アオヒゲ危機一髪♪ 樽の中身は何だろう!?

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三宝山・甲武信ヶ岳テント泊周回!武信白岩山~雁坂小屋~樺避難小屋(後編)

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三宝山から甲武信ヶ岳

 

 

 

三宝山・甲武信ヶ岳テント泊周回について

 前回に引き続き、今回も奥秩父の三宝山・甲武信ヶ岳へテント泊で縦走した時の記録を書きたいと思います!

 

毛木平からか、道の駅みとみから、徳ちゃん新道や近丸新道で甲武信ヶ岳へ登られる方が多いかと思いますが、交通の便が悪い栃本から入山して十文字小屋経由で行かれる方は少ないのかな~と思っております。

 

前編の区間ですと、四里観音避難小屋周辺で一人お会いしただけで、それ以外は人と会いませんでした。

 

そんな静けさが残るクラシックルートですが、後編は、十文字小屋~大山~武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳~甲武信小屋~破風山避難小屋~破風山~雁坂嶺~雁坂峠~雁坂小屋~地蔵岩~樺避難小屋~川又バス停になります!

 

こんな三宝山・甲武信ヶ岳を目指した1日でした!

 

そしてこちらが前編の甲武信ヶ岳・十文字小屋テント泊の記事になります!

 

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川又バス停から入山し、栃本関所跡~一里観音 ~白泰山~白泰山避難小屋~四里観音避難小屋~十文字小屋でテント泊をした記事になります!

 

三宝山・甲武信ヶ岳テント泊周回の日程・天候・メンバー・アクセス・登山装備

登山日程:11月22日(土) ~11月23日(日)

天  候:11月23日 快晴(朝はかなり冷えました)

メンバー:単独

交通手段:川又バス停付近にバイクを駐輪

 

そしてこちらが三宝山・甲武信ヶ岳テント泊周回で使用した登山装備の詳細になります!

 

テント泊装 備:約17kg(水は含まず)

 

水 2.5Lスタート(別に雁坂小屋近くで0.5L補給)、惣菜パン 3個、カツ丼1個、チョコ・飴玉・煎餅・柿の種約 400g、レトルトビーフシチュー 210g、無洗米250g、ビール 350ml、インスタントラーメン 2個(約160g)、チーズハンバーグ 100g、スティックコーヒー 2本、味噌汁・お茶漬けの素 各1つ、醤油・塩・胡椒、コーヒー一式 約100g

 

シングルガスバーナー・メスティン・コヘッル・皿(大・小)、プリムスガス缶 大1缶(大:1/5消費。)、アルコールストーブ34g、ゴトク・防風70g、メタノール 200ml(60ml消費)

 

テント一式 約1.5kg、寝袋 570g、エアー枕・サーマレストSサイズ・サンダル・タオル1枚、手袋、バラクラバ、着替え(長袖1枚、靴下1枚、フリース、テントシューズ、ダウン(上下)、合羽・ザックカバー・ヘッドライト・予備電池・ダブルストック、熊鈴・歯ブラシ・胃薬・頭痛薬・コンタクト・日焼け止め・その他諸々

 

厳冬期のテント泊装備で今回は臨んでおります!

 

 

コースタイム・ルート・標高差(武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳雁坂小屋~樺避難小屋)

十文字小屋 4:48 → 5:28 大山 5:33 → 5:46 武信白岩山(北峰) 6:04 尻岩 6:30 → 7:21 三宝山 7:28 → 7:53 甲武信ヶ岳 7:57 → 8:09 甲武信小屋 → 8:53 破風山避難小屋 9:17 → 9:50 破風山 9:53 → 10:13 東破風山 10:15 → 10:49 雁坂嶺 10:51 → 11:16 雁坂峠 11:18 → 11:27 雁坂小屋 11:38 → 12:46 地蔵岩 12:50 → 13:18 樺避難小屋 13:28 → 15:28 川又バス停

 

こちらが後編で縦走した、武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳雁坂小屋~樺避難小屋までのコースタイムになります。

 

前編と変わり、後編はアップダウンが強烈でかなりきついコースになっております。

 

コースタイムに余裕を持たせたほうが良いかと思います!

 

そしてこちらが後編のルート標高差の地図になります。

 

コース・標高差(武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳雁坂小屋~樺避難小屋)

十文字小屋~武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳~破風山~雁坂小屋~樺避難小屋~栃本までの登山コース

 後編で歩いた十文字小屋~武信白岩山~三宝山~甲武信ヶ岳~破風山~雁坂小屋~樺避難小屋~栃本までの登山ルートと標高差の地図になります!

 

標高差のとおり、アップダウンが強烈で、テント泊装備ですと辛い時間になりました。

 

大山・武信白岩山・三宝山登山の様子と景色について

十文字小屋から甲武信ヶ岳までの距離は5.6km道標

 結構寒い夜でした・・・。

心臓の毛がまだ縮こまっておりますが、大山・甲武信ヶ岳へ目指したいと思います!

十文字小屋から甲武信ヶ岳までの距離は5.6kmもあるんですね~・・・。

とりあえず埼玉県最高峰の三宝山を目指して進みたいと思います!

 

 

大山直下の鎖場

 こちらが大山直下の鎖場になります。

フォールドも多いので特に難しくはございません。

鎖が私の胸に直撃し、「ウットリ♡」してしまったのは内緒ですよ♡(笑)

 

 

大山から武信白岩山を目指す

 も~~鎖で縛って欲しい♡と思っていると、大山に到着しました!

ここも展望がよい所だったのですが、日の出まで時間が有るので武信白岩山を目指しました!

 

 

空が茜色

 地味なアップダウンをこなし尻岩に着くと、空が茜色になってきました!

寒風が、尻の穴を絶えず刺激してきて「ウットリ♡」してしまいます(?)

 

 

武信白岩山

左の岩峰が「武信白岩山」になります!

岩峰が絵になる景色です!

 

 

武信白岩山周辺ご来光

うわ~~(´∀`*)

今日という日が始まろうとしております!

雲取山の山頂付近からご来光となりました!!

日本人の性癖なのか、ご来光を見るとついつい拝みたくなってしまいます(-∧-) 

 

 

奥秩父日の出

何度見ても日の出は美しいですよね~!

言葉を失ってしまいました。

 

 

綺麗な日の出三宝山

綺麗な日の出で足が全然進みませんf^_^;

急ぐ旅でもないので、ジックリとこの時間に浸っておりました。

 

 

三宝山木々

 奥秩父の木々もお目覚めのようです!

清々しい空気で溢れておりました♫

 

 

三宝山地味な登り

 Mの性癖もお目覚めする急登が続きます・・・

三宝山まで地味な登りが永遠と続き、テント泊装備なものでゲッソリしてきました・・・

 

 

埼玉県最高峰の三宝山

ゲッソリしながらも、よ~やく埼玉県最高峰の三宝山(標高2,483m)でございます!

朝日が強くて「宝山」になってますね(笑)

 

 

三宝山から富士山と甲武信ヶ岳

 よっ!富士山と甲武信ヶ岳!!

三宝山の山頂から夢のコラボを見せてくれました!!

この景色を見たかったんです(´∀`*) 

 

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甲武信ヶ岳・甲武信小屋・雁坂嶺登山の様子と景色について

三宝山から続く甲武信ヶ岳への急登

三宝山から続く甲武信ヶ岳への急登に眩暈をしながらも、無事に山頂に到着できました!

なんだかテンション高めなアオヒゲのオジサンでございます!

薄い胸板だけど、遠慮せずに飛び込んでおいで~♡と叫んでいたんですが、周りにはオジサンしかいませんでした(笑)

甲武信ヶ岳の山頂で写真を撮ってくださった登山者の方、どうも有難うございました!

 

 

甲武信ヶ岳の山頂から見る富士山

 甲武信ヶ岳の山頂から見る富士山は本当に格別ですね~!

美しいです♡

 

 

奥秩父縦走路国師ヶ岳に金峰山と瑞牆山

 長い長い奥秩父縦走路でございます!

国師ヶ岳に金峰山と瑞牆山が堂々と鎮座しておりました!

この景色を見ると、奥秩父縦走路をテント泊で歩いた記憶が蘇ってきます。

いつもGWに縦走しているので、秋の紅葉の季節に歩てみるのも良さそうですよね!

 

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奥秩父主脈縦走路をテント泊で歩いた記録になります!良かったらご参考にしてみて下さい!

 

 

八ヶ岳にも雪

八ヶ岳にも雪がチラチラ付いていて綺麗でした!

久しく八ヶ岳にも登ってないので、ぼちぼち行きたいですね~

 

 

甲武信ヶ岳からの富士山の景色

 甲武信ヶ岳からの富士山の景色が美しすぎて中々進めません!!

左手の木賊山も綺麗ですし、黒金山も見えてますね!

 

 

武信小屋

 甲武信ヶ岳の山頂から10分ほど下ると甲武信小屋があります。

甲武信小屋では、1L/50円で水を購入する事が出来ます。

この時間でもテントが多く張ってありました。

昨晩は、結構混んだんでしょうね~~・・・。

十文字小屋は、テント2張だけだったんで快適でした!

 

 

破風山の急登

甲武信小屋を後にし、雁坂小屋を目指します!

今日の核心部である、破風山の急登が見えてきました・・・。

迫力があり過ぎて、アレを私は登り返すのね~・・・となってしまい、溜め息と玉ねぎ色の口臭がモリモリ出てしまいました・・・。

綺麗な景色なのですが、見たくない景色でもありますf^_^; 

 

 

破風山避難小屋

 荷物を軽くしたい欲求に負けてしまい、破風山避難小屋で昼飯にしました。

あまりにも貧相な「貧乏セット」だったため、どんな食事を食べたかは、お蔵入りさせて頂きました♡

破風山避難小屋は、曰く付きの避難小屋なのですが、その話はまた違う機会に・・・。

有名な話なので、ご存知の方も多いでしょうね~

 

 

破風山避難小屋三宝山と武信白岩山景色

 先ほど歩いた三宝山と武信白岩山が綺麗に見えました!

だいぶ歩いてきましたね~

 

 

木賊山

振り返ると、木賊山の迫力がとても凄く圧倒されちゃいました。

広瀬湖方面から見ると、甲武信ヶ岳と間違えられてしまう少し悲しいお山が木賊山でございます。

木賊山(とくさやま)って、漢字が読めませんしねf^_^; 

え?それは私だけ???

嘘つきなさんな!!!(笑)

 

 

両神山景色

 独りで寂しい時間なんで「独りボケツッコミ」をやってみました!

そんな感じで、両神山が見えてきました。

両神山も、アクセスが大変悪い山ですよね~・・・。

そ~言えば、紅葉の時期に登ったんで、そちらをどこかで記事にしたいと思います!

八丁尾根の鎖場が、とても痺れました♡

 

 

破風山

 激急登をこなすと、よ~~やく破風山でございます(>_<)

ここから先の雁坂嶺までも、地味なアップダウンが続くんですよね・・・。

 

 

富士山と広瀬湖のコラボ

 途中で、富士山と広瀬湖のコラボが絵になる場所がありました!

何時までも見ていられる景色ですね~

 

 

岩稜歩きと紅葉

 短い区間ですが、岩稜歩きがあります。

そして、生き残っていた紅葉もあったりで楽しい時間でした!

やはり、標高2,000m付近の紅葉は、10月末~が見頃になると思います。

天候不順だった今年は、紅葉の予想が難しいですよね~

 

 

雁坂嶺空気が澄んでいて展望が良く

 いや~~雲一つない快晴で展望も良く、足取りは重いものの心は清々しいです!

秋晴れは、空気が澄んでいて展望が良くて山登には最高の季節ですよね(´∀`*) 

 

 

奥秩父主脈縦走路の長い区間

 奥秩父主脈縦走路の長い区間でも、この界隈がお気に入りでございます。

GWの時期は、残雪が多くて結構厄介な区間でもあるんですけどね・・・。

 

 

雁坂嶺雰囲気の良い縦走路

 雰囲気の良い縦走路が続きます!

この界隈は登山者も多く、絶景を堪能した影響か、皆様ニヤニヤしてました。

お金でも拾ったのでしょうかね!?(笑)

 

 

雁坂嶺

 お金は落ちてなかったんですが、体力がモリモリ削り取られた雁坂嶺でございます!

いや~地味にキツい登りの連続で白目になりポロリ寸前でした(>_<)

 

 

雁坂嶺雁坂峠へ続く笹の草原

 それでも、雁坂峠へ続くこの笹の草原が好きなんですよね~(´∀`*) 

この景色を見ると、雁坂峠へ来たんだな~と思ってしまいます。

 

雁坂小屋について(雁坂峠・水場)

雁坂峠景色
雁坂小屋

 そんな感じで日本三大峠の1つである雁坂峠でございます!

峠から少し下ると右手の写真の雁坂小屋があります!

雁坂小屋番さんは、非常に感じが良くて、久しく出没していないんでぼちぼち行きたいな~と思っております( ̄O ̄)ノ

雁坂小屋の名物は「食飲研修」なんで、体調を整えて臨まないと二日酔いになってしまいます(笑)

 

 

雁坂小屋水場
豆焼沢の源頭付近雁坂小屋水場

 雁坂小屋から5分前後下ると水場になります!

こちらが「豆焼沢」の源頭付近になります。

日陰にある水場なんで、この付近は寒い季節になると凍結しますので注意して下さい!!

 

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 お正月頃に、雁坂小屋の水場付近で滑落事故があったので、この沢を見ると亡くなった方の無念を感じてしまいます。

ご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

雁坂小屋の水場付近

何故、写真の質が落ちたかと申しますと、雁坂小屋の水場付近でカメラが壊れてしまい、ガラケーのカメラで撮っているからでございます!

そして、こちらが 地蔵岩からの展望になります。

今まで歩いてきた尾根も見えるので、お勧めな場所になります!

景色を眺めていると、沢沿いに熊?鹿?カモシカ?みたいな獣が2匹歩いておりました。

アレはなんだったんだろ?

変なオジサンかしら!?(笑)

 

樺避難小屋について

樺避難小屋

 地味なアップダウンが続き、よ~やく樺避難小屋にたどり着けました。

小屋の中には薪ストーブも有ったりで、とても綺麗な避難小屋でした!

樺避難小屋の裏手に水場があります。(歩いて5分前後)

マーキングと踏み跡が明瞭にありましたので、水場まで迷わず行けると思います。

 

 

樺避難小屋から川又バス停登山道

樺避難小屋からこちらの川又バス停までも結構長く・・・・

それでも、天気に恵まれた楽しい2日間の縦走でした!

 

まとめ

今回、歩いた登山のコースの1部は「秩父往還道」と呼ばれておりまして、秩父・甲州を繋ぐ昔から歩かれてきたクラシックルートになります。


「秩父往還道」は、秩父の名産の1つである「絹」を甲州方面へ運んだ重要なルートで、日本版の「シルクロード」と呼んでも言い過ぎではない感じです。

 

昔の人は、こんな道を歩いてきたんだな~と思うと、妄想が尽きない登山のルートでございます!

 

また、機会を作ってノンビリ三宝山・甲武信ヶ岳を目指して歩きながらテント泊縦走したいな~と考えております!!

 

交通の便が悪いですが、これからの季節には、お勧めなテント泊周回コースでござます!

 

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今回立ち寄った雁坂小屋でテント泊をし周回した時の記事になります!

登山の参考になれば幸いです!