
災害は、忘れた頃にやってきますが、最近は三陸沖で地震が多発していて気になっております。
日頃からの備えがとても重量ではありますが、防災グッズとして用意して欲しいアイテムとしてあるのが「非常用トイレ」になります。
「簡易トイレ」と言われることもありますが、使い勝手が良く、非常におすすめなアイテムとしてあるのが「トイレの女神PREMIUM」になります。
今回は、実際に登山やキャンプで使用しているトイレの女神について解説したいと思います!
- 非常用トイレであるトイレの女神プレミアムを買った経緯について
- トイレの女神プレミアムの枚数と回数詳細について
- トイレの女神プレミアム非常用トイレの袋と凝固剤、セット内容、使用期限について
- トイレの女神プレミアム非常用トイレの使い方と注意点、ゴミの出し方について
- トイレの女神プレミアム非常用トイレレビュー!登山、キャンプで使った様子と携帯トイレブースについて
- まとめ
非常用トイレであるトイレの女神プレミアムを買った経緯について
先日、9泊10日で北海道の大雪山、十勝岳、芦別岳へテント泊縦走してきました。
ヒグマの出没がモリモリな山域なだけに、熊対策を滅茶苦茶したうえで臨んだのですが、雄大な景色に癒され、忘れられない時間を過ごすことが出来ました。
手つかずの自然が多く、「また出没したいな~」っと考えているのですが、困ったことに、登山した稜線上にはトイレがない区間が多く対策に苦慮しました。
本州の山ですと、稜線上に山小屋が点在し、有料ながらトイレもあるので処理に困ることは少ないのですが、広大な大地を要する北海道では、そんな常識が通じなかったりします。
登山のマナーとして「垂れ流し」はよろしくないと感じ、非常用トイレを購入し持参する事に致しました。
簡易トイレにつきましては、自作用のグッズを持っているので、当初、そちらを利用しようと思っていたのですが、災害用備蓄が減ってしまうので、在庫増も兼ねて新たに買う事にしました。
いざ、買おうと思ったものの、色々なメーカーから非常用トイレは発売されてますので、迷いに迷ってしまったのですが、先人達の口コミ・レビュー読んでいると「トイレの女神プレミアム」が防災用として高評価になっていて興味を惹かれてしまいました。
トイレの女神プレミアムは、大容量かつ、値段も安いので購入する事にしたのですが、今回は実際に使ってみて感じた事をレビューしていきたいと思います!
トイレの女神プレミアムの枚数と回数詳細について

こちらが今回防災用、アウトドア用に購入したトイレの女神プレミアムになります!
商品名とは裏腹に、全然乙女チックな感じでないのが気になりますが、自称「Mな乙女心」を抱いている私にとっては、ライバルが減って嬉しい限りになります!(???)

なお、今回は少し多めの50回対応できるセットを購入しました。
大きな災害が起きると、3ヶ月以上はトイレが使えない事が想定されますので、枚数は多い方が良いと感じたものの、使ってみないとメリットとデメリットが分からないので、少し枚数を減らして50枚を選んだ感じです。
トイレの女神プレミアムは100回用も売ってますので、とにかく量を確保したい方におすすめです!
ちなみに家族が3~4人いる場合、非常用トイレは最低でも100枚以上は確保して欲しい枚数になります。

トイレの女神プレミアムがあれば、地震を始め、色々な問題に対応できますので、使い方は無限大に広がります!
特に介護のトイレや渋滞中、嘔吐などの対応には、トイレの女神プレミアムとの相性が良いと感じました。
トイレの女神プレミアム非常用トイレの袋と凝固剤、セット内容、使用期限について

続きましては重要なアイテムであります、トイレの女神プレミアム非常用トイレの袋と凝固剤について書いていきたいと思います!
まず、こちらが非常用トイレの肝になります凝固剤になります。
凝固剤の性能が悪いと、中々固まらなかったり、消臭面や衛生面にも影響しますので、かなり大事なアイテムになります。
シッカリ固まらないと、置き場の問題にも繋がりますので、あまりにも安価な非常用トイレは、個人的にはおすすめしておりません。

そしてこちらがトイレの女神プレミアムの袋になります。
黒い袋が排便袋になりまして、そちらを覆う透明な袋の2重構造になっております。
2重構造になりますので、破ける心配が限りなく低く、安心して持ち運ぶことが出来ます。

そしてこちらは、購入したトイレの女神プレミアムのセット内容になりますが、付属してくる凝固剤は、500ml前後まで対応可能となっております。
人間の排尿量は、1回250~450ml前後と言われておりますので、ほぼ1回分に相当します。

また、購入すると防災士監修の災害ガイドブックが付属されてきました。
後述しますが、中々勉強になる内容でして、災害対策に何をどれくらい備蓄する必要があるのか!?が、具体的に記載されておりました。

こちらは、トイレの女神プレミアム50回用の袋と凝固剤の様子になります。
かなりコンパクトな箱に収納されているのですが、開けてみるとかなり内容がぎっしりで驚いてしまいました。
100回用は、これの2倍になりますが、それでもコンパクトに収納できるのがトイレの女神プレミアムの1つの魅力になると思います。
なお、トイレの女神プレミアムの使用期限は15年となっております。
かなり長い間、保管することが出来ますので、防災用トイレとしてかなり優秀な商品だと感じました。
トイレの女神プレミアム非常用トイレの使い方と注意点、ゴミの出し方について

続きましては、トイレの女神プレミアム非常用トイレの使い方と注意点について実際に使った様子を絡めながら書いていきたいと思います!
まず、こちらが使用方法になります。
写真の通り、一般的な家庭用トイレや非常用トイレにトイレの女神プレミアムを被せて使用します。

災害が起きると断水し、自宅のトイレが使えなくなりますが、トイレの女神プレミアムがあれば問題ありません!
なお、糞便は「可燃ごみ」として出すことが出来ますが、災害時は自治体などの収集が困難を極めますので、自宅などで保管する必要が出てきます。
注意点としましては、糞便をどこに保管するのか?を考えている方が少ないと思いますので、そちらも考慮に入れた災害備蓄が必要になります。
私の場合、重ねて保管ができる大きな段ボール箱を何枚か用意しております。

そしてこちらがトイレの女神プレミアムの(非常用トイレ)注意点になります。
特にやりがちなのが、「凝固剤を手にかけてしまう。」になります。
皮膚についてしまった場合、速やかに水で洗い流す必要があるのですが、私の場合、特にカブレたり発疹が出るようなことはありませんでした。
衛生面を考慮すると、手袋(ゴム手袋等)を使用した方が良いのかもしれないな~っと感じました。

また、非常用トイレの重要性や、何人で何枚用意する必要があるかなど、上述した防災士監修のガイドブックに詳細に書かれていました。
なお、排泄物を庭に埋めればよい!っと考えている方も多いと思います。
残念ながら、雨の多い日本では、相当深く掘らないとグジャグジャとなり、表面に出てきてしまうので、有効な手段にはなりません。
東日本大震災の際も、庭に埋める方が多かったみたいですが、臭いや虫に悩まされ、土砂を入れ替えるのに相当な費用が発生しましたので、非常用トイレを使う方が色々な面で安心です。

また、トイレの女神プレミアム以外に、防災用品として何を備蓄した方が良いかなど、非常に分かりやすく解説されていて読み込んでしまいました。
首都直下型地震や、連動型の大地震の場合、従来の7日間備蓄ですと足りなくなる恐れが高いので、私は3ヶ月以上対応できる備蓄をして備えております。
避難所を頼ればよい!といった考えも多いと思いますが、災害時に一番怖いのが人間であると考えてます。
残念ながら、盗難を始め、備蓄をせず人の防災用品を奪う「くれくれ民」が大量出没することが予想されますので、出来るだけ自分で防災用品を備蓄し、自宅で自己完結できるようにしておくことが、色々な面で最適だと考えております。
トイレの女神プレミアム非常用トイレレビュー!登山、キャンプで使った様子と携帯トイレブースについて

続きましては、トイレの女神プレミアム非常用トイレを実際に登山やキャンプで使った感じた事をレビューしたいと思います!
まず、こちらの写真の説明になるのですが、公衆電話ではなく、「携帯トイレブース」と呼ばれている簡易トイレになります。
若い子にとっては「公衆電話ってなんざんす?」って感じですよね。
テレフォンカードを使って電話していた時代が懐かしいですが、山奥にある登山道やキャンプ指定地には、そもそも水洗のトイレがなく、あってもボットン便所になります。
長時間トイレがないと環境破壊につながる事から、最近増えてきたのがこちらの「携帯トイレブース」になるのですが、早速中に入ってトイレの女神プレミアムを使いたいと思います!

こちらが携帯トイレブースの中の様子になるのですが、写真の通り、椅子と言うか便器の上部が置かれているだけになります。

携帯トイレブースの使い方についての説明になります。
よ~は、自分で非常用トイレや簡易トイレを持参し、野外プレイだと周囲の目があるので、この建屋の中で用を足してね!っていう設備になります。
この携帯トイレブースは、北海道の野営場の設備になるのですが、夏の登山期間のみ置かれておりまして、設営、撤収が簡単なのでよく見かけるようになりました。。

そんな感じで、違うキャンプ場の携帯トイレブースになるのですが、こちらでトイレの女神プレミアムを使ってレビューしていきたいと思います。

説明書に書かれている通り、こんな感じに脱糞袋?をトイレ(トイレ風の椅子)にセットします。
袋の中に凝固剤を入れたのち、「ヘブンな時間♡」を満喫します!
私のヘブンは「生物化学兵器」よりも強力で、「放射性廃棄物」よりも質が悪く、隙あらば放出している宿主の命を狙ってくる邪悪な代物になります。
そんな新鮮なヘブンを自愛の心で受け止めてくれたのが、トイレの女神プレミアムになります!
実際に使ってみると、凝固剤の性能が中々良く、完璧なカチコチにはなりませんが、それでも「フルーチェ」な感じに纏まってくれました。
容量的にもかなり大きいので、どんなに「お釣り」を繰り出す人でも、安心して恐怖の大魔王を召喚することが出来ると思います!
普段と感覚が違うので、最初は戸惑ってしまいましたが、臭いが漏れることもなく、身の危険(?)を感じることはありませんでした。
携帯性も良く、袋も丈夫ですので、アウトドアに使っても問題ないので、セールで安くなるタイミングで、100回分のトイレの女神プレミアムを購入しようと考えております。
トイレの女神プレミアムのレビューとは話が脱線してしまいますが、結局、今回の北海道での登山では、4泊5日のテント泊で縦走したものの、普通に使えるトイレは初日の2日間だけで、残り3日間は非常用トイレを利用しました。
全く考えていなかったのですが、1日で数回用を足しますので、重量が2kg近くになりました。
2kg×3日となると約6kg前後の糞尿をザックに忍ばせながらの登山になりますので、重量が重くなり、かなり難儀な時間になりました。
ヒグマに遭遇したらファイナルウエポンを投げつけてやれ!っと思っていたのですが(!!!)、水洗トイレの有難さを再実感した登山、キャンプの時間になりました。
まとめ
トイレの女神プレミアムは、シッカリとした厚みのある袋が使われているので、臭い漏れ、破けて飛び散る自爆テロ?が起きる心配はほぼないと感じました。
凝固剤も中々優秀で、かなり早く固形になりますので、安価品のような不安はありませんでした。
また、15年間と長期間保存が出来ますので、防災用品としてかなり心強いアイテムになりますので、類似品を購入する際は、一考の価値があると思っております。
値段も安いので、これからも登山のザック、キャンプ用品、車の中に数枚忍ばせておいて、「脂汗が出る危機状況」の時に使っていきたいと考えております!
評判の良い凝固剤である「かためるくん」を使って簡易トイレの自作について書いたレビュー記事になります!
トイレの女神プレミアムよりも安い値段で非常用トイレを自作することが出来ますので、おすすめです!
登山やキャンプにおすすめな簡易トイレについて書いたレビュー記事になります!
登山用語であるキジ撃ちやお花摘みの正しいやり方についても触れてますので、良かったら参考にしてみてください!
