコースタイムは4時間前後になります。
丹沢山から蛭ヶ岳山荘まで、距離にして約3.5kmになりますので、自分の体力や、時間を加味して、みやま山荘(丹沢山山頂付近)で1泊するのもアリだと思います。
まとめ
新型コロナの影響で、久しぶりの登山になってしまったもので、体力、筋力の衰えが激しく、かなりシンドイ1日なりました。
太るのは簡単ですが、痩せるのは本当に大変だな~と、改めて感じている今日この頃です。
翌日から筋肉痛で大変だったのですが、それでも久しぶりの登山で気持ちはすっきりしました!
自然というのは、重要な精神安定剤だな~と感じた時間にもなりました。
まだまだ新型コロナの影響が続いておりますが、感染に気をつけながら、丹沢山塊へ登山をして楽しみたいと思っております。
また、トレーニングを兼ねて、蛭ヶ岳、蛭ヶ岳山荘を目指す登山をしたいと思います!
積雪期に、蛭ヶ岳山荘を目指して日帰りで蛭ヶ岳ピストンをした時の登山の様子になります!ツツジの時期の丹沢山塊も良いですが、積雪期はまた違った魅力があったりします!
登山中、蛭ヶ岳周辺の天気が悪く、大雪で撤退した時の登山の様子になります!
久しぶりに小丸尾根(訓練尾根)を使って下山したのですが、ルートが分り難く難儀しました。