アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

登山と写真撮影が大好きな「自称爽やかなオジサン」の登山ブログです。

ナンガオーロラ600DX厳冬期用寝袋レビュー!モンベル・イスカ比較とダウンの単位フィルパワー!

ナンガ(NANGA) オーロラ600DX

 

 

 

ナンガオーロラ600DX厳冬期用寝袋を購入した経緯 

今回は、私が厳冬期のテント泊で使っているナンガオーロラ600DXの寝袋と、モンベル・イスカのアイテムを比較してみたいと思います!

 

ナンガオーロラ600DXは、結構長く使ってますが、保温力も良く、お気に入りの寝袋になります!

 

勤め先に、私と一緒で登山が趣味な方がいるのですが、時々「山関係の情報交換」をしたりします。

 

その中で、何を思ったのか「厳冬期にテント泊したい!」との事で、「厳冬期用の寝袋」についてお勧めやアドバイスをして欲しいと依頼がありました!

 

まだ回答していないのですが、折角なので、こちらのブログの記事を以って回答と致します!

 

厳冬期用の寝袋については色々な意見が有るかと思うんですが、私は登山で使う寝袋で一番大事なのが「暖かさ」、次が「軽さ」かなと思ってます。


折角、高いお金を出して寝袋を買ったのに、イザ使ってみたら「寒くて寝られない!」じゃ、意味がないですしね。

 

「寝袋」の話から脱線しますが、寒さ対策にとって重要なのは「スリーピングマット」も外せないと思います。

 

いかにして地面の冷気をシャットダウンして暖かくするかが快適な眠りには欠かせない要素だからです。

 

本来なら「寝袋」と「スリーピングマット」の話がセットにならないと意味がないのですが、今日は依頼の通り「厳冬期用の寝袋」の方を少し記載したいと思います。

 

色々なメーカーで寝袋が発売されておりますが、何を確認するべきか!?

 

やはり「暖かさ」が一番大事だと思いますので、是非「ダウンの質」とメーカーから出している「快適睡眠温度」、「限界睡眠温度」を確認して下さい。

 

 

ダウンの単位フィルパワーについて

ダウンの単位で「フィルパワー(FP)」がありますが、こちらは時々聞く事があるのではないでしょうか!?

 

簡単に書くと、この単位が大きければ大きいほど良質なダウンであると言え、それだけ暖かいということになります。

 

なんで暖かくなるかと言うと、良質なダウンは、モリモリと空気を含みながら体積が膨らみ、その膨らんだ空気の層で冷気をシャットダウンするからです。(暖かな空気が逃げない)

 

ただ、良質なダウンほどとれる量も少なく、希少性が高くなりますので、それに比例して値段が高くなります・・・。

 

世間一般で言われている「ダウンの品質」については、下記の通りになっております。

 

  • 低ダウン品 - FP500以下
  • 良質ダウン - FP600~700
  • 高品質ダウン - FP700以上

 

ダウンの品質は、こんな感じになっておりますので、お金に余裕があるならば、FP700以上のダウンを使われている寝袋が良い事が分かります!

 

ここ数年、安い値段で「ダウンジャケット」を購入することができますが、多分、FP550以下のダウンを使っているのではないかと推測しております。

 

また、ダウンの原料は「水鳥(カモ)」ですが、ここ数年値段が上がっていたそうです。

 

なんでか???

 

ダウンの主な原産国は中国なのですが、昔は原料であるカモ肉の消費が多く、比例して羽毛もモリモリとれておりました。

 

しかし、近年の経済成長が著しいこともあり、カモよりも美味しく値段が高い「鶏肉」の需要が増し、カモの飼育が減ってしまった為と言われております。

 

よ~は、中国人の食生活の変化によって、ダウンの値段にも影響したという事みたいです。

 

また、高品質(FPが高い)な羽毛は、少ない量でも暖かいので、その分軽量化にも繋がるかと思われます。

 

そんな感じのダウン事情を頭に入れて色々と厳冬期用の寝袋を買う時に調べた結果、私はナンガから販売されている下記オーロラ600DXに決めました!

 

ナンガオーロラ600DX寝袋の詳細

 

ナンガオーロラ600DXの寝袋のスペックはこんな感じになります!

 

◎重量:1,250g(ダウン量600g)

◎快適睡眠温度(それなりの服装で快適に寝られる温度):-14度

◎限界睡眠温度(かなり着込んでなんとかギリギリ寝られる温度):-30度

※睡眠温度は個人差がありますので、ある程度の目安としてみて下さい。

 

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ナンガオーロラ600DXの寝袋の大きさなのですが、長さが約40cm、高さが約20cm位で、かなりかさ張ります。

 

これはチョッと持てる荷物が減って困るな~・・って事で、別途、購入したアイテムがありますので、併せてご確認ください!

 

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イスカから発売されているコンプレッションバック(圧縮袋)を使ってみてのレビューになります!

かなり荷物の容積を減らす事が出来ますのでお勧めです!!

 

 

寝袋の購入の決め手は、ナンガさんは国内製造で、しかも「永久補償」が付いている点です!

 

また、ダウンの品質も760FP、洗濯も可能、シュラフカバーなしでそのまま使えるのも荷物が減って良いな~と感じました。

 

ある程度着込めば、-20度くらいまでは問題なく寝られるのではないかと思います!

 

特に、首もとの加工が素晴らしく、首筋から冷気が入ってこない構造になっていて、寒い環境では必須ではないかと思います。


テント内の結露が酷い日も、寝袋が濡れて困るような事はありませんでした。

 

で、ナンガオーロラ600DXを購入する前にだいぶ迷ったのが、モンベルとイスカの寝袋になります!

 

モンベル寝袋ULスーパースパイラルダウンハガー800#1の詳細と比較

 

モンベル寝袋ULスーパースパイラルダウンハガー800のスペックはこんな感じになります!

 

◎総重量:1,010g

◎収納サイズ:径18×36cm

◎快適睡眠温度域:-9℃~

◎使用可能限界温度:-22℃

 

スペック的にはナンガの寝袋と似たような感じですが、ダウンの品質が800FPで、重量も1,010gと軽いのですが、快適・限界睡眠温度が若干、弱いところが気になり・・・でした。

 

厳冬期用の寝袋は、お値段が高額になりますので、色々と悩んでしまいますよね~

 

イスカ寝袋エア810EXの詳細と比較

 

イスカ寝袋エア810EXスペックはこんな感じになります!

 

◎総重量:1,320g

◎収納サイズ:84(肩幅)×208(全長)cm

◎快適睡眠温度域:記載なし

◎使用可能限界温度:-25℃

 

イスカの寝袋も、似たり寄ったりな性能なのですが、値段が他社よりもダントツで高く、(ナンガ4万円前後、モンベル4.8万円前後、イスカ6.3万円前後)予算オーバーで断念しました。

 

イスカの寝袋も評判が良いので、試してみたかったのですが、似たような性能でこの値差ですと、色々考えてしまいました。

 

 

厳冬期用の寝袋を購入するで大事な快適睡眠温度について

標高が100m上がると気温が0.6度下がりますので、下界の温度が0度なら、3,000m付近の温度は-18度になります。

 

私の技術だと、厳冬期の3,000mは中々行く事もない(行けれない)と思い、その辺も考慮した「快適睡眠温度」の物を選びました。

 

快適睡眠温度と使用可能限界温度は全然別物で、今までの経験上、使用可能限界温度で使っても寒くて寝られません。

 

快適睡眠温度付近で使っても、けなり寒いと思われます。

 

暑さ寒さの感じ方は、人それぞれになりますが、使用可能限界温度で寝袋を使っても、寒くて寝れないと思った方が安全です!

 

ナンガの厳冬期用寝袋を2年くらい使っておりますが、値段・性能・その他を勘案すると、厳冬期用寝袋購入の候補の1つとして推薦して恥ずかしくない寝袋だと思ってます!

 

快適睡眠温度でナンガの寝袋を使えば、着こまなくても暖かく、寒い思いをすることは少ないと思います!

 

まとめ

厳冬期にも使える寝袋は、中々高価な買い物になりますが、永く使えるもので、自分に合った商品を選ぶのが一番ですしね!

 

だいぶ長くなってしまいましたが、厳冬期用の寝袋の購入等で、何かのお役に立てば幸いでございます。

 

尚、一番初めの写真は、購入したナンガの寝袋に軽量マットを組み合わせているところです。

 

こちらのイナーシャオゾンの寝袋用マットについて書いた記事がありますので、良かったらご参考にしてみて下さい!

 

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非常に軽い寝袋マットですが、寒さは大丈夫か!?が気になり、冬山にテント泊し、連続してレビューしております。