- 観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走について
- ドンドコ沢から鳳凰三山地蔵岳登山の前編
- 観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走日程・天候・メンバー
- 中道から青木鉱泉のコース状況
- トイレ・水場の状況
- 観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山登山の装備について
- 観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山のコースタイム
- 登山コース・標高差(青木鉱泉~地蔵岳~観音岳~薬師岳~中道)
- 観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走の登山写真
- まとめ
観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走について
前回に引き続きまして、南アルプスの鳳凰三山に出没したときの後半の記録になります!
今回の舞台である鳳凰三山は、「南アルプス」の山になりますが、今年は「中央アルプス」、「北アルプス」へにも行こうと思い、色々と計画を立てているところでございます!
去年みたいに悪天候が続かなければ良いのですが、果たしてどうでしょうかね~・・・。
今年の天気の荒れっぷりも凄いものがありますので、あまり期待しないほうが良いかな~と思っているところでございます。
山登りをしていると、「自然には勝てないよな~」と思うことが多いですよね。
自然が怒り狂っている時は「山に行かない」ことが大事ですよね!
そんな感じで、鳳凰三山地蔵岳から癒しの天空縦走路歩きでございます! こんな1日になりました!
ドンドコ沢から鳳凰三山地蔵岳登山の前編
青木鉱泉から出発し、南精進ヶ滝~五色滝~鳳凰小屋~地蔵岳までになります!
観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走日程・天候・メンバー
登った日:6月23日 [日帰り]
天 候:曇/ガス
メンバー:単独
青木鉱泉のバイク駐輪料が400円/日、車の駐車場料金は750円/日になります。
登山シーズンになると、青木鉱泉の駐車場はかなり混雑しますので、早めの到着が良いかと思います!
青木鉱泉までの林道は、鹿が急に飛ばしてくることがあるので、夜間の運転は慎重に!
中道から青木鉱泉のコース状況
地蔵ヶ岳~観音岳~薬師岳間は、稜線で遮る物が乏しいので、風がモロにあたります。
夏の時期でも地味に寒いときがありますので、防風・防寒対策を忘れずに!
中道コース(薬師岳~御座石~青木鉱泉)は、展望がなく、ひたすら下るのみです。
登山道に木の根っ子が多く、よく滑り滑り落ちました。
中道は、雨降った後は歩き難いルートだと思います。
展望もないので、中道を登りで使うのは、メンタルを蝕まれてしまいますので、私はお勧めしません!
トイレ・水場の状況
- 薬師岳小屋・・水場なし(小屋にて購入になります)、トイレあり(有料)
- 中道・・・・・水場なし、トイレなし
中道ルート上に水場・トイレはありません。
鳳凰小屋で忘れずに準備してください!
観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山登山の装備について
水:2.0L(内、2.0L持参。鳳凰小屋0.5L補給。1.8L消費。0.2L余り。)
スポーツ飲料1.0L(内、1.0L持参。1.0L消費。0.0L余り。)
※鳳凰小屋の水場は当てにできます!
菓子パン3個、チョコレート120g(内、60g消費)、飴玉15個(梅、レモン飴)
アイゼン(6爪)、合羽、着替え(Tシャツ1枚)、バーナー、ダブルストック、ヘッドライト、予備電池、熊鈴、虫除けスプレー、消臭スプレー、その他諸々
観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山のコースタイム
地蔵岳 10:38 → 10:46 赤抜沢ノ頭 → 11:12 鳳凰小屋分岐 → 11:29 観音岳 11:32 → 11:46 薬師岳 11:52 → 12:29 御座石 12:33 → 13:59 薬師岳登山口(林道) → 14:23 青木鉱泉
登山コース・標高差(青木鉱泉~地蔵岳~観音岳~薬師岳~中道)
後編で歩いた区間になります!
地蔵岳から出発し、 観音岳・薬師岳の鳳凰三山を縦走し、中道から青木鉱泉へ下山した区間になります。
観音岳・薬師岳・地蔵岳鳳凰三山縦走の登山写真
よっ!地蔵岳のオベリスク!!
ガスガスの山頂ですが、これも雰囲気が良くて綺麗ではない景色でございます!
鳳凰三山地蔵岳の標高は2,764mになります!
オベリスクの近くに三角点があるのですが、写真撮るの忘れてしまいました・・・。
ガスガスの地蔵岳ですが、日頃からモザイク姿に慣れているので苦になりません!(?)
賽の河原にあるお地蔵様たちです!
標高2,700mもある地点まで重たいお地蔵様を持ってくるのですから、凄いですよね!!
過去に、お地蔵様も運んでいる方に会った事があるのですが、鬼気迫る感じで話しかけれませんでした。
地蔵岳・赤抜沢ノ頭周辺に残雪がありました。
イチゴミルクで抜きたいですね~!!(?)
目指す観音岳が見えてきました!!
鳳凰三山の最高峰になります!
赤抜沢ノ頭周辺は岩場が多く、座高が高い私には難儀する時間帯でした・・・。
も~少し脚が長ければ、女性からもモテて黄色い人生だったんでしょうね~
むしろ、「黄色い人生」の意味が良く分からないですよね(笑)
口の周りは青いので、そんな人生もアリだよね!と、観音岳に伝えてみました♡
観音様のように、優しく微笑んでくれた素晴らしい景色の時間になってきました!
日頃の行いが悪いみたいで、直ぐにガスガスになってしまいました・・・。
名前が分かりませんが、綺麗な白いお花がモリモリ咲いてました!
高山植物の勉強でも頑張ろうかな~と、思いつつ、も~20年近く経ってしまいました(笑)
鳳凰三山のシンボルツリーである、「ミステリーサークルツリー」になります。
侘び寂びの世界観が良く伝わる松の木ですよね~
私の髪型に採用したい感じですね!
スネオな感じに憧れているので、ぼちぼち「コボちゃんカット」から卒業したいです!
地蔵岳・観音岳の稜線もイワカガミがモリモリ咲いてました!
ピンク色で可愛いお花ですが、イソギンチャクみたいなビジュアルに、何故か「気持ち良さそう」と思ってしまいました。
そんな感じで鳳凰小屋との分岐点になります。
地蔵岳へ行かずに、ここから観音岳へ登る事ができます!
振り返っての地蔵岳でございます!
鳳凰三山の中でも一番荒々しい頂ですよね~
ジャックナイフな感じが、若い頃の私にそっくりでございます(笑)
ガスが少し晴れてきました!!
アレは北岳でしょうかね!?
なんとなく白峰三山のような・・・。
天気よいと、北岳・間ノ岳・農鳥岳が鳳凰三山から綺麗に見えるのですが、今日は残念な感じですね~・・・。
モリモリと登り本日最高峰である観音岳でございます!
鳳凰三山最高峰の観音岳の標高は、2,840mでございます!
この蒸し暑い時期でも、標高2,800mまで高い所に来ると寒いぐらいです。
目指す薬師岳への稜線でございます!
鳳凰三山縦走において、この観音岳~薬師岳間が、一番の癒しの天空縦走路かな~と思っております!
観音岳からみる地蔵岳のオベリスクでございます!
やっぱり地蔵岳のオベリスクは絵になりますよね~!!
ガスに包まれた鳳凰三山も雰囲気が良いですよね!
さ~観音岳の山頂を満喫したところで、薬師岳へ行きたいと思います!
ガスの中へ突入し、黄泉の国へ逝ってしまいたいと思います♡
どんな白目になるかワクワクでございます(笑)
ガスに突入すると、私の事が嫌いみたいで、どんどんガスが引いていきました。
よっぽど私の事がキモく感じ、ドン引きしてしまったんでしょうね~・・・。
そこまで嫌いにならなくても良いのにな~と思いつつ、薬師岳へ進みたいと思います!
白砂の天空縦走路をモリモリ歩き、本日最後のピークである鳳凰三山薬師岳でございます!
薬師岳の標高は、2,780mでございます!
標高が高いと、酸素が薄くてテンションが上がってしまいます!!
薬師岳の山頂の近くにある「中道」の入口になります!
こんな感じにペンキで書かれてますので、ルートが分からないことはないと思います。
中道ルートの入口付近から撮った薬師岳の山頂になります!
大きなケルンが目印でございます。
あそこのケルンで「キャンプファイヤー」をやったら、盛り上がりそうですよね~!
ただ、凄く怒られてしまう予感が致しますよね(笑)
薬師岳の山頂で粘っていると、よ~~やく南アルプスの盟主である北岳(右)と間ノ岳(左奥)が薄っすら見えてきました!
日本の標高で2番目と3番目に高い山がいっぺんに見れるのはお得ですよね~!
ちなみに北岳と間ノ岳の稜線が、日本で一番長い標高3,000mの尾根道になります。
日本で一番標高が高い天空縦走路を歩きをしたいものですよね~!
今年、行っちゃおうかな~(´∀`*)
中道から青木鉱泉を目指して進んで行くと、白いお花がモリモリ咲いてました!
中道は、展望がない樹林帯歩きが長いですが、時々花が咲いていて癒しを届けてくれます!
こちらが中道ルート上にある「御座石」になります!
とても大きな岩で、ここで雨宿りをすることが出来ると思います!
中道ルートで唯一の目玉アイテムになります。
あとはひたすら樹林帯をモリモリ歩く地味な時間になります。
中道ルートは、こんな感じの樹林帯歩きが続きます。
笹原もあって、雰囲気が良いので個人的には好きなんですけどね~
こちらが中道の登山口になります。
林道の終点になるのですが、こんな朽ち果てた小屋が残っております。
昔の「造林小屋」なんでしょうかね!?
さらに青木鉱泉を目指して進んで行くと、こんな看板があります。
「青木鉱泉近道」へ進んで行くと、ドンドコ沢を渡渉しないといけないので、看板の通り増水していると進めません。
ただ、この近道を使うとかなり早く青木鉱泉へ戻ることが出来るので、天候次第ですね。
無事にドンドコ沢を渡渉し、青木鉱泉へ戻ってきました!
やっぱり、下界は蒸し暑いですね~・・・。
まとめ
地蔵岳から観音岳、薬師岳の稜線からの景色を楽しみにしていたのですが、残念ながらガスガスで、「白峰三山」も一部しかみる事ができませんでした。
しかしながら、それでも南アルプスらしい景色を少しみる事ができ、お花も多く咲き乱れていて、充実した山登りの時間になりました。
やはり、鳳凰三山も「日帰り」だと勿体無いですよね~
今度はテント担いで鳳凰三山から甲斐駒ヶ岳へ縦走したいな~と考えている誰かさんでした!
夜叉神峠から鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳を経由して、仙丈ヶ岳、白峰三山を縦走した記録になります!
同じようなコースを夏休み考えているテント泊愛好家にお勧めなきじになりますので、良かったらご参考にしてみて下さい!