蕎麦粒山へ登山した経緯について
前回の高水三山の惣岳山と岩茸石山への登山の引き続きまして、久しぶりに登山をした蕎麦粒山と、未踏だった 鳥屋戸尾根について書いていきたいと思います!
蕎麦が大好きなもので、ついつい「蕎麦粒山の山頂で緑の狸を食べたい!」と思ってしまうのですが、登山する日になると忘れてしまい、中々実行に移せていない誰かさんになります!
きっと、同じようなことを考えていつ登山者も多いと思っているのですが、どうせ登るなら歩いたことのないルートに行きたいと思い、獅子口経由で蕎麦粒山へアタックすることに致しました。
獅子口には山小屋が昔あったそうですが、今は跡形もないのですが、それでもここに建物があったんだろうな~っとわかる感じになっておりまして、水場も近いのでこっそりテント泊している方もいるんだろうなと妄想してしまいました。
そんな感じで今回は獅子口から獅子口小屋跡、蕎麦粒山へ登り、鳥屋戸尾根で下山した時の様子について書いていきたいと思います!
まずは前回歩いた高水三山の惣岳山と岩茸石山への登山について書いた記事がこちらになります。
御嶽駅から惣岳山と岩茸石山へ登山をし大丹波へ下山した時の内容になります。
獅子口への登山と登山ルートの詳細!
名坂峠への入口がこちらになります!
このまま川井駅に下山したい気持ちを抑えつつ、獅子口小屋跡を目指して登山を再開したいと思います!
「Pチアキ」と呼んでしまった誰かさんです(笑)
学がないのも、ここまで来ると才能ですよね!
Pチアキからモリモリ進むと公衆トイレとバス停がありました。
本数こそ少ないですが、ここまでバスで来る事が出来ます!
蕎麦粒山と棒ノ嶺への分岐地点になります。
分かっていましたが、長い舗装路歩きが続きます。
ここで通行止めになります!
ここから獅子口登山口までも地味に長いです・・・。
獅子口に着いたら「獅子舞い」を山の神様に捧げたいな~っと考えていると、立派な鹿の角をゲットいたしまいた!
長さ、重さも十分でして、素直に「負けた」と呟いてしまいました・・・(?)
更に林道を進んでいくと大丹波ヘリポートがありました。
タケコプターがあれば、ここからテイクオフしたいものですよね(笑)
獅子口まで地味に長いですね~~
マップがあって助かったものの、この情報は精神衛生上よろしくないですよね!
そんな感じで林道の御勤めをこなし、よ~やく獅子口登山口に辿り着く事が出来ました!
すると「獅子口登山ルートの通行止め」の案内がありました。
いや~もっと前に教えてくれれば考えるものの、ここまで来てしまったので、自己責任で蕎麦粒山を目指して進みたいと思います!
獅子口から暫くは平和な沢沿いのルートが続きました。
綺麗な水ですよね~♡
この透明感は、私の心と一緒ですね!!(嘘)
獅子口小屋跡に近づいてくると、だんだん登山ルートが怪しくなってきました・・・。
獅子口小屋跡までのルートは、何度か徒渉箇所があります。
雨で増水していると厳しい戦いになりそうですね~
そして通行止めの件ですが、正直、理由が良く分からなかったものの、確かに橋がながされていたので、その影響だと思われます。
普段から登山をしている方なら問題なく先に進めますが、「通行止め」ですので、その点は自分の力量を判断した上で自己責任でお願いいたします。
獅子舞を力強く踊りたいので、ここで栄養補給してみました!
最近、「ほうじ茶」が好きでよく飲んでおります。
も~歳なんでしょうね~~
パンツ見ても喜ばなくなってきましたしね(???)
一杯のかけそばが胃袋に染み渡りました!!!
これがあるからこそ登山はやめられませんよね!
胃袋が満たされたので蕎麦粒山目指して進んでいくと、更に登山ルートが凶悪になってきました。
それでも歩けないほどではない感じでした。
何だか寒いわね~っと思っていると、ツララがモリモリでした!
「アナとアオヒゲの女王」ってな感じのドラマを作成したくなってしまいました(?)
きっと無観客試合になりそうですよね♡
アオヒゲが抜けてしまうほど高度感がありました!って、それほどでもないか!?
この辺は大丹波川曲ヶ谷になるみたいです。
初めて聞く地名に、何故か濡れてしまいました♡
獅子口登山ルートは、上流に行くほど道がしっかりとしておりました。
やはり、水量が増える下流付近の被害が大きかったんでしょうね、
それにしても獅子口までは綺麗な沢沿い歩きになりまして、非常に美しかったです!
蕎麦粒山への登山道として、もっと流行ってくれると良いのですけどね~
シッカリと整備されていて驚いてしまいました!
蕎麦粒山への登山ルートとして、早く復旧してくれることを願わずにはいられませんよね!!
二股のモノレールが見えてくると、また道が荒れてきました。
きっと、この辺で修羅場があったんでしょうね!?
更に登っていくとワサビ田がありました。
水が大変綺麗なのでこんな奥地まで入って栽培しているんですね~
ワサビ田を過ぎると、謎のお札が落ちておりました・・・。
裏面も同じような仕様になっておりまして、結構新しく不気味な感じでした。
登山中は、いつも小間切れ動画を撮影しながら登っているのですが、このお札を撮影したの影響してか、家に帰ると動画のデータがすべて消えておりました。
いや~~これはなんざんすかね!?
「アオヒゲ真理教」の紋章にしようかと考えております(笑)
急登をこなすと、獅子口小屋跡と水場への分岐が見えてきました。
水はモリモリあるので水場には寄りませんでしたが、水が流れる音は聞こえてきました。
獅子口小屋跡の所にあった焚き火の跡になります。
水場も近いですし、テント張るには最適な平地もあるので、お忍びで宿泊している方が多いんでしょうね。
蕎麦粒山登山とルートの詳細
獅子口小屋跡から蕎麦粒山への登山ルートは、更に急登になります。
ルートも分かり難く、途中で迷ってしまいました。
ルート間違いに気が付いたものの、戻るの面倒なので、そのまま直登することにしました。
川苔山と蕎麦粒山の登山道と合流出来て安堵している瞬間になります!
歩いてきた獅子口小屋へのルートは、通行止めであると掲示されておりました。
歩いている人の形跡もなかったので、どんどん荒廃が進みそうですね。
そして蕎麦粒山への巻き道も通行止めになっておりました。
いや~大雨の影響って本当に凄いですよね。
日向沢ノ峰の急登でございます。
蕎麦粒山への関門ですよね~~
振り替えると川苔山が見えました!
いや~だいぶ来ましたね~
それにしても、川苔山も久しく登っていないので、どこかのタイミングで訪れたいです。
蕎麦粒山らしい稜線歩きでございます!
防火帯って素敵ですよね♡
私のアソコの毛も山ガールが迷わぬよう、「防火帯仕様」に変更しようかしら!?(笑)
なんのこっちゃーー!!って感じですが、蕎麦粒山への稜線上から富士山が綺麗に見えました!!
富士山が綺麗だな~っと思ってると、日向沢ノ峰でした!
日向沢ノ峰からの富士山は、本当に美しいです!!
あのお山はなんざんすかね!?
雲取山のような、違うような・・・。
謎が深まる中、こんな感じに刈り込もうと思っていた瞬間でした☆彡
愛すよりも愛されたい!そんなオヤジ心でございます(?)
そんな感じで蕎麦粒山の前衛であります桂谷ノ峰に到着です!
標高は1,380mとジワジワと高くなってきました!!
白髪はまだ混じっていないんだけど、こんな感じに短く刈りこもう!っと、強く思った蕎麦粒山への登山ルートの時間帯でした!!
登ってきた蕎麦粒山への登山道になります!
地味にアップダウンが続きます・・・。
よっ!蕎麦粒山!!
よ~~やく山頂に辿り着く事が出来ました!!!
蕎麦粒山の山頂からの埼玉方面の景色になります!
きっと、拍手喝采で登頂の祝福をしてくれているのでしょうね~♡(???)
斜めになっていた蕎麦粒山の山頂プレートになります。
そんな人生も悪くないですよね!
だいぶ疲労困憊だったもので、蕎麦粒山で中休止しようと考えていたのですが、風が強くて寒いので、早々に鳥屋戸尾根を使って下山した思います!
鳥屋戸尾根の登山ルートについて
蕎麦粒山の山頂から鳥屋戸尾根の入口に入ると、「死亡事故多発!」といった案内が目に飛び込んできました。
最初は、「大げさだな~」っと思ったのですが、正直この警告はガチであることを後で知る事になりました。
鳥屋戸尾根は、初めて歩くもので、ドキドキが止まらない時間になりました!
なんだか騒がしいな~っと思い振り替えると、蕎麦粒山の隣のピークで滑落事故?山岳事故?があったみたいで、防災ヘリで収容されておりました。
大丈夫でしょうかね~~
そんな感じで鳥屋戸尾根上に鎮座する松岩ノ頭に到着です!
なんだか石頭な感じの名前ですよね!
更に鳥屋戸尾根を進んでいくと、今度は塩系な感じの塩地ノ頭に到着です!
私はソース系変態登山者に分類されていると推測しているのですが、来世は塩系のイケメンに生まれ変わりたいものです!
なんだかモザイクが濃い目の山頂に到着しました!
私の末路の様でチョット怖いです(笑)
モリモリ下った行くと、段々と坂の斜度がきつくなってきました。
落ち葉で滑るのですが、切れ落ちた谷がすぐ近くにあったりと油断ならない感じです。
何故か鳥屋戸尾根には「女の子のマーク」がチン座してました。
いや~意味深ですね~~
これは私を誘っているのでしょうか!?(笑)
女の子のマークにほのぼのしていると、長い縄場が出てきまして、この辺が非常に危ないところになります。
多分、鳥屋戸尾根で滑落するならこの辺だと思われます。
なにしろよく滑るので要注意です。
目が回りそうな恐怖を抑えつつ、よ~~やく川乗橋のバス停付近に下山できました!
振り返っての鳥屋戸尾根の入口になります。
小さいですが「蕎麦粒山」の案内がありました。
鳥屋戸尾根の登山口から歩いて直ぐの所に川乗橋バス停があります。
事前にバスの時間を調べていたのですが情報が古かったみたいで、8分前に発車してしまったみたいで、待つのも寒いので仕方なく歩いて奥多摩駅を目指すことにしました。
今日は本当に舗装路を良く歩きました(涙)
無事に下山出来て安堵の瞬間でございます!
そんな感じで、今回の蕎麦粒山への登山の詳細に移りたいと思います。
蕎麦粒山登山ルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした蕎麦粒山と獅子口登山ルート、鳥屋戸尾根のルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、1月27日なりまして、個人的には高水三山とは分けて登ることをおすすめいたします!
また、標高差の地図の通り、獅子口登山口から蕎麦粒山の山頂までは、結構エグイ登り坂になりますし、上述の通り道が荒れている個所もあるので、登山初心者の方は利用しないでください。
特に鳥屋戸尾根は、落ち葉で非常に滑りやすくなっておりまして、滑落すると大変危険な場所も多いので、下山道として安易な利用は避けるべきだと思います。
そしてこちらが今回登山をした蕎麦粒山登山のコースタイムになります!
上日向バス停 10:26 → 10:39 百軒茶屋 → 13:04 獅子口小屋跡と水場 13:27 → 13:27 踊平 → 13:51 日向沢ノ峰 → 14:06 桂谷ノ峰 → 14:33 蕎麦粒山 14:38 → 14:38 鳥屋戸尾根分岐 → 14:49 長尾山 → 15:09 松岩ノ頭 15:11 → 15:11 鳥屋戸八丁山 → 15:26 笙ノ岩山 15:28 → 16:37 川乗橋バス停 → 17:23 奥多摩駅
上日向バス停から蕎麦粒山の山頂までのコースタイムが約4時間になりました。
蕎麦粒山から鳥屋戸尾根を使って川乗橋バス停までのコースタイムが約2時間でしたので、思った以上に早く下山する事が出来ました。
川乗橋バス停から鳥屋戸尾根を使って蕎麦粒山へ登れば、川苔山と周回も可能ですので、体力に応じて色々なコース設定が出来るのも魅力の1つだと思います!
まとめ
久しぶりに登った蕎麦粒山ですが、最後の登りで足がなかなか上がらず、エクスターシーを迎えてしまいました・・・。
体の衰えをヒシヒシと感じる時間になったのですが、今回の収穫は、何と言っても獅子口の登山ルートの素晴らしさを発見できたことだと感じております!
やはり沢沿いの登山ルートは、景色も良いですし、沢のせせらぎも気持ちよく、個人的に好きな感じです。
秋の紅葉の時期も綺麗だろうな~っと感じたので、季節を変えて鳥屋戸尾根も絡めて登山が出来たらな~っと考えております!
今回出没しなかった百尋ノ滝・川苔山・棒ノ嶺への登山について書いた記事になります!
蕎麦粒山にも登っておりますので、登山の参考になれば幸いです!