アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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イワタニ ジュニアコンパクトバーナーレビューとプリムスガスバーナーとの比較

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イワタニジュニアコンパクトバーナー

 

 

 

 

イワタニジュニアコンパクトバーナーを購入した経緯

前から欲しかった「イワタニジュニアコンパクトバーナー」をついに買ってしまいました!

 

登山用のガスバーナーは既に何個か持っているのですが、こちらの「イワタニジュニアバーナー」の評判が良いので非常に気になっておりました。

 

一般的な登山用ガスバーナーよりも値段が安く、アウトドアには勿論のこと、家庭用としても十分使える優れたアイテムになります!

 

高価な道具を「登山用」、「アウトドア用」だけに使うのは勿体無いですから~!

 

イワタニといえば「プリムスガスバーナー」が有名ですが、今日はそちらとの比較を絡めてレビューを書いてみたいと思います!

 

イワタニジュニアコンパクトバーナーのセットと操作のやり方(動画)

イワタニジュニアコンパクトバーナーの操作のやり方を動画で撮影してみましたので、良かったらご確認ください

 

上記の写真を押すと、組み立て方などを動画で観る事が出来ます!

 

ガス缶をセットして、炎が出るまで撮りましたので、こちらでイワタニジュニアコンパクトバーナーのイメージが湧くのではないかと思います。

 

本体の写真だけですと、バーナーのサイズ感とかが分かり難いですよね。

 

イワタニジュニアコンパクトバーナーの詳細

イワタニジュニアコンパクトバーナー全体写真

 

今回購入したイワタニジュニアバーナーの詳細がこちらになります!

 

正式名称が、「イワタニカセットガス ジュニア コンパクト バーナー」になります!

 

大きさは、収納時で幅8.2cm、奥行6.8cm、高さ10.9cmになりまして、気になる重さが257gになります。

 

お値段のわりにはシッカリとした作りになってまして、使い方によっては故障することなく、長い間、登山やアウトドアの相棒になってくれると思います!

 

使用する燃料(カセットガス)について

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーの燃料が上記になります!

 

名前がイワタニ カセットガスになりまして、 大きさが直径6.8cm、高さ19.8cmになりまして、重さが250gになります。

 

イワタニジュニアバーナーで使用すると、1本で約120分間燃焼させることが出来ます。

 

荷物を軽くコンパクトにしたい場合は、サイズが小さいこちらのイワタニカセットガスジュニアがお勧めです!

 

 

大きさが直径6.5cm、高さが12.9cmで、重さが約200gになります。

 

イワタニカセットガスジュニアを使用すると、約40分間燃焼させることが出来ます。

 

ガス缶の大きさについては、山行によって使い分けた方が良いかも知れませんよね!

 

 

イワタニジュニアバーナとプリムスガスバーナーとの比較

プリムスP-153ウルトラバーナー

現在、上記写真の「プリムスP-153ウルトラバーナー」が登山で大活躍中のなのですが、イワタニ ジュニアコンパクトバーナーのスペックと比較してみたい思います!

 

大きさの比較

ジュニアコンパクトバーナーの使用サイズは、幅15.5cm、奥行15.5cm、高さ12.7cmになります。

 

プリムスP-153ウルトラバーナーは、ゴトク径の最大が14.8cmですので、ジュニアコンパクトバーナーの方が、一回り大きいサイズになります!

 

大きについてはプリムスP-153の方がコンパクトになりますが、調理道具によっては、ゴトクが小さいとやりずらい面もありますので、どちらが良いか安易に判断は出来ないかな~と思います!

 

特にプリムスP-153は、ガスボンベの上にバーナーをセットしますので、どうしても縦長な感じになりバランスが悪いです。

 

ジュニアコンパクトバーナーの方が、バーナーの位置が低いので安定感があります。

 

本体の重さの比較

イワタニジュニアコンパクトバーナーの本体の重さが274gに対し、イワタニプリムスP-153ウルトラバーナーの本体は110gですので、約130gほど重たくなります。

 

ガスボンベを装着した時の重さになりますが、ジュニアコンパクトバーナーとカセットガスのセットで524gになります。

 

プリムスP-153とIP-250タイプのボンベのセットで340gの重さになりますので、184gの差になります。

 

重さに関しては、プリムスP-153の勝利でございます!

 

ガスの燃費(燃焼時間)の比較

イワタニジュニアコンパクトバーナーの燃焼時間は、イワタニカセットガスの使用で約120分になります。

 

イワタニプリムスP-153ウルトラバーナーの燃焼時間は、IP-250タイプガスの使用時で約55分になりますので、イワタニカセットガスの方が約30分ほど長く燃焼させることが出来ます。

 

燃焼時間は、イワタニジュニアコンパクトバーナーの方が長いですが、こちらは「火力」に依存しますので、良し悪しの判断が難しいところかな~と思います。

 

火力の比較

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーの火力が2,300kcal/hに対し、イワタニプリムスP-153ウルトラバーナーの火力は、3,600kcal/hになりますので、1,300kcal/hの差となります。

 

寒い時期ですと、火力が弱いと外気温に負けてなかなか調理が進みませんので、この火力の差は結構大きいと思います。

 

コトコトと煮込む料理にジュニアコンパクトバーナーは向いているかもしれませんよね!

 

ガス料金の比較と1分間あたりのガス単価について

イワタニカセットガスの値段は、私の家の近くのスーパーですと、3本入りで500円弱になっております。

 

1本あたり170円前後になります。

 

ガス缶1本で約120分燃焼しますので、1分間あたり約1.4円になります。

 

一方、イワタニプリムスP-153ウルトラバーナーのガス缶(IP-250)の値段が、450円前後ですので、約280円の値差になります。

 

ガス缶1本で約55分燃焼しますので、1分間あたり約8.2円になります。

 

1分間あたり、約6.8円の差になりますので、これは大きいかな~と感じております。

 

ただ、「火力」が違いますので、その部分は加味しなくてはいけないですよね。

 

1分間あたりの値段が安くても、長い時間、燃焼させないと火が通らないなら意味がないですからね。

 

寒い時期ならあまり変わらないかな~と思いつつ、気温が上がってくると計算した差に近づくかと思われます。

 

 

www.aohigetozan.comイワタニプリムスP-153ウルトラバーナーの詳細について書いてますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

ガスバーナーのメンテナンスについても簡単に触れております!

 

 

イワタニジュニアコンパクトバーナーのメリット

燃料の共有が出来るようになった

イワタニジュニアバーナーの燃料と、家庭で使われる「卓上コンロ」のガス缶が同一規格ですので、使い回しが可能になりました。

 

 

イワタニの卓上コンロ

現在、家で使っているイワタニの卓上コンロになります!

 

独り寂しく「闇鍋」をやったり「一杯のかけそばプレイ」をして楽しんでおります(涙)

 

 

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーと同じガス

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーと同じガスを使いますので、燃料の共有が出来て非常に便利です!

 

登山でガスバーナーを使っていると、どうしても燃料が半端に残ってしまい、なかなか使い切ることが難しいですよね。

 

地味に残った燃料を山に持っていくのは荷物になりますし、調理の途中で燃料が足りなくなってしまったら一大事ですからね!

 

半端に残った燃料を、家庭用卓上コンロで使えば解決できますので、これはメリットになるかな~と思っております。

 

また、地震などの災害時に、同一規格の燃料は使いまわすことが出来ますので、非常に重宝すると思います。

 

ガスの値段が安い

上述してますとおり、プリムスのガスカートリッジと比べ、お値段が半額以下になります。

 

貧乏登山愛好家である私にとっては、非常に魅力的なお値段です。

 

塵も積もればでは無いですが、登山の経費は少しでもケチりたいのが人情ってものですよね!

 

燃料の調達が容易です

登山用のガスバーナーの燃料は、なかなか一般のスーパーでは売ってませんが、こちらのイワタニジュニアバーナーの燃料は、「卓上コンロ」と同じものになりますので、それなりに規模が大きいお店なら必ず置いてあります。

 

使いたい時に直ぐに燃料を購入できるのは便利ですよね!

 

こちらのガス缶でしたら、地元のスーパーで調達が可能だと思いますので、ガス缶(燃料)を忘れてしまったり、使い切ってしまった時に、重宝するかな~と思っております。

 

防風性能が素晴らしいです

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーゴトク

 ゴトクの写真になりますが、上手く防風の役目にもなっていて、風が強い所で調理をしたのですが、途中で炎が消えるようなことはありませんでした!

 

セットも簡単なので、イライラすることはありませんでした!

 

寒い所でも問題なく使えました

イワタニ ジュニアコンパクトバーナー標高1,300m弱の山で使った

先日、雪が降る中、標高1,300m弱の山で使ったのですが、問題なく使用することが出来ました!

 

正確な気温は分かりませんが、雪が降っていたことを考えると、0度前後だったのではないかな~と思われます。

 

あまりにも寒い所では使用は難しいと思いますが、0度前後なら問題なく使えると思います!

 

もし、寒くてガスが出ない場合は、服の中にガス缶を入れて温めれば、着火するかと思います!

※あまりお勧めはしません。

 

イワタニジュニアコンパクトバーナーのデメリット

やっぱり重たくかさ張ります

プリムスP-153ウルトラガスバーナーと比較してしまうと、どうしても重たく感じてしまいます。

 

テント泊縦走の時は、プリムスP-153ガスバーナを使い、日帰り登山の時はイワタニジュニアバーナーを使う感じで考えております。

 

30Lくらいの登山用ザックでしたら問題ないかな~と思いますが、それよりも小さなザックですと、ガスバーナー、ガス缶の存在感が大きく、かなり邪魔になると思います。

 

ガス缶の口の部分に注意

ガスバーナーの方は問題ないのですが、ガス缶の「口の部分」が少し強度が弱いと思います。

 

ザックの中でガス缶が動いてしまうと、ガス缶の口の部分(バーナーとの接続部分)が破損してしまうのではないかと思っております。

 

 

ガスカートリッジ

ガスが出るところ(口の部分)に蓋がされてますが(青丸の部分)、あまり過信しないほうが良いかと思います。

 

根元から「ポキッ♪」といくことはないと思いますが、荷物のパッキングの時に注意した方が良いかと思います! 

 

ガス缶が爆発する恐れがあります

使い方を誤ると、ガスボンベが熱くなってしまい、最悪、爆破事故を起こしてしまいます。

 

キャンプシーズンになると、必ず起こるのが「ガスボンベの爆発事故」ですよね。

 

今回、買い忘れてしまった商品がこちらります。

 

 

 

ジュニアバーナーに、こちらの遮熱板をセットすることにより、バーナーの熱や、フライパン等の放射熱からガスボンベを守ることが出来ますので、長時間の使用が安全になります。

 

 値段も安いので、「保険」の意味合いを込めて、近々購入予定です。

 

岩谷ジュニアコンパクトバーナー遮蔽版

早速、ガス爆発が怖くて遮蔽板を購入いたしました!

 

千円ちょっと買えますので、大怪我することを考えたら安い投資ですよね!

 

 

遮蔽版をイワタニジュニアコンパクトバーナーセット

遮蔽板をイワタニ ジュニアコンパクトバーナーにセットした写真になります。

 

ガスバーナーの根元に差し込むだけですので、非常に簡単です!

 

そして、結構厚みもあるので、ガスボンベを熱から守ってくれる感じです!

 

遮蔽板スタッキング

イワタニ ジュニアコンパクトバーナーの専用ケースの中に遮蔽板も収納できて便利でした!

 

一緒に収納できないと嫌だな~と思っていただけに、嬉しい配慮ですね!

 

実際に使ってみた感じですが、夏場は必須アイテムだと思います。

 

シッカリ熱を防いでくれていて、これなら長時間の調理も大丈夫だと思います。

 

寒い時期ですと、そもそもボンベが暖まらないので遮蔽板は不要かな~と思いますが、念には念を入れようと思い、オールシーズン使うようにしております!

 

まとめ

イワタニジュニアバーナーは、少し重量が重たいですが、扱いも簡単ですので、1つ持っていると色々と応用できると思います!

 

それこそ、「卓上コンロ」として家庭でも使うことができると思います。

 

ガスコンロの火口が1つ増える訳ですので、調理時間の短縮にもなりますので、便利な場面があるのではないかと思います。

 

個人的な感想にはなりますが、こちらのイワタニジュニアコンパクトバーナーは、評判どおり素晴らしいバーナーだと思います!

 

登山初心者にもお勧めできるアイテムですので、バーナーの購入を考えている場合は、一考の価値があるかと思います!

 

ガス詰め替えアダプターでガス移し替えのやり方とコツ!CB缶とOD缶のメリットと注意点! - アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

イワタニジュニアコンパクトバーナーの燃料であるCB缶ですが、微妙にガスが残ることが多く、ガス詰め替えアダプターを購入し、移し替えております。

価格の安いCB缶を上手く使い、登山・キャンプを楽しみたいと思っております。

良かったらガス缶(燃料)の参考になれば幸いです!