アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

積雪期丹沢三峰登山!本間ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭・瀬戸沢ノ頭(後編)

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丹沢からの富士山の景色

 

 

 

紅葉の宮ヶ瀬湖から栂立尾根を使って丹沢山登山をした経緯

前回に引き続きまして、久しぶりに丹沢山へ日帰り登山をしてきた時の様子について書いていきたいと思います!

 

今回は、積雪期の丹沢三峰山への登山になりますが、山頂としましては、本間ノ頭・無名ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭・瀬戸沢ノ頭になりまして、「頭」のオンパレードになります。

 

頭デッカチな私にとっては、丹沢三峰のアップダウンが「ウフフフ♡」な時間になりました(?)

 

登山をしていると「頭」という地名が出てきますが、「ピーク」と意味は変わりません。

 

なんとなく、「頭」の山頂は「頭頂部」と呼ぶべきだと個人的には思っているのですが、加齢とともに焼け野原な感じになりますので禿は怖いですよね。

 

登山をしていると、頭皮の環境に良くないことが多いので、リーブ21に電話して悩み無用にしちゃおっかな?と思うことも最近多くなってきたのですが、そんな頭をグリグリとした丹沢三峰の時間になりました!

 

積雪期の登山なのに、何故か「頭」にスポットライトが当たっている感じですが、丹沢登山の中でも、中々の苦行になるのが、今回歩いた丹沢三峰になるかと思います。

 

あまりの辛さに、本間ノ頭でギブアップする方もチラチラいるのですが、今回はそこから先の登山道の詳細について書いてみたいと思います!

 

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 こちらが前編で歩きました、丹沢バリエーションルートの1つである栂立尾根について書いた記事になります!

宮ヶ瀬湖周辺の紅葉も素晴らしかったものの、トラブルもあったりで、中々の苦行になりました。

 

積雪期丹沢三峰登山と丹沢山周辺の動画と登山の詳細

上記写真を押すと、今回登った積雪期の丹沢三峰登山と、丹沢山・塔ノ岳・大倉尾根の紅葉の動画を観ることができます!

 

栂立尾根の様子や、丹沢山、塔ノ岳の山頂周辺からとった丹沢の景色も動画で撮ってますので、参考にしてみて下さい!

 

動画の通り、丹沢山周辺まで雪が出てきますが、塔ノ岳山頂から大倉尾根には雪はありません。

 

丹沢三峰は、地形的に雪が多くなりやすいので、軽アイゼン等は忘れずに持参してください!

 

また、今回の丹沢山登山の詳細は、こんな感じになっております!

 

登山日程:11月30日[日帰り]

天  候:快晴(昼過ぎから風が強くなり寒くなった)

メンバー:単独

 

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丹沢三峰・丹沢山・塔ノ岳・大倉尾根のルート・標高差・コースタイム(本間ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭・瀬戸沢ノ頭・塔ノ岳)

宮ヶ瀬湖から栂立尾根のルート・標高差・コースタイム(タロベエ峰~栂立ノ頭~鐘沢ノ頭~本間ノ頭

 

栂立尾根と、丹沢三峰(本間ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭・瀬戸沢ノ頭)と塔ノ岳登山のコースと標高差の地図


こちらは、今回歩いた栂立尾根と、丹沢三峰(本間ノ頭・円山木ノ頭・太礼ノ頭・瀬戸沢ノ頭)と塔ノ岳登山のコースと標高差の地図になります!

 

本間ノ頭からもアップダウンが続き、塔ノ岳まで積雪もありますので、かなりしんどい時間になると思います。

 

また、丹沢山~塔ノ岳間の縦走路上は、雪が解けてドロドロの箇所がありますので、スパッツなどの対策をおすすめいたします!

 

 そしてこちらが積雪期の丹沢三峰の本間ノ頭~円山木ノ頭~太礼ノ頭~瀬戸沢ノ頭~丹沢山~塔ノ岳~大倉バス停までのコースタイムになります!

 

本間ノ頭 12:30 → 無名ノ頭 12:31 → 12:44 円山木ノ頭 → 13:01太礼ノ頭 → 13:12 瀬戸沢ノ頭 → 13:40 みやま山荘 13:50 → 13:50 丹沢山 13:53 → 14:11 竜ヶ馬場 14:29 → 日高 14:30 → 14:53 尊仏山荘 → 14:54 塔ノ岳 15:07 → 15:14 金冷シ → 15:19 花立山荘 15:25 → 15:38 天神尾根分岐 → 15:48 堀山の家 15:49 → 16:01 駒止茶屋 → 16:11 一本松 → 16:20 見晴茶屋 → 16:24 雑事場ノ平 → 16:33 観音茶屋 → 16:49 大倉バス停

 

積雪期の登山になりますので、無雪期よりもコースタイムが若干多く掛かっております。

 

これから積雪量が増えますと、コースタイムが読み難くなりますので、標準コースタイムの1.5~2倍程度で登山計画で設定した方が無難かと思います!

 

雪の丹沢三峰登山の様子(本間ノ頭~円山木ノ頭~太礼ノ頭)

本間ノ頭から円山木ノ頭木の階段が圧雪

本間ノ頭から円山木ノ頭を目指すとすぐに木の階段が圧雪されていて非常によく滑りました。

本間ノ頭からは寒いおやじギャグは厳禁でござます!

 

 

積雪期の丹沢三峰も雰囲気

積雪期の丹沢三峰も雰囲気が良いですよね~!

 

 

円山木ノ頭周辺も積雪が多い 本間ノ頭から地味なアップダウンをこなすと円山木ノ頭に到着しました。

いや~円山木ノ頭周辺も積雪が多いですね~・・・。

 

 

円山木ノ頭から本間ノ頭を振り返っての写真

円山木ノ頭から本間ノ頭を振り返っての写真になります。

丹沢山方面から丹沢三峰縦走すると、白目になる登りがこちらになります。

ま~丹沢三峰登山は、登りも下りも同じような白目になってしまうルートでございます。

 

 

太礼ノ頭

円山木ノ頭から更にアップダウンをこなしていくと、太礼ノ頭に到着しました!

 太礼ノ頭周辺も樹林帯のため、展望は良くありません。

てか、丹沢三峰は、どれも展望があまりよくありません。

頭なので、毛が邪魔するんでしょうかね(?)

 

瀬戸沢ノ頭から丹沢山登山の様子

瀬戸沢ノ頭

太礼ノ頭からはアップダウンが少し緩やかになってきます。

雪が深いな~と思いながら進んでいると、瀬戸沢ノ頭に到着しました。

太礼ノ頭とは違い、瀬戸沢ノ頭には山頂プレートがなく、誰かが作った物が掲げられておりました。

 

 

瀬戸沢ノ頭から丹沢山

瀬戸沢ノ頭から丹沢山まで一気に積雪が増えてきます。

瀬戸沢ノ頭周辺から雪がモリモリになるのは、毎年恒例ですよね~

やはり、丹沢山のこの辺の積雪量が増えるのは、地形の影響があるのでしょうね~

 

 

瀬戸沢ノ頭から丹沢山へ至る木道

地味に好きな瀬戸沢ノ頭から丹沢山へ至る木道でございます。

積雪期の丹沢山周辺も雰囲気が良いですよね~♡

 

 

>塩水橋から堂平を経由して蛭ヶ岳

堂平方面と丹沢山への分岐になります。

塩水橋は、台風の影響で通行止めになっているそうです。

塩水橋から堂平を経由して蛭ヶ岳を目指せば、かなり早く登ることが出来るのでおすすめです!

 

 

丹沢山からみる大山

 丹沢山からみる大山でございます!

大山もだいぶ雪が積もってますね~!!

きっと、雪を求めて登っている登山者が多いんでしょうね!

 

 

丹沢山の山頂

 よ~やく丹沢山の山頂でございます!

瀬戸沢ノ頭周辺と比べて、だいぶ雪が少なくなりました。

丹沢山の山頂は、日が良く当たるので、雪が解けちゃったんでしょうね~!

 

 

丹沢山の山頂水の量

そして気になる水の量ですが・・・。

丹沢山の山頂で300mlでございます。

いや~今日は厳しい戦いになりそうですね~・・・。

 

 

丹沢山の山頂雪だるま

「アオヒゲさん(私)!水がなくても頑張れ!!!」と、言っているようでした。

「雪だるまさん達、どうもありがとう!悪いけど解けて水になってもらえません?」と、話しかけると、顔面蒼白になってました(笑)

 

 

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 そんな感じで丹沢山の山頂にありますみやま山荘でございます!

みやま山荘を始め、丹沢山塊の主要な山小屋である、蛭ヶ岳山荘、鍋割山荘についてはこちらで書いてますので、良かったら登山の参考にしてください!

 

www.aohigetozan.com

各山小屋の料金や、トイレ、各山荘までのルートについても触れてます!

 

 

丹沢山からの塔ノ岳の景色

 丹沢山からの塔ノ岳の景色でございます!

塔ノ岳周辺も真っ白ですね~!!

 

 

丹沢山からの富士山の景色

丹沢山からの富士山の景色になります!

丹沢三峰の各ピークから富士山を見ることが出来ませんので、丹沢山へ辿り着けた者の特権でございます。

 

 

丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳

丹沢山塊最高峰の蛭ヶ岳でございます。

あの頂に行く予定だったのですが、水が・・・。

 

 

丹沢山が今回の最高峰

 丹沢山が今回の最高峰です。

蛭ヶ岳は、また今度雪がモリモリの時に登りたいと思います!

 

積雪期の丹沢山~塔ノ岳登山の様子

丹沢山から塔ノ岳

 時間もいい感じなので、丹沢山から塔ノ岳を目指したいと思います!

モザイクがやや濃いですが、富士山がチラチラタイムでした!

 

 

丹沢山から塔ノ岳のルート

丹沢山から塔ノ岳のルート上は一気に雪が少なくなります。

今までの積雪は一体何だったんでしょうかね・・・。

 

 

愛鷹山

愛鷹山も綺麗に見えてますね~!

愛鷹山も久しく登ってないので、近々行きたいものですね~

 

 

富士山が綺麗

 時間と共に富士山が綺麗に見えてきました!

塔ノ岳に着く頃には雲がなくなりそうな予感がしますね~

 

 

丹沢山から塔ノ岳竜ヶ馬場

 丹沢山から塔ノ岳へ進で行くと、大山が綺麗に見えてきます。

こちらが竜ヶ馬場でございます。

可愛いおねーちゃんが美味しそうになラーメン食べてました。

お前に食わせるラーメンはねー♡と、叫んでいるようでした(?)

 

 

右奥が目指す塔ノ岳

左が「日高」で右奥が目指す塔ノ岳でございます。

いい時間ですが、塔ノ岳から丹沢山(みやま山荘)を目指す登山者がモリモリで驚きました。

 

 

日高の登り

 日高の登りが後半戦の体に堪えます・・・。

でも、良い景色ですよね~!

積雪期の丹沢主脈縦走路は、やっぱり雰囲気が良いですよね!

 

 

 

ユーシン渓谷と、山深い丹沢の奥

ユーシン渓谷と、山深い丹沢の奥にそびえる富士山の景色が何度見ても飽きません。

やっぱり、丹沢が好きでございます。

 

 

日高

そんな感じで日高でございます。

なんだか味噌ラーメンを食べたくなってきました(?)

 

 

日高から富士山の景色

 今日は醤油にしておけ!と、言っているようでした!

 

 

登山道のぐちゃぐちゃ具合

 やっぱり、味噌にしようと思った、登山道のぐちゃぐちゃ具合でした。

これからの丹沢主脈縦走路、丹沢表尾根は登山道が荒れている所が多いので、スパッツ等があると良いかもしれません。

 

 

塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂尊仏山荘

 そんな感じで塔ノ岳山頂にあります尊仏山荘でございます!

今日も登山者で賑わっておりました。

右の写真が尊仏山荘のトイレ(公衆トイレ)になります。

隣に何が出来るんでしょうかね?

アオヒゲハイツかな?

 

 

塔ノ岳からの富士山

 塔ノ岳からの富士山でございます!

いや~間違いのない景色でございます!!

 

 

塔ノ岳登山者

塔ノ岳の山頂の様子になります。

心に闇を抱えていそうな登山者が多い感じでした。

ま~私が筆頭なんですけどね(笑)

 

 

塔ノ岳の山頂から蛭ヶ岳

 塔ノ岳の山頂から見る蛭ヶ岳でございます。

ここから見ると雪が全然見えませんね。

 

 

塔ノ岳の山頂から見る丹沢表尾根と大山

 塔ノ岳の山頂から見る丹沢表尾根と大山でございます!

水があればアッチまで行きたい気持ちがモリモリでしたが、体力的には既に限界だった誰かさんでした。

 

 

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横浜の街もやんちゃな感じですね~!

久しぶりに(?)ガールズバーに行きたくなってきました♡

 

 

江の島

江の島も綺麗に見えてますね~!

やっぱり、ガールズバーに行こう!!

 

 

塔ノ岳の山頂
塔ノ岳の山頂気温は4℃前

 塔ノ岳の山頂の気温は、15時頃で4℃前後でした。

人肌を貸してくれる山ガールを探したのですが、現実は心に闇を抱える登山者しかいませんでした。

 

 

登山者が塔ノ岳の山頂に集まって

 心に闇を抱えた登山者が塔ノ岳の山頂に集まってきました。

 いや~闇だらけですね~

私のキモイ笑顔で光を届けたい!そんな時間帯でした♡

 

大倉尾根の下山について

大倉尾根を使って下山

 いい時間なので、大倉尾根を使って下山したいと思います!

花立山荘の手前から富士山の景色が絶好調になってきます!

 

 

花立山荘

 花立山荘でございます!

心に闇を抱えているオジサンの影がモロ写ってますね。

素顔を公開できないのがアレですが、リアルはもっと闇を抱えているアオヒゲなのは内緒ですよ(?)

 

 

大倉尾根の上部

 大倉尾根の上部は相模湾方面の景色が綺麗でございます!

これならきっと恋が生まれるでしょうね~

 

 

堀山の家

 大倉尾根を下山していくと堀山の家が鎮座しております。

 

 

堀山の家販売グッズ
堀山の家フルーツ販売

 色々なアイテムが売ってますので、堀山の家でノンビリ休憩するのもアリかと思います!

 

 

大倉尾根で一緒に下山した登山者

勝手に仲間に入れてもらい、長い時間、大倉尾根で一緒に下山した登山者です。

きっと、「キモイ男だな~」と思っていたことでしょう・・・。

何も話しませんでしたが、そんなストーカープレイの時間が大好きです♡

 

 

駒止茶屋

 駒止茶屋は営業しておりました!

土嚢がモリモリですが、多分、「駒止」なだけに狙撃兵が隠れているんでしょうね。

 

 

大倉尾根の紅葉

 それにしても大倉尾根の紅葉が綺麗でございます!

 

 

大倉尾根の紅葉様子

 私のため息もこれくらい綺麗ならよいのですが・・・。

 

 

大倉尾根の紅葉暗い

 こちらも心に闇を抱えている感じでした。

大倉尾根の紅葉も色々ですね~

人生いろいろ、紅葉も色々ですね~

 

 

日没を迎える大倉尾根

日没を迎える大倉尾根でございます。

 

 

見晴茶屋

日没を迎える見晴茶屋でございます

 

 

大倉バス停

日没を過ぎ、よ~やく下山でございます。

水不足でどうなるかと思いましたが、無事に大倉バス停まで戻ってくることができました。

いや~今日は駄目駄目な1日になりました。

 

まとめ

貴重な水を流失させてしまい一事はどうなる事かと思いましたが、新雪があったことが幸いし、事なきを得ました。

 

単独登山のブランクがあるとは言え、水の管理を怠るのは、私もついに来たな~と思ってしまいました。

 

疲労や寝不足などで注意が散漫しますと、普段やらないミスをすることがありますが、今回はまさにそれに該当する感じでした。

 

年々集中力が低下し、健忘症も重篤化してきてますので、今回を教訓として、次回の登山に生かせたらな~と考えております。

 

色々ありましたが、久しぶりの丹沢登山でだいぶ癒されました♡

 

やっぱり、地元の山は良いな~と改めて感じた1日になりました!

 

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下山で使った大倉尾根と塔ノ岳登山について書いた記事になります!

丹沢登山の参考になれば幸いです!