- 登山・キャンプにおすすめスノーピークシングルチタンマグについて
- スノーピークシングルチタンマグ450の大きさ・容量・重さについて
- シングルチタンマグ300の大きさ・容量・重さと比較とフォールディングハンドについて
- スノーピークシングルチタンマグ450カップの蓋について
- スノーピークシングルマグとダブルマグの違いと直火と煮炊きについて
- スノーピークシングルチタンマグ450がおすすめの理由!
- スノーピークカップのスタッキングについて
- まとめ
登山・キャンプにおすすめスノーピークシングルチタンマグについて
登山やキャンプの時に必要なカップですが、今回はスノーピークシングルチタンマグについて掘り下げて書いてみたいと思います!
時々相談を受けるのが、「どんなカップ(コップ)を登山・キャンプで使っているのですか!?」になります。
ブログの登山時記事で、時々登場するカップの使い方を見て、お問い合わせを頂くことがあるのですが、確かに写真だけ見ると???となるのも頷けます。
例えばこちらになりますが、「カップをどんな使い方しているんだ!?」と、登山初心者の方は思うのかも知れません。
貴方は頭がおかしいのですか!?
と、暗に聞いているような時もあるのですが、ある意味正解ですし、ある意味間違いでもあります。
私は頭がおかしのではありません。
単に、酒好き、女好きの頭でっかちで気持ち悪いおじさんなだけでございます!
多分、こちらのカップの使い方も、
「キャンプファイヤーってカップを燃やす事なんですね!」
と、勘違いしてしまうことがあるのかも知れません。
確かに、キャンプファイヤーの様な感じもしますが、正しいカップの使い方ではないのは確かですよね!
上記写真のカップの使い方につきましては、後述したいと思いますが、現在、登山・キャンプで愛用しているカップがこちらになります!
私は、スノーピーク(snow peak)シングルチタンマグを愛用しているのですが、も~使い始めて10年以上経っております。
写真の通り、現在は2種類のシングルマグを使っております。
だいぶボロボロな感じですが、それだけ使い込んでいるのが分かるかと思います。
スノーピークは、日本のメーカーになりますが、作りがとてもシッカリしていて、ハードな環境で使う事が多い、登山・アウトドアの時でも信頼出来る商品を多く発売しております。
テントを始め、焚火台や調理道具等をスノーピーク製にしているユーザーが多いですよね!
スノーピークシングルマグを使うようになった経緯は、実は「たまたま」になります。
シンプルで素敵だな~と思い、訳も分からず購入したのが、たまたまスノーピークだっただけなので、特別な思い入れがある訳ではございません。
しかし、結果的には、スノーピークのシングルマグを購入して大正解だったので、10年以上前の私に対し「いい仕事しましたね!」と、伝えたい気持ちでいっぱいです♡
普段、ろくな仕事をしない誰かさんなのですが、シングルマグを選んだのは奇跡のような出来事だと思っております!
そんな感じで、スノーピークで発売されているシングルマグの中でも、おすすめの大きさ・容量であるシングルチタンマグ450の詳細に移らせていただきます!
スノーピークシングルチタンマグ450の大きさ・容量・重さについて
こちらが登山やキャンプでよく利用している大きさ・容量のカップである、スノーピークシングルチタンマグ450になります!
名前の通り、450mlの容量を入れることが出来るカップになってまして、本体の重量は70gと非常に軽量なモデルになっております。
軽量なカップであるのには訳がありまして、使われている材質が、薄く延ばしても強度があるチタニウムになります。
材質がアルミニウムの場合、薄く延ばして加工すると、どうしても強度が落ちてしまうのですが、チタニウムの場合は、強度があり、薄く延ばしても変形しにくい性質があります。
ただ、チタニウムは硬い金属になりますので、加工が難しいとも言われております。
そんな事情もあり、チタニウムよりも安価で強度もそれなりにあるアルミ製のマグカップも発売されていたりします。
チタニウムと聞くとピン♪とこない方もいるかもしれませんが、略すと「チタン」と呼ばれる代物です。
チタニウムよりもチタンの方が、聞き慣れてますよね!
また、チタニウム(チタン)は熱伝導率がアルミニウムよりも悪く、薄く延ばして加工されることが多いので、調理用の道具には向かないと言われております。
そんなチタンが使われているカップなのですが、大きさは、高さ約9cm、直径が8.6cmになります。
重さも70gで大きさ・容量も丁度良く、愛用しているのですが、もう1つ使っているシングルチタンマグがこちらになります!
シングルチタンマグ300の大きさ・容量・重さと比較とフォールディングハンドについて
シングルチタンマグ450と同じくらい登山やキャンプでよく利用している大きさ・容量のカップになるのが、スノーピークシングルチタンマグ300になります!
名前の通り、300mlの容量を入れることが出来るカップになってまして、本体の重量は50gと非常に軽量なモデルになっております。
シングルマグ450が70gになりますので、比較すると20g軽いカップになります。
こちらも使われている材質がチタン(チタニウム)になりまして、大きさが高さ8.2cm、直径が7.6cmと、シングルマグ450と比較すると、一回り小さいモデルになります。
シングルマグ300、450共に、フォールディングハンドと呼ばれる持ち手になっていて、180度回転して開閉することが出来ます。
このフォールディングハンドになっているのが、スノーピークシングルチタンマグの特徴でもあり、スタッキング(収納)する上でも大事な要素になるのですが、そちらについても後述したいと思います!
スノーピークシングルチタンマグ450カップの蓋について
スノーピークチタンシングルマグには、専用の蓋が発売されてません。
蓋があると便利なのですが、スノーピークでは売ってないので、私はEPIというメーカーのチタン製のカップの蓋を使用しております。
EPIのカップの蓋の重量は、僅か14gになりますので、登山やキャンプ道具の重さを気にされている方でも問題ない範囲かな~と思います!
スノーピークとEPIは、全く違うメーカーになりますが、何故かこちらの蓋は、スノーピークが作っているのではないかと思うくらい、シングルマグ450の蓋としてピッタリになります!
もしかすると、業界再編成の時を見越して規格を合わせているのかも知れませんが、そんなことは無いでしょうね!
そんな妄想をしてしまうほど、蓋のサイズがピッタリなことに驚いてしまったのですが、この蓋があることによって、シングルマグの活用に、大きなメリットを及ぼします!
この蓋の役割につきましても、後述したいと思います!
スノーピークシングルマグとダブルマグの違いと直火と煮炊きについて
スノーピークシングルマグには専用の蓋が発売されていないと書きましたが、実はシングルとダブルの2種類のカップが発売されております。
上記が、スノーピークチタンダブルマグになるのですが、シングルとダブルの違いは何ぞや!?と、思う方も多いと思います。
シングルとダブルの違いは、カップの構造になるのですが、ダブルマグの場合、魔法瓶と似た構造になってまして、2枚の材質によって作られております。
チタンを2重に巻き付けて、その隙間を真空にして断熱し、保温力を向上させた物が、ダブルマグになります。
言葉ですと良く分からないと思いますので、図にするとこんな感じになります!
え?この謎のVラインはなんざんす???
広島カープの回し者ですか???
そんな絵心のないアオヒゲさん(私)の事が大好きだー!!!
色々な思いが聞こえてきますが、え~あまりにも完成度が低い図に、私自身も大変驚いております(笑)
なんだか良く分からない図になってしまいましたが、こちらはダブルチタンマグになりまして、黒色の線がチタンで、赤色の部分が真空状態を表しております。
2枚のチタンで空洞(真空)を作り、その層で熱を断熱し、飲み物の温度変化を最小限にする構造(冷めにくく、温くなりにくい)をしているのがスノーピークチタンダブルマグになります。
2枚のチタンを使用してますので、どうしても重たくなってしまい、ダブルチタンマグ450の重さは、118gと、シングルマグと比較して約50gほど重たくなっております。
構造が複雑な分、お値段も少し割高になっております。
重さや値段を考慮すると、シングルチタンマグカップの300と450を2つ使った方が何かと便利かな~と個人的には思っております。
2つの重さを足しても120gですからね!
考え方は色々になりますが、ダブル素材になりますので、保温性能も高く良いのですが、欠点としてあるのが直火が出来ない点になります。
火をかけてしまうと、カップの真空状態になっている部分に不具合が発生してしまい、最悪破裂して使えなくなってしまうことがありますので、ダブルチタンマグは直接火にかけることが出来ません。
しかし、シングルチタンマグの方は、真空の層がなく、ただのチタンカップになりますので、メーカーは推奨していませんが、ガスバーナーやアルコールストーブ等で直接カップに火をかけて煮炊きの道具として使えます。
スノーピークシングルチタンマグ450がおすすめの理由!
シングルチタンマグなら、写真のようにカップを直接火にかけることが出来ますので、コッヘル(鍋)の様にお湯を沸かすことが出来ます。
この時、カップの蓋がありますと、お湯を沸かすのが早くなります。
その時の温度にもよるのですが、カップの蓋がありますと、450mlを沸かす場合、2、3分は沸騰する時間が短くなります。
この2、3分は大したことないように思えますが、寒い中で煮炊きする時にはかなり貴重な時間になります。
何故、スノーピークシングルマグ450をおすすめするかと申しますと、こちらを使うと丁度400ml前後のお湯を沸かすことが出来ます。
沸騰する時の体積を考えると、スレスレまで水を入れられないので、400ml位になってしまうのですが、それでも大きなカップ麺だと1つ作れるくらいのお湯の量になります。
小さなカップ麺なら、300ml前後のお湯で作れますので、余った100mlのお湯を使って珈琲等の飲み物を1度に作ることが出来ます。
300mlのカップですと、カップラーメンを作るには小さく、600mlのカップですと大きすぎて重いので、応用が利く450mlのスノーピークチタンシングルマグカップが日帰り登山でおすすめです!
スノーピークシングルチタンマグ450なら、カップラーメンと珈琲等を作るのに丁度良く、時間を有効的に使えます!
勿論、燃料の効率化にもなりますし、大きなコッヘルを持ってこなくて済みますので、荷物の軽量にもつながります!
また、ダブルマグと比べると、熱しやすく冷めやすいという、まさに私のような性癖な感じになるのですが、それでも冷えてしまえば再度火にかけて温めれば済むだけの事になります。
ダブルマグですと、他の入れ物を使って飲み物を加熱しなければなりませんので、その点面倒ですよね。
そんなのもあって、ダブルマグよりもシングルチタンマグの450を登山におすすめしております!
スノーピークカップのスタッキングについて
登山やキャンプの課題の一つとしてあるのが、荷物の軽量化とコンパクト収納があるかと思います!
カップは地味に大きく、収納の場所をとってしまうことがありますが、スノーピークシングルチタンマグの場合、300と450、600でスタッキング(重ねて収納)することが出来ます!
折角なので、スノーピークシングルチタンマグをスタッキングしてみたいと思います!
なぜ、ビールの缶を横に並べたのかは、私自身、良く分かっておりません(笑)
きっと、早く飲みたい!という欲求によるものなんでしょうね♡
そんな感じでシングルチタンマグの300と450を重ねて収納したいと思います!
なんだか「合体♡」しているみたいで、独りで興奮してしまいました♡
も~だいぶ色々な物が溜まっているみたいです♡
何事もなくスタッキングが完了いたしました!
2つのカップの重さも、僅か120gですので、スタッキングさせたまま、登山やキャンプに持って行けれますよね!
カップの持ち手がフォールディングハンドなので、このようにスタッキングすることが出来ます。
結構、持ち手が固定されていて、折り畳むことが出来ないカップが多いですが、スノーピークシングルチタンマグは、写真のように上手く収納できますので、登山やキャンプで重宝すると思います!
スタッキングした上で、更に空いた空間にアルコールストーブやライター等の小物を収納することも出来ます。
荷物を纏める道具として、カップを利用するのもアリだと思いますので、登山の安全面や衛生面を考えても、ザックの外に括り付けて持ち運ぶことは,、止めた方が良いかと思います!
また、チタンシングルマグ450をスタッキングする場合は、チタンシングルマグ600になるのですが、この組み合わせはおすすめしておりません。
600になりますと、かなり大きなカップとなり、重さもありますので、あまり利用価値はないかな~と思っております。
600を使うなら、普通にコッヘルを使用した方が良いと思います!
スノーピークのカップをスタッキングする場合、300・450・600の組み合わせになりますので、複数購入する場合は、覚えておくと良いかもしれません!
まとめ
スノーピークシングルチタンマグは、直火OKですので、火にかけて鍋のような使え方が出来ますので、その点が大きなメリットになります!
10年以上使っても、壊れを知らない堅牢さも、おすすめできる理由の1つになります!
また、使えば使うほどカップに味わいが生まれ、「道具を育てる」ことに憧れがある私にとっては、良い素材の1つになっております!
市販されている同じ道具でも、使っていくうちに味わい(経年劣化)が増し、唯一無二の道具になるのは、なんか良いですよね!
シリコン製や、木でできたカップなど、色々なアイテムがありますが、チタン製のシングルマグは軽くて丈夫ですので、おすすめできるカップでございます!
シングルを使うなら、是非、蓋を使って欲しいな~と思いますので、併せてチェックしてみてください!
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