- 甲武信ヶ岳・十文字小屋テント泊でクラシックルート周回登山について
- コースタイム・ルート・標高差(栃本~一里観音~白泰山~四里観音避難小屋~十文字小屋)
- 栃本~栃本関所跡~一里観音~白泰山への登山の様子
- 二里観音避難小屋~三里観音~四里観音避難小屋への登山の様子
- 十文字小屋の宿泊料金・テント泊料金・水場・混雑・カモシカ展望について
- まとめ
甲武信ヶ岳・十文字小屋テント泊でクラシックルート周回登山について
紅葉の便りがアチコチから聞こえてきてますが、残念ながら私は風邪をひいてしまい、「紅葉」と言うよりは「木枯らし」の様な声になっております(>_<)
喉が痛くて声にならない声をしているんですが、そんな私の「代弁者」になってくださる山ガールが居ましたら、今すぐにでもご連絡ください!!
弱っている時に優しく接してくれると、コロッ♫と恋に落ちてしまうのが人間ってもんですが、暫くは敷居が相当低くなっていると思いますのでビックチャンスですよ♡
自分で「ビックチャンス」とか言っているあたりで既に終わっている感がモリモリでございますが、今日は、私が愛してやまない奥秩父の甲武信ヶ岳を、昔から歩かれているクラシックルートでテント泊周回した時の記録を書きたいと思います!
前から栃本を起点にして、十文字小屋でテント泊し、甲武信ヶ岳へ縦走したいな~と思っていたので、よ~やく歩けた感じです!
奥秩父の紅葉は、標高によってだいぶ違いますが、2000m前後の位置になりますと、例年10月末~11月上旬が見頃かな~と思われますが、今年はどうでしょうかね~!?
甲武信ヶ岳をはじめ奥秩父の山々は、夏の時期は雷雲の発生地点になる事が多いので敬遠しちゃうんですが、これからの季節は天気も安定して登山には最高ですよね!
そんな感じで今回もテント泊縦走の登山で地味に長いので、前・後編の2部作で行きたいと思います!
前編は、川又バス停 ~栃本関所跡~一里観音 ~白泰山~白泰山避難小屋~四里観音避難小屋~十文字小屋(テント泊)になります!
それでは、こんなテント泊で周回した十文字小屋までの1日でした!
今回の日程・天候・メンバー・十文字小屋アクセスについては、こちらになります!
登山日程:11月22日(土) ~11月23日(日)
天 候:晴れ(かなり寒く防寒装備が必須です)
メンバー:単独
装 備:後編でテント泊で使用した装備を記載します。
アクセス:川又バス停付近にバイクを駐輪。
路線バスの本数が少ないので、公共交通機関でアクセスする場合は要注意です!
コースタイム・ルート・標高差(栃本~一里観音~白泰山~四里観音避難小屋~十文字小屋)
川又バス停 7:45 → 8:03 栃本関所跡 8:05 → 9:29 一里観音 9:31 → 10:32 白泰山 10:52 → 11:07 白泰山避難小屋 11:11 → 12:16 三里観音 12:21 → 13:22 四里観音避難小屋 → 13:46 四里観音 13:48 → 14:06 十文字小屋(テント泊)
こちらが前編で歩きました、栃本~一里観音~白泰山~四里観音避難小屋~十文字小屋までのコースタイムになります。
8時ごろに川又バス停を出発すれば、日没前には十文字小屋へ到着できると思います。
そしてこちらが甲武信ヶ岳を目指して歩いた前編のルート・標高差になります!
栃本~スタートし、一里観音~白泰山~四里観音避難小屋~十文字小屋の登山ルートと標高差の地図になります!
標高差のとおり、白泰山までは地味に上りますが、それ以降はなだらかな登りのルートが永遠に続く感じです。
そして、十文字小屋への登山口付近でもあり、駐車場として利用した川又バス停付近の地図も添付したいと思います!
< 川又バス停付近 地図 >
こちらが甲武信ヶ岳・十文字小屋へのクラシックルートの入口になります、栃本の川又バス停になります。
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栃本~栃本関所跡~一里観音~白泰山への登山の様子
今日は、川又バス停から今宵のお宿である十文字小屋を目指したいと思います!
川又バス停の近くに、写真の「観光トイレ」があります。
非常に奇麗なトイレでした。
このトイレの裏側にバイクを駐輪しました。
車の場合、ここから少し登った所にある「栃本広場」に停める事が出来ます。
綺麗な山並みですね~(´∀`*)
奥秩父らしい景色にテンションが上がってきました!!!
多分、一番奥に見えているピークに行くんだろうな~って想像したんですが、かなり遠いですよね~・・・。
甲武信ヶ岳は見えてませんね~
こちらが川又バス停から少し登った所にある「栃本関所跡」でございます!
「悪代官プレイ」をするには、最高の舞台だと思います(笑)
この近くにもトイレがあります。
栃本関所跡周辺は、紅葉素晴らしく必見の価値があります!
「桜吹雪」ならぬ「紅葉吹雪」が舞い散るお白洲で、打首獄門の裁きを演出するには最高ですよね(?)
時代劇を語らすと長くなるのでこの辺にし、舗装路を歩いていくとこちらの分岐が見えてきます。
十文字小屋は、右上の方に進んで行きます。
登って直ぐの所になる「両面神社」でごございます。
鳥居の手前が「A面」で、くぐると「B面」になるんだと思います(?)
昔は、「両面Aシングル」が発売されるとお得な気分になったものですよね~!
若い子には分からない話かな~・・・。
さらにA面のリズムで進んで行くと、白泰山登山口が見えてきます。
十文字小屋へのルートと一緒なので、こちらの登山口から進んで行きます!
そんな感じで「一里観音様」が優しい笑顔で出迎えて下さいました♡
「初めましての舞」をA面のリズムと共にお届けいたしました(?)
ここから一里の間隔毎に観音様が出迎えて下さいます。
歴史を感じるクラシックルートですよね~(´∀`*)
歩きやすい道が続き、よ~やく白泰山への分岐が見えてきました。
ここに荷物をデポして白泰山を往復しようかと思ったんですが、地形図を見てみると稜線沿いで行けそうなんで荷物を持って山頂を目指す事にしました。
クラシックな感じの「泰」に到着できました(笑)
多分、こちらが「白泰山の山頂」かと思われます!
マイルドな感じに朽ちていて、私好みのお姿でした(´∀`*)
白泰山の標高は、1,793.9mとそこそこ高く、だいぶ寒くなってきました・・・。
白泰山でランチにしてみました!
この1円が貧乏サラリーマンにとっては大きいんですよね~(´∀`*)
「肉」の語呂合わせで299円にしたんでしょうかね!?
白泰山の山頂から少し下がった所にある道標になります。
ここから赤矢印方面に進むと、次の目的地である「二里観音避難小屋」の方に出る事が出来ました。
地形図の通り、先ほどの白泰山分岐に戻らなくても、十文字小屋方面に進む事が出来ました。
チョットしたショートカットになりますね!
二里観音避難小屋~三里観音~四里観音避難小屋への登山の様子
こちらが二里観音避難小屋になります。
なかなか立派な避難小屋で、中にはストーブまでありました!
しかし、二里観音避難小屋にはトイレ・水場が無いのが痛いところですね~~~
この二里観音避難小屋の裏から続く、「シャクナゲ尾根」と「タツマノ尾根」を歩いてみたいんですよね~~
どんな白目な世界なんでしょうかね!?
二里観音避難小屋からの大展望でございます!
いや~開放的ですね~(´∀`*)
なんだ空を飛べるような気分になってきます!
左手前のモッコリが「赤沢山」で、奥に広がる雄大な山脈が八ヶ岳ですかね!?
綺麗な景色でございます♡
地味にアップダウンがある道を進んで行くと、よ~やく三里観音がのお姿を確認できました!
二里観音避難小屋から、こちらの三里観音までが、結構長く感じました・・・。
そろそろ「舞」を披露する体力がなくなってきました・・・(苦笑)
大山手前にある「大山沢林道」へ至る道のりは通行止めになってました。
だいぶ崩壊が進んでいるそうで、ここは当分歩けないと思います。
シオジ群生地らしいのですが、シオジがよく分かってない誰かさんです(笑)
ジオン軍の仲間!?と、いつも思ってしまいます・・・。
大山の巻き道が結構荒れていて歩き難くかったです。
そんな感じで、四里観音避難小屋と十文字小屋への分岐になります。
水も余っておりますので、四里観音避難小屋には寄らず、十文字小屋に進みました。
話ですと、四里観音避難小屋の水場の水量は細く、崖にある水場なので給水するのもチョット怖いと聞きました。
トイレもある避難小屋ですので、頼もしい感じですが、水場が少し微妙ですね。
舞の激しさを物語るブレブレ感あふれる四里観音様でございます!
ここまでくれば、今宵のお宿である十文字小屋もあと少しです!
この時は、柳避難小屋方面は通行止めだったんですが、現在は問題なく歩く事が出来ます!
こちらが柳避難小屋方面に歩いた時の記事になりますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
痩せ尾根区間や踏み跡が薄く、中々痺れる区間があってかなり大変でしたf^_^;
奥秩父らしい、素晴らしい苔が広がる登山にウットリ♡してしまいました!
私の口の周りにも青い苔が広がっているんですが、そんなアオヒゲにウットリ♡してくれる山ガールがいましたら今すぐお電話を!(笑)
十文字小屋の宿泊料金・テント泊料金・水場・混雑・カモシカ展望について
そんな感じで、今宵の幕営地である十文字小屋です!
小屋番さんが面白くとても感じの良い方でした!
団体さんの予約があったみたいで、小屋泊は混雑し大盛り上がりでした。
十文字小屋の宿泊料金ですが、1泊2食で8,100円、素泊まり5,500円になってまして、お弁当が1,000円になります。
また、十文字小屋のテント泊料金(幕営料)ですが、こんな感じになっております!
一張500円 + 一人500円 = 合計 1,000 円になります。
※一張で二人でテント泊すると、一張500円+二人1,000=1,500円になります。
十文字小屋のテント場の様子です!
平地が少なく、基本、斜めになってますので、少し寝にくいですf^_^;
また、テント場が狭いので、5~6張前後が限界かな~と思われます。
シャクナゲ・紅葉の季節は十文字小屋のテント場も混み合いますので、早めの到着が良いかと思います!
ちなみに手前の緑の屋敷が私のワンルームになります。
女性の同居人を随時募集しております!
年齢不問、未経験者熱烈歓迎です(?)
なんだか分らなくなってきましたが、こちらが十文字小屋の水場になります。
ここは凍る事はあるそうですが、枯れる事はないみたいです。
十文字小屋から水場までは歩いて5分位の場所にあり、この沢の先にカモシカ展望台があります!
折角なのでカモシカ展望台に寄ってみたいと思います!
カモシカ展望台からの三宝山になります!
丸く穏やかな山容が私みたいです(笑)
腹周りの話ではないですぞ!!!!
八ヶ岳方面の夕暮れ模様でございます・・・。
カモシカ展望台・・・カモシカの気分を味わえる良い所でした!!
サンセットでございます。
今日という日が終わろうとしております・・・ 。
山に入ると一日が本当に早く終わってしまいます・・・。
十文字小屋に戻り夕飯にしてみました!
今日は奮発して「ハンバーグカレー海老せんと共・・・」でございます!
舞を披露し過ぎて疲れてしまったのか、ビール一本で酔っ払ってしまった安いオジサンでした(笑)
まとめ
前から歩きたかった栃本・一里観音・白泰山から十文字小屋へ至るクラシックルートを歩けてとても楽しい一日になりました!
思ったほどアップダウンが強烈でないものの、距離が長いのがネックかな~と思います。
白泰山避難小屋 ・ 四里観音避難小屋と2つも避難小屋がある事からして、十文字小屋まで距離が長いことを物語っていますよね。
そんな感じで、甲武信ヶ岳への縦走は、次回後編に続きます!
三宝山・甲武信ヶ岳周辺の大展望に癒された一日になりました♡
三宝山・甲武信ヶ岳テント泊周回登山の後編の記事になります!