- 三宝山登山と三宝岩・甲武信ヶ岳へ出没した経緯について
- 三宝山・甲武信ヶ岳登山で使えるトイレ・駐車場の詳細
- 三宝山登山と甲武信小屋までの登山ルートの詳細
- 甲武信ヶ岳登山とルートの詳細と景色について
- 三宝山への登山とルートの詳細について
- 三宝岩への登山ルートと景色、甲武信小屋への巻き道について
- 三宝山・三宝岩・甲武信ヶ岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
- まとめ
三宝山登山と三宝岩・甲武信ヶ岳へ出没した経緯について
奥秩父の山域は、家から比較的近く、雄大な景色や美しい滝を見る事が出来るので、昔から大好きなのですが、久しぶりに甲武信ヶ岳と三宝山(三宝岩)に登りたくなり、紅葉の時期を狙って出没してきました!
甲武信ヶ岳は、山梨県(甲斐)、長野県(信濃)、埼玉県(武蔵)の県境になりまして、一度に3度楽しめる素敵な山(?)になるのですが、意外とご存じない方が多いのが、三宝山になります。
三宝山は、埼玉県の最高峰になりまして、標高は2,483mと、かなり標高の高い山になっております。
甲武信ヶ岳と比べると、山頂までのアプローチが長く、かなり山奥にある関係で目立たないのですが、周囲は奥秩父らしい鬱蒼とした樹林が広がり、富士山や両神山、金峰山方面の景色が見れるところもありまして、個人的には好きな1座になります。
特に気に入っているのが「三宝岩」になりまして、三宝山の山頂からアクセスが良く、存在があまり知られていない事もありまして、訪れる登山者が少ないスポットになっております。
その分、静かな環境で奥秩父の景色が見られるので、ついつい三宝山と絡めて出没してしまうのですが、今回は天気も良かったのでそちらでランチ(山飯)をとる事にいたしました。
あまり知られてしまうとアレなのですが、三宝山と三宝岩は個人的におすすめになりますので、そちらについて今回は掘り下げてみたと思っております!
そんな感じで今回は、道の駅みとみから入山し、甲武信ヶ岳と三宝山、三宝岩までの登山について書いていきたいと思います!
まずは、今回登山をした甲武信ヶ岳、三宝山、青笹尾根への登山の最中に撮った登山動画がこちらになります!
上記写真を押すと登山動画(YouTube)を観ることが出来ますので、甲武信ヶ岳、三宝山、青笹尾根への登山の参考になれば幸いです!
三宝山・甲武信ヶ岳登山で使えるトイレ・駐車場の詳細
こちらが今回の三宝山への登山の拠点にしました「道の駅みとみ」周辺の地図になります!
三宝山・甲武信ヶ岳へ登山する場合、栃本(埼玉)から入山するパターンと、毛木平(長野)から目指すパターンがあるのですが、神奈川県に住む私にとっては、道の駅みとみ(山梨)からの方がアプローチが簡単なので、よく使っている登山ルートになります。
こちらが道の駅みとみの様子になります。
9時頃営業開始になるのですが、トイレ、駐車場は24時間無料で利用出来ます!
駐車場も大変広いので、満車で停めれないことはないと思います!
また、道の駅みとみから少し離れた西沢渓谷の入口付近にも有料駐車場と無料駐車場が整備されております。
有料駐車場は、500円/日になるのですが、登山口から近いものの、道の駅みとみなら無料ですので、判断が分かれる所ですよね。
道の駅みとみから木賊山の景色になります!
目指す甲武信ヶ岳、三宝山は、見えている木賊山の裏側に鎮座しているので、ここからだと全容を確認する事が出来ない感じです。
一番高いピークを甲武信ヶ岳と勘違いしている方が多いだけに、木賊山が少し可哀そうだな~っと感じてしまっております。
三宝山登山と甲武信小屋までの登山ルートの詳細
三宝山、甲武信ヶ岳の登山口は、西沢渓谷のハイキングコース内にありますので、通行止めになってはいますが、登山者は問題ないので、このまま進んでいきます!
暫く林道を進んでいくと、戸渡尾根コース(近丸新道)の登山口が見えてきます。
今回は、徳ちゃん新道を利用して三宝山を目指して登山したいと思います!
こちらが甲武信ヶ岳、三宝山に至る徳ちゃん新道の入口になります。
先ほどの戸渡尾根コースと途中で合流しますので、どちらの登山ルートを使うかは、その時の気分でしょうかね!?
徳ちゃん新道の入口には山荘?がありますので目印になります。
ブレブレになっておりますが、徳ちゃん新道の入口の近くにトイレがありまして、こちらも利用可能です!
さ~甲武信ヶ岳までひたすら急登な道のりですが、泡を吹きながら頑張って登っていきたいと思います!
あまりにも急登なもので、意識が遠のいている時に撮った登山ルートの様子になります。
残念ながら、甲武信ヶ岳の山頂付近まで、樹林帯が広がるルートになりまして、展望はあまり良くないです。
ひたすら急登をこなすと、近丸尾根と徳ちゃん新道が合流する分岐に到着出来ました。
珍しく平地が広がり休憩するのに丁度良い所になります。
さ~引き続き三宝山と三宝岩を目指して戸渡尾根を進んでいきたいと思います!
モリモリ登っていくと、国師ヶ岳、黒金山方面の景色が見えてきました!
アッチも登りたいですね~~
よっ!富士山日本一!!
富士山と広瀬湖のコラボが美しいですね~♪
綺麗な富士山が見れて私は幸せ者です♡
広瀬湖のアップになります!
空気が澄んでいる時期に三宝山、甲武信ヶ岳へ登るとご褒美タイムを得る事が出来ます!
夏は毎日夕立なので、奥秩父の登山は春と秋がおすすめでございます。
景色に癒されながら進んでいくと、登山ルート上に霜がモリモリでした。
10月上旬ですが、朝晩はかなり冷えますからね~
そんな感じで道の駅みとみから見えていた木賊山への分岐に辿り着けました!
さ~三宝山、甲武信ヶ岳の前衛である木賊山へ向かいたいと思います!
分岐から緩やかな登山ルートを進むと木賊山の山頂に辿り着けました!
木賊山の標高は、2,469mになりまして、かなり標高が高いです。
木賊山の山頂は、樹林帯になっているので展望はありません。
ただ、風もないので休憩するのに良いかと思います。
木賊山から甲武信小屋へ向かうと目指す甲武信ヶ岳、三宝山、三宝岩方面の景色を見る事が出来ます!
中央右手に見えているので埼玉県最高峰である三宝山になります。
小さく三宝岩み見えてますね~
甲武信ヶ岳から金峰山方面に延びる奥秩父主脈縦走路の様子になります!
久しくテント泊縦走していないので、ボチボチ何処かで歩きたいですね~
八ヶ岳も綺麗に見えておりました!
いや~見ていると登りたくなってしまいますよね~
左のピークが国師ヶ岳で中央奥が金峰山でございます!
絵になるお山でございます!!
金峰山の山頂に鎮座する五丈石も見えております!
山頂には登山者が多く訪れているんでしょうね~
そんな感じでお目当ての甲武信小屋に到着でございます!
多くの登山者が休憩してました。
甲武信小屋の水場になります!
有料になっておりまして、1L100円になります。
甲武信小屋の水場まで行く事も出来るのですが、だいぶ歩くので・・・。
こちらが甲武信小屋の売店の様子になります!
ビールが600円、氷結が500円、コーラなどのソフトドリンクが400円でした!
お菓子やつまみ系も売って今いましたので、小屋泊、テント泊の強い味方ですよね!
こちらが甲武信小屋のテント場になります。
約30張ほど張れるのですが、週末は大混雑するので、早めの到着が吉になります!
甲武信ヶ岳登山とルートの詳細と景色について
甲武信小屋を満喫したところで、メインディッシュの1つであります甲武新ヶ岳へ登りたいと思います!
甲武信ヶ岳を目指して登って行くと、ルート上から木賊山が綺麗に見えてきました!
少し霞んできましたが、富士山の景色も絶好調でした!!
富士山の手前のピークが黒金山になります。
黒金山は、綺麗な山容をしてますよね~!
甲武信小屋から10分程登れば甲武信ヶ岳の山頂に到着でございます!
甲武信ヶ岳からの景色になります!
いや~~甲武信ヶ岳から国師ヶ岳へ縦走したくちゃう景色ですよね~!!
やっぱり、奥秩父は山深く静かで大好きな山域でございます♡
甲武信ヶ岳の山頂は、登山者で溢れかえっておりました!!
この景色を眺めに登りたく気持ちが痛いほど分かります!
本来ならば甲武信ヶ岳で昼食をとるのが王道ですが、ここから三宝山を目指して登山をスタートしたいと思います!
三宝山への登山とルートの詳細について
名残惜しいですが、甲武信ヶ岳から三宝山を目指して登山をスタートしたいと思います!!
三宝山への登山ルートは、奥秩父らしい樹林帯を歩いて行きます!
登山者も少なく静かなルートが続き心が洗われるような時間になりました!
地味にキツイ登りをこなすと本日のお目当てであります三宝山の山頂に到着しました!
三宝山の標高は、2,483mで埼玉県の最高峰になります!
道標も埼玉県になっておりまして、埼玉県の自己主張を感じられる立派な作りをしてますよね!
三宝山の山頂からの富士山と手前のモッコリが甲武信ヶ岳になります!
この景色が見たくて三宝山へ登った感じです!
紅葉と富士山、甲武信ヶ岳の景色が素敵ですよね♡
三宝山の山頂から大山、十文字峠へのルートがあります。
十文字峠で営業している十文字小屋も久しく出没していないので、テント泊したいですね~
三宝岩への登山ルートと景色、甲武信小屋への巻き道について
本日のランチスポットであります三宝岩へ行きたいと思います!
三宝岩への登山ルートは、少し分かり難いのですが、三宝山からとても近いのでセットで訪れる事をおすすめいたします!
ちなみに三宝岩へのルートになりますが、三宝山から甲武信ヶ岳へ少し戻り、この倒木の右手に薄っすらです踏み跡があります。
山頂直下の急坂の手前ら辺に入口がありますので、その付近で西側を見ながら歩いていると分かるかと思います。
三宝山~甲武信ヶ岳への登山道から逸れて2、3分ほど歩くと三宝岩が見えてきます。
三宝岩の三角窓でございます!
女性のスカートの三角地帯みたいでムラムラしてしまうのは私だけではないはずです!!(???)
え~~・・・そんな感じで三宝岩からの景色になります!
甲武信ヶ岳からの景色とはまた違った角度になるので新鮮ですよね!
奥秩父の絵画になります!
絵心がない私ですが、三宝岩の三角窓があるのでヘッチャラでございます!って、何がヘッチャラなんでしょうかね!?(笑)
三宝岩からの景色がとても好きで、甲武信ヶ岳、三宝山へ来ると必ず寄ってしまいます。
アレが有名な三宝岩ですかね?
確かに3つの宝が眠る巨根岩ですよね♪(?)
腹が減ったので三宝岩で貧乏ランチを食べたいと思います!
それにしても甲武信ヶ岳、三宝山の山頂とは大違いなほど静寂に包まれております。
三宝岩を彩る貧乏セットになります(笑)
さ~腹ごしらえでございます!!
三宝岩のテラスを独り占めでございます!
いや~最高の時間でした!
富士山と甲武信ヶ岳に乾杯!ってな感じで、三宝岩を満喫しちゃいました♡
30%引きで三宝岩で小躍りしてしまったのは内緒ですよ♡
三宝岩で「不思議な踊り」を楽しんだのち、甲武信小屋へ戻るべく巻き道を使って向かいました!
巻き道とは言いつつ、シッカリと整備されていて歩き易い登山ルートになります。
甲武信ヶ岳から三宝山・三宝岩へ向かう時に便利なルートだと思います。
巻き道を5分ほど進むと甲武信小屋が見えてきます。
甲武信小屋の巻き道の入口になります。
フェンスがあるのですが、チョット分かり難い所に入口があります。
甲武信小屋から更に進み、次の白目スポットであります破風山を目指して進みたいと思います!
そんな感じで長くなってしまいましたので、破風山からバリエーションルートであります青笹尾根について書いていきたいと思います!
続きましては、今回登山をしました三宝山のルート・標高差・コースタイムについて書いてみたいと思います!
三宝山・三宝岩・甲武信ヶ岳登山のルート・標高差・コースタイム詳細
こちらが今回登山をした三宝山への登山ルートと標高差の地図になります。
登山をした日は、10月7日なりまして、暑くもなく寒くもない感じでしたが、風が強い1日でした。
標高差の地図の通り、甲武信ヶ岳への登山口(徳ちゃん新道)から甲武信ヶ岳山頂までは地味にキツイ急登が続きます。
甲武信ヶ岳から三宝山までの登山ルートは、比較的なだらかな稜線歩きになりますので、足取りは軽くなると思います!
今回は、三宝山から三宝岩へ寄り道したのですが、上記の登山ルートの写真の通り、入口が分かり難いのがネックになります。
また、三宝山(三宝岩)から甲武信小屋への巻道は、踏み跡明瞭なので迷わず行けると思います!
そしてこちらが今回登山をした三宝山・甲武信ヶ岳登山のコースタイムになります!
道の駅みとみ 6:53 → 6:58 西沢渓谷入口バス停 → 7:14 徳ちゃん新道登山口 7:18 → 8:22 徳ちゃん新道分岐 → 9:22 戸渡尾根分岐 → 9:26 木賊山 → 9:36 甲武信小屋 9:38 → 9:49 甲武信ヶ岳 9:53 → 10:17 三宝山 → 10:23 三宝岩 10:57 → 11:20 甲武信小屋 11:22 → 11:32 木賊山まき道分岐
甲武信ヶ岳の登山口である徳ちゃん新道から、甲武信ヶ岳の山頂までのコースタイムが約3時間弱、三宝山までのコースタイムが3時間になりました。
甲武信小屋には水場とトイレ(共に有料)がありますので、休憩に最適だったりします。
甲武信小屋から甲武信ヶ岳を経由して、三宝山、三宝岩へ登り、戻ってくるのに掛かるコースタイムは、約2時間になりますので、参考になれば幸いです。
今回の登山ルートは、十分日帰り登山で楽しめますのが、時間とお金に余裕があるならば、甲武信小屋や十文字小屋で1泊するのもアリかと思います!
まとめ
久しぶりに登った甲武信ヶ岳ですが、相変わらずの急登の連続に白目になってしまい、足腰とヒゲから悲鳴が上がってしまいました。
紅葉には早いかな~っと思ったのですが、所々で最盛期を迎えている木々もあって、目の保養になりました!
お気に入りの三宝岩でランチも取れて、甲武信ヶ岳、三宝山登山を満喫する事が出来ました!
そんな感じで次回は、今回の甲武信ヶ岳・三宝山登山のメインディッシュであります「青笹尾根」について書いていきたいと思います!
青笹尾根は、バリエーションルートになるのですが、前から歩いてみたかったコースなだけに楽しみにしておりました!
実際に青笹尾根を歩いてみると、非常に雰囲気の良い登山ルートに「ウットリ♡」の連続となりました!!
三宝山への登山の後の下山で利用した青笹尾根について詳しく書いた続きの記事になります!
バリエーションルートになりますので、ご利用は計画的に!
栃本から入山し、三宝山、甲武信ヶ岳へ登山した時の記事になります!
静かな登山ルートが続くので、人間嫌いな登山者におすすめです!(笑)