アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山とキャンプ、写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」のアウトドアブログです。

鳳凰三山登山!薬師岳小屋、登山ルート詳細!高谷山と残雪の白峰三山の雄大な景色

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鳳凰三山登山中の残雪の白峰三山の雄大な景色

 

北アルプスや中央アルプスと違い、南アルプスは1つ1つの山が大きく、登山ルートも厳しい所が多いので、どちらかというと玄人が好む山域かな~っと思っております。

 

そんな南アルプスの中でも、比較的アクセスが良く、登りやすい山としてあるのが鳳凰三山になります。

 

今回は、南御室小屋でテント泊をし、翌朝鳳凰三山へ登山した時の様子について解説したいと思います!

 

 

鳳凰三山へ登山した経緯について

前回の南御室小屋でテント泊した続きになるのですが、山小屋へ到着した時間で当日鳳凰三山へ登山するか、またまた翌日にするかを考える計画で臨みました。

 

鳳凰三山への登山は、夜叉神峠駐車場登山口が起点になるのですが、そこそこ標高の高い位置からのスタートになるので、テント泊装備と言えども辛さが幾分和らぐ感じになります。

 

しかしながら、GWの鳳凰三山は、年によって違いますが、まだまだ残雪が多く難儀する箇所も多いので、時間にゆとりを持たせた計画が望ましかったりします。

 

今回も、ある程度登山ルートの状況は把握しておりましたが、無理しても仕方ないな~っと考えていたので、鳳凰三山への登山は翌日に持ち越すこととなりました。

 

結果、翌日へ持ち越したことが功を奏し、綺麗な日の出と南アルプスの景色をモリモリ堪能出来て良かったのですが、それ以上に稜線は爆風が吹き抜け、「走る~♪走る~♪俺たち~♪」っと坊主になりながらスランプしたい瞬間となりました(笑)

 

なんだか良く分からなくなってきましたが、今回は翌朝登山をした鳳凰三山について書いていきたいと思います!

 

まずは、南御室小屋でテント泊の様子について書いた前回の記事がこちらになります!

 

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夜叉神峠駐車場からスタートし、マイナーな大崖頭山へ登りつつ南御室小屋、辻山までの景色や登山ルートの詳細について書いております!

 

そして南御室小屋から薬師岳小屋、鳳凰三山、高谷山へ登山した際に撮影した登山動画がこちらになります!

 

上記写真を押すと、YouTubeで動画を観ることが出来ますので、南御室小屋から薬師岳小屋、鳳凰三山、高谷山への登山ルートの様子や、稜線からの南アルプスの景色を堪能していただけたらと思います!

爆風だったため、風の音がモリモリ入っておりますので、その点、ご了承ください。

 

鳳凰三山薬師岳小屋までの登山ルート、残雪の白峰三山の雄大な景色の詳細

残雪の白峰三山の雄大な景色を見るために3:30に起床しました。

 

「夜の大王」、「夜のお遊戯会」、「夜の大運動会」が大好きな私にとっては、絶好調な時間帯になるのですが、お供してくれる女性がいないとテンションが低い時間帯でもあったりします。

 

女性の柔らかい双耳峰だと思いながら蒸かした肉まんをモミモミ食べて鳳凰三山への登山に備えました♡

 

 

鳳凰三山へ登り始めた様子

朝からテンションが高いんだか低いんだかよく分からない感じですが、マッちゃんの尻を照らしながら鳳凰三山へ登り始めました!

 

肉マンよりも良い眺めですよね~♡ってセクハラ全開な感じで薬師岳小屋を目指しました。

 

 

南御室小屋から薬師岳小屋までの登山ルート詳細

南御室小屋から薬師岳小屋までの登山ルートは、早朝という事もありましてガリガリ君な感じでした。

 

登りなので問題なかったですが、下りはチェーンスパイク、軽アイゼンは必須になります。

 

 

鳳凰三山薬師岳小屋までの登山ルート上の富士山の景色

マッちゃんの尻を眺めながら英気を養い、歯を食いしばって登っていくと朝焼けに染まる富士山の景色が見えてきました♡

 

 

薬師岳小屋までの登山ルート残雪の白峰三山の雄大な景色

振り返ると残雪の白峰三山の雄大な景色が広がり、ウットリが止まらくなってしまいました♡

 

 

中央が間ノ岳、左側が農鳥岳の残雪の景色

中央が間ノ岳、左側が農鳥岳になりまして、残雪が絵になりますよね!って、残雪と呼ばない積もり具合ですよね。

 

 

薬師岳小屋周辺の朝焼けの富士山と山ガール

朝焼けに染まる富士山とマッちゃんの夢のコラボとなりました!

 

薬師岳小屋周辺は、森林限界付近になりますので、南御室小屋とは違い一気に展望開けてきます。

 

 

薬師岳小屋周辺で日の出となった様子

無計画にスタートした我々でしたが、結果的に日の出に間に合い綺麗な景色を見ることが出来ました♡

 

「結果オーライ」って、私達に滅茶苦茶当てはまる良い言葉だと思ってしまいました(笑)

 

 

薬師岳小屋周辺で日の出と富士山の景色

そににしても富士山が美しく、銭湯の壁画として使って欲しいですよね!

 

 

モルゲンロートた残雪の白峰三山の景色

そしてモルゲンロートとなった残雪の白峰三山の景色になります!

 

 

鳳凰三山からでないと見れない雄大な景色

鳳凰三山からでないと見れない雄大な景色になります!

 

寒くて眠い中、登った者だけが味わうことが出来る美しい世界ですよね。

 

 

鳳凰三山日の出の時間

この静寂に包まれる日の出の時間が大好きだったりします♡

 

昨日の辻山からの夕陽も素晴らしかったですが、薬師岳小屋周辺の日の出の景色も負けず劣らずでした!

 

 

刻々と姿を変える南アルプス白峰三山の景色

刻々と姿を変える白峰三山の景色になります!

 

 

北岳の雪景色

白峰三山の盟主である北岳の迫力が凄まじかったです!!

 

北岳バットレスの危ない魅力がモリモリ伝わってきますね~

 

 

鳳凰三山の薬師岳、観音岳遠望

目指す鳳凰三山の薬師岳、観音岳が見えてきました!

 

風が滅茶苦茶強く寒いので、早く薬師岳小屋に向かいたいと思います!

 

薬師岳小屋の料金、トイレ詳細

薬師岳小屋

こちらが小屋を改築した薬師岳小屋になります!

 

立派な山小屋に変身しましたが、宿泊料金の方も改訂されてましたので、最新の情報を載せておきますね!

 

  • 1泊2食付き    13,000円
  • 1泊夕食付     11,500円
  • 寝具付き素泊まり  10,000円
  • シング無素泊まり   7,000円
  • 昼お弁当(事前予約) 1,300円

 

南御室小屋こよりも若干高い値段設定になっております。 なお、薬師岳小屋にはテント場がありませんので、テント泊はできないので注意してください!

 

 

薬師岳小屋の入口の様子

そしてこちらが薬師岳小屋の入口の様子になります。

 

入口付近に自炊室?がありまして、そちらで宿泊したと思われる登山者が食事を作ってました。

 

 

薬師岳小屋の内部の様子

薬師岳小屋の横には雪の塊が鎮座しておりました。

 

凄い積雪量だな~っと思ったのですが、薬師岳小屋の小屋番さん曰く「今年も雪が少ない」そうそうです。

 

夏頃、水不足にならなければよいな~てなことを言っていましたので、夏に縦走される登山者は、今から戦々恐々な感じですよね。

 

 

薬師岳小屋のトイレ

こちらが薬師岳小屋のトイレになります!

 

綺麗に管理されていたトイレになりまして、アイゼンを外して利用する必要があります。

 

宿泊者以外のトイレの使用料は1回100円になります。

 

鳳凰三山登山!薬師岳の登山ルートと標高の詳細

薬師岳小屋から鳳凰三山薬師岳登山スタートの様子

薬師岳小屋で英気を養ったところで、鳳凰三山の1座であります薬師岳へ登りたいと思います!

 

 

薬師岳小屋から少し登った景色

薬師岳小屋から少し登ると一気に展望が良くなります!

 

 

鳳凰三山薬師岳の山頂でウエディングフォトの撮影をしているカップル

鳳凰三山薬師岳の山頂でウエディングフォトの撮影をしているカップル?がいました。

 

思わず「ヒューヒュー♪ヒューヒューだよ♪」っと言ってしまったのですが、爆風の中とても大変寒そうですが、二人の門出を祝福したいと思います♡

 

きっと、鳳凰三山で知り合い、乳繰り合いながらゴールインしたのでしょうね~(?)

 

 

鳳凰三山の薬師岳の日の出景色

私の場合、「鳳凰三山の薬師岳にズームイン!」って感じで4チャンネルを意識してみました(?)

 

 

残雪の白峰三山の景色が純白の花嫁の様な美しさ

強風で立っていられない感じだったのですが、残雪の白峰三山の景色が美しく、私にとっては純白の花嫁に見えました♡

 

 

鳳凰三山薬師岳から見る最高峰の観音岳

鳳凰三山薬師岳から見る最高峰の観音岳になります。

 

鳳凰三山のウエディングロード?バージンロード?THEトラブリューのロードな感じですね!(?)

 

 

凰三山の一角をなす薬師岳山頂

朝焼けのモザイクで輝いておりますが、こちらが鳳凰三山の一角をなす薬師岳山頂になります!

 

鳳凰三山薬師岳の標高は、2,780mになります。

 

3,000m近くの標高になりますので、中々のタフな登山となります。

 

爆風で本当に寒いので、早々に鳳凰三山最高峰の観音岳を目指したいと思います!

 

鳳凰三山登山!最高峰観音岳の標高と登山ルート詳細

鳳凰三山登山観音岳方面の景色

爆風に晒されながら、鳳凰三山登山を再開したいと思います!

 

最高峰の観音岳の迫力に圧倒されているマッちゃんが印象的でした。ってか、とても華奢な方なので、強風に飛ばされている姿が印象的でした(笑)

 

 

最高峰観音岳への登山ルートの様子

樹林帯の登山ルートに突入すると、幾分風の影響が弱まるものの、それでも寒さが厳しく、とめどなく鼻水と愛液が漏れだしてしまいました♡(???)

 

 

鳳凰三山の稜線上の登山道の積雪具合

愛液ってなんだ!?って感じですが、鳳凰三山の稜線上の登山道は、こんな感じに雪で埋もれていて見えてませんでしたが、危ない所はほぼない感じでした。

 

 

観音岳付近から八ヶ岳の景色

観音岳付近から八ヶ岳の景色が見えてきました!

 

 

鳳凰三山最高峰の観音岳の山頂を遠望

あのモッコリが鳳凰三山最高峰の観音岳の山頂になります。

 

こんなに風が強くて寒いのに、登山者がモリモリいますね~

 

観音岳へ登っている様子

お尻三兄弟♪な感じで観音岳へ登っていきます。

 

前爪のある12爪アイゼンの方が良さそうに見える登山ルートですが、今回は不要な感じの積雪、凍結具合でした。

 

 

鳳凰三山最高峰の観音岳標高は2,841m

爆風に煽られながらも無事に登頂した鳳凰三山最高峰の観音岳になります!

 

観音岳の標高は、2,841mになります。

 

いや~空気が薄く感じてきました。

 

 

鳳凰三山最高峰の観音岳だけから眺める甲斐駒ヶ岳の景色

鳳凰三山最高峰の観音岳だけから眺める甲斐駒ヶ岳の景色になります!

 

甲斐駒ヶ岳も久しく登っていないので、何処かで行きたいんですけどね~~

 

 

左奥が甲斐駒ヶ岳、右の岩峰が鳳凰三山の地蔵岳遠望

左奥が甲斐駒ヶ岳、右の岩峰が鳳凰三山の地蔵岳になります。

 

南御室小屋、薬師岳小屋から鳳凰三山へアプローチする場合、ガツンと下る地蔵岳へ進まないことが多いのですが、ドMな3人ですので、何も言わず先に進むことになりました(笑)

 

 

鳳凰三山観音岳から眺める富士山の景色

 鳳凰三山観音岳から眺める富士山が美しく、このままあの世へ旅立ちたくなってしまいました(?)

 

鳳凰三山の最高峰からの眺めを堪能したところで、地蔵岳目指して進みたいと思います!

 

鳳凰三山登山!地蔵岳とオベリスクまでの登山ルート詳細

観音岳から地蔵岳までの登山ルート

上述の通り、観音岳から地蔵岳までの登山ルートは、モリモリ下っていきます・・・。

 

ただ、正面に八ヶ岳が綺麗に見えるので、足取りは少しだけ軽くなりました(笑)

 

 

目指す鳳凰三山地蔵岳遠望

目指す鳳凰三山地蔵岳のオベリスクになります。

 

アレを登ってまだ下るのよね~っと思うと、夜も眠れなくなってしまいました(?)

 

 

観音岳から地蔵岳登山ルートの残雪の白峰三山の景色

観音岳から地蔵岳への登山ルートも残雪の白峰三山の景色が素晴らしく、心弾んでしまいました!

 

 

地蔵岳の賽の河原

そんな感じで地蔵岳の賽の河原に到着です!

 

水子供養と思われますが、ここまでお地蔵様を運ぶのも一苦労ですよね・・・。

 

 

鳳凰三山地蔵岳に到着の様子

そんな感じで鳳凰三山地蔵岳に到着です!

 

 地蔵岳と言ったらオベリスクの景色ですよね~!

 

初めて登ったマッちゃんも、これで鳳凰三山コンプリートとなりました!ちなみに鳳凰三山地蔵岳の標高は、2,764mになります。

 

ちなみに地蔵岳のお隣に鎮座する高嶺(たかみね(国土地理院の地図では「たかね」と読む)の標高が2,779mと少し高く、個人的には鳳凰三山ではなく、鳳凰四山になるのではないかな~っと思っちゃっております!

 

鳳凰三山登山!南御室小屋、夜叉神峠までの登山ルート詳細

地蔵岳から先ほどまでいた観音岳、薬師岳を目指して戻る様子

名残惜しいですが、地蔵岳から先ほどまでいた観音岳、薬師岳を目指して戻りたいと思います。

 

分かっていましたが、観音岳までの登山ルートは、登りになるので足腰に堪えます・・・。

 

 

鳳凰三山から八ヶ岳の主峰赤岳の景色

無の境地で観音岳を目指していると、八ヶ岳の主峰赤岳が綺麗に見えました!

 

今年は赤岳に登りたいですね~

 

 

鳳凰三山から見る仙丈ケ岳

鳳凰三山から見る仙丈ケ岳も素敵でした♡

 

仙丈ケ岳も久しく登っていないので、何処かのタイミングで登りたいですね~

 

 

鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳の山頂アップ写真

それにしても甲斐駒ヶ岳の山頂に雪がなく驚きました。

 

天気も良いし、今日は甲斐駒ヶ岳へ登っている登山者が多そうですよね。

 

 

地蔵岳から観音岳への登り返しの様子

南御室小屋、薬師岳小屋からスタートの場合、鳳凰二山までの登山者が多い理由が良く分かりました。

 

やっぱり、地蔵岳から観音岳への登り返しはキツイです・・・。

 

 

富士山を眺めながら鳳凰三山の登山ルートを戻っている様子

富士山を眺めながら鳳凰三山の登山ルートを戻っていきます。

 

 

鳳凰三山薬師岳まで戻ってきた様子

よ~やく鳳凰三山薬師岳まで戻ってきました。

 

ウェディングフォトを撮影したカップルがまだいたら面白いな~っと考えていたのですが、残念ながら終了してました。

 

 

ノンビリ残雪の白峰三山を眺めている様子

朝よりも風が少し弱くなり、ノンビリと残雪の白峰三山を眺めることが出来ました!

 

それにしても良い天気ですね♡

 

 

鳳凰三山薬師岳のイルカ岩

北アルプスの燕岳のイルカには及ばないものの、鳳凰三山薬師岳のイルカちゃんも可愛いですよね!

 

 

赤色の屋根が薬師岳小屋

赤色の屋根が薬師岳小屋になります。

 

名残惜しいですが、テントがある南御室小屋へ戻りたいと思います!

 

 

鳳凰三山から南御室小屋へ下山の様子

モリモリ下り昼前に南御室小屋へ戻りました。

 

さ~テントを撤収して夜叉神峠へ下山したいと思います。

 

 

鳳凰三山へ登山した山ガールのテント泊装備

それにしても皆様の荷物の量が凄い事になっておりますよね~・・・。

 

男性陣もさることながら、マッちゃんの荷物の量が凄かったです。

 

女性ながら凄い体力だな~っと思いながら夜叉神峠小屋を目指しました。

 

 

夜叉神峠に到着

そんな感じで夜叉神峠に到着です!

 

ここまで来れば、あと少しで下山でございます。

 

高谷山登山と桧尾峠経由で夜叉神峠駐車場へ下山の様子

高谷山山頂

結局、夜叉神峠駐車場には進まず、直ぐ近くに鎮座する高谷山を経由して下山する事にしました。

 

 

高谷山から中池方面分岐

高谷山から中池方面に行けるのですが、こちらはバリエーションルートになります。

 

そのまま櫛形山へ縦走できるのですが、行きたいルートの1つになるものの、日帰りでお供してくれる山仲間は・・・

 

何処かのタイミングでソロで楽しみたいと思います!

 

 

高谷山からの北岳の景色

高谷山からの北岳の景色になります!

 

未確認飛行物体が飛んでますが、アレは何だ!?

 

 

高谷山から桧尾峠経由で夜叉神峠駐車場へ下山開始の様子

そんな感じで高谷山から桧尾峠経由で夜叉神峠駐車場へ下山する事にしました。

 

 

桧尾峠

かなりの急降下をこなすと桧尾峠に到着しました!

 

ここまで痩せ尾根もあったりと、悪路に慣れていない方は怖いと感じるかもしれません。

 

ま~初心者は使わないほうが無難かもです。

 

 

桧尾峠からトラバース気味な登山ルートの様子

桧尾峠からトラバース気味な登山ルートを進んで行きます。

 

現在、桧尾峠から夜叉神峠駐車場までの登山ルートは、破線ルート扱いになってますが、悪路もあるので自信がなければ使わないほうが無難かもです。

 

 

桧尾峠から夜叉神峠駐車場の途中にある崩壊地

そしてこちらが崩落地になります。

 

短いながらザレた登山道の区間がありまして、ズルズルと落ちる(滑落)可能性があります。

 

南アルプスではよくある感じのルートですが、ま~「滑落=大事故」にはならい感じの場所ではあるものの、慣れていない方は使わないでくださいね!

 

 

桧尾峠の分岐地点

更にザレた急降下の登山ルートをこなすと桧尾峠の分岐に到着しました。

 

こちらが夜叉神峠駐車場から広河原方面に進むと左手に見えてくる桧尾峠の分岐地点になります。

 

破線ルートながら、それなりに整備されてますし、踏み跡もあるので道迷いのリスクは低いと思います。

 

登山道が少し荒れてますので、高谷山などへ登る際は、気を付けてください!

 

 

夜叉神峠駐車場へ下山の様子

林道を少し歩けば、駐車した夜叉神峠駐車場となります。

 

ゲートがあるのですが、関係者が常駐していて開けてくれました。

 

楽しくも厳しい鳳凰三山への登山となりましたが、今回の詳細に移りたいと思います!

 

鳳凰三山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細

鳳凰三山登山の登山ルート・標高差・コースタイム詳細

南御室小屋、薬師岳小屋、鳳凰三山、高谷山への登山ルートと標高差の地図

こちらが今回登山をした南御室小屋、薬師岳小屋、鳳凰三山、高谷山への登山ルートと標高差の地図になります。

 

登山をした日は、4月27日なりまして、テント泊した南御室小屋夜の早朝4時頃の気温がマイナス3度前後、鳳凰三山の稜線は風がとても強くて寒く、体感気温はマイナス20度前後だったと思われます。

 

また、標高差の地図の通り、南御室小屋から鳳凰三山観音岳までは、それほど急登は続かないものの、地蔵岳の往復が地味にきつく、雪もあってコースタイムが掛かってしまいました。

 

なお、オマケで寄った高谷山は、夜叉神峠から20分前後のコースタイムで登れますので、時間があれば寄ってみても良いかもしれません。

 

高谷山から桧尾峠へ下り、夜叉神峠駐車場へ至る破線ルート(国土地理院の地図には表記されてませんが、山と高原地図では破線ルート扱い)を使って下山したのですが、同行者から「危ない」、「怖い」といった意見がありましたので、ご利用は計画的に。

 

そしてこちらが今回登山をした薬師岳小屋、鳳凰三山、高谷山のコースタイムになります!

 

南御室小屋 4:13 → 5:21 薬師岳小屋 5:33 → 5:36 薬師岳 → 6:11 鳳凰山観音岳 → 7:40 鳳凰三山地蔵岳 → 9:07 鳳凰三山観音岳 → 9:27 薬師岳 → 9:47 薬師岳小屋 → 11:11 南御室小屋 11:58 → 12:38 苺平 → 14:38 夜叉神峠小屋 → 15:06 高谷山 → 15:27 桧尾峠 → 16:06 夜叉神峠登山口

 

高谷山へ寄り道しておりますが、それでも南御室小屋、薬師岳小屋、鳳凰三山等を絡めた全体のコースタイムが約12時間ほどでした。

 

南御室小屋でテントの撤収や休憩等の時間が含まれておりますので、大まかなコースタイムだと思って眺めて頂ければ幸いです。

 

まとめ

南御室小屋でテント泊をし、翌日鳳凰三山へ登山したのが功を奏し、綺麗な日の出と残雪で輝く白峰三山の景色を思う存分堪能することが出来ました!

 

鳳凰三山への登山は、日帰りでも十分楽しむことが出来ますが、個人的には南御室小屋、鳳凰小屋で1泊してノンビリ南アルプスの景色を堪能するプランがおすすめになります。

 

GWの鳳凰三山は、まだまだ冬山になりますので、防寒対策やアイゼン等の装備に抜かりないよう望んでくださいね!

 

鳳凰三山は、アクセスがよく、大好きな山の1つにですので、季節や登山ルートを変えて再訪したいと考えてます!

 

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青木鉱泉のドンドコ沢ルートから鳳凰三山へ登山した時の記事になります!

夜叉神峠からの登山とは違い、綺麗な滝が多い沢沿いのルートになるのでおすすめです!

 

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南アルプスをグルっと縦走した時の記事になります!

初日に鳳凰三山へ登山をし、そのまま甲斐駒ヶ岳方面に縦走した記事になります!