- 登山用アルミボトル(水筒) LAKEN(ラーケン) 、シグ(SIGG)について
- ハイドレーションとアルミボトルとの違い
- LAKEN(ラーケン)アルミボトルの詳細について
- シグ(SIGG)アルミボトルの詳細について
- LAKEN(ラーケン)アルミボトルのメリット
- LAKEN(ラーケン)アルミボトルのデメリット
- 登山用アルミボトルの使用上の注意点とメンテナンスについて
- まとめ
登山用アルミボトル(水筒) LAKEN(ラーケン) 、シグ(SIGG)について
登山をしているとついつい他の方が使っている「山道具」に興味が惹かれてしまい、貧乏そうな眼差しで見つめてしまうんですが、今日は私が愛用しているLAKEN(ラーケン)のアルミボトル(水筒)のレビューとSIGG(シグ)との比較について書いてみたいと思います!
登山に限らず、喉が渇いたときに重宝するのが水筒ですが、今は至る所に自動販売機があり、「ペットボトル」が全盛の世の中ですよね~!
登山者を見ていても、「ペットボトル」で水分補給している方が多いよな~と感じているのですが、「軽い・強い・捨てられる!」で便利ですよね!
私も長いことペットボトルを登山で愛用していたのですが、とあるお山の水場で、非常に渋くてカッコ良い「ナイスなおじさん」とバッタリご一緒したのですが、その時に彼は「アルミボトル」で水を汲んでました。
長いこと愛用しているんだろうな~と思わせるほど、ボコボコになったアルミボトルだったのですが、それがまた良い味わいを醸し出しておりまして、そんなアイテムを見て私も惚れてしまいました。
もしかすると、アルミボトルではなく、渋いナイスミドルに惚れてしまったのかも知れません(笑)
男の私が言うのもなんですが、ありゃ~若い頃はブイブイ言わせながら、アクロバティックなリズムで世を謳歌していたんだろうな~っとニヤニヤ妄想してしまいました(笑)
そんな感じで「登山用のアルミボトルの水筒」に興味もち、登山用品店に行っては色々と物色していたのですが、ついに良さそうなのを水筒を見つけ、清水の舞台から大声で愛を叫ぶが如く、レジに直行してしまいました!
冷静になってあの時の行動を振り返ると、間違いなくアレは「衝動買い」だと思いますし「無駄遣い」なのかも知れませんが、それ以上に理性が働かない時間帯でした(笑)
ハイドレーションとアルミボトルとの違い
ちなみに私は、「ハイドレーション」を使っておりません。
色々要因はあるのですが、ハイドレーションを使わない理由は、「水の残量が分かり難い」、「水を飲む時くらいは立ち止まって一息入れたい」、「カビが大発生しそう」 てな理由でございます。
プラティパスは使っているので、「カビ」の問題は一緒ですし、そこからアルミボトルに水を詰め替える手間を考えると非常に面倒なんですけどねf^_^;
LAKEN(ラーケン)アルミボトルの詳細について
そんな感じで、購入した「登山用アルミボトルラーケンの水筒」はこちらになります!
気になるラーケンアルミボトル水筒の重さですが、容量0.6Lで約122gと登山において実用に耐えれる重さかな~っと思われます!
LAKEN(ラーケン) アルミボトルの大きさのイメージは、こんな感じです!
色々なカラーが発売されておりますが、落としたり岩にぶつけたりして塗装が剥げたら格好が悪いよな~ってことで、シルバーにしました。
顔と口がデカく、ダイソンに負けない吸引力がモリモリな私なのですが、そんなワンパクな飲み方をしても、ラーケンは飲み口が広いので、モリモリ胃袋に水分を入れることが出来ます!
飲み口が広いということは、「洗いやすい」と言うメリットにも繋がりますしね~!
そ~は言っても、腕をツッコンで「黄金の左指」のイメージで中を洗うことは狭くて出来ませんので、潮を吹かせるような感覚で掃除は出来ない感じです(?)
ラーケンの蓋は、こんな感じのスクリュータイプです!
蓋を握る箇所(穴)が大きいので、そこにカラビナを付けてザックなどに引っ掛けることもできます!
好き嫌があると思いますが、アルミボトルを落として傷や凹みを付けたくないか方は、カラビナ等を使って引っ掛けることをお勧めいたします!
写真だとアレですが、ラーケンアルミボトルは飲み口が広くて、私は使いやすい(飲みやすい)と思っております!
蓋もシッカリ閉まるので、今のところ飲み口部分から液体が漏れることもありません。
ペットボトルとかでもそうですが、プラスティック類に出来る小さな傷に菌が繁殖すると言われているので、衛生面を考えるとこちらの「アルミボトル」や「ステンレスボトル」に軍配が上がるかと思います!
シグ(SIGG)アルミボトルの詳細について
LAKEN(ラーケン)アルミボトルを購入するにあたり、非常に迷った商品がシグ(SIGG)になりまして、こちらのアイテムにするか散々迷走してしまいました!
登山用アルミボトルの水筒において「シグ(SIGG)」もメジャーなメーカーでして、デザインもシンプルで機能的な商品を発売してますよね~!
こちらの気になるボトルの重さですが、LAKEN(ラーケン)と比べ、シグの方が17gほど軽い105gになっております。
シグ(SIGG)アルミボトルにつきましても、容量が0.6Lの物なのですが、これ以外にも色々な容量のアルミボトルが売られております。
容量0.5Lの物も売られているのですが、ペットボトルの飲み物を移し返す時に、少し余裕があったほうが良いかな~と思い、私は0.6Lの容量の物を選びました!
ボトルの容量が1Lになってしまうと、主張が強すぎると言う、ザックのサイドポケットから取り出し難く、チョッと邪魔な大きさかな~と個人的には感じてしまいました。
アルミボトルとしての性能は、LAKEN(ラーケン) ・シグ(SIGG)共に同じような感じだと思います。
あとは、自分の好みに合うかどうかの差かな~と思われます!
ちなみに、冒頭でお会いしたナイスミドルが使っていたアルミボトルの水筒は「シグ(SIGG)」だと思われます。
シグ(SIGG)も捨てがたい感じだったのですが、ナイスミドルとお揃いにするのもアレかな~っと思い、今回はLAKEN(ラーケン) のアルミボトルに落ち着いた感じです!
LAKEN(ラーケン)アルミボトルのメリット
頑丈で使い方によっては非常に長持ちする山岳用アルミボトルの水筒ですが、使い方を間違えると、かえって寿命を縮めてしまいます。
アルミボトル(水筒)を長年使ってきた感じたメリット・メデリットと共に、少し使い方やメンテナンスについても触れたいと思います!
愛着が湧いてきます
ペットボトルのような使い捨てではないので、使っていくうちに仲間意識と言うか愛着が非常に湧く道具でございます。
登山で使う山道具としては、水分補給に直結するアイテムですので、使用頻度が非常に高くなりますが、その時に愛着ある道具だと、また違った喜びがあるかと思います。
アルミボトルなのでかなり頑丈です
ペットボトルと比べると、素材がアルミですので、破損に対する安心感が全然違います!
山の中では「水」は非常に高価で大事な物ですが、容器にトラブルがあって途中で漏れて無くなってしまったら進退窮まってしまいます。
最近のペットボトル容器は、経費節減なんだか技術革新なんだか分かりませんが、非常に素材が薄いので、登山においては「破損・漏れ」のリスクになるんじゃないかな~と思ってます。
LAKEN(ラーケン)アルミボトルのデメリット
保冷保温機能はありませんので、別途ボトルカバーが必要です
アルミは非常に熱伝導が良いので、外気の温度の影響を受けやすいです。
冷やした物を入れて持って行っても、夏場だと半日持つか持たないか位でぬるくなってしまいます。
LAKEN(ラーケン)アルミボトルは、冷たいものを飲みたい時に不便です。
結露します
上記と理由は一緒で、保冷機能がありませんので、外気温と水筒内の温度差が大きいほど結露してしまいます。
暑い時期に冷たい物を持っていく場合は、濡れて困る物(服・寝袋など)と一緒に入れてはいけません。
専用カバーを使うと結露の弱点をカバーできるかも知れません!
アルミボトルはボコボコになります
メリットの方で「頑丈である」と記載してますが、ペットボトルのように「穴」、「破損」はないのですが、衝撃で凹んでしまいます。
だいぶボコボコになってきました ♡
最初は、ボトルが凹むたびに、私の心も凹んでしまったのですが、そんな凹みも数が増えてくるほど味わい深いオンリーワンアイテムになってきました(´∀`*)
凹んだ部分が握りやすい凹凸になり、地味に良いかも!?と思っている状況です!
アルミボトルのデメリットである「凹みやすい」部分については、その持ち主の考え方によるのかも知れませんよね!
ピカピカに状態で使いたい方にとっては、凹みやすいのはデメリットですし、凹む事で「味わい深い」と感じる方ならメリットかな~と思います。
私は最近、この凹みがオンリーワンアイテムだよな~っと感じ、「メリット」だと少し思うようになりました。
蓋をなくしちゃいそうになる
ラーケンのアルミボトルは、蓋が丸いので、斜面などで落とすと面倒な事になると思います。
蓋の部分にカラビナ等を付けて、落とさないような対策をした方が良いかと思います!
登山用アルミボトルの使用上の注意点とメンテナンスについて
ボトルの洗浄をする場合、食器洗浄機・食器乾燥機は使えません
アルミボトルの内部は「樹脂」でコーティングされておりますので、熱に弱く寿命の低下に繋がります。
食器洗浄機や、食器乾燥機は高温になりますので、そちらを使って洗わないで下さい!
面倒臭いですが、自分でスポンジなどで洗ったほうが無難です。
アルコール・炭酸飲料・ガソリン等の燃料は入れられません
アルミボトルは、樹脂で内部をコーティングされている関係で、アルコールを長期保存すると劣化します。
短期間なら問題ないみたいですが、それでも長くて3日前後で止めておくべきです。
また、炭酸飲料は膨張しますので、アルミボトルが破裂する可能性がありますので入れると危険です。
破損の恐れがあるので、アルミボトルを直火にかけたり凍らせたりしないでください。
熱湯は入れられません
アルミボトルは、内側が樹脂でコーティングされておりますので、劣化・変形・破裂の原因になります。
50度以上の温度の物は、入れないほうが良いかと思います!
ラーケン 、シグ等のアルミボトルは、0度~50度以内の物を持ち運ぶアイテムだと思ったほうが良いかもです。
まとめ
アルミボトルは、なんだか色々と制約が有って、面倒に思えてしまいますよね~・・・。
ただ、手が掛かる物ほど愛着が湧くのも事実ですよね!
ハイドレーション全盛の時代ですが、少しレトロと言うか、面倒臭い事を楽しむ登山も悪いものじゃないかな~と個人的には感じております!
ペットボトルは、確かに便利ですが、それでもやっぱり味気ない部分がありますしね!
正しく使えば非常に長く登山の相棒になりうるアイテムですので、「オンリーワンアイテムを育てる」つもりでLAKEN(ラーケン) 、シグ(SIGG)等のアルミボトルを購入してみるのもアリかな~と思います!
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