- 富士見平小屋でテント泊した経緯について
- 富士見平小屋へのアクセス・テント泊料金・水場・トイレについて
- 富士見平小屋へのアクセス・駐車場・テント場の混雑について
- 瑞牆山登山と富士見平小屋周辺の動画と日程・天候・メンバー
- 瑞牆山登山ルート・標高差(瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山~金峰山)
- コースタイム(瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山)
- 瑞牆山荘から富士見平小屋のテント場までの登山ルート詳細
- 瑞牆山登山ルートの詳細について
- まとめ
富士見平小屋でテント泊した経緯について
異動で引越しが決まった相方が、週末に神奈川へ来るとのことで、心残りである「瑞牆山」と「金峰山」に登りたいと言い出し、出来たら「富士見平小屋でテント泊をしたい」と要望があったもので、急遽出没することになりました。
「瑞牆山」と「金峰山」につきましては、他の方と行く計画を立てていたのですが、今回は急な話だったので二人で登る事にしました。
この時期にしては珍しく、土・日曜日が快晴の予報で、富士見平小屋のテント場は凄い混雑になるだろうな~と思っていたのですが、案の定、団体様が多く山の中とは思えない賑わいでした。
特にピチピチしている若い子が多く、私も仲間に入りたかった・・・。
また、折角瑞牆山に登るならと思い、前から温めていたルートの1つである「瑞牆山東尾根(東稜)」を歩いてみることにしました。
瑞牆山東尾根は、奥秩父バリエーションルート(一般登山道ではないルート)になるのですが、山深く起伏に富んだ楽しいコースでした!
しかしながら、バリエーションルートになりますので、ある程度山慣れしている方ではないと、おすすめ出来ないコースになります。
瑞牆山東尾根については、別途詳細に書きたいと考えておりますが、登山初心者の方は、安易に使わないようにしてください。
1つの目安としては、コンパス、地形図を読める程度の登山知識(技術)は必須になります。
そんな感じで、富士見平小屋でのテント泊と瑞牆山登山(東尾根)に移りたいと思うのですが、これから更にテント泊のシーズンになりますので、今回は富士見平小屋の料金・水場・トイレの様子と、瑞牆山への登山ルートについて詳しく書いてみたいと思います。
次回、中編で瑞牆山東尾根の詳細、後編で金峰山登山の3部作でいきたいと思います!
※2020年5月1日加筆
新型コロナウイルの感染拡大に伴い、富士見平小屋での宿泊は休止中になっております。
しかしながら、小屋の売店と、テント泊は通常通り営業しているそうです。
緊急事態宣言の延長により、富士見平での宿泊は当面できないと思いますので注意して下さい!
※コロナも収束し、2024年現在、問題なく営業中です!
富士見平小屋へのアクセス・テント泊料金・水場・トイレについて
こちらが今回テント泊でお世話になった、富士見平小屋になります。
名前のとおり、天気が良いと富士山を見ることのできる山小屋になります!
富士見平小屋のテント泊料金は、1張1,000円になっておりまして、金峰山の途中にある大日小屋の幕営料もこちらで払うシステムになっております。
ちなみに大日小屋のテント泊料金は、1張500円になってますので、富士見平小屋の幕営料の半額になります。
富士見平小屋から大日小屋まで、約1時間の道のりになりますが、静かで良いテント場です!
小屋の宿泊料金ですが、冬季の場合(11月~4月末)、暖房費として別途500円掛かりますが、それ以外は素泊まりで税込7,000円、1泊2食で13,000円になっております。
※2024年11月1日現在の料金です。
自炊小屋はないですが、宿泊者の食事が終ったあとに食堂を開放してくれるそうなので、相談すると良いかと思います!
そしてこちらが富士見平小屋の水場になります。
テント場から歩いて3分ほどのところに水場が有るのですが、水量豊富でとても冷たく美味しい水になります。
富士見平小屋の水場は、通年枯れる事はありませんので、安心して利用することが出来ます。
水を汲みに行く場合は、足場が少し悪いのでサンダルで行かないほうが無難だと思います。
また、こちらが富士見平小屋のトイレになります。
小屋泊、テント泊の利用者は、トイレの代金も含まれておりますが、それ以外の日帰り登山者の場合は、使用料として1回100円必要になります。
男性のトイレの場合、大・小の2つあるのですが、トイレ渋滞がシバシバ起こりました。
富士見平小屋の利用者の数からすると、トレイが足りないのではないかな~と思えてしまうほど混雑いたします。
モジモジしている姿も可愛いものですが、それでも女性はちょっと大変だと思います。
特に出発前の朝の時間帯は、トイレ渋滞がすごい事になりますので、ギリギリまで我慢するのは本当に危険な行為になります(苦笑)
ま~ギリギリまで粘った後の開放感といったら、言葉にならないものがありますが、「なんとか間に合った~♡」みたいな事態になりたくないですよね(笑)
富士見平小屋のトレイには、十分過ぎるほど紙が置いてありましたので、持参する必要はありません。
現在の富士見平小屋の経営者とは全く関係ないのですが、悲惨は殺人事件が過去に起きた現場として有名な山小屋になります。
そちらも含めて記事にしてますので、良かったら参考にしてみてください!
同じような事件を防ぐためにも、とくに山ガール(女性単独登山者)に読んで欲しい内容です。
私みたいな変態登山者が山には必ずいますので、十分注意してくださいね!
富士見平小屋へのアクセス・駐車場・テント場の混雑について
富士見平小屋へのアクセスの基点になるのが、瑞牆山荘になるかと思います。
瑞牆山荘周辺には、無料の駐車場があるのですが、週末になると大混雑し、停めれない事が多くあります。
林道の路肩に停める様な事態になってしまいますので、早めの到着が良いかと思います!
また、1時間に1本の割合でJR韮崎駅から瑞牆山荘まで路線バスが出ております。
韮崎駅~瑞牆山荘までのバス料金は、2,060円になってまして、ICカードは使えず現金払いになります。
バスを利用してのアクセスの時間は、約1時間30分になりますので、座れないとかなり辛い時間になるかと思います。
そんな富士見平小屋ですが、テント場の混雑は週末特に酷くなります。
夕方の富士見平小屋のテント場の様子になるのですが、平地はほぼテントで埋まってしまいました。
富士見平小屋のテント場では、約100張設営が可能ですので、混雑して張れない事は少ないと思いますが、フラットで条件の良い場所は、到着が遅いとないと思います。
瑞牆山登山と富士見平小屋周辺の動画と日程・天候・メンバー
上記写真を押すと、今回登った瑞牆山・瑞牆山東尾根・富士見平小屋周辺の動画を観ることができます!
金峰山や、南アルプス、八ヶ岳方面の景色がとても綺麗な1日にでした。
天気が良い日に瑞牆山登山はおすすめですので、是非、出没してみて下さい! 瑞牆山周辺の動画が、登山の参考になれば幸いです。
今回のテント泊登山の概要は、こんな感じになっております。
登山日程:5月25日、26日(土、日)[1泊2日テント泊]
天 候:5月25日 快晴 とても暑かった。
メンバー:Sさんと私の計2名
瑞牆山登山ルート・標高差(瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山~金峰山)
今回歩いた瑞牆山・金峰山の登山ルート地図になります!
瑞牆山荘から出発し、富士見平小屋のテント場で設営したのち、瑞牆山へ登っております。
瑞牆山への登山ルートは、鎖場、梯子、浮石が多く歩き難いです。
落石を起こさない、貰わないよう十分注意して登ってください。
瑞牆山まで積雪・凍結はありませんので、アイゼンなどは不要です。
コースタイム(瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山)
瑞牆山荘 11:04 → 11:15 富士見平林道交差 11:21 → 11:29 富士見平林道終点 → 11:32 富士見平湧水 11:35 → 11:37 富士見平小屋(設営・昼食) 13:02 → 13:16 小川山・瑞牆山分岐 → 13:20 天鳥川出合1 3:22 → 13:24 桃太郎岩 → 13:59 大ヤスリ岩 14:14 → 14:17 瑞牆山 14:22 → 14:23 弘法岩黒森分岐 14:26 → 14:29 瑞牆山 14:56 → 16:48 八丁平登山道分岐 16:50 → 17:31 小川山・瑞牆山分岐 17:32 → 17:42 富士見平小屋
こちらが前編で歩きました瑞牆山荘~富士見平小屋~瑞牆山往復のコースタイムになります!
富士見平でテントを設営したり、ノンビリ昼食をとったりしてますので、コースタイムはかなりゆるいです。
瑞牆山登山ルートの核心部分は、桃太郎岩から大ヤスリ岩までの歩き難い急登になります。
大きな岩が多く、ルートが分かり難いです。
また、相方の体調が悪く、登山中のコースタイムはかなりゆっくりだと思います。
瑞牆山荘から富士見平小屋のテント場までの登山ルート詳細
韮崎駅から瑞牆山荘へ向かうバスに乗っていると、南アルプスの白峰三山、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳の雄姿を見ることができました!
いや~アッチに行けばよかったです(笑)
バスに揺られて1時間30分。
よ~やく富士見平小屋への起点になる瑞牆山荘に到着です。
ここのソフトクリームが美味しいので下山後におすすめです!
瑞牆山荘から富士見平小屋を目指していくと、正面に瑞牆山が見えてきます!
ゴツゴツしていてカッコEですよね!!
私のアレもあれくらいゴツゴツしていれば、山ガールたちを快楽に導けるのですが・・・(?)
地味につき坂を上り、富士見平小屋のテント場で設営してみました。
奥のテントが相方のモンベルステラリッジ2になりまして、手前のテントが私のパイネG-LIGHT Xになります。
男の子のテントは、ゴチャゴチャしているくらいが可愛いですよ♡
富士見平小屋のテント場の様子ですが、11:30頃でこんな混雑具合になります。
週末にフラットな場所にテントを張りたい場合は、午前中に富士見平小屋のテント場に到着しないと厳しいと思います。
なお、テント場の下のエリアは「女性専用テント場」になってまして、正面奥(金峰山方面)が「ファミリー専用テント場」になっております。
ラージメスティンで炊飯の準備をしてから瑞牆登山に向かいたいと思います!
ラージメスティンを使って生米からの炊飯については、別途記事にしたいと思います!
炊飯の事を考えていた腹が減ってしまい、テント場で昼飯にしてみました。
それにしても日差しが強くて暑い一日でございます。
瑞牆山登山ルートの詳細について
そんな感じで天鳥川を渡渉し、瑞牆山登山のスタートでございます!
天鳥川を渡ると桃太郎岩が目の前に見えてきます。
私のお尻のパッカリと良い勝負です!と、毎回この写真を見ると書いてしまいます(笑)
桃太郎岩の右隣から瑞牆山へのルートが続きます。
瑞牆山までは、こんな感じの鎖場が3、4ヵ所ほどあります。
登山者が多いと、この鎖場付近で渋滞しますので、譲り合いの精神が重要になります。
大きな岩や小さな岩がランダムにありますので、歩幅が合わず地味に体力を消耗していきます。
オジサンの尻のアップばかりで嫌になってしまった瑞牆山登山での時間帯でした。
この鎖場も雨が降ると結構滑りますので、滑落に要注意になります!
瑞牆山も滑落事故が多い山ですからね~
岩場で足を滑らせて滑落する方が後を絶ちません。
瑞牆山は、岩々とした登山の時間になりますが、登山の総合力を鍛えるのに打って付けのフィールドだと思います!
モザイク動画を何とかしたい時の修行に打って付けの瑞牆山と不動滝のブレブレ分岐でした。(?)
さらに続くよ岩々地帯!てな感じですが、瑞牆山の山頂直下まで岩歩きになります。
ついつい「ファイト!モッコリ!!」と掛け声を出してしまいます。
「アオヒゲンV」という栄養剤を発売してみたいです!(笑)
きっと、数秒で口の周りがアオヒゲになれる優れ物だと思います!
瑞牆山登山の最後を飾る梯子でございます!
アオヒゲンV!!
この梯子付近の赤矢印の所が「瑞牆山東尾根」の入口になります。
そちらのルートについては、次回中編で詳しく書きたいと思います!
さ~!Sさん初めての瑞牆山の頂上でございます!
山頂から飛び立つ準備は整ったかな?
ドカーン!
ニョキニョキ~~!!
ズドーン!
手抜きしすぎだよ~っと聞こえてきましたが、まだまだ瑞牆山登頂の喜びを擬音?でお届けしたいと思います!!
よっ!イケメンの登場だね!!て、石が飛んできそうで怖いですね(笑)
それにしても後ろの山ガールが可愛いかったです。
とっちゃん坊やみたいな髪型で生意気なSさんなのですが、なぜか憎めないキャラをしております。
登りたかった瑞牆山にこれて本当に良かったです!
彼にとって記憶に残る瑞牆山での登山の1日になったことでしょう。
そんな日に一緒にいれて嬉しい限りです。
明日登る金峰山です。
どんな景色が待っているか楽しみですね。
瑞牆山東尾根の景色になります。
さ~ガチなバリエーションルートの時間の始まりですね。
まとめ
久しぶりにテント泊をした富士見平小屋ですが、予想を上回る人数の多さにドン引きしてしまいました。
また、テントを張った場所が悪く、前後左右の宿泊者のイビキが凄まじく、正味1時間くらいしか寝れない夜になってしまいました。
煩いイビキ対策として、耳栓を持参したのですが、そんなアイテムを簡単に突き抜ける威力に、笑うしかありませんでした。
結局、寝られなかった事もありまして、翌日はいつも以上に頭がボ~~~っとしてしまい、大事な事を聞き忘れてしまいました・・・。
テント泊や山小屋泊の場合、環境が変わるので、いつも以上に寝つきが悪くなりますよね~
ここの所、睡眠の悩みがだいぶ解消したので止めたのですが、夏山シーズンに向けて、睡眠サプリメントでも始めようかしら!?と、思った煩い夜になりました。
こちらは夏に甲武信ヶ岳から金峰山・瑞牆山を縦走した時の記事になります!
富士見平小屋や、大日小屋でのテント泊について書いてますので、良かったらご参考にしてみてください!
そんな感じで、瑞牆山・金峰山登山は、次回中編に続きます!
中編で歩いた瑞牆山東尾根を歩き富士見平小屋でテント泊をした時の様子なります!
富士見平小屋でテント泊をし、金峰山へ登山した時の記事になります!
テント場の様子や板敷きのサイトについても触れてますので、良かったら参考にしてみてください!