- ヤマビル巣くう丹沢登山撤退記について
- 丹沢登山撤退記の日程・天候・メンバー・アクセス
- 丹沢登山のコースタイム
- ヤマビル巣くう丹沢登山撤退記の写真
- 登山中の怪我は命取りと丹沢撤退のスタート
- ヤマビルの攻撃を受けた代償について
- まとめ
ヤマビル巣くう丹沢登山撤退記について
3連休もなんだか微妙な天気予想ですね~~・・・
天気が悪いと遠くのお山に行く気にもならず、最近は地元の丹沢を歩く事が多いです・・・。
丹沢登山は、ホームグランドなだけあって、勝手知ったる感じで良いのですが、雲が厚いと絶景も見れず、やっぱり悶々としてしまいます・・・
曇り予報だったものの、体力低下に拍車がかかってきたので、山仲間のSさんと一緒に登った記録を今回書きたいと思います!
そして、今回は久しぶりにかなり大変な登山の一日になりました・・・。
題名の通り、丹沢のヤマビルがモリモリ巣くう地帯に突入し撤退してきたのですが、判断を誤っていたら明るいうちに下山できず更にひどい状況に追い込まれるところでした。
登山中の怪我は、本当に命取りになるな~と、改めて思った時間になりました。
そんな感じで、こんな丹沢での撤退登山でした。
丹沢登山撤退記の日程・天候・メンバー・アクセス
登った日:9月17日(土) [日帰り]
天 候:薄日
メンバー:私を含めて2人(もう一人は登山仲間のSさん)
移動手段:丹沢登山のアクセスは、下記の通りです!
<行き>
神奈中バス
小田急本厚木駅(北口5番乗り場) 6:55発 宮ヶ瀬行き 7:50 三叉路着 650円(IC)
<帰り>
神奈中バス
宮の平バス停 18:52発 19:45 小田急本厚木駅着 650円(IC)
丹沢登山のコースタイム
三叉路バス停 7:41 → 8:39 御殿森 8:40 → 9:34 高畑山 9:39 → 11:28 本間ノ頭 12:47 → 14:31 松小屋ノ頭 14:33 →16:49 青宇治橋 17:12 → 18:40 宮の平バス停
今回は、本間ノ頭の先で相方が脚が攣ってしまい、歩くのが非常に遅くなってしまいました。
登山のコースタイムとしては当てになりませんので、注意してください。
逆に言いますと、丹沢の山中で怪我をすると、下山するのに大分コースタイムが掛かる事が良く分かった1日になりました。
ヤマビル巣くう丹沢登山撤退記の写真
さ~今日は丹沢経由で神奈川県の最高峰である「蛭ヶ岳(ひるがだけ)へ登りたいと思います!
三叉路バス停から少しヤビツ峠方面に進むとこちらの登山口があります!
このコース、丹沢三峰経由なので、アップダウンが結構激しく、中々痺れる感じになっております!
この時はまさか撤退するとは夢にも思っておりませんでした。
登山口から直ぐ「ヤマビル」がモリモリと出現し大変でした(>_<)
写真撮る余裕もなく、オジサン二人が逃げまどう姿は絵にならんですよね~・・・
この時期はまだヤマビルが出ますので、十分注意して下さい!
そんな感じで、正面が仏果山ですかね?宮ケ瀬湖も見えてしばしの安らぎでした!
Sさんは、生まれて初めて「ヤマビル」を見たそうです!
北海道出身なんですが、アッチにはいないみたいです。
ちなみに、私よりも全然若く、トレランを少しやっていたそうで、体力もモリモリでございます!
左手前のピークが「御殿森」だと思います!
名前は高級そうですが、ヤマビル天国で住むのは微妙ですよね(苦笑)
藪とヤマビルに支配されてしまった高畑山でございます!!
高畑山にはベンチがあるので、そこで休憩しました。
山ヒル対策に持って来た「塩」が底を尽きそうだったので、「塩水」をつくり延命を図りました!
関西風の薄味になってしまいましたが、ヤマビルに効くかどうか・・・
こ~ゆ~所にはヤマビルは出ませんので、心休まるのですが、周りの景色は全然心が休まりません(笑)
踏み外すとアッチの世界に逝っちゃいますね~~
連日の雨の影響か、岩も滑るし梯子も滑るで大変でした・・・
そして、気温も高くジメジメしているのでヤマビルの猛攻が永遠と続きます・・・
薄味塩水がなんとか効果があって助かりました!
自〇の名所である、「虹の大橋」です。
ま~過去の話みたいですが、チョイチョイあるみたいです。
幽霊も怖いですが、青い服を着たオジサンが、赤い旗を振って駐車場へ誘導し、変な切符を交付してお金を巻き上げるプレーをしますので、そっちの方にも注意ください(?)
丹沢の新緑が綺麗ですね~!
蒸し暑いしヒルがまだ出ますが、清々しいです!!
題名通り、ヤマビル巣くう丹沢登山でございます・・・。
やっと本間ノ頭の山頂です!
さ~あと丹沢山まで3kmチョットですね!
モリモリ行きましょう!
ちなみに本間ノ頭の山頂から少し宮ヶ瀬方面に戻ったところに「本間ノ頭南東尾根ルート」の入口があります。
この階段がまた滑る滑る・・・
丹沢三峰と言う位なので、アップダウンの連続で白目にさせてくれます!!
三峰と呼ばれてますが、実際は5峰以上あると思われます!
なんか咲いてました!
それにしても蒸し暑いです・・・
登山中の怪我は命取りと丹沢撤退のスタート
ここで相棒のSさんの右脚脹脛に「肉離れ」と思われる激痛が襲い歩けなくなってしまいました・・・
立つのもやっとで、とても先に進めそうになく、色々考えた末、来た道を戻る事にしました。
しかし、来た道はヤマビルが待ちかまえ、しかも「塩」も底を尽き、も~無防備に近い状況です。
どうする???
頼れるのはこのチャッカマン(ライター)しかありません!!
「無防備」と書きましたが、実はこのアイテムが有れば、ヤマビルを焼き殺すことが出来るので、なんとかなる事が多いです。
絶えず炎を出し続ける事が出来るので、買うなら応用が利くこのタイプをお勧めいたします!
さっそくお出ましです。
このライターなら、炎を1秒当てるだけでヤマビルが即死します!
一応、火力が1000℃近い炎だそうです!
その他のヤマビル対策を記載しましたので、興味がある方は読んでみてください!
山ヒル対策と生態、噛まれた時の対処方法についても触れてますので、丹沢や鈴鹿の方で登山をする方に読んで欲しい内容です!
なんかやってますが、足に力が入らず激痛がモリモリみたいなので、私のタオルで縛っておきました。
登山中に怪我をすると、進むスピードも遅くなり、下山できず命取りになる場合もあるので怖いですよね・・。
それにしても、なんだか亀甲の縛りを希望している瞳をしてました(笑)
天気も下り坂です。
日没前には下山したいんですが、ど~かな~・・・
ここが彼にとっての激痛ポイントでした。
ここだと肩を貸せませんからね・・・
も~ボロボロになりながらの丹沢撤退でございます・・・。
寄り添うように頑張りますか!
明るい内に下山が怪しいので、道が悪くて急なのですが「青宇治橋」を目指す事にしました・・・。
暗い中でヤマビルの猛攻を受けると・・・も~手に負えません・・・。
それにしても脚の怪我が結構酷く・・・。
も~これを食べて現実逃避したかったです(笑)
段々道が険しくなり・・・
いつの間にか道が無くなり・・・
川へ流れ落ちました(?)
ここまでもヒルが凄く、1歩歩くと5,6匹引っ付いてきます。
地面がヒルの絨毯みたいな箇所もあり・・・
も~思い出したくありません(>_<)
涼しくて爽やかなんですが、足元は青ざめる景色が広がっておりました(>_<)
私のアオヒゲでも敵わない位の真っ青な顔になりました・・・f^_^;
この辺はヤマビルがモリモリ巣くい、登山者を威嚇します。
も~Sさんも現実逃避中みたいです(笑)
丹沢の恐ろしさを知りました・・・と、嘆いておりました!
ヤマビル恐るべしです・・・。
このコース、小さいですが渡渉箇所があります。
ヒルはいるし道は荒れているしで中々なコースなので、油断なきように・・・
去年だか落石で亡くなった方がいましたが、確かこのコースの近くだったような・・・
よ~~~~~~~やくヤマビル地帯から解放されました!!
これだけ舗装路が有難かったことはございません!!
丹沢撤退登山完了でございます!
しかしここからが長かった・・・。
ヤマビルの攻撃を受けた代償について
ヤマビルが引っ付いていないか確認すると、Sさんの靴の中やズボンにモリモリといて・・・
全て焼き殺したのは言うまでもございません!!
無双状態でデコピンの嵐を喰らわしていたんですが、いつの間にかヤマビルに引っ付いてしまい吸われてしまいました(>_<)
いや~不覚でございます・・・
水がとても綺麗でした♡
汗びっしょりなんで、沐浴したかったです(*´з`)
流石に川の中には山ヒルはいませんからね~♪
怪我がなければあの丹沢の稜線を歩いていたんでしょね~
残念ですが、リベンジせんとですね!!
暗くなってしまいましたが、無事にバス停まで辿り着けました!!
ヤマビルがいなくて良いんですが、舗装路歩きも中々辛いもんですf^_^;
あのまま進まず、素直に撤退して大正解でした!
小田急本厚木駅で反省会をし、リベンジを誓い本日は終了しました!
まとめ
急な怪我のアクシデントでどうなる事かと思ったのですが、日没前になんとか下山できたのが今回は大きかったかな~って思ってます。
山登にケガや急病はつきものですからね!
自分自身でも起こりうることなので、どんなお山でも油断しちゃイカンですよね!
今回、「痛み止め」を持ってきていれば、また違った展開になったかもしれませんので、次回からは忘れずに持って行こうと思いました。
丹沢も、ヤマビルが出ない地域もありますので(西丹沢方面)、その辺を確認し、コース設定するのが一番だと思います!
楽しい思い出も、血がダラダラになってはゲッソリですからね!
そんな感じで「リベンジ編」がありますので、そちらはまた後日記載したいと思います!
こちらが今回のリベンジで登った蛭ヶ岳ピストンの記事になります!
ヤマビルがいなくて良かったのですが、長い長い丹沢登山の1日になりました。