登山の挨拶とルールとマナーについて
前回の登山マナーとルールの続きまして、今日は「登山中の挨拶」、「梯子・鎖場等の危ない所での安全マナー」について書きたいと思います!
「マナー」、「ルール」と堅苦しい事を書くのもアレですが、登山には「リスク」が付きまといますので、「安全登山」のためのルールがいくつか存在します。
色々なパターンがあるので一概には言えない部分があるのですが、今回も「初心者向け」の内容を書いてみたい思います!
前回の登山マナーについて書いた記事になります!
登山中のトラブル防止につながるかな~と思いますので、良かったらご参考にしてみて下さい!
それにしても、お盆休み、山の日も迫ってきましたが、気になるのが連休中の天気ですよね。
皆様も台風の動きに一喜一憂しているのではないでしょうか!?
お盆休みが、登山を楽しむ1つのピークになる時期ですので、出来たら晴れて欲しいものですよね!
「アオヒゲ真理教自称教祖」な私なので、お盆休み中の快晴祈願を激しく行いたいと思っております。
そんな快晴祈願に賛同して下さる方がいましたら、随時「お布施」、「初穂料」を受け付けてますので、遠慮なくご連絡ください(笑)
このオジサン、どうやら資金繰りが苦しいそうな感じですが(万年金欠病です)、「登山のルールと安全」に移らせて頂きます!
登山道での挨拶とルールについて
街中で知らない人に挨拶する事はほぼありませんが、何故か山の中で登山者と会うとしちゃいますよね!?
挨拶した時に感じが良い方だと、その場で少しお喋りしてしまう事もありますので、不思議なものですよね。
私が登山を始めた時に、知らない登山者が挨拶してくる光景に、少し驚いた記憶があります。
何を勘違いしたのか、
「私も知らない人に挨拶されるようなビックな人間になったんだな~」
「きっと、地道な地下アイドル活動(?)が功を奏したんだろうな」
「女性にはモテないけど、昔からオジサンには愛されキャラだったしな~」
「仕方がない。お尻ぐらいは貸してあげようかな!?」
色々な勘違いが重なってしまい「痛いオジサン」に変身しいた時間帯だったのですが、山の中ですれ違った人に挨拶するのは普通であり、重要である事を直ぐに知りました。
なぜ、登山道ですれ違う方と挨拶するかご存知でしょうか?
諸説あるのですが、よく言われているのが
「挨拶する事により、すれ違った登山者に自分の顔や服装、特徴などを覚えてもらえる確率が上がるため」
になります。
何故、人相や特徴を登山者に覚えてもらう必要があるかと申しますと、山で自分が遭難した時に、有力な情報になり得るからです!
行方が分からなくなると、「お尋ね者」ではないですが、遭難者の顔写真や特徴などが掲示され捜索の資料として使われます。
その時に「あ!あの時に見たアオヒゲのおじさんだ!!」てな感じに覚えてもらいやすくなるのが、登山中の挨拶になります。
声をかえて貰えると、ついつい顔をみてしまいますし、好みの女性だと、全身舐め回すように見てしまいますよね!?
え?それはお前だけだろ!?
いやいや、ここは皆様、私の援護射撃をするところですぞ!!(笑)
も~私は「脚フェチ」、「制服フェチ」なもので、も~子供のような眼差しで見つめてしまいます!
なんだか分からなくなってきましたが、登山中にすれ違う登山者と「こんにちは~!」と、挨拶しておくと、もしかすると自分の身に良い事が起こるかもしれません。
しかしながら、登山者が多い山域で、マメに挨拶をする意味があるのかと聞かれると、少し疑問なところもあります。
引っ切り無しに登山者とすれ違うような所で挨拶しても、ま~覚えてもらえる事は稀だと思います。
よっぱど覚えやすい顔だったり、特徴がある方でないと、記憶に残らないですよね。
私みたいに一本眉毛(別名虹の架け橋)で、アオヒゲに光沢があると、非常に覚えやすい顔かな~と、自己解析しております。
ガチャガチャで奇天烈な感じに私を産んでくれた母親に、感謝しかございません!
すれ違う登山者に挨拶するのは良い事だと思いますが、相手が斜面を登っている最中や、写真撮っていたり、靴紐を結んでいる時は(なにか作業している時)、挨拶する必要はないと思います。 個
人的には、そんなシチュエーションの時に挨拶されても・・・てなります。
また、息が上がって苦しい時は、会釈したり、ニコッと笑ったり手を軽く上げてジェスチャーするだけで十分です。
梯子・鎖場のルールと安全マナーについて
登山道につきものなが「鎖場」、「梯子」ですよね。
高度感がある急な斜面や岩場に設置されていることが多いので、山登りに慣れていないと怖い場所になりますよね。
登山道の中でも危ない部分になりますので、一応、ルールが存在します。
登りが優先になるのは、前回の記事でも書きましたが、一番やってはいけないことが、 「連なって登らない、下らない」 になります。
簡単に書くと、梯子・鎖場で上り下りするのは、基本一人だけになります。
同じ鎖を使って二人、三人と登ったり下ったりすると、鎖が揺れて危ないですし、もし、手や足を滑らして落ちてしまうと他の方を巻き込んでしまいます。
また、梯子や鎖場は、険しい所に設置されている関係で、落石が起きやすい場所とも言えます。
掴んだ岩や、足を置いた場所が崩れたりすることもありますので、梯子、鎖場での上り下りは一人だけになります。
二人、三人と連なって梯子や鎖場を上り下りしている現場を目撃することがあるのですが、危ないので注意していただけたらと思います。
こんな事情もありますので、梯子や鎖があるところは登山者で渋滞になることが多いです。
なかなか進まずイライラしてしまいますが、登山の安全を考えると大事なルールかな~と思っております。
狭い登山道で道を譲る時は山側へ寄るのがルール!
広い登山道なら問題ないのですが、狭い崖等の場所で登山者とすれ違うときにもルールが存在します。
勿論、登山道等の状況によって変わりますが、「基本」を知っておけば、すれ違う相手と「阿吽の呼吸」で対処できますしね!
こんな感じの崖がある狭い登山道を歩いていると、正面から登山者が自分の方に向かってくるシチュエーションってありますよね!?
ドラマのように、そのまま向かってくる相手を抱きしめて、チュー♡出来れば最高なのですが、大抵「変なおじさん」であることが多いです。
抱きしめたくない相手の場合、どっち側に寄って対向者とすれ違ったほうが良いと思いますでしょうか!?
正解は、図のとおり自分が山側(赤丸)に寄って立ち止まり、すれ違う方が崖側を歩くのが1つのルールとなっております。
時々真逆な事をしている登山者を見かけるのですが、非常に危なっかしいです。
何故、山側(斜面)に寄るかというと、立ち止まって待っている方が崖側にいると、すれ違う時にぶつかって崖に落とされてしまう可能性があるからです。
道を譲る方が山側に寄って立ち止まっていれば、すれ違う方に自分からぶつかる事はありませんので、崖方面に押し出すことはないからです。
また、すれ違う時に、何かの拍子で相手が滑落した瞬間、かなりの確率で道を譲った方に掴まろうと(道ずれ)すると思います。
それを防ぐためにも、山側に寄って道を譲る際には、必ず何かに掴まって(踏ん張って)巻き込まれても大丈夫なようにしておく事が大事かな~と思います。
知らない登山者と道ずれになり、「さようなら~」になるのは嫌ですよね。
狭い登山道で道を譲る時は、出来るだけ幅が広く、安全と思える場所ですれ違いたいものですよね。
登山の怪我予防のまとめとセミナーについて
とても初歩的な内容になってしまいましたが、登山道を安全に歩くためにも、守らなければならいルール・マナーかな~と思っております。
登山中は、想定外の出来事が頻発しますし、マニュアル通りいかないことが多いです。
しかしながら、将棋の世界と一緒で「定石」を踏まえた上で、いかに状況を見定め、安全に配慮をしつつルールを崩していくかが、登山の魅力でもあり、怖い所なのかな~と思っております。
ガチガチにルールやマナー縛られてしまうと、それこそ危ない場面もありますしね。
己の総合力が試されるのが、登山の魅力の1つだと私は思っているのですが、一番大事なのは「安全に下山する事」ですので、自分は勿論の事、周りの登山者を危険な目に遭わせないためにも、ルールとマナーはシッカリ押さえて怪我予防に努めたいですよね!
そんな感じで少し話が変わるのですが、数日前に、Twitterで少し触れた通り「防災と山飯(やまごはん)」について、講演会(セミナー)みたいなことをしてきました。
当日は、19名の方が参加してくださいまして、私自身、とても良い勉強になりました。
正味50分間お時間を頂いたのですが、眠くなるだろうと思い、話20分、残り30分はアレやソレやにしました。
見つめられると、何故か濡れてしまう体質なのですが、今回「水」について少し触れたのですが、ここのところ災害が多いので、食いつきが良く驚いてしまいました。
「自己紹介」で書いてますとおり、何故か「公害防止管理者の水質」という資格を持っております。
この資格について簡単に書くと「汚れた水を如何にして綺麗にするか」を色々な角度から勉強し知識を深める資格になりまして、会社や工場等には有資格者が必要なものになります。
登山・アウトドアにおいても「水」はとても貴重なものですので、趣味と実益を兼ねた資格であり、こんな機会に役立つとは思いもせず、勉強して本当に良かったと感じました。
頭が悪いので、資格を取得するまで3年間も掛かってしまったのですが、「芸は身を助ける」ではないですが、そんな風に感じた時間となりました。
パクられるとアレなので、ブログの記事にはしませんが、まさか「お話をする側」に立つとは思ってもみませんでした。
これからも色々な分野に挑戦し、撃沈したいな~と思っております!
Twitterだと書ききれないので、こちらで簡単にご報告でございます!