- CB缶・OD缶互換アダプターを購入した経緯とガス缶値上げついて
- キャンピングムーンCB・OD缶互換アダプターの詳細について
- CB缶・OD缶互換アダプターの使い方について
- CB缶・OD缶互換アダプターが使えるキャンプ・登山道具とレビューについて
- キャンプ・登山のガス代節約(CB缶・OD缶の値段)について
- まとめ
CB缶・OD缶互換アダプターを購入した経緯とガス缶値上げついて
ロシアのウクライナ侵略で物価の高騰が激しいですよね。
報道を見ていると「ロシアの侵攻」となってますが、ど~考えても「侵略」としか思えないのですが、このニュアンスの違いに違和感しか覚えません。
忘れちゃいけないのが、我が国もロシアと国境を接している点と、不可侵条約を一方的に破棄して千島列島、南樺太を不法占拠されている事ですよね。
とても他人事の話ではないのですが、目下の課題はロシア産の不買運動と、上昇し続ける物価の対策が急務ですよね。
日本はロシア産の天然ガスなどを輸入している関係で、中々「不買運動」にも限界があるのですが、この影響で日々使っているガス代の値上げが止まらない状況です。
特に登山やアウトドアを趣味にしている方にとっては「ガスバーナー」を利用している方が多いと思いますが、値段の上昇に頭を抱えている方も多いと思います。
ちなみにガス缶の値上げは既に決定事項になってまして、2022年6月出荷分から約15%価格が上昇致します。
6月と言いながら、既にガス缶の値上げは始まっていると感じておりまして、近くのスーパー等で価格を見ていると100~200円ほど値上がりしている感じです。
使用量が多いガス缶になりますので、値段上昇に苦しめられているのですが、何か対策は出来ないものかと思案を巡らせておりました。
色々と考えた結果、OD缶はコスト高なのでCB缶を積極的に使おうと思い、互換アダプターを探して使う事にしました。
ガス缶には「OD缶」、「CB」缶の2つがあるのですが、結構ゴチャゴチャな方が多いと思いますので、どっちがどっちか簡単に説明したいと思います。
写真左のガス缶が「OD缶」、右手の長細いガス缶が「CB缶」になります。
OD缶は「OutoDoor(アウトドア」の略称になりまして、野外で使う事を想定したガス缶になります。
CB缶は「カセットボンベ」の略になるのですが、こちらは屋内での使用を想定したガス缶になります。
家でカセットコンロを使う場合はCB缶、登山やキャンプなどの野外ではOD缶でガスバーナーを使う方が多いと思います。
値段を比較しますとOD缶の方が割高ですので、コストを抑えるべくCB缶を登山、アウトドアで使おうと思い、今回互換アダプターを購入する事にしました!
CB缶・OD缶の互換アダプターは、中華製から日本製など多岐にわたり販売されているのですが、今回は先人達のレビューが良かったらキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターを購入してみる事にしましました!
今回はガス代の節約目的に購入したキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターについて掘り下げてみたいと思います!
使い方は勿論のこと、CB缶・OD缶の使い分けによるコストメリットについても触れていきたいと思います!
キャンピングムーンCB・OD缶互換アダプターの詳細について
こちらが購入したキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターになります!
「互換アダプター」と聞くと大きな装置に思えてしまいますが、実際はかなり小さいです。
互換アダプターの裏側(CB缶接地面)になるのですが、グレーの十字のような部品が逆止弁(チェックバルブ)になります。
これがシッカリ機能しないと、使用中にガス漏れしてしまい思わぬ火事の原因になってしまったりします。
また、安価な互換アダプターですと、CB缶に繋げっぱなしにしているとガス漏れすることがあるそうですが、逆止弁があれば漏れにくいので出安心です!
安全面でも優秀なキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターですが、気になるサイズは、横幅5.5cm、奥行き3cmになっております。
また、接合部分凹の内径は約2.2cmになっております。
数字で書いてもピン♪とこないと思いますので、CB缶・OD缶互換アダプターの使い方と絡めて書いていきたいと思います!
CB缶・OD缶互換アダプターの使い方について
続きましては、キャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターの使い方について写真交えて書いていきたいと思います!
今回の互換アダプターは、CB缶を使ってOD缶口金の登山、キャンプギア(バーナー等)を使えるようにするアイテムになります。
※私が購入したのはOB缶→OD缶口金が出来る道具です。
逆にOD缶を使ってCB缶口金を使える互換アダプターもありますので、何をしたいのか!?の確認は必ずして下さい。
そんな感じでCB缶・OD缶互換アダプターの使い方に移りたいと思います!
何度も書きますが、CB缶(右側のガスボンベ)の金口に互換アダプターをセットしてOD缶の道具を使えるようにしていきます。
購入したキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターは、「セイフティースタンド型」になりまして、CB缶を横に置いて安定させることが出来る使用になってます。
CB缶は円筒形になりますので、スタンドがあると転がり落ちずに安定しますので、安全に使用することが出来ます!
CB缶にセットする前に、写真に写っている逆止弁のロックを解除します。
写真はロックされている状態になるのですが、右に回すと・・・
ロックが解除されます。
この状態にしてからCB缶にセットしていきます。
互換アダプターの出っ張りとCB缶の窪みにシッカリとはめ込みます。
CB缶に互換アダプターがセットできた状態になります。
CB缶と互換アダプターを押し込むようにセットするのがコツになります。
ここまで出来ましたら、OD缶の口金のギアをセットして使用できる状態になります!
使い方は非常に簡単なのですが、少し逆止弁が硬いので、先ほどのロックの解除で手間取るかも知れません。
今回のキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターとは違い、ガスそのものを入れ替えることが出来る道具もあったりします。
こちらがガス自体を入れ替えることが出来る「ガス詰め替えアダプター」になります!
購入したCB缶・OD缶互換アダプターとは違った使い方になるのですが、1つ持っていると微妙に残ったガスの処理に便利ですのでおすすめです!
CB缶・OD缶互換アダプターが使えるキャンプ・登山道具とレビューについて
CB缶・OD缶互換アダプターの使い方に続きまして、どんなキャンプ、登山道具に使えるのか?についてレビューしつつ書いてみたいと思います!
キャンプ、登山道具の王道?といったら、やはりガスバーナーかなと思いますので、そちらで使ってみたいと思います!
CB缶・OD缶互換アダプターの使い方でも触れましたが、セットで躓く方も多いと思いますので、もう一度触れます。
この状態が「ロック状態」になりますので、CB缶にセットできません。
こちらがロック解除の状態になります。
この状態にしないとCB缶にセット出来ませんので注意してください。
CB缶にセットした状態です。
コツさえ(ロック解除)さえ分かれば誰でも簡単に使うことが出来ます!
さ~ガスバーナーをセットしたいと思います!
ガスバーナーは、OD缶に対応した金口になります。
本来なら、規格が合わないCB缶にセットして使うことは出来ません。
CB缶・OD缶互換アダプターを使って、CB缶なのにOD缶が使える状態になりました。
あとは、OD缶の口金に回しながらセットするだけです!
CB缶にOD缶の金口をセットした状態です!
あとは普段通りガスバルブを回してガスを出して着火させればOKになります!!
使える状態になるまで普段のセットから2、3分程時間が多く掛かる程度です。
セイフティースタンドがある事により、CB缶が動かないので安定した火力を得ることが出来ます!
このセイフティースタンドがキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターの特徴かなと思います!
問題なくOD缶対応のガスバーナーにガスを供給し着火することが出来ました!
ちなみに写真のガスバーナーは、プリムスの分離式バーナーP-155Sになるのですが、高火力でおすすめでございます!
勿論、ホースが付いている分離式のガスバーナーではなくても使用可能ですので、CB缶・OD缶互換アダプターは1つ持っていると使う場面が多いと思います!
また、ガスの消費がモリモリなガスラタンにも使うことが可能です!
写真に写るガスラタンは、プリムスガスランタンP-541になるのですが、こちらも問題なくセットすることが可能です!
ワイヤープレイで何だか凄い事になってますが、CB缶・OD缶互換アダプターがあれば、ガスの使用が多いガスランタンにも使えてかなり経済的です!
愛用しているプリムスガスランタンP-541につきましては、こちらの記事で詳しく書いてますので、良かったら参考にしてみてください!
ここで注意点?ではないのですが、CB缶は基本「横向き」で使うガス缶になります。
縦置きでも使えるのですが、ガスの供給量が少なくなる為、火力の安定がイマイチになることがあります。
これは、ガス缶を横向きにした状態で気化したガスを送るように設計されているためでして、縦にするとガスが溜まる面積(体積)が減ってしまうからになります。
ですので、ガスを使っていない新品のCB缶を縦置きで使用しますと、ガス溜まりが少ない状態での使用になるので、ガスの量が安定しない事が多いです。
縦置きでの使用ならば、ある程度使ったCB缶を使った方が燃費も良くなるのでおすすめです!
また、CB缶に使われているガスは寒さに弱いです。
概ね10度以下での環境での使用は不向きになります。
このようなCB缶を保温するカバーが売られてますので、効率的に使用する上でも有効です!
CB缶に保温カバーを着けるだけでかなりお洒落アイテムになりますよね!!
キャンプ・登山のガス代節約(CB缶・OD缶の値段)について
ここで気になるのが、OD缶を使わずCB缶を利用する事により、どれだけガス代を節約できるか?ですよね!
2022年3月27日現在ですが、Amazoを使ってCB缶、OD缶の価格調査をしてみました。
CB缶は、新富士バーナーが最安になってまして、1本244円(税込)にAmazoポイントが5ポイント進呈でしたので、実質239円で購入することが可能です!
また、CB缶は100均でも販売されてますので、1本税込110円で購入する事も可能です。
そしてOD缶の方は、「サウスフィールド 燃料 レギュラーガス 250」が最安でして、税込433円(配送料550円別途必要)になります。
内容量はCB缶、OD缶共に250mlになるのですが、価格差が約200円になりましてCB缶の方が安いです!
CB缶、OD缶共に使われているガスの種類はほぼ同じ「液化ブタン」になりますので、性能に大差はありません。
同じような燃料なのに、価格差で200円もありますので、これはかなり大きいですよね!
使用する道具によって燃費は違うのですが、ガスバーナーですと、250mlのガス缶で約50分前後使用することが出来ます。
50分で約200円の値差が出ますので、仮に10本OD缶の代わりにCB缶を使えば約2,000円のコストメリットが生まれる計算になります!!
今回購入したキャンピングムーンCB缶・OD缶互換アダプターの購入費用なんて、直ぐに回収できてしまう計算になります!!
色々考えると、CB缶・OD缶互換アダプターは、ガス代の節約に大きく貢献してくれると思います!
まとめ
CB缶・OD缶互換アダプターは、キャンプ、登山のガス代節約に大きく貢献してくれますので、今のうちに1つ用意しておくことをおすすめいたします。
今後、CB缶・OD缶共に値上がりが止まらなくなる恐れがありますので、今のうちに対策をとることが重要だと思います。
また、CB缶は、値段も安価ですし直ぐに腐るようなものではありませんので、災害備蓄として複数用意しておくことも重要だと思います。
CB缶・OD缶互換アダプターがあれば、燃料規格の幅が広がりますし、お財布にも優しくなりますので、登山、キャンプに行く際は忘れず使いたいと思っております!
登山、キャンプのガス代の節約を考えている方の参考になれば幸いです!
今後も物価高騰に負けずに登山、キャンプを楽しんでいきましょう!!
ハイパワーガス、ノーマルガスの違いってよく分かっていない方が地味に多と思います。
気温と関係しているのですが、適切にガス缶を切り替えて使う事に大きなメリットが隠れてますのでチェックしてみてください!