- 燕岳登山とコマクサ・雷鳥との出会いについて
- 前編の北アルプス燕岳の記録!(中房温泉~合戦小屋~燕山荘)
- 燕岳登山の日程・天候・メンバー・アクセス・登山コース・装備
- 燕岳登山のコースタイム
- コース・標高差(燕山荘~イルカ岩~北アルプス燕岳~合戦尾根)
- 北アルプス燕岳登山写真
- 北アルプス燕岳周辺の熊出没について
- まとめ
燕岳登山とコマクサ・雷鳥との出会いについて
なんだか梅雨とは思えない晴天でしたけど、本当に梅雨入りしているんですかね!?
「梅雨入り」から「春雨」に降格してほしいよな!と思っている誰かさんなんですが、梅でサッパリも良いですが、ヘルシーに春雨スープでホッコリも捨てがたい(´∀`*) と、思いつつ、前回の続きに移らせていただきます!
後編は、燕山荘~イルカ岩~メガネ岩~燕岳~合戦尾根~中房温泉でございます!
天気が微妙で展望もいまいちでしたが、コマクサの群落と雷鳥との出会いもあったりと、なかなか素敵な1日になりました!
こんな北アルプス燕岳での後半戦になりました!
前編の北アルプス燕岳の記録!(中房温泉~合戦小屋~燕山荘)
中房温泉からスタートし、合戦小屋~燕山荘までの記録になります!
燕岳登山の日程・天候・メンバー・アクセス・登山コース・装備
登った日:2015年06月22日(月) [日帰り]
天 候 :曇り
メンバー:単独
交通手段:前編に記載
コース状況:前編に記載
装備:前編に記載
燕岳登山のコースタイム
燕山荘 9:15 → 9:19 イルカ岩 → 9:19 燕岳 9:51 → 10:39 燕山荘(昼食) 11:40 → 12:11 合戦小屋 12:16 → 13:32 第2ベンチ 13:39 → 13:56 第1ベンチ(水場) 14:05 → 14:22 中房温泉登山口 → 14:32 第1無料駐車場
コース・標高差(燕山荘~イルカ岩~北アルプス燕岳~合戦尾根)
中房温泉から出発し、合戦小屋~燕山荘~イルカ岩~燕岳を日帰りピストンしております!
北アルプス燕岳登山写真
さ~北アルプスの女王様である燕岳に拝謁したいと思います!
私に会うのが恥ずかしいみたいで、邪悪なベールでお顔を隠しちゃってますね~!
可愛い!!(笑)
少し進むと、北アルプスの綺麗な風景が広がってきました!
も~少し雲が抜けると有難いんですけどね~・・・。
こちらが燕岳で有名なイルカ岩です!
自然の造形美で可愛いですよ~ね♡
「夜の調教師」を目指している私なんで、実験台になって欲しかったです(笑)
ガスが多いものの、時々北アルプスの展望が開け、その度に足が止まってしまいます!
チラチラ見せてくれる辺りがツボを心得ておりますよね~・・・。
景色を楽しみ、エアー登山しながら妄想するのもアリですが、実際に歩かないとイカンですよね~~!
振り返っての一枚です!
燕山荘が小さく見えてますね!
危ない所もなく、景色が良い稜線なんで人気が有るのも頷けますね~
そんな感じで、北アルプスの女王燕岳です!
女王様!初めまして!!aohige0718(私)と申します。
SかMかと聞かれればMなので、素晴らしい景色と共に強烈な「燕返し」を食らわして下さいませ!
願いが通じたのか、本格的なガスガスになって来ました・・・。
ど~やら、女王様の逆鱗に触れてしまったみたいです・・・。
これだとアレですので、北燕岳へ行くのを止めて素直に来た道を戻る事にしました。
無理してもしょうがないので、次回以降のお楽しみにしたいと思います!
結果、この判断がある意味良かった事を下山後知りました。
それについては、最後に触れたいと思います。
イルカと言うよりはポセイドンが出てきそうな邪悪なガスに包まれてしまいました。
今度はどんな海洋生物が出てくるのかワクワクしながら燕山荘に戻っていた時間でした。
ポセイドンと言うよりは、ズングリムックリの雷鳥(ライチョウ)が颯爽と歩きながら登場しました
今日のディナーは「魚」から「チキン」に決まった瞬間でした!(笑)
とりあえず時間もないし、早くやりたいから、シャワーの変わりに砂を浴びるね♡
と、雷鳥が私を誘惑してきました。
しょうがない、私も砂浴びするね♡と伝え準備する事にしました。
雷鳥の妖艶な赤いアイメークに理性を奪われ、アッと言う間に枯れ果ててしまいました(?)
私の青い泥棒ヒゲメイクも、これくらい妖艶なら良いのですが、残念ながら呑み過ぎて気持ちが悪い時みたいな青さなもんで・・・。
それにしても、私の事を怖がらず、近くまで来てくれてありがと~♪元気でね~♪
イルカ岩と眼鏡岩周辺に雷鳥が何匹か居ましたので、近くを歩く時は注意深く探してみて下さい!
名前の通り、天気が悪い時の方が、雷鳥と会える確率が高まると思います!
途中に有ったハクサンイチゲのお花畑に大変癒されました♡
天気が悪いけど、ここまで来た甲斐がありましたね~(´∀`*)
綺麗なお花や、ライチョウにも会えたし、素敵な出会いがモリモリです!
槍ヶ岳や双六岳方面です!!
残雪が絵になりますね!
燕岳は、本当に北アルプスのメジャーな山々を見渡せる展望地でございます!
燕岳周辺のコマクサもホボ開花してました!
例年ですと6月下旬が燕岳周辺のコマクサの見頃みたいですが、今年は残雪が多く、少し遅れるかもしれませんね~
燕岳のコマクサ群落は有名ですので、旬の時期は、多くの登山者で賑わうんでしょうね~!!
この景色が見れただけでも来た意味がありました!
今度は北アルプスの表銀座縦走路を歩いてみたいもんです!
少ないながらも登山者がチラチラいました。
皆さん、色んな思いを秘めて登っているんでしょうね。
段々と雲が厚くなり・・・。
残念ながらこれで見納めですね~・・・。
やっぱり北アルプスは美しく、魅力溢れる山域ですね!
また、機会を作って出没したいもんです!!
燕山荘まで戻り、途中で仲良くなっがら登山者2人とランチにしてみました!
皆さん豪華な食事で、私の貧乏セットを広げるのが恥ずかしかったです(笑)
燕岳は、山ガールが多く出没しますので、格好もそうですが、食事にも気を遣い、「良い男アピール」をしたいもんですよね♡
食事をしていると、一瞬だけ燕岳の機嫌が・・・♡
山ガールにアピールする前に、北アルプスの女王様である燕岳にアピールしないとイカンですよね(笑)
下山する寸前に、私の魅力に気付いたんでしょうね~(?)
こっちのご機嫌が良く分からん感じでした・・・。
でも、幻想的な北アルプスの景色でウットリ♡できました!
こちらが、大天井岳(おてんしょうだけ)に至る表銀座縦走路です!
天気が良ければ大天井岳へピストンするつもりでした。
こっちもテント担いで縦走してみたいですね~♪
燕山荘周辺にコマクサの群落が多くありました。
「馬顔」な私なもので、なんだか他人に思えない感じでした。
これくらい綺麗な馬顔だと、人生変わるんでしょうね~・・・。
燕山荘の周辺は、多くのお花で彩られておりました!
良い所に山荘が有りますよね~!!
12時頃ですが、流石にテント泊者は少ないみたいで、燕山荘のテント場には3張前後しか居ませんでした。
下山途中もテント泊者はほとんど見なかったんで、良いとこ5張位だったと思われます!
この時期は、静かなテント泊が出来て良いですが、天気が微妙ですからね~~・・・。
景色やお花を充分堪能できたので、雨が降る前に燕岳から下山したいと思います!
仲良くなった登山者の方と一緒に下山する事になりました。
やっぱり、北アルプスを歩く方は健脚が多いですよね!
私も「燕返し」のキレをモリモリにしたいもんです!(?)
モリモリと合戦尾根を下り、合戦小屋でございます!
合戦小屋の名物である「スイカ」と「うどん」を食べてみたかったです!
調べれば調べるほど旨そうなんですよね~・・・。
「アタイも乗せてくれ~~!!」と、叫んだんですが、無言で飛び去って行きました。
荷はビールかな?スイカかな?金塊かな?それとも野生の山ガールかな?(笑)
そんな感じで第1ベンチ近くの水場に寄ってみました!
写真だと写ってない感じですが、水量豊富で冷たくて美味しいお水でした!
北アルプスの天然水も、南アルプスに負けてませんね~!!
ここは枯れないみたいなんで、充分当てに出来ると思います!
第1ベンチの傍らで寄り添いながら私を見てました。
これからも優しい眼差しで水場と登山者を見守ってくださいね!
よ~やく登山口である中房温泉に戻ってきました!
中房温泉にしようか迷ったんですが・・・
ちなみにこちらの温泉は、日帰り湯が大人¥700円で、入浴時間が9:30~16:00になっております!
登山口に近く便利なんですけどね~
そんな感じで、登山仲間のお勧めでこちらの有明荘の温泉に入ることにしました!
入浴料は620円で駐車場もそこそこ広いです!
勿論、シャンプー・石鹸は使い放題です!!
※こちらで温泉(中房温泉 有明荘)の詳細を書きましたので、良かったらご参考にしてみてください!
北アルプス燕岳周辺の熊出没について
燕岳から北燕岳へ行くのを止めて良かった!になるのですが、当初、こんな感じのコースを考えておりまし。
燕岳から北燕岳に行って、東沢乗越から中房川沿いのルートで中房温泉へ戻る計画でした。
ガスがひどくて断念したんですが、私が行った次の日だか2日後に中房川沿いで熊の目撃が有ったそうです。
どなたかの記録を見て知ったんですが、この辺は結構クマの出没が多いみたいですね~
ま~これだけ自然がモリモリ残っている山域ですし、クマの1匹や2匹はいますよね!
天気が良く、あのまま計画通りに進んだとしても、クマには会わなかったかも知れませんが、そんなクマ出没情報を耳にしたもんで「行かなくて良かった~!」と思った次第です。
チョットした決断とタイミングによって色々変わるのが人生だと思いますが、出来る限り危ない目には遭いたくないですからね~・・・。
合戦尾根は、夏山ハイシーズンなら登山者も多く、熊も早々近づかないと思いますが、中房川周辺を歩く場合は注意が必要かもしれません!
クマを恐れては何もできませんが、アチラさんのテリトリーの中にいる事を忘れずに、北アルプスの山々を楽しみたいもんですよね!
まとめ
天気があまり良くなかった一日でしたが、北アルプスでないと見れない景色を堪能でき、中々充実した山行になりました!
北アルプスの女王燕岳にも無事に登れたので大満足でございます!
合戦尾根は、北アルプス三大急登と言われているので名前にビビってしまいますが、中々の急登であることに間違いないですが、危ない鎖場や梯子などもなく、普段から定期的に山登りしている方にとっては物足りない尾根かな~と思います。
そ~は言っても、骨が折れる尾根であることにいは違いないですので、無理なくノンビリゆっくりお花を楽しみながら登ってみてください!