- 丹沢三大急登風巻尾根・袖平山・姫次登山について
- 風巻尾根・袖平山・地蔵尾根の動画
- 風巻尾根・袖平山・姫次登山の日程・天候・メンバー・アクセス
- 丹沢三大急登風巻尾根のコースタイム・登山コース標高差
- 姫次登山の山行写真と周辺の様子
- 袖平山登山の様子について
- 丹沢三大急登風巻尾根登山・風巻ノ頭の様子と紅葉について
- まとめ
丹沢三大急登風巻尾根・袖平山・姫次登山について
前回に引き続き、今回も丹沢三大急登に数えられている「風巻尾根」と丹沢屈指の難ルートである「地蔵尾根」にスポットを当てた記事を書いてみたいと思います!
風巻尾根は、「丹沢三大急登」と時々聞くのですが、他の2つは全然耳にしたことがございません。
むしろ、丹沢山塊は、どこの登山口から登っても「急登」ですので、あまり意味を成さないような気がするのは私だけでしょうかね!?
丹沢山塊の「一般登山道」、「破線ルート」で限定すると、個人的には下記3つがかなりの急登かな~と思っております。
- 地蔵尾根 (前編)
- ユーシンロッヂ~大石山
- 蛭ヶ岳南稜尾根
この3つの中にある蛭ヶ岳南稜尾根は、私の持っている2009年の丹沢の地図ですと「破線ルート」なのでエントリーしました。
この3つの登山道につきましては、色々なご意見があるかとは思いますが、今回の「風巻尾根」も中々の急登で、登りで使うと酷い目に遭うことは間違いございません!
「ドMな乙女心」を持ち合わせた登山者にとっては「至福の尾根」だと思うのですが、久しぶりに下りで歩いた風巻尾根の破壊力を思う存分味わうことができました!
そんな感じで後編は、地蔵平~原小屋沢~姫次~袖平山~風巻尾根~風巻ノ頭~神ノ川ヒュッテになります!
こんな風巻尾根・袖平山・姫次登山の後半戦になりました!
地蔵尾根の前編記事
こちらが神ノ川ヒュッテから地蔵尾根~地蔵岳へ登った前編の記事になります!
風巻尾根以上に急登が続く地蔵尾根でした。
風巻尾根・袖平山・地蔵尾根の動画
上記写真を押すと、今回歩いた風巻尾根・地蔵尾根・姫次・袖平山の動画が観られます!
地蔵尾根の取付(登山口)までの様子や、徒渉の感じも動画から察する事が出来ると思います!
また、風巻尾根を始め、袖平山、姫次周辺の紅葉がとても素晴らしく、そちらも動画で撮ってますので、登山の参考にしてみて下さい!
特に姫次周辺の落葉松の紅葉が絶品でした!
写真だけですと、中々登山の様子が伝わらないかと思いますので、動画の方で確認して頂き、山行のご参考になれば幸いです!
風巻尾根・袖平山・姫次登山の日程・天候・メンバー・アクセス
登った日:11月12日(日) [日帰り]
天 候:晴れのち曇(風が結構冷たかったです。防寒対策がぼちぼち必要です)
メンバー:私含めて3名
交通手段:アクセスにつきましては、前編に記載
前編でも書きましたが、風巻尾根を利用する場合、神之川ヒュッテを起点にすると、色々とコース取りが出来ますので便利だと思います!
袖平山・姫次まで行くのに神之川ヒュッテは最短ルートになると思います!
しかし、風巻尾根は急登ですので、そちらをよく考慮してコースを設定してみて下さい!
丹沢三大急登風巻尾根のコースタイム・登山コース標高差
地蔵平 11:48 → 11:54 原小屋平 → 12:12 姫次 12:21 → 12:27 萩ノ丸 12:28 → 12:39 袖平山 13:00 → (風巻尾根) → 14:42 風巻ノ頭 → 15:32 矢駄尾根登山口 → 15:40 神ノ川ヒュッテゲート前登山口
こちらが後編で歩いた丹沢三大急登の1つである風巻尾根と袖平山、姫次登山のコースタイムになります!
何度も書きますが、風巻尾根は急登になりますので、コースタイムに余裕を持たせて臨んでください!
後編で歩いた地蔵平~原小屋平~姫次~袖平山~風巻尾根~風巻ノ頭~神ノ川ヒュッテまでの登山ルートと標高差になります!
風巻尾根を下りで利用しましたが、凄い標高差ですよね~・・・。
「膝壊しの尾根」という別名を付けたい感じの時間帯になりました!
姫次登山の山行写真と周辺の様子
なんだか地蔵平で昼ご飯を食べていると、デビルが降臨してきそうな空模様になってきました・・・。
風も冷たく寒いです。
風も冷たく寒いので、原小屋平・姫次を目指していきます!
ここでよ~やく丹沢主脈縦走路と合流しました!
道標についているマーキングが意味深ですが、私が撮っている位置から地蔵尾根の下降点は行けれませんので注意です!
※藪が凄いので面倒臭いです。
少し進めば原小屋平でございます。
昔、こちらに山小屋があったそうで、雰囲気が良くてGさんのお気に入りだったみたいですが、現在は跡形もありません。
写真正面付近に「水場」の入口があるのですが、大腸菌等も検出されているみたいですので、給水はお勧めしません。
さ~ここまで来れば姫次は近いです!
そんな感じで姫次からの桧洞丸の写真でございます!
落葉松の紅葉が絵になりますね~(´∀`*)
青空の下で見たかったですが、それでも姫次の落葉松の紅葉は極上な美しさでございます!!
この時期でないと見れない景色ですよ!
正面のモッコリが丹沢最高峰の蛭ヶ岳です!
見る方向によって雰囲気が全然違いますよね~
それにしても姫次の落葉松の紅葉は見事です!て、しつこいですかね?(笑)
丹沢主脈縦走路の北の要衝にある姫次でございます!
天気が良ければ姫次からは富士山の展望も素晴らしく、ベンチもあるので休憩するには最高の場所でございます!
何度見ても美しい桧洞丸の景色でございます!
先週、丹沢主脈・丹沢主稜縦走したのですが、桧洞丸中腹の紅葉はまだ見頃っぽいですね~
渋沢駅~丹沢湖(丹沢主脈・丹沢主稜縦走)まで歩いた登山の記録になります!
良かったら登山のご参考にしてみてください!
袖平山登山の様子について
袖平山・風巻尾根へ向かう途中も、展望が良いところを通るので、丹沢主脈縦走路をモリモリ眺めることが出来ます!
桧洞丸をはじめ、丹沢主稜の山並みも綺麗にみることが出来ます!
天気が良ければ最高なんですけどね~・・。
雨が降らないだけでもマシですかねf^_^;
袖平山まで、こんな感じの雰囲気の良い縦走路が続きます!
それにしても登山者が少なくて静かで最高ですね~!
皆様、風巻尾根の急登に恐れをなして袖平山へ登らないのでしょうかね?(笑)
アップの蛭ヶ岳です!
今日は、多くの登山者で山頂はお祭り状態なんでしょうね~
先週も、かなり混んでましたからね~・・・。
袖平山周辺からの大好きな丹沢山塊の景色でございます!
丹沢山塊は標高こそ2,000mに届かず低山ではございますが、数多くの急登が待ち構えている侮れない山域でございます。
こちらの丹沢山塊で私の登山人生がスタートしたのですが、容赦なく鍛えてくれた師匠のような山でございます。
袖平山周辺にも落葉松の木が多く、紅葉のシーズンになると黄金色になります!
今年の落葉松の紅葉は、例年と比べ色付きが綺麗ですね!!
地味なアップダウンをこなすと、袖平山(標高1,431m)に到着でございます!
袖平山北尾根を歩いてみたいので、機会作って出没したいと思います!
こちらが袖平山北尾根の入口付近になります。
未踏なもので、いつか歩いてみたいルートの1つです!
袖平山から道志の方に抜けれるみたいです。
袖平山からの展望になります!
右手に見えるのが大室山、左手が桧洞丸ですね!
いや~景色が良いですね!!
袖平山山頂周辺の落葉松の紅葉も、なんとかまだ見ることが出来ました。
今週で終わってしまいそうな感じですので、登山を考えている方は早い方が良いと思います!
丹沢三大急登風巻尾根登山・風巻ノ頭の様子と紅葉について
これから歩く丹沢三大急登の1つである風巻尾根でございます!
凄い急な場所はまだ見えておりません。
手前右手の小ピークが「風巻ノ頭」になります。
それにしても、桧洞丸・大室山の雄大な景色が素晴らしいですね(´∀`*)
風巻尾根の落葉松の紅葉が本当に絵になります!
クルシミマスのツリーに使いたいくらい綺麗な落葉松の紅葉ですよね(笑)
紅葉も鮮やかな色で出迎えてくれました。
日本人に生まれてきて本当に良かったよな~と思ってしまいます。
風巻尾根も紅葉する木々が地味に多く、目を楽しませてくれます。
風巻ノ頭を目指していると、1ヵ所鎖場があります。
難しくはないですが、濡れていると滑って怖いかもしれません。
風巻尾根の標高が下がってくると、紅葉の見頃地帯に突入しました!
いや~美しいですね~(´∀`*)
ぼちぼち見納めなので、シッカリと紅葉の姿を焼き付けておかないとイカンですよね~♫
四季のある日本に生まれて本当に良かったです!
それにしても結構な急坂が続きます・・・。
そんな感じで風巻ノ頭に到着です!
「丹沢三大急登」とは記載されてませんが、「屈指の急登です」と風巻尾根を紹介してますね。
折角の風巻ノ頭ですので、こちらで一本入れることにしました!
いや~風巻尾根の急坂が今から怖いですね~・・・。
こんな感じにベンチや東屋もあるので、休憩するにはもってこいです!
丹沢三大急登風巻尾根で疲れた体を、ここで休んでくださいと言う、行政の優しさなのかもしれませんよね~~
後編のメインディッシュである風巻尾根の急坂が始まりました・・・。
風巻尾根はよく整備されているのですが、膝を壊しにかかってくる急斜面で、下りでもかなり疲れるルートです。
風巻尾根の紅葉も少し早いもあったりしますので、暫く楽しめると思います!
登山口に近づいてくると、益々傾斜がきつくなってきます。
なだらかになると風巻尾根の登山口は近いです!
意識不明になる階段の急登が永遠と続きます・・・。
登りで使いたくない風巻尾根でございますf^_^;
この橋を渡れば風巻尾根の入口になります。
渓谷の紅葉が本当に綺麗でした!
こちらが風巻尾根の登山口です。
大きな看板もあるので、見落とすことはないと思います!
神ノ川ヒュッテ近くのゲートまで戻ってきました。
このゲート周辺に路上駐車できるのですが、紅葉や新緑の季節になると、時々警察の取り締まりがありますので、300円掛かりますが、神ノ川ヒュッテに駐車することをお勧めいたします。
私は捕まったことはないのですが、知り合いで1名おりますので・・・。
神ノ川ヒュッテ周辺の紅葉は、これから見頃を迎えると思います!
意外と宿泊者(テント泊)が多くて驚きました。
まとめ
結局、姫次から袖平山・風巻尾根は登山者とは殆ど会わず、静かな山歩きを楽しむことが出来ました!
姫次の紅葉がボチボチ終ろうとしてましたが、それでも綺麗な落葉松の紅葉を見れて癒されました!
風巻尾根の下りは、分かっておりましたが結構強烈で膝や腰に負担になるな~と思わされる急坂でした。
やっぱり、風巻尾根を登るのはチョッと嫌ですね~・・・。
地蔵尾根・風巻尾根を次回歩く時は、季節を変えて出没したいな~と思っております!
スリリングで少し危ないルートですが、丹沢の登山道の中ではお勧めですので、刺激が欲しい登山者に歩いて欲しいな~と思います!
登山の膝痛・関節痛の原因と対策について書いた記事になります!
飲み薬になるのですが、効くので定期的に飲んでおります!
膝痛に悩んでいる方がいましたら、良かったらご参考にしてみて下さい!