- 百間洞山の家小屋泊!聖岳・兎岳雷雨登山について
- 南アルプス南部3泊4日テント泊(聖岳・兎岳・百間洞山の家)の日程・天候
- 聖岳~兎岳~百間洞山の家間の動画
- 南アルプス南部3泊4日テント泊縦走の前回までの記録
- 聖岳~兎山~百間洞山の家までのコース状況
- 百間洞山の家の宿泊料金・バスの送迎について
- 百間洞山の家のテント場・水場・トイレについて
- コースタイム(聖岳~兎岳~百間洞山の家)
- コース・標高差(聖岳~兎岳~百間洞山の家)
- 百間洞山の家で小屋泊!聖岳・兎岳雷雨登山の写真
- まとめ
百間洞山の家小屋泊!聖岳・兎岳雷雨登山について
南アルプス南部を3泊4日のテント泊で縦走した続きになります!
今回は、聖岳~兎岳~百間洞山の家までの区間になるのですが、兎岳の手前から雷雨に見舞われてしまい、全身ビッショリのスケスケな感じになってしまいました。
勿論、雨に備えて合羽も持ってきていたのですが、バケツを引っくり返したような豪雨が突然降ってきて、着替える余裕もなく、一気にスケスケにされてしまった感じです。
「勝負下着」を着用していなかったので、なんだか恥ずかしいスケスケな時間帯になってしまったのですが、今度から「赤」、「黒」、「紐」な感じで攻めてみたいと思います!
「紐」が何を意味しているかは口が裂けても言えませんが、そんな「兄貴」な格好を愛してくれる山ガールがいましたら、お問い合わせフォームからご連絡いただけたらと思います!
二人で「紐」な姿でジックリ楽しみたいな~と思いつつ、いつもの展開になってきたので、南アルプス南部テント泊縦走の続きに移らせて頂きます!
南アルプス南部3泊4日テント泊(聖岳・兎岳・百間洞山の家)の日程・天候
登った日:2018年7月13日(金)~7月15日(日)
天 候:7月14日PM曇りのち雷雨
聖岳~兎岳~百間洞山の家間の動画

写真を押すと、今回歩いた区間(茶臼小屋~上河内岳~聖岳~兎岳~百間洞山の家)の動画を観ることが出来ます!
私の叫び声がモリモリ入ってしまい申し訳ございません。
小雨になった時を狙って、雷雨の状況も動画で撮ってみました。(2:00頃)
稲妻は撮れませんでしたが、雷鳴はゴロゴロとしてますね~・・・。
夏山の稜線で雷雲に遭うと命取りになりますので、十分注意しないといけませんよね。
良かったらご参考にしてみて下さい!
南アルプス南部3泊4日テント泊縦走の前回までの記録
畑薙ダムか入山し、ウソッコ沢小屋~横窪小屋~茶臼小屋でテント泊をした記録になります!
茶臼小屋から出発し、上河内岳~南岳~聖平小屋~小聖岳~聖岳までになります!
聖岳~兎山~百間洞山の家までのコース状況
聖岳から兎岳まで、モリモリ下っていきます。
兎岳へ登り返しもきついのですが、本当に辛いのは中盛丸山になります。
百間洞山の家まであと少し!という場所に中盛丸山はあるのですが、かなりキツイ急登が続きます。
また、聖岳~兎岳~中盛丸山までは、森林限界の稜線になるため、落雷が怖い区間になります。
身を隠せる場所が少ないので、天気の急変には注意してください!
兎岳~中盛丸山間は、尾根が広いので、濃霧や悪天候の時にはルートにも注意してください。
百間洞山の家の宿泊料金・バスの送迎について
こちらが今回お世話になった百間洞山の家になります!
今回は、椹島ロッヂから無料送迎バスで畑薙バス停へ戻る計画なもので、どうしても提携している山小屋に泊まらなければならない関係で百間洞山の家で宿泊いたしました。
横窪小屋・茶臼小屋・聖平小屋に宿泊しても、椹島ロッヂ⇔畑薙ダムへの無料送迎バスを使うことができないのですが、この区分が少し分かり難いですよね。
百間洞山の家より北側にある山小屋・避難小屋で宿泊すると、送迎バスを利用できるのですが、「テント泊」は駄目な決まりになってまして、「素泊まり」ならOKとなっております。
よ~は、「バスに乗りたいなら、それなりにお金を山小屋に落としてね~」って事ですね。
百間洞山の家の宿泊料金ですが、1泊2食(寝具込み)で9,000円、素泊まり(寝具込み)で6,000円になっております。


素泊まりの場合、小屋の中に「自炊室」がありまして、そちらを利用することができます!
テント泊の方は、小屋内にある自炊室は利用できませんので、注意してください!
雷雨で全身ビショビショになりカメラも濡れてしまい、何だか分からない写真になってますね・・・f^_^;
一応、調理中の写真になります!
百間洞山の家のテント場・水場・トイレについて


こちらが百間洞山の家のテント場になっております。
小屋からだいぶ上(赤石岳方面)にテント場が広がっておりまして、全部で20張りほどの広さになります。
テント泊料金は、600円/張となっておりまして、フラットな所も多く、展望も良いので過ごしやすいかと思います。
しかしながら、水場・トイレが小屋(百間洞山の家)にしかないので、往復20分くらいは掛かってしまうと思います。
足元が悪い道が続きますので、夜のトイレはかなり面倒臭いかも知れません。
コースタイム(聖岳~兎岳~百間洞山の家)
聖岳 10:29 → 12:08 兎岳・避難小屋 12:15 → 12:17 兎岳 12:29 → 13:04 小兎岳 13:06 → 13:52 中盛丸山 13:57 → 14:13中盛丸山・大沢岳間・百間洞山の家分岐 → 14:49 百間洞山の家
コース・標高差(聖岳~兎岳~百間洞山の家)
パート3は、聖岳~兎岳~兎岳避難小屋~小兎岳~中盛丸山~百間洞山の家(小屋泊)の区間になります!
百間洞山の家で小屋泊!聖岳・兎岳雷雨登山の写真
南アルプス最南端に鎮座する最後の3000M峰である聖岳でございます!
ここから南に標高3000Mを越える山は南アルプスにはありません。
さっきまでのガスガスが嘘のような青空が見えてきました!
雲海が素晴らしいです!
アッチは光岳・茶臼岳・上河内岳方面の稜線です!!
聖岳の山頂は多くの登山者で賑わってました!
赤石岳が見えるとお歓喜の声があがって盛り上がってました!
奥聖岳方面の展望になります
天候が怪しかったので、今回は寄るのは止めました。
この判断が大正解でした。
ガスに包まれてますが、薄っすら見えているのが赤石岳の稜線になります。
明日が登るので楽しみですね~!
なんとか少しだけ赤石岳が見えました!
天空の城みたいで幻想的なお姿でした。
目指す兎岳になります!
聖岳から地味に遠く、かなり急な登り返しが待っております。
お~~~!!赤石岳がだいぶ見えてきました!!
このまま晴れてくれ!!と、願ったものの、南アルプスはそれほど甘いものではありませんでした。
兎岳目指してモリモリ下っていきます。
南アルプス登山は、登っては下るのを繰り返します。
1つ1つの山が大きいですからね~
テント泊縦走は、体力勝負ですね~
兎岳が雲をブロックしてくれてます。
この辺から雷が鳴りだし、嫌な感じになってきました・・・。
聖岳~兎岳周辺は、結構荒々しい感じの景色が続きます。
私の胃の中も、こんな感じに荒れていた縦走2日目でございます(笑)
兎岳避難小屋の手前で本格的な雨となりました。
ざ~~~っと降って、ピタリと止むのを繰り返す感じで、その執拗な愛撫にウットリしてしまいました♡
何だかウサギ飛びをしたくなってきました。
いや、バニーガールと一緒にウサギ飛びをしたくなってきました。
あの網タイツでニャンニャンして欲しいですね~(?)
ノアの箱舟みたいですが、見えている建物が兎岳避難小屋になります!
外見はボロボロですが、中はリニューアルしてあるのでとても綺麗です!
外見はオジサンですが、心がピュアで少年の様な私と同じような避難小屋ですね!
え?凄い苦情が押し寄せているのは気のせいか!?(笑)
雷雨が凄いですが、なんとか兎岳に到着できました!
一面ガスガスで強風が吹き抜け、バニーガールの妄想をする余裕がありませんでした(>_<)
笑ってしまうほどの悪天ですが、百間洞山の家を目指したいと思います。
兎岳から百間洞山の家までは、尾根が広く分かり難い箇所もあるので要注意です!
見えているのが兎岳かと思われます!
凄い雷雨で写真を撮る余裕が全くありません(>_<)
時々雷雲が抜けて一気に視界が開ける時間帯もあるのですが、アチコチで雷が鳴っていて生きた心地がしません。
左に見えているのが聖岳で、右奥が兎岳かと思われます!
大分きましたね~!
威風堂々としている聖岳でございます。
南アルプスのお山の中でも、聖岳がかなりお気に入りな誰かさんでございます!
よ~やく中盛丸山に到着でございます!
写真だとアレですが、かなり雨が降っております。
も~凄い雷雲で、この辺は非常に危険な感じでした。
早く百間洞山の家に逃げ込みたいと思います!
正面に見えている山は大沢岳(標高2819m)ですが、登らずに山腹を巻くように百間洞山の家へルートが続いております。
こちらが百間洞山の家の降下点になります!
小屋まで1kmですが、なかなか道が悪く痺れる感じでございます。
よ~~~~やく百間洞山の家に到着です!
いや~~全身ビショビショですが、落雷にうたれず済んで良かったです。
百間洞山の家には、私と同じようにビショビショな登山者で溢れておりました・・・。
皆様、本当にお疲れさまでしたm(_ _)m
そして、天気が悪いので小屋泊の方が多く、かなりの賑わいでした。
まとめ
全身びしょ濡れになりながらも、なんとか百間洞山の家に転がり込む事に成功しました!
雷が本当に怖く、兎山からは森林限界なもので木々がない稜線歩きとなり、自慢の出ベソを守ることに労力を費やしてしまいました・・・。
この行程で「登山靴」と「靴下」がずぶ濡れになってしまい、乾かぬまま履いたもので「靴擦れ」を発症してしまいました。
やはり、登山靴は濡らしてはいけないよな~と、改めて思い知る、痛い痛い縦走となりました。
しかしながら、百間洞山の家で一緒の部屋に泊まった登山者達と仲良くなれたのと、自炊室で一緒になった方とモリモリ話せて楽しい時間となりました!
皆様「翌日の天気予報」が非常に気になり、最新の予報が入るたびに一喜一憂してましたが、結果は翌日も「昼から雷雨」の予報で・・・。
今年のアルプスはドSだな~と思いながら、百間洞山の家での時間となりました!
そんな感じで南アルプス南部テント泊縦走は次回に続きます!
百間洞山の家から出発し、百間平~赤石岳避難小屋~赤石岳までの記録になります!